ラッパーさんが愛用するファッションブランドをまとめました。
ラッパーといえば皆さんどんなファッションを思い浮かべますか?
大体の方が、ダボダボのパンツ、ギラギラしたゴールドネックレスそしてキャップをかぶっている、などではないでしょうか
今では、そういったイメージが定着していますが、そんなラッパーたちのファッションもHIP HOPの音楽とともに変化してきた歴史があります。
1970年代後半にニューヨークのサウスブロンクス地区から始まったとされるHIP HOP
約40年の間にラッパーたちのファッションがどのように変化していったのか詳しくまとめした。
- ラッパーファッションブランド検索
- ラッパーのファッションの特徴
- B系ファッションとは?ダボダボの理由
- 腰パンのルーツ
- タグやシールを付けたままにする理由
- HIP HOPファッションの歴史とカルチャー
- 海外ラッパーファッションの特徴
目次
ラッパー着用ファッションブランド検索
ブランド一覧
ブランド名 | 読み方 |
---|---|
Supreme | シュプリーム |
BAGARCH | バガーチ |
WACKO MARIA | ワコマリア |
THE NORTH FACE | ザ・ノース・フェイス |
COOGIE | クージー |
COCOLO BLAND | ココロブランド |
F-LAGSTUF-F | フラグスタフ |
Y-3 | ワイスリー |
APHRODITE GANG | アフロディーティーギャング |
COCOLO BLAND | ココロブランド |
一二三屋 | ヒフミヤ |
Huf | ハフ |
NIKE | ナイキ |
VANS | ヴァンズ |
New Era | ニューエラ |
Karl Kani | カールカナイ |
adidas Originals | アディダスオリジナルス |
adidas | アディダス |
M+RC Noir | マルシェノア |
ALIFE | エーライフ |
Lafayette | ラファイエット |
APPLEBUM | アップルバム |
BlackEyePatch | ブラックアイパッチ |
BALMAIN | バルマン |
参丸一 | サンマルイチ |
STUSSY | ステューシー |
UNDERCOVER | アンダーカバー |
BILLIONAIRE BOYS CLUB | ビリオネアボーイズクラブ |
CASTLE-RECORDS | キャッスルレコーズ |
FASHION CRIMINAL | ファッション クリミナル |
GIVENCHY | ジバンシィ |
HOOD BY AIR | フードバイエアー |
KOBEY | コーベイ |
KRKC&CO | ケーアールケーシーアンドコー |
KSL SUPPLY | KSLサプライ |
MARCELO BURLON | マルセロ・バーロン |
MRC NOIR | マルシェノア |
Needles | ニードルズ |
Palm Angels | パーム・エンジェルス |
POLO RALPH LAUREN | ポロ ラルフローレン |
RAF SIMONS | ラフ・シモンズ |
RICK OWENS | リック・オウエンス |
Roc Nation | ロックネイション |
SCREEN SHOT | スクリーンショットブランド |
STAMPD LA | スタンプドエルエー |
Stance | スタンス |
AKOO | アクー |
VANITY FACE | ヴァニティーフェイ |
白山眼鏡 | はくさんめがね |
BreatH | ブレス |
DREAM TEAM | ドリームチーム |
GUALA | グアラ |
DUALISM | デュアリズム |
BLUE LINE CLOTHING | ブルーラインクロージング |
ドリブルX
高級ブランド一覧
ブランド名 | 読み方 |
---|---|
BALENCIAGA | バレンシアガ |
Burberry | バーバリー |
Kappa | カッパ |
PRADA | プラダ |
GUCCI | グッチ |
VERSACE | ヴェルサーチ |
LOUIS VUITTON | ルイ・ヴィトン |
OFF-WHITE | オフホワイト |
Calvin Klein | カルバン・クライン |
LACOSTE | ラコステ |
ROLEX | ロレックス |
Dior | ディオール |
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ラッパーのファッションの特徴
時代によってラッパーのファッションも変化してますが、どの時代もアフリカ系アメリカ人のカルチャーやその時代の背景に影響されているように見えます。
初期の頃のアイテムは今でも定番で使われていたり、時代がまたまわって近年は初期の頃のスタイルがリバイバルしていたりします。
ラッパーのイメージである、ゴールドのネックレスやカンゴールのハットは今でも着用されていることが多いのではないでしょうか。
B系ファッションとは?ダボダボの理由
B系ファッションとはダボダボなヒップホップファッションが流行った頃のスタイルのことを指します。
また「B系」のBの由来は「Breaking」から来ています。HIP HOPが誕生したころ、曲と曲の間に流れるブレイクビーツで踊る人たちを「B-Boy」と呼び、そのダンススタイルがB-BOINGです。
なぜダボダボかというと、貧困だったアフリカ系アメリカ人の家庭では大きくなっても着られるように、また兄弟のお下がりを着るというところから、ぴったりのサイズのものではなく大きめのパンツを履いていたと言われています。
腰パンのルーツは2つある
日本でも腰パンのファッションが流行っていた90年代。この腰パンのルーツは大きく分けて2つのルーツがあります。
刑務所の囚人ルーツ
一説は、アメリカ刑務所の服役囚が自殺をしないようにとベルトを取り上げられていたので、ズボンをずり下げて履くしかなかった。
ギャングルーツ
ダボダボのジャケットに先細のパンツという、ズートスーツスタイルがアメリカのギャングの間で着られていました。
お金のない黒人やメキシコ系アメリカ人ギャングは上下揃えることが難しく、間に合わせたものを着ていたことが起源とも言われています。
タグやシールを付けたままにする2つの理由
タグやシールを付けたままにする理由も2つあります。
① 新品という証明
貧困な家庭で育ち、新品が着れないアフリカ系アメリカ人では「新品」を着用しているということへのこだわりがあります
② 店から盗んだきたという証
アメリカのニューエラでは、購入した際にレジでシールを剥がしていました。
シールが貼ってあるということは、店から盗んできてやったぜというギャングたちの悪い行為をしたという証でした。
ゴールドネックレスをつける理由
ラッパーが太めのゴールドネックレス(ゴールドチェーン)を身に着ける理由は、成功の証(あかし)として身につけます。
ラッパーとして、成功して十分稼いでいることを知らしめるために、メッキではなく、本物のゴールドネックレスをつけるのが一般的です。
HIP HOPファッションの歴史とカルチャー
HIP HOPという音楽が誕生してからまだ40年ほどの歴史しかありませんが、その音楽とファッションの移り変わりは目まぐるしく変化していきました。
1970年代後半に、ニューヨークのサウスブロンクスでHIP HOPは誕生し、HIP HOPファッションはその背景やアフリカ系アメリカ人のカルチャーにとても影響を受けているといえます。
貧困なアフリカ系アメリカ人、ストリートギャングが多い地区から生まれたHIP HOP
お金がないため、公園に集まり自宅から持ってきたレコードを回し、ラップをしたりダンスをしたりしていました。
これがオールドスクールの始まりになります。こういった背景から現在のスタイルに変わるまでの変化を見ていきます。
1970年代後半
1970年代後半に誕生したHIPHOP。当時のファッションは今のスタイルとは似ても似つかないファッションでした。
ニューヨークのサウスブロンクス が発祥のHIP HOPは、貧困のアフリカ系アメリカンがお金のかからない遊びとして始めたことがきっかけです。
お金のない彼らが、いかにオシャレに見せるか、どうやってファッションを楽しむか、というものでした。
また70年代ファッションも影響され、細身のスタイルで一般的なトレンドがミックスされたファッションが主流でした。
- ベルボトム
- レザーパンツ
- ハイウェスト
- 大きなメガネやサングラス
1980年代
1980年代に入ると、アディダスやカンゴールなどのブランドが流行り始めました。
いわゆる「HIP HOPファッション」として定着していったスタイルがこの時代です。
カンゴールのバケットハット、カザールの大きな眼鏡や極太のゴールドチェーンのネックレスという現代HIPHOPにも使われているファッションはこの時に誕生しました。
また、特に当時のHIP HOPファッションにセンセーショナルを巻き起こしたのが「Run DMC」
彼らが着用したアディダスのトラックスーツは、HIP HOPファッションの代名詞的な存在になったのです。
ここからスポーツウェアブランドが定着することになります。
80年代後半になると新たな形になり、ギャングスタファッションが流行り始めます。
派手なカラーリングからブラックやモノトーンのファッションに変化していき、スタイルも細身から徐々にオーバーサイズへと変わっていきました。
- アディダス
- カンゴール
- ゴールドチェーンネックレス
- ネームプレートネックレス
- カザール
1990年代
今のスタイルになってきたのが1990年代です。90年代に入ると一気に、オーバーサイズに腰パンというダボダボのスタイルになります。
ヘアスタイルもコーンローやドレッドなどが流行り始めたのもこの頃です。
またスポーツブランドもアディダスからナイキへと変化していきます。
特にキックスはナイキのエアージョーダンになっていきました。
当時、スポーツ用に作られたスニーカーをファッションに取り入れるというのは異質だったようです。
90年代の始めにはSTARTERがアメリカで流行り始め、これをきっかけにプレミアスポーツブランドがHIP HOPのファッションに取り入れられていくことになります。
- トミーヒルフィガー
- ポロラルフローレン
- ノーティカ
- ワラビー
- ティンバーランド
そしてスポーツウェアの流行にのってラッパーたちは自身のアパレルブランドを展開していきます。
90年代後半になると、一部のラッパーたちはオールドギャングスタイルを取り入れ、ダブルのスーツにボーラーハットなど紳士的なギャングスタイルをしている人たちもいました。
2pac(Tupac Shakur)やスヌープドッグもこのスタイルを取り入れてました。
2000年代
90年代のダボダボのオーバースタイルは2000年代になりより一層激しくなり、XXLや3XLのトップスにダボダボのデニムパンツを腰パンで履くというスタイルが流行り始めます。
キックスもエアジョーダンからナイキのエアフォースワン、キャップはニューエラのベースボールキャップ、色もカラフルなスタイルが定番になります。
- ナイキ
- ニューエラ
後期になるとスリムパンツにオーバーサイズのトップスというスタイルが流行り始めます。
この頃になると、全身にタトゥーを入れるラッパーが増えていきます。
タトゥーをファッションの一部としているので、身にまとっている洋服自体がシンプルになっていきました。
今ではラッパーといえばタトゥーがあるというイメージですが、この頃に流行り出したといえます。
また、歯をゴールドやシルバーでキラキラにするグリルが登場し、ジュエリーを身につけたりドンドンと派手になっていきました。
2010年代
この頃になると、HIP HOPのファッションにもまた変化が現れます。
HIP HOPのテイストは残したまま、高価なブランドを取り入れシンプルにシックなスタイルになっていきます。
カニエウエストやファレルウィリアムスがハイブランドとコラボした影響もあり、ストリートでもハイブランドを取り入れられていきます。
オーバーサイズではなくなり、細身のスタイルが定着していきます。
また、シュプリームやバンズといったスケーターファッションも同時に流行っていきました。
2020年代(現在)
現在、様々なスタイルが取り入れられ、ハイブランドからスケータファッション、パンクスタイルやナードファッションといった色んなジャンルがミックスされています。
またオールドスクールのスタイルのリバイバルなど、HIP HOPのファッションシーンはさらに変化を遂げています。
海外ラッパーファッションの特徴
一言にラッパーファッションといっても、地域や国で着こなしやスタイルが違います。
特にアメリカではHIP HOP発祥である東海岸と、西海岸でもかなり異なり、それぞれの地域で特徴があります。
アメリカ西海岸の特徴
90年代ごろアメリカ西海岸はスヌープドッグや2pac(Tupac Shakur)といったギャングスタっぽいファッションが主流になります。
ディッキーズの上下、チェックのネルシャツ、バンダナというシンプルなスタイルです。また派閥によって色が異なり、所属しているギャングの色を身につけていました。
気候が温暖なこともあってか、明るいカラーに緩めのスタイルが好まれたようです。
またネルシャツは多くの人に日常的に着られていたアイテムで、そのネルシャツをスヌープドッグがライブでよく着用したことでHIP HOPシーンにこのスタイルが浸透していきました。
このスタイルを年代的に見ると、この頃西海岸のスタイルが影響されたことがわかります。
アメリカ東海岸の特徴
東海岸ではノーティカやヘリーハンセンやティンバーランドのブーツが流行ります。
こちらも気候に影響されていて、フーディーやダウンジャケット、ダウンベストなどが好まれました。
スポーツブランドなどをオーバーサイズに着るスタイルでした。
現在のファッションアイコン
年代ごとに注目されているファッションアイコン的な存在のラッパーですが、現在注目されているのは
- リルウージバート
- トラヴィススコット
- ミーゴス
- エイサップロッキー
それぞれ個性的なスタイルを持ちつつも、HIPHOPカルチャーである要素も取り入れています。
HIP HOPが誕生してから約40年間にどのようにラッパーたちのファッションが変化していったのか、それは音楽だけでなく、カルチャーや当時の時代背景などが影響していることもよくわかります。
これからも時代に合わせてどんどんと新たなHIPHOPファッションが誕生することでしょう。
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