Young coco(ヤングココ)は、全国的に注目されているレーベルHIBRID ENTERTAINMENNTに在籍していて、大阪を拠点に音楽活動しているラッパーです。
トラップ・ミュージックを軸とした彼の楽曲は、日本にとどまらず、台湾、韓国、上海などアジアを中心とした海外でも注目されています。
Young cocoは、日本のトラップシーンを牽引しているといっても過言ではないほどの実力のあるラッパーです。
目次
Young Cocoのプロフィール
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出生名 | シュウタ |
アーティスト名 | Young Coco(ヤングココ) |
年齢 | 1997年1月12日(現在26歳) |
身長 | 非公開 |
血液型 | 非公開 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
事務所 | HIBRID ENTERTAINMENT |
レーベル | HIBRID ENTERTAINMENT |
公式サイト | https://twitter.com/Coco_137_jpn |
Young Cocoは、兵庫県西宮市に生まれ育ちますが、2021年現在の活動拠点は大阪です。
小学時代は、スケボーにハマると同時に、YouTubeのスケボー動画に流れていたHIP HOPを聴いたことがきっかけにHIP HOPを聴き始めます。
そしてスケボーを通じて、WILYWNKAと出会い、彼からラップの仕方を教わりながら音楽活動を始めます。
高校時代では、音楽に対しての意欲はなくなり、本人の口からは言えないほどの悪い仕事をしていました。
しかし、周りに迷惑をかけていたり、真面目に音楽活動をしているラッパーをみたりしたことをきっかけに音楽に真摯に向き合うようになります。
その後、音楽配信サイトSoundCloudを中心にEPをリリースし、日本や海外でも徐々に注目され始めます。
そして、シングル曲である「KONOMAMA」や「sakkaku」などによって全国に知れ渡り、それ以降も現在に至るまで多くのヒット曲を生み出しています。
2〜3歳でサーファーデビュー
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Young Cocoの父親の影響で、2〜3歳でサーフィンを始めます。
当時のYoung Cocoは、スケボーに興味があったが、痙攣持ちのため道路で頭を打つ可能性から両親はスケボーを禁止していました。
そのため、頭に衝撃がいかないサーフィンは許可していたようです。
中学時代の部活
HIP HOPのYouTubeチャンネルであるニート東京出演時では、Young Cocoの中学時代、サッカー部に所属していたと語っています。
しかし、当時の同い年のサッカー部員が6人しかいなかったことから、本格的にサッカーができる環境ではなかったことが伺えます。
ただ、サッカーは今でも好きで、チームを作って趣味程度にサッカーしたいと語っています。
両親から音楽活動を反対されていた
https://twitter.com/Coco_137_jpn/status/737857110415966208
当時、音楽で稼ぐために活動していたYoung Cocoに対して両親は反対しています。
そんな両親に対して、Young Cocoは音楽をやめて働くと言いつつ、根拠のない自信を胸に密かに音楽活動をしていました。
その自信が功を奏し、全国に知れ渡った時には両親もLIVEに来てくれたり、応援したりするようになっていきます。
レーベルHIBRID ENTERTAINMENTに入るキッカケ
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Young Cocoは元々、HIBRID ENTERTAINMENTの設立に関わっているラッパーJin Doggのファンであり、Jin Doggのライブではリスナーとして常に最前列で観ていました。
トリリンガルであり、チカーノっぽいノリだった当時のJin DoggにYoung Cocoは惹かれ、サインを求めたり、個人的に話をしたりしていきます。
そうしたコミュニケーションをしてく中で、徐々に仲良くなっていき、HIBRID ENTERTAINMENTに加入することになります。
元々2MCで活動していた
Young Cocoは、中学1年ぐらいにスケボーを通じて、現在変態紳士クラブでお馴染みのWILYWNKAと出会います。
意気投合した彼らは、毎日遊んでいく中で中学校卒業と同時ぐらいに、WILYWNKAと2MCで「HUSH PLANT」という名前で音楽活動をします。
現在はもうHUSH PLANTでの活動はしていないですが、当時のYoung Cocoは、現在のトラップスタイルとは異なり、いなたさのあるラップが印象的です。
Young Cocoのファッション
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- KSUBI
- Eytys
- REPRESENT
- NIKE
- CHROME HEARTS
Young Cocoは、音楽のみならず、個性的なファッションとしても注目されています。
Young Cocoのスタイルは、ストリート系を軸としたファッションで、モード系やネイルをしたジェンダーレスなスタイルを取り入れたりするジャンルに囚われないファッションスタイルです。
元々スケボーをやっていたことから、スケーターファッションに大きく影響を受けているので、彼のファッションにおいてストリート要素が常に含んでいます。
Young Cocoのラップスタイル
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- トラップ・ミュージック
- こだわったオートチューン
- メロディアスなラップ
Young Cocoは、808ベースや小刻みのハイハットが特徴のトラップビートに乗せて歌うことが多いです。
また、機械的な声色を生み出すオートチューンでメロディアスに歌い上げ、浮遊感を感じさせるようなラップスタイルが特徴です。
日本ではなかなか見れらない彼の独自の世界観は、こういったラップスタイルによって成り立っています。
Young Cocoがラップを始めたきっかけ
彼がラップを始めたきっかけは、当時すでにラップをしていたWILYWNKAとの出会いです。
そんなWILYWNKAに影響を受け、ラップの仕方について何も知らなかったYoung Cocoは、フックの作り方や韻の踏み方などWILYWNKAにラップの仕方を教わります。
ラップをやり始めた時のリリックの内容を思い返して、Young Cocoは
Young Coco
と語っています。
音楽制作のこだわり
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音楽制作の際に自分の世界観を表現するために、誰にも頼らず一人で籠って制作するアーティストも多いですが、Young Cocoは少し違います。
Young Cocoは、一人で制作を進めず、HIBRID ENTERTAINMENTに所属するメンバーの意見も参考にすることを心がけています。
Young Cocoの曲に対する周りのメンバーの意見を取り入れたり、自らリリックに関する相談をしたりするなど自分の楽曲を自分一人でなく、チーム全員で作っている意識でを制作しています。
そんななんでも言い合える環境についてYoung Cocoは
Young Coco
と語っています。
Young Cocoの今後のビジョン
U!https://t.co/sAQPc4lbHT pic.twitter.com/Teoxi7QhRU
— Young Coco (@Coco_137_jpn) March 25, 2020
現状として、Young CocoやレーベルのメンバーのようなスタイルのHIP HOPだと、現在のJ-POPほど日本では受け入れにくい土壌があります。
このことから、どれだけかっこいいHIP HOPを体現する次世代のラッパーでも音楽だけで食べていくことは難しい傾向にあります。
そんな状況から考えたYoung Cocoのビジョンは
Young Coco
と語っています。
そういったビジョンがあるからこそ、Young Cocoは日々ストイックに楽曲制作に取り組んでいるといえます。
Redbullサイファーでのパフォーマンス
Red Bullが企画するマイクリレー企画「RASEN」では、Young Cocoが参加しています。
RASENでは、Young Cocoが得意とするトラップビートで乗りこなし、オートチューンとメロディアスなラップでYoung Cocoらしさ全開のパフォーマンスを披露しています。
また、聞き取りやすいリリックで自分自身について表現し、普段一緒にいる仲間への愛も感じられるといったYoung Cocoの内面も表現されたサイファーになっています。
Young Cocoのおすすめの楽曲厳選3選
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Young Cocoは、毎日楽曲制作に取り組むほど、ストイックに曲を作っています。
中学生という若い時期から楽曲制作を始め、様々なスタイルに紆余曲折を経て、現在の洗練されたスタイルになっています。
そんな洗練されたスタイルを象徴するようなおすすめの楽曲を3つ紹介します。
Young Coco / KONOMAMA
2017年11月13日にリリースされたシングル曲「KONOMAMA」です。
この楽曲は、Young Coco自身初のニューシングルであり、全国にYoung Cocoを知らしめた楽曲の一つになります。
Young CocoこだわりのオートチューンとEDM調のビートが絶妙なバランスで調和していることから、クオリティの高い楽曲に仕上がっています。
この楽曲を聞くと、思わず体でリズムを刻んでしまうような一曲です。
Young Coco / ホンキ!
2020年9月9日にリリースされたアルバム「NOT REGULAR」に収録されている「ホンキ!」です。
この楽曲は、自分一人ではなく、周りの仲間の意見を取り入れながら制作した一曲です。
この楽曲のPVが投稿されているYouTubeの概要欄には、楽曲に関わったJin DoggやVIGORMANなど多くのアーティストのクレジットが記載されてあります。
得意分野であるトラップビートにYoung Cocoのメロディアスなフロー乗せたこの一曲は、頭振れること間違いなしです。
Young Coco / I’m Not Regular
2020年9月9日にリリースされたアルバム「NOT REGULAR」に収録されている「I’m Not Regular」です。
ダークなメロディーからなるトラップビートとYoung Cocoのアグレッシブなリリックによって、Young Coco独自の世界観を表現している楽曲に仕上がっています。
中毒性の高いYoung Cocoのトラップミュージックを堪能するには、もっていこいの一曲です。
Young Cocoの仲良いラッパー
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- Kenayeboi
- Jin Dogg
- JAGGLA
- MARZY
- WILYWNKA
- Shurkn Pap
Young Cocoは、関西を中心に仲良いラッパーが多いです。
また、楽曲でも仲間に対する愛を歌うようなリリックが多いことからとても仲間を大切にしています。
そんな仲間想いなYoung Cocoだからこそ、同業者との交友関係はとても広いです。
Jin Dogg
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Young Cocoは、元々Jin Doggのファンなので、リスナーとアーティストといった関係性から始まっています。
そこからYoung Cocoの積極的なコミュニケーションによって徐々に仲良くなっていき、現在ではともに楽曲制作することはもちろん、Jin Doggの自宅で遊ぶほど仲良くなっています。
WILYWNKA
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Young Cocoのラップキャリアに欠かせない人物であるWILYWNKAは、中学生からの幼馴染です。
中学時代では、一緒にスケボーするために毎日大阪の梅田駅に合流し、ストリート上でスケボーして遊んでいました。
現在でも遊ぶこともあり、一緒に楽曲制作もしたりしています。