KING OF KINGS 2019で見事、優勝を果たしたレペゼン宮崎のラッパーRAWAXXX(ローワックス) / MOL53(もえるごみ)についてまとめました。
目次
MOL53(RAWAXXX)のプロフィール
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出生名 | 非公表 |
アーティスト名 | RAWAXXX / MOL53(ローワックス) |
年齢 | 1990年9月1日(現在33歳) |
身長 | 162cm |
血液型 | 非公表 |
出身地 | 宮崎県日南市 |
事務所 | blazz works |
レーベル | blazz works、220 |
公式サイト | https://twitter.com/MOL53info |
RAWAXXXは1990年9月1日生まれの現在33歳です。
本名は非公表で、宮崎県日南市出身です。
ローカルエリアである宮崎をレペゼンし、活動初期からローカルに根を張った活動を続けています。
また2009年からUMBを始めとするMCバトルに積極的に出場し、数々のバトルで好成績を納め続けているものの、いわゆるMCバトルブームやフリースタイルダンジョンなどのメディアには中指を立てるスタンスを貫いています。
その姿勢から「ダークヒーロー」「ヒール」とも比喩されています。
2度の準優勝を経て、KING OF KINGS 2019で優勝を果たし、生粋のヒップホップMC「RAWAXXX」に大きな注目が集まっています。
中学2年生の頃にヒップホップに興味を持ち、中学3年生の頃にラップを始める
中学卒業後は高校に進学せずにフリーター生活を送る
中学卒業後すぐにクルーを結成し、イベントなどを開催する
16歳の頃に初めて地元のMCバトルに出場
MOL53(RAWAXXX)が逮捕された理由
mol53逮捕って噂あるけどまぢかよ笑 https://t.co/YMeMtGYZLm
— 使ってません (@yuri_ssa1017) 2015年12月25日
RAWAXXXは2015年に、出場が決まっていた12/26の戦極MCBATTLE第13章予選ラウンド、12/27の戦極MCBATTLE第13章本選ラウンド、12/30のUMB2015グランドチャンピオンシップを相次いで直前に出場をキャンセルしました。
急な出場キャンセルだったことで逮捕、そして普段から大麻を吸っていることを公言していることに結び付け「RAWAXXXが大麻で逮捕された」という噂がTwitterを中心に広まりました。
結局RAWAXXX自身は、この件についてはっきり「大麻で逮捕された」とは言っていませんが、R-指定や呂布カルマなどの複数のMCがバトルでこの件に触れているため、かなり信憑性が高い噂と言えます。
MOL53(RAWAXXX)は結婚して子供もいるが、現在は離婚
RAWAXXXは結婚していて、2人の子供もいました。
奥さんとはRAWAXXXがラップを始めた中学3年生頃に出会っています。
しかし2016年のインタビューで「最近、離婚した」とRAWAXXX本人の口から離婚したことを明かしました。
炎上請負人MOL53から改名した理由
改名してねーよw
昔からaka RAWAXXXだったわw pic.twitter.com/QYWMcFbBE7— Scott (@scott_scosco) 2018年10月21日
「炎上請負人」と言う異名を持ち、MOL53として様々なバトルで好成績を収め続けてきましたが、2018年12月5日にMOL53 x OGRE WAVE名義でリリースしたアルバム「CITY OF WEST」を最後にMOL53としての活動に終止符を打ちました。
改名の理由については明言していませんが、RAWAXXXというMCネームはa.k.aとして活動初期から名乗っていたため、昔からRAWAXXXを応援しているヘッズにとっては違和感のない改名と言えます。
RAWAXXXの意味は「RAW=生」と「WAX=糞」というスラングを合わせたものと語っています。
MOL53(RAWAXXX)のファッションと愛用ブランド
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- THE NORTH FACE
- Columbia
- Carhartt
- LIBE BRAND UNIV.
- NEW ERA
- adidas
- AIR JORDAN
RAWAXXXのファッションは、90年代ライクな全体的にオーバーサイズでルーズな着こなしが特徴です。
好きなブランドについては「ない」と語っていますが、欲しいと思うブランドにTHE NORTH FACEを挙げています。
しかし高いため、ColumbiaやCarharttになってしまうと語っています。
またキャップはプロスケーターの森田貴宏が主宰するブランド・LIBE BRAND UNIV.やNEW ERAも頻繁に着用しています。
他に昔のadidasや古着も好きで、スニーカーに関してはAIR JORDANマニアの後輩にもらったりもしています。
MOL53(RAWAXXX)のラップスタイル
RAWAXXXの楽曲は、突き刺さるようなハイトーンな声とビートの谷間を泳ぐようなフローが特徴です。
いわゆるミドルスクールライクな煙たい、イルなトラックを好み、自らストイックなまでに古き良きオールドなヒップホップを体現しています。
しかし修羅場とも言える多くのMCバトルで培ったスキルは現在進行形であり、しっかり楽曲に落とし込まれています。
またRAWAXXXならではの皮肉った目線のリリックも聴きどころのひとつです。
MOL53(RAWAXXX)がラップをはじめたきっかけ
ラップに初めて触れたのは、小学校6年生の頃に聴いたRIP SLYMEでした。
しかしその時はラップ、ヒップホップという認識はありませんでした。
ですが中学2年生の頃に友達の兄にラジカセでミックステープを聴かされたことで、Dr.Dreや50CENTに衝撃を受け、日本語ラップも含めたヒップホップを聴き漁るようになります。
そしてすぐにRAWAXXX自身も15歳でラップを始め、地元の友達とODJというクルーを結成し、活動を本格化させていきます。
MOL53(RAWAXXX)デビューまでの道のり
MOL53(RAWAXXX)のおすすめの曲
MOL53(RAWAXXX)のおすすめの曲をまとめました。
MOL53(RAWAXXX)のデビュー曲は「NEXT EPISODE」
RAWAXXXのデビュー曲は、2012年にストリート限定でリリースしたEP「NEXT EPISODE」の収録曲「NEXT EPISODE」です。
ローカルエリア・宮崎のアンダーグラウンドな匂いをそのままパッケージした初期のクラシックとも言えます。
独特のビートアプローチに、シーンに中指を立てるRAWAXXXらしいリリックは健在で、何度も聴いてしまう中毒性があります。
すでに完成されたスタイルで、RAWAXXXを知る上で避けては通れない楽曲です。
MOL53(RAWAXXX)の代表曲は「KAKATO」
RAWAXXXの代表曲は、2015年5月30日にストリート限定でリリースしたミニアルバム「KAKATO」の収録曲「KAKATO」です。
KEITAのメローなトラックの上に、RAWAXXXの思わず身を委ねてしまう心地いいフローが乗ります。
MCバトルでのダークヒーローなイメージで聴くと肩透かしをくらう、RAWAXXXの1人の男、人間としての等身大のリリックがこの楽曲の最大の魅力です。
RAWAXXXは間違いなくリリシストであることを再認識させられるだけでなく、ひとつひとつのワードセンスが光り、闇を切り裂くような言葉が刺さるクラシックです。
MOL53(RAWAXXX)のMCバトルエピソードのまとめ
RAWAXXXのMCバトルをまとめました。
MOL53(RAWAXXX)と呂布カルマがガチバトルで確執
呂布カルマ vs RAWAXXX
因縁の対決にこのビートで聴けるバトルは早々にない。
どちらもスーパーヘビー級バースで終始会場も上がりっぱなし。↓フルはこちらhttps://t.co/HmLIn1Yqcy pic.twitter.com/bcKRYDU9S5
— HIPHOP (@FREESTYLE_hop) February 11, 2020
大阪の韻踏合組合が主催するSPOTLIGHT 2018 MC BATTLEの決勝で、RAWAXXX vs 呂布カルマの対戦が実現しました。
しかし呂布カルマのラインがきっかけで、ガチバトルに発展しました。
ことの発端は、2本目のアカペラバトルからでした。
RAWAXXX
呂布カルマの「借金」と言うワードにRAWAXXXが反応し「裏が取れているかどうか」という言い合いになったまま、3本目に突入します。
RAWAXXX
RAWAXXX
最終的にRAWAXXXが明らかに戦意喪失し、結局、呂布カルマが勝利する形となりました。
しかしバトルが終わっても言い合いは続き、控室でも口論となります。
RAWAXXXは「これは俺自身のことだから」と呂布カルマに食い下がり、呂布カルマも「じゃあ逆に言うけど、お前が言うことも裏取れんのか」と反論。
最終的に呂布カルマが「そこまで気にするんだったら悪かった」と言い、このガチバトルは収束しました。
MOL53(RAWAXXX)がGADOROをマジで切れさせたバトル
UMB2013 宮崎予選の決勝でのGADORO戦は、今や「伝説」とも「黒歴史」とも語り継がれる名バトルです。
すでに宮崎をレペゼンし全国での知名度も高いRAWAXXXと飛ぶ鳥を落とす勢いのGADOROが、いわば必然とも言える形、最高の舞台で相対することとなりました。
しかしお互いがお互いを意識するあまり、バトルは予想以上に白熱していきます。
RAWAXXX
1本目のGADOROのバースから徐々にお互いに火が付き始める。
RAWAXXXの小節中にGADOROが間違って入ったことに加え、そこにRAWAXXXが反応したことでGADOROが感情的になり、ラップになっていないほど怒りをあらわにします。
このバトルは結局RAWAXXXが勝利しますが、このバトルがきっかけでRAWAXXXとGADOROに「因縁」ができます。
KING OF KINGSでの活躍と因縁GADOROと決勝戦
KING OF KINGS2016で見事優勝を果たし、KING OF KINGS2017でも決勝に進出し、史上初の2連覇達成なるかというGADOROの前に立ちはだかったのは、因縁の相手であるRAWAXXXでした。
同じ宮崎をレペゼン、ですがスタイルは真逆の陰と陽とも言える関係の2人が、UMB2013 宮崎予選、そして戦極MC BATTLE 15章を経て、また対峙することとなりました。
試合開始前にGADOROはRAWAXXXにタッチを求めるものの、RAWAXXXはこれをスルーしたことで、会場は異様な雰囲気に包まれます。
結局は4度の延長戦の末にGADOROが制しますが、結果に対して不満、異議が上がります。
Twitterなどでも「RAWAXXXが勝っていた」と言う声も多数挙がり、その矛先は4度のジャッジですべてGADOROに挙げたZeebraと漢 a.k.a GAMIに向けられました。
KING OF KINGS2017は疑惑の判定による炎上と後味の悪い結果となりましたが、RAWAXXXは翌年のKING OF KINGS2018で2年連続の準優勝、3度目の正直ということでKING OF KINGS2019では悲願の初優勝を果たしました。
MOL53(RAWAXXX)がフリースタイルダンジョンに出ない理由
昨今のMCバトルブームを加速させた大きな要因の一つとして「フリースタイルダンジョン」の存在は避けては通れません。
UMBやKING OF KINGSなどの国内のMCバトルで活躍する猛者から、ニュージェネレーション、メジャーのフィールドで活躍するWHITE JAMのGASHIMAというビッグネームまで出演し、その度に大きな話題となってきました。
当然RAWAXXXのフリースタイルダンジョン出演を期待する声も大きいですが、RAWAXXX自身がトリプルリーチMC BATTLEの優勝インタビューで「(フリースタイルダンジョンには)絶対に出ない。何があっても出ない」と答えています。
詳しい理由に関しては明言していませんが、呂布カルマなどのテレビ出演をしているラッパーに対し、MCバトルで頻繁に「テレビに出ていること」へのディスをしていることからも察しがつきます。
凱旋Battle2022、MOL53の炎上の原因は?
2022年11月13日におこなわれた凱旋Battle 2022 秋の陣 3on3で、MOL53のパフォーマンスが原因でSNSでは炎上騒ぎとなりました。
MOL53は、CIMA・SILENT KILLA JOINTとともにチーム伝説建設として出場し、見事優勝を果たしました。
しかし、バトル内外での煽り方が酷すぎると批判が殺到しています。
初戦の003との対戦で、RunLineのことを
MOL53
などど頻繁に煽り、決勝の真ライマーズ戦では、後攻を選んだに晋平太に対し
MOL53
こいつらシャベえまじで。お前らガチやん。
シャバー、きもー、マジつまらん。
また、バトルが終わった後も「ころすぞ」などと煽ったと話題になり、批判を浴びました。
とTwitterに投稿し、それに対してMOL53もInstagramのストーリーで
[say name="MOL53" img="/wp-content/uploads/2019/12/Djtube250.png"]立仙なんちゃらって元AKBだかなんだかしらんけど、(中略)頭お花畑なのかてげめでてぇやつ
立仙愛理
と痛烈にdisりました。
SNSの炎上騒ぎとは裏腹に、ラッパー達の間では彼らを擁護・炎上すること自体がおかしいという意見が多く見られました。
あーだこーだ言ってるのはmcバトルを学校の部活みたいなスポーツとして楽しんでる奴ら
また、MOL53にバトルで煽られたRunLineもTwitterで
バトルなんて言われたもん勝ちだから
RunLine
と投稿し、バトルとしてなんの遺恨も残していないことをアピールしています。
MOL53(RAWAXXX)のTwitterが復活!辞めていた理由
拡散
MOL53本人はTwitterからログアウトしました
今後はこちらのスタッフ用アカウントをフォローしてください
MOL53最新情報をツイートします
本人からのメッセージ
「しばらくネットは覗きません。自分に会いたかったら現場に来てくれたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。」だそうです— RAWAXXX_info (@MOL53info) 2018年1月17日
KING OF KINGS2017終了後、「しばらくネットは覗きません。自分に会いたかったら現場に来てくれたら嬉しいです。今後ともお願いします」というメッセージを残し、突如Twitterからログアウトしました。
辞めた理由については「嘘も本当も憶測も流れまくってて人1人はどうしようもない事がよくあると学べた」「Twitterはそういう意味で無駄な勘繰りやメンタルへの影響も強い」と説明しています。
しかし2018年8月にRAWAXXXに改名したタイミングで、RAWAXXXとしてTwitterを再開しました。
その際に「やめたのは改名のタイミングを待ってたからだよ」とツイートしています。
KING OF KINGS2017以降はRAWAXXX自身も色々と考え方が変わり、MOL53と言う名前を捨て、RAWAXXXとして再スタートを切るためにTwitterを辞めていたと説明しました。
MOL53(RAWAXXX)と仲のいいラッパー
- スナフキン
- Silent Killa Joint
- S-kaine
RAWAXXXは極端に馴れ合いを嫌うため、他のラッパーを「マイメン」と呼んだり、他のラッパーとSNSに露出したりすることはほとんどありません。
しかし2019年4月29日に開催されたAsONE × 戦極MCBATTLEにMidnight lllerとして一緒に出場したスナフキンをRAWAXXXは「スナ君」と呼んでいて、リスペクトの気持ちを表しています。
スナフキンについては「友達」「マイメン」と言っていることから、プライベートでも仲が良いことが分かります。

MOL53(RAWAXXX)の評価
ほんとかっこいい曲だ
次はどんな曲を作ってくれるんだろう#rawaxxx pic.twitter.com/ZLAuaFYpWo— 関 (@cKVSqVISUM5mJUH) 2020年1月20日
RAWAXXXの音源かっこいいわー
このときは53やけど pic.twitter.com/hkAPvOnCdb— yustagram (@yusta1369) 2020年1月18日
RAWAXXXの音源って聴けば聴くほど良いな
— 祐希 (@yuki_melo157) 2020年1月15日
rawaxxx 、umb・スポットライト・戦極んでもってkok取ってるんだよな強すぎて笑う
— 燭影 (@RepadGensokigou) 2020年1月19日
これぞ本気のバトルでしょw
RAWAXXXカッコよすぎる!#ベル #怨念JAP#スナフキン #RAWAXXX pic.twitter.com/dxQVdsuHRP— DEL@ラップ垢 (@rekko0228) 2019年6月26日
rawaxxxのkok2018ビートで作った曲半端ない🔥🔥 pic.twitter.com/kKeta1kdQr
— あずきちゃん (@AzukiRap) 2019年5月11日
RAWAXXXのリリパ終わってやっと帰宅しました。
とりあえずOGRE WAVEのビートがやばすぎる。ほんまアルバム買ってよかった。
53さんのLIVEほんまに最高。年末のcrossoverもLIVEの方が楽しみ。— K (@KEIGO_810) 2018年12月1日
Rawaxxxヤバすぎ pic.twitter.com/nvE9ffPWwA
— こにち (@_k_37) 2018年5月26日