入れ墨(タトゥー)が入っていても出来る仕事をまとめました。
万が一、バレてしまっても素直にやめるのは損です。
法律に基づいて、貰うものはしっかりもらいましょう。
目次
入れ墨(タトゥー)があっても出来る仕事
隠せばギリイケる仕事一覧
- 家電販売員
- 漫画喫茶店
- 事務員
- 工場
- 営業職
- 介護職
- コンビニ店員
- エステティシャン
- ネイリスト
比較的寛容な仕事一覧
- アパレル
- モデル
- バーや居酒屋など酒類を提供する飲食店
- デザイナー
- エンジニア(IT)
- イベント設営
- 農業や酪農
- 清掃員
- 介護
全然OKな仕事一覧
- フリーランスや自営業
- コールセンター
- 漁師
- 林業関係
- ネットショップ
- ピアスやタトゥースタジオ
- ナイトワーク
- 鳶
- トラックの運転手
- 建設作業員
- DJ
なぜ、入れ墨(タトゥー)がNGなのか?
タトゥーがNGな理由は、ヤクザや不良など反社会的な負のイメージが根強いからです。
それは今に始まったことではありません。
遥か昔、江戸時代までさかのぼります。
江戸時代では日本には犯罪者に刺青を入れる「刺青刑」という刑罰が存在しました。
また、現代でも映画やドラマに出てくるギャングやヤクザは入れ墨が入っていることが多く、これらの「悪人=タトゥー」というイメージが世間に定着しています。
この他にも、企業の採用担当者はファッションタトゥーに馴染みがない世代が多いことも原因です。
タトゥーNGの仕事と職種
ファミレスやファーストフード店、安全や信頼を売りにしている会社の営業職、パチンコ店店員などは、タトゥー不可である場合が多いです。
髪形やネイルなどが比較的自由なイメージのあるパチンコ店は意外に感じる人もいるかもしれません。
世間のイメージアップに力を注ぐパチンコ業界だからこそ、できるだけ好印象な人物を採用したいという考えがあります。
また、当たり前ですが「入れ墨お断り」を掲げる温泉やレジャー施設なども採用されにくいでしょう。
タトゥーOKな仕事探し方
タトゥーOKな仕事を探す方法は大きく分けて
- 服装髪形自由な仕事を検索する
- エージェントサービス
服装髪形自由な仕事は接客を伴わない仕事や、人を見た目で判断しない経営方針の会社が多いです。
また、求人サイトのキーワード検索で「タトゥーOK」というキーワードを入力して仕事を探す方法も、ピンポイントで仕事が探せるため効果的です。
正社員として転職を考えている人はエージェントサービスを利用すると、効率的に転職、就職活動が行えます。
エージェントがタトゥーOKの仕事だけを紹介してくれます。
仕事探しはタトゥーをしている人にとって苦労の連続です。
一番確実でトラブルが少ないのは、知人を通した紹介です。
可能性が少しでも広がるように、友人や知人に「いい仕事があったら紹介してほしい」と話しておいてもいいでしょう。
面接時の注意点
面接を受ける場合、入れ墨(タトゥー)は隠した方が採用率は高いです。
入れ墨(タトゥー)がプラスの評価を得ることはあり得ません。
プラスどころかマイナスの影響の方が多いのが現実です。
企業が正社員を求人を募集する場合、10人~20人と数多くの候補者と面接を行います。
その中から採用されるのは数人・・もしかしたら1名だけかもしれません。
あえて、入れ墨(タトゥー)が入っている人を採用する特別な理由はありません。
入れ墨(タトゥー)の隠し方
- 長袖を着用する
- ファンデーションスプレーを使用する
できるだけタトゥーを隠しましょう。
これは「タトゥーを隠す配慮ができる人」とアピールする効果があります。
面接を通過する、採用してもらうことだけを考えるなら、タトゥーのことはなるべく隠した方がいいです。しかし、隠したままにしておくと、採用後のトラブルになる可能性は高いです。
最後は、とにかく笑顔で面接に挑みましょう。
タトゥーをしている人は「怖い人」と誤解されやすいです。
誤解をされないためにも、できるだけ柔らかく優しい雰囲気で、明るく話をしましょう。
タトゥーを隠して仕事に就くことリスク
「どうしてもタトゥーを隠して仕事がしたい」と考える人もいるかもしれません。
確かに、タトゥー禁止の会社でも隠して働いている人は存在します。
しかし、禁止事項を破って隠しながら働くという行為は、その後リスクを背負う行為であることを覚悟する必要があります。
いずれ必ずバレる
更衣室での着替えや健康診断など、誰かと一緒に働けばタトゥーは高確率でバレます。
入社してからしばらくの間は気を付けて隠していても、慣れた頃に気が緩んでバレてしまった…という話は珍しくありません。
知った相手が「誰にも言わない」と約束してくれたとしても、その約束を守ってくれる保証はなく、常にハラハラしながら仕事をすることになります。
バレた後トラブルになる可能性
タトゥーNGの会社でバレれば、当然トラブルに発展します。
トラブルの内容は例えばクビ・減給・降格などです。
この場合、タトゥーそのものではなく、隠して入社したという人間性が問題視されます。
上司や同僚など、一緒に働く仲間たちからの信頼も失いかねません。
タトゥーが原因で仕事をクビになったときの対処方法
やっと仕事が決まったと喜んだのに、タトゥーがバレたことで仕事をクビになるというケースもあります。
突然、クビを宣告された場合、落ち込んでしまったりするかもしれません。
しかし、安心してください。
正社員の場合は、不当な解雇である可能性が高いです。
まずは落ち着いて冷静に行動しましょう。
クビをいきなり宣告された時に取るべき行動は主に下記の3つです。
- 就業規則を確認する
- 弁護士に相談する
- 精神科に行く(必要な場合)
就業規則を確認する
就業規則とは勤務形態や解雇条件など、その会社で仕事をするためのルールをまとめたものです。
まずは就業規則を確認し、解雇通告が正当なのかを確認します。
自分でわからない場合は弁護士に相談しましょう。
5000円ぐらいで、気軽に相談できます。
就業規則に「タトゥーNG」という内容の文章が明記されている場合、会社はタトゥーをしている従業員を就業規則違反という正当な理由で解雇することができます。
この場合は、クビにされても受け入れるしかありません。
しかし、就業規則に何も記載がなければ、会社はタトゥーの入った従業員をクビにする権利がありません。
この場合、会社による不当な解雇である可能性が高いです。
弁護士に相談する
不当解雇かどうかの適切な判断を法律に詳しくない素人が1人で行うのは難易度の高い行為です。
必ず、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談し解雇が不当でると確定した場合、代理人として弁護士が会社に解雇撤回の交渉をしてくれたり、慰謝料を請求してくれたりします。
また、1人ぼっちで会社と戦っているという孤独感も薄れます。
電話やチャットで相談に応じてくれる法律事務所も多いので、専門家に任せるのが一番良いです。
精神科に行く(必要な場合)
いきなりクビを宣告された場合、精神的にキツイです。
将来の不安や今後の生活などが不安定になります。
そんな時は、我慢せずに精神科に行ってありのままを話し、診断書をもらいましょう。
そしてここからが特に重要です。
いきなりクビを宣告するような会社は様々な違法行為を行っている可能性が高いです。
例えば・・
- 残業代を払わない
- パワハラ
- セクハラ
「タトゥーを消して」と会社から言われたら
「クビにはしないけど、タトゥーを消してきて」と会社から言われる場合も少なくありません。
この場合も就業規則にタトゥー不可と明記されていなければ無理に消す必要はありません。
見えないように工夫する、裏方業務に異動を申し出るなどして毅然とした態度でOKです。
しかし、「自分にとってもう必要ないな」「これを機に消してもいいかな」と思うのであれば、タトゥーを除去することについて一度考えてみてもいいのかもしれません。
タトゥーの大きさや手術方法によって料金や体への負担が異なるため、まずは無料カウンセリングをしてくれる病院で相談してみることをおすすめします。
タトゥーがあっても仕事に就ける!大切なのは諦めないこと
現在の日本の企業では、まだまだタトゥーに対する風当たりは強く、全然OK!という会社のほうが少ないことは事実です。
仕事が見つからない期間が長引くと「働ける会社がない」と弱気になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、タトゥーがあっても雇ってくれる会社は必ずあります。大切なのは諦めずに探し続けることです。
今回紹介した内容を参考に、自分らしく働ける会社を見つけて下さい。
また、もしもタトゥーが原因でいじめや解雇など不当な扱いを受けた時には、労働組合や弁護士など頼れる存在がいることを覚えていてほしいです。
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