数々のMCバトルで活躍し、今最も注目の集まるラッパーAuthority(アウソリティー)についてまとめました。
Authorityは1997年生まれ青森出身のラッパーです。
MCバトルで勝ち続けるAuthorityは、現在最も注目される若手フリースタイラーの1人です。
近年は、UMBやKOK(King of KINGS)、 凱旋MCバトル、 戦極MCバトルなど数々の大会で結果を残しています。
高校生ラップ選手権にも出場経験があり、MCニガリと並び高校生ラップ選手権出場者の中でバトルMCとして最も活躍している若手ラッパーです。
Authorityは戦極MCバトル 第21章で優勝しています。
戦極MCBATTLE 第21章
優勝は
AUTHORITY準優勝は
呂布カルマベスト4
NAIKA MC
ID#戦極最強 pic.twitter.com/zxASe3QPmP— 戦極MCBATTLE 公式 (@sengokumc) February 15, 2020
Authorityのプロフィール
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出生名 | 不明 |
アーティスト名 | Authority(アウソリティー) |
年齢 | 1997年/月/日(現在26歳) |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
出身地 | 青森県 |
事務所 | |
レーベル | |
公式サイト |
Authorityの読み方は「アウソリティー」
Authorityの読み方は、「オーソリティー」ではなく「アウソリティー」です。
「Authority」は英語で「権威」の意味を持つ言葉です。
由来は詳しく語られていませんが、ラップという手段で成功したい想いが込められているのかもしれません。
Authorityの高校時代
商業高校に入学するも、商業科目の単位を取れず留年し、4年間高校に通います。
高校2年生の頃からラップを始め、高校3年時(19歳)に高校生ラップ選手権に出場しました。
1回戦では、ラッパーのACEの弟であるLuizに3対2で惜しくも敗退しました。
Authorityのファッション
UMB青森予選。なんとか結果は三連覇できやした〜!!
決勝は本当に今までで一番に完全燃焼でしたが、戦ってくれた左流はじめ関わってくれた色々な方々の皆さんありがとうございました🙏
待ってろ年末☄️☄️写真は@lee_ishi pic.twitter.com/VuoQ6v1GFS
— AUTHORITY (@autho_rity_97) July 16, 2018
- Carhartt
- NOISE MAKER
Authorityのファッションの特徴はそのド派手さです。
上下どちらかに派手な柄を取り入れることが多く「Carhartt」や「NOISE MAKER」等のブランドをよく着用しています。
髪型に負けず劣らず自己主張のあるファッションです。
Authorityの髪型はツイストパーマ
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Authorityの髪型はなんと言っても「ツイストパーマ」です。
髪全体に強めのツイストをあて個性的で男らしい髪型になっています。
Authorityの注目度が上がっている中、髪型を真似する若者が増えています。
AuthorityのMCバトルスタイル
- UMB GRAND CHAMPION SHIP 2019 優勝(青森代表)
- KING OF KINGS 2019 FINAL:準優勝
- SPOTLIGHT 2019 優勝
- 凱旋MCバトル 2019 夏ノ陣 優勝
- 戦極MCBATTLE第20章 ベスト8
- 戦極MCBATTLE第21章 優勝
- 2022 BATTLE SUMMIT 優勝
Authorityのバトルの特徴
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Authorityのバトルの特徴はパンチラインで出す濁声です。
決めにいくような小節の尻で、がなるように畳み掛ける声でオーディエンスを盛り上げます。
また堅実かつ綺麗に韻を踏みつつも、即興性が高いことも彼の持ち味です。
ネタっぽさがなく、あくまでトップオブザヘッドにこだわる姿勢がラッパーからの評価にも繋がっています。
週末に黒石市から弘前のクラブまで通いスキルを磨いていました。
高校生ラップ選手権で一回戦敗退後から頭角を現す
Authorityは第11回高校生ラップ選手権に出場し、全国的に知名度を上げました。
その後も数々のMCバトル大会で活躍し頭角を表します。
【第11回高校生ラップ選手権】
1st ROUND
Aブロック 第3試合“Luiz vs Authority” pic.twitter.com/jNfK5s3l7G
— HIPHOP/レゲエ/ロック:チャンネル (@hipho_rap) May 9, 2017
高校3年時に高校生ラップ選手権に出場し、惜しくも1回戦敗退する
AuthorityのMCバトル成績
Authorityの主なバトル成績をまとめます。
UMB2019 優勝
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UMB2019では優勝し、2018年に準優勝で終わった雪辱を見事果たしました。
2018年はダークホースとして決勝進出しプロップスを得ましたが、今回の優勝でその実力を確固たるものとし、名実共に若手MCの代表格となりました。
また高校生ラップ選手権の出場経験者初のUMBチャンピオンになりました。
KOK2019 準優勝
SPOTLITE2019でCIMAとの対決を制し優勝しKOKへの切符を手にします。
KOK2019では、HARDY、SAM、梵頭を下し決勝へ進出、惜しくもRAWAXXXに敗れて優勝を逃しますが実力者が揃う中で決勝まで駒を進めました。
Authorityが「2022 BATTLE SUMMIT」優勝
2022年8月31日に日本武道館で開催されたバトルイベント「BATTLE SUMMIT」で、Authorityが優勝を果たしました。
「BATTLE SUMMIT」は日本を代表するMCバトル団体であるKING OF KINGS、SPOTLIGHT、戦極MCBATTLE、凱旋MC Battle、真ADRENALINE、COMBATの6団体での共同開催です。
Authority
普段はMCバトルに出ない釈迦坊主やMCバトルに電撃復帰を果たしたZeebraとの対戦、MOL53との目線を逸らさないバチバチの決勝戦を見事に制して優勝しました。
決勝でMOL53を倒して見事に優勝しました。
優勝賞金1000万円の使い道
Authorityは優勝賞金1000万円の使い道について、「BATTLE SUMMIT」のウイニングラップで「地元青森にスタジオを作る」とラップしました。
Authority
対戦発表記者会見でも「自分の音楽のために賞金を使いたい」と話していました。
また「スタジオを作って稼いだお金で親孝行したい」とも語っています。
Authorityのベストバウトは?
Authorityのベストバウトを4つ厳選して紹介します。
戦極MCバトル第20章 vs 呂布カルマ
除草剤振りまいて青森真っ黒にしてやる 覚悟しとけよ
Authority
花咲かせる花畑 生キャラメル 詰めの甘さが出る
2バース目
Authority
3バース目には普段冷静な呂布カルマが熱くなり、会場が一気に盛り上がりました。
勝者は呂布カルマとなりましたがAuthorityの実力が光った一戦です。
Authority vs MU-TON 【UMB2018 GRAND CHAMPIONSHIP】
UMB決勝でのMU-TONとの戦いは彼の代表的な試合でしょう。
AuthorityがとMU-TONのスタイルを的確にディスし、それに対してMU-TONもアンサーを返します。
Authority
確かにもう忍者とは言えないな。だって1番目立っちゃってるもんな
結果はMU-TONが勝利、UMB2018のチャンピオンになりました。
ID vs Authority【ADRENALINE 2019 FINAL】
ADRENALINE 2019、フリースタイルダンジョンで活躍するIDとのバトルです。
お互いにリスペクトを示しつつ、お互いの強みであるリズミカルなラップを披露しています。
旬の二人の掛け合いが絶妙で見応えのある試合です。
輪入道 vs Authority【UMB2018 GRAND CHAMPIONSHIP】
UMB2018年のベスト4の第二試合です。
バイヴスを全面に押し出すスタイルの輪入道と、文字通りバチバチの試合を演じます。
Authority
Authorityのパンチラインで勝負が決まったバトルでした。
Authorityの楽曲の特徴
お知らせと謝罪
EP「22 Space」
1 Dream in
2 I feel moon
3 Free style
4 Kiriganai
5 Snow white ← 近日公開予定とりあえずは、CD現物で税込1,500円。配信だと、少し値段が下がっての予定になってます。
サイン入りで欲しければ、言ってくれれば書きます。
よろしくお願いします🌫🌫 pic.twitter.com/bin9LFy5sh
— AUTHORITY (@autho_rity_97) December 13, 2019
音源の正式リリースはまだですが、近日リリースされる予定です。
Authorityの楽曲はまだ多くありませんが、自身のYouTubeチャンネルで2つの楽曲を発表しています。
音源ではMCバトルではできない表現にも挑戦し、メロウなビートの上でラップしたり、オートチューンを活用した音源制作を行っています。
Authorityのデビュー曲は「Tensei」
AuthorityがYouTubeで発表している音源で最も古い楽曲は「Tensei」です。
高速で韻を踏みながらもリリックが聴きやすく、聴き心地の良い音源作品です。
Fookで繰り返される「神が転生した張本人」が印象的です。
Authorityの代表曲は「Snow White 」
2019年12月にYouTubeにアップされた「Snow White」では、穏やかなビートで囁くようなラップを披露しています。
MCバトルで見せる声を荒げたフロウとは違い、Authorityの魅力の一つの声の良さがオートチューンによって引き立てられています。
Authorityのと仲のいいラッパー
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Authorityは以下のラッパーと交流があります。
そういえば何ヶ月か前に前に派遣さんから、今年のMCバトルで出てきた新しい人はAuthority、だーひー、SKRYU、S-kaineって言われたの嬉しかった。
やっと俺も全国レベルに数えられてる〜って感じが、笑
実際、その話した後にも全員プロップス増え続けてるしイイネッ。 pic.twitter.com/BFAprGaXqy— 日高大地 / だーひー (@daahii_myzk) December 2, 2019
Authorityの評価
以下はTwitter上の反応です。
#UMB2019 優勝は!
青森県代表!Authority!
おめでとう!ムートンさんから賞状授与!
ムートンさん「今日は『あっ』って顔してなかったから大丈夫でした。」
Authority Winning Rap
【年始はKOK,この島国に王様は2人もいらないっしょ!】 pic.twitter.com/46zpVRvXhN
— MC派遣社員-MRJ主催(ウスイ) (@mchakenshine) December 28, 2019
各大会・予選の王の中から真の王を決めるのがコンセプトの大会で枠が余ったままに急遽選抜されたRAWAXXXが獲るっていうのも素晴らしいけど、折角ならAuthorityがビッグタイトル統一した世界線も見たかった。#KOK2019
— フリースタイルダンジョンコンプラ (@freeconpra) January 11, 2020
KOK 2019 FINAL
RAWAXXX が優勝!!Authorityが「飛車、角、王手」言った時、
去年のムートン戦が彼にとって
成長のきっかけやったんやって思うと
まじで泣けてきたわ。”敗北を知ってから男は強くなる”
延長戦、
お互いパンチラインだらけやし、
まじでかっこよかった。最高!!#KOK2019 pic.twitter.com/qIarMIv2xm— J (@J__Street) January 11, 2020
遂に…RAWAXXX優勝!
何年経っても彼の主張は変わらなかった。GADOROに負けても、呂布カルマに負けても。あと一歩のとこまで追いつめたAuthority凄い。HARDY戦はどうなるかと思ったけど尻上がりに調子上げていったね。
2020年幸先良いイベントでした。間違いなく過去最高16人。
#KOK2019 pic.twitter.com/l77nxAWfim— コダック2号 (@3village1990) January 11, 2020
authorityめっちゃ硬く踏むしワードセンスも抜群ですげえわ
— himmel (@himmeltch) January 30, 2020
2018のUMB久しぶりに見たけど、 Authority君この頃と比べると今だいぶ発声法が変わってる気がするなー。
今の方が俺は好きだ〜— そうはい (@understandbear) January 29, 2020
去年の12月28日、新木場から帰る電車の中でふと思い立ったことだったんですけど、距離と金銭面の関係で何度もAUTHORITY君がいる現場を断念していたのが悔しくて仕方なかったので年明けてからすぐに転職活動を始めてました、AUTHORITY君をもっと近くで応援したかったから
— ジョン・ライター (@Johnlighterrrrr) January 29, 2020