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高校生ラップ選手権からラップスタア誕生!での活躍、その後一気に日本を代表する若手ラッパーの筆頭となったウィリーウォンカ(WILYWNKA)のプロフィールやデビューまでの道のりを詳しくまとめました。
ウィリーウォンカは1997年3月26日生まれの現在23歳です。
MCネームはTAKA、Willy Wonka aka TAKAを経て、ウィリーウォンカに改名しています。
4度の高校生ラップ選手権への出場を始め、ラップスタア誕生!、フリースタイルダンジョンなどのメディアでの活躍、音源リリースやライブ活動も精力的に行っています。
ソロのラッパーとしての活動以外にもユニット「変態紳士クラブ」での活躍や、ANARCHYが立ち上げたレーベルONEPERCENTとの契約など話題を欠くことがなく、最も活躍が期待される若手ラッパーの筆頭です。
目次
ウィリーウォンカのプロフィール
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出生名 | 非公開 |
アーティスト名 | ウィリーウォンカ(WILYWNKA) |
年齢 | 1997年3月26日(現在23歳) |
身長 | 171cm |
血液型 | 不明 |
出身地 | 大阪府堺市 |
事務所 | – |
レーベル | ONEPERCENT |
公式サイト | https://the1percent.jp |
1997年3月26日に大阪府堺市で、自営業を営む両親の家庭に生まれる
中学校に入学すると、スケボーを始め、ストリートカルチャーにハマる
ウィリーウォンカの幼少期〜小学校まで
自営業をしていたということもあり、割と裕福な家庭で育ちました。
ウィリーウォンカが小学校の頃に、母親がm-floのファンということもあり、ラップという認識がないままにノリでm-floを聴き、m-floのラッパー・VERBALが好きになります。
母親とカラオケに行くと、母親がシンガーのパート、ウィリーウォンカがVERBALのパートでラップをしたりしていました。
また小学校4年生から6年生の間は、友達の兄の影響でTERRY THE AKI-06やCHEHONなどのジャパレゲを聴いていましたが、レゲエという認識はないまま聴いていました。
ウィリーウォンカの中学校時代
中学校の周りの友達は流行の音楽を聴いていましたが、ウィリーウォンカは周りのスケーターの影響もありHIP HOPを聴くようになります。
当時のウィリーウォンカは本人曰く「B-BOYっぽいスケーターキッズ」であり、周りの友達とは違うカルチャーを知っているという優越感も感じていました。
毎日のように梅田駅に友達と集合し、路上でスケボーをし、最終的にスケボーパークに行くという生活を送っていました。
友達と南堀江にあるXLARGEに買い物に行った際、スタッフに渡されたイベントのフライヤーに書いてあった「HIDADDY from 韻踏合組合」の文字を見て、大阪・アメリカ村を拠点に活動する韻踏合組合に興味を持ちます。
その後は韻踏合組合を始めG-UNITやDIPSETなどのラッパーを聴き、HIP HOPにのめり込んでいきます。
ウィリーウォンカの彼女のうわさ
ウィリーウォンカは高校生ラップ選手権出場時に、MCの小藪一豊に童貞であることを何度かいじられていて、スタッフとして働いていた一二三屋のインスタグラムでも「彼女無」と何度もいじられていたことから、長らく彼女はいなかったことが推測できます。
また2019年9月20日にリリースされたセカンドアルバム「PAUSE」の収録曲「昼の6 時 feat. 鋼田テフロン」で「可愛い彼女が欲しい うざいリア充にすぐになりたい」とラップしています。
ウィリーウォンカの好きなファッションブランドは一二三屋
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ウィリーウォンカのファッションは高校生ラップ選手権に出始めたばかりの頃は、DGKやDOPEなどのスケーターブランドに加え、HIDADDYが経営する一二三屋で働いていたこともあり、一二三屋のオリジナルブランドや取り扱いブランドを着用していました。
しかし、高校生ラップ選手権以降はNAUTICAなどのPOLOなどの90’Sのブランドや大阪のセレクトショップ・102洋品店のアイテム、THE BLACK EYE PATCHなどのトレンドのブランドを上手くミックスしたファッションをしています。
ウィリーウォンカの髪型フェードカット
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ウィリーウォンカはラッパーとして活動する当初は、ベースボールキャップやジェットキャップ、ビーニーを被ることが多くありました。
しかし、ここ最近ではキャップを被ることがほとんどなくなり、大きなトレンドとなっているバーバースタイルの「フェードカット」がウィリーウォンカのトレードマークになっています。
ウィリーウォンカのラップスタイル
今のスタイルになるまでは、右葉曲折があります。
韻踏合組合の影響を大きく受けた押韻にこだわったスタイルでした。
リリックに関しても韻を大事にしすぎているため、突出したオリジナリティがない印象があり、フローも一辺倒なものでした。
フローに抑揚が少ない、鼻にかかった発声方法を使うようになり、独特のグルーブ感とオリジナリティを感じられるようになりました。
またウィリーウォンカが突出しているポイントは、やはりリリックの完成度の高さです。自らの失敗を受け入れた上でHIP HOPとして音楽に昇華しています。
これまでの自らの失敗もドラマに変え、自らの言葉でラップすることで、他のラッパーにはないリアル、深み、説得力があります。
シリアスなものから下ネタまで、とにかくフローもリリックも遊び心があるのも特徴です。
デビューまでの道のり
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Japp Pepperに勧誘されFORCE LIMITに加入、F-RAWWとともにHushPlant、TH beatsらとともにJet Lagを結成、主にライブ活動をメインとしてYouTubeにMVをアップするなど精力的に活動する
MCネームTAKAとして、出場するも一回戦で敗退
初勝利をするも、二回戦目で敗退
一回戦目で敗退
2015年9月20日に初音源となるミックステープ「FLY KICKS」をリリース
ミックステープ「FLY KICKS」は限られたショップのみでの取り扱い、いわゆるストリートのみの流通ながら、発売から3週間で1000枚を完売させる異例の売り上げとなる
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オーディション番組「ラップスタア誕生!」での準優勝を経て、ANARCHYが設立したレーベル・ONEPERCENTとソロ契約を結ぶ
2018年9月19日にファーストアルバム「SACULA」をリリース
ウィリーウォンカがラップをはじめたきっかけは韻踏合組合のHIDADDY
Hidaddy&ウィリーウォンカ
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Rappa Long T-Shirts
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ウィリーウォンカが中学に入学し、スケボーを始めた時期に、先輩の親が経営するダンススクールに無理やり連れていかれました。
ダンススクールでは自分の好きな曲をかけて踊る時間があり、ウィリーウォンカは韻踏合組合の曲をかけました。
すると「一二三屋ってとこがあるから絶対行け」と言われ、言われるがまま一二三屋に向かいHIDADDYを見て衝撃を受けます。
HIDADDY(ヒダディー)
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HIDADDY
HIDADDY
ウィリーウォンカ
HIDADDY
ウィリーウォンカ
HIDADDY
その後、ウィリーウォンカは、友達に相談しつつ何とか曲を書き上げ、以降一二三屋に通い詰め、ラップスキル磨いていきます。
- 一二三屋は韻踏合組合のHIDADDYが経営するショップ
- 最初はなんとなくDJをやりたいと思っていた。
- 初レコーディングは14歳のとき
ウィリーウォンカのおすすめの曲厳選3選
ウィリーウォンカのデビュー曲は「Rapper’s Flow」
ラップスタア誕生!では準優勝に終わりましたが、優勝以上のインパクトを残し、ANARCHYが設立したレーベル・ONEPERCENTとソロ契約を交わし、満を辞して配信リリースされたのがシングル「Rapper’s Flow」です。
アメリカのR&Bシンガー・Monicaの名曲「So Gon」を大胆にビートジャックしていますが、甘いミディアムなトラックにしっかり言葉を乗せていて、改めてウィリーウォンカのスキルの高さを証明しています。
しかし、フローに逃げることなく、過去の過ちを受け入れながら、HIP HOPへの愛と強い信念を言葉にしていて、これまでのバッググラウンドもあり言葉ひとつひとつが胸に刺さります。
「やる時がきた」というフックのリリックからも、これからの活躍を大いに期待させてくれるばかりか、聴く人の背中を押してくれる説得力を感じます。
ウィリーウォンカの代表曲は「Take It Easy」
2018年9月19日にリリースされたファーストアルバム「SACULA」の収録曲「Take It Easy」は、客演に沖縄のラッパーの唾奇を迎えたウィリーウォンカの中でも特に人気の高い楽曲です。
カッティングギターが爽やかなトラックの上で、唾奇とともに「ただヤりたいだけyear year year 遊んでたいだけyear year year」とダメな男全開のリリックを乗せます。
下ネタ全開、ウィリーウォンカは「クソで最低な曲を唾奇と作りました。」と語っていますが、爽やかなトラックとスムースなラップで、いやらしく聴こえません。
カフェや恋人同士でチルしたい時にもバッチリで、ウィリーウォンカの「ダメな男」の部分とアーティスティックな部分の両方を垣間見ることのできる代表曲です。
ONION / 音ノ葉REMIX feat.Kakky,Rude α,MCRey,Willy Wonka(TAKA)
TAKA時代の貴重な映像も残っています。
Silent Killa Jointもいます。
ウィリーウォンカラップバトルのまとめ
ウィリーウォンカのラップバトルの戦歴は下記の記事でまとめています。
ウィリーウォンカ、VIGORMAN、GeGで変態紳士クラブを結成!
ウィリーウォンカとレゲエディージェーのVIGORMAN(ビガーマン)は同い年で、14歳の頃から行動を常に一緒にするほど仲が良い友達でした。
しかし、お互いに「アーティスト」として見ていたわけではなく、あくまで「仲の良い友達」という関係でした。
2016年か2017年頃にたまたまウィリーウォンカとVIGORMANが2人で一緒に一二三屋を訪れた際に、共通の先輩から「お前ら、ずっと一緒に遊んでるんやから一緒に曲作ればいいやん」と言われ、トラックを聴かされました。
その聴かされたトラックを作ったのがGeGであり、トラックを聴いたその場のノリでGeGの居る神戸に行き「一緒に作ってくれ」と直談判し、楽曲「UGHHHHH」が完成します。
楽曲を作り始める中で「もっと書けるんちゃうん?」となり、ほぼ無理やり8歳年上のGeGを誘い、変態紳士クラブが結成されました。
2017年1月に配信限定シングル「WAVY」をリリースし、更には2017年7月にリリースしたシングル「ZIP ROCK STAR」はストリートのみの流通ながら1か月で1000枚を完売させました。
そして2017年11月22日にはシングル「ZIP ROCK STAR」を全国流通発売させ、HIP HOPシーンに留まらず、音楽シーンを席巻する勢いを見せました。
その後は変態紳士クラブとして音源のリリースにツアー、ライブ活動を行う一方、ウィリーウォンカを始めVIGORMAN、GeGも各自ソロでの活動も精力的に行っています。
ジャンルも人目も気にしない、自由すぎるジャンルレスな変態紳士クラブの音楽も、ウィリーウォンカというアーティストを語る上で欠かせません。
Shurkn Papともコラボしています。
ウィリーウォンカの評価
最近ウィリーウォンカのPAUSEにはまってずっと聴いてる
いいよねすごく pic.twitter.com/16rbzFrohP— じゃむ (@memento_mori02) 2019年11月8日
ウィリーウォンカ 好きすぎてやばい
— t (@_minuit0) 2019年11月11日
ウィリーウォンカはリズムをすごく正確にとるから聴き心地抜群だしラップが「上手い」ってこういうことなんだなって
— M.T (@Hi_Lite_HIPHOP) 2019年11月9日
ウィリーウォンカイケすぎやろ pic.twitter.com/0EebjVS5ho
— つ (@_ashita_ganbaru) 2019年11月6日
ウィリーウォンカはマチガイナイオトコ🇯🇵
— hokuto (@hokuto184) 2019年1月1日
TAKA君アンコール盛り上がりすぎてやばかった🔥#ウィリーウォンカ pic.twitter.com/P3KowtKnXB
— hiro (@hiro32161623) 2018年12月29日
ウィリーウォンカ(変態紳士クラブ)
×唾奇めっちゃかっこいい pic.twitter.com/8TZ4WnLAw4
— Sigma-T (@from1cHibju) 2018年7月22日
willywonka僕の中でもうこれ超える曲ない気がする【MV】Willy Wonka a.k.a.TAKA – D.R.U.G.S. https://t.co/UjnKM1nTz5 @YouTubeより
— Rays.BENI (@rays_beni) 2019年10月24日
WillyWonka aka Takaめっちゃかっこよくなってるやん。
高ラのvsRACK戦大好きです。— flash (@flash_3_d_w) 2018年12月5日