VERBAL(バーバル)は、在日韓国人3世として東京都生まれました。
m-flo(エムフロー)でラッパーとしてデビューし、その後もDJ・音楽プロデューサー・デザイナーなど多岐にわたるジャンルで才能を発揮しています。
日本のミュージックシーンの重要人物、VERBALの生い立ちやおすすめ楽曲を紹介します。
目次
VERBALのプロフィール
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出生名 | リュ・ヨンギ |
アーティスト名 | VERBAL(バーバル) |
年齢 | 1975年8月21日(現在47歳) |
身長 | 非公開 |
血液型 | B型 |
出身地 | 東京都 |
事務所 | LDH JAPAN |
レーベル | rhythm zone |
公式サイト | https://twitter.com/verbal_ambush |
在日韓国人3世として生まれたので、国籍は韓国です。
家族構成は父、母、妹がいます。
そこで現地のサマーキャンプに参加し、カルチャーショックを受けます。
友人とライブ活動を開始し、複数のレコード会社からデビューのお誘いを受けるなど、才能を開花させます。
日本に帰国中に参加した楽曲が評価され、事務所からスカウトを受けます。
1998年、m-floとしてデビューします。
VERBALは、東京都で生まれました。
在日韓国人3世で、国籍は韓国です。
VERBAL
小学校5年生の時、ボストンに滞在します。
その時に参加したYMCAのサマースクールで、子供たちがRUM-D.M.C.の曲に合わせてダンスを踊っていたことに衝撃を受けます。
VERBAL
この体験がきっかけで彼はHIP HOPに目覚め、自身でも英語でリリックを書くようになります。
高校時代に友人のタク(現・m-floメンバーの☆Taku Takahashi)とユニットを組み、ライブ活動を始めたところ、様々な音楽事務所からデビューのオファーが舞い込んできます。
VERBAL
しかし、彼はその時デビューを断っています。
VERBAL
両親の望みもあり、名門大学ボストン・カレッジに進学し、卒業後はアメリカでサラリーマンをしていました。
その後彼は大学院で神学を学ぶなどしていましたが、日本に帰国中、☆Taku Takahashiに誘われ軽いノリで制作した楽曲が評価を得たのがきっかけでm-floとしてデビューします。
VERBALは結婚している?
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VERBALは結婚していて、奥さんは、韓国系アメリカ人でファッションデザイナー・YOONです。
2人はボストンの大学で出会いました。
アジア系アメリカ人は地味な印象があった当時でしたが、彼女のファッションセンスはとてもカッコよく、そこに惹かれたといいます。
VERBAL
彼らは2004年に結婚しています。
YOONは2015年にBusiness of Fashionが認定する「ファッション界を変える世界の500人」に抜擢されるほどの実力の持ち主で、2018年にはディオールのジュエリーデザイナーも任されています。
夫婦共にクリエイティブな才能を発揮しているスーパーカップルです。
VERBALのファッション
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- galaxxxy
- A BATHING APE
- Jeremy Scott
- AMBUSH
- NIKE
- CONVERSE
- Reebok
VERBALのm-floデビューからTERIYAKI BOYZの頃のファッションは、奇抜でカラフルなスタイルが主流でした。
一般の感覚では思いつかないような独特のファッションセンスには、彼の信条があります。
VERBAL
誰かの真似をするオシャレなど簡単にできるしそれはオシャレではないという彼のファッションイズムが、最先端のスタイルを生み出しています。
また彼は無類のスニーカー好きで、300足は所有しているといいます。
NIKEと夫婦で経営しているブランドAMBUSHとのコラボレーションダンクが思い入れがあると話しています。
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2020年頃からは、黒を基調としたシックなファッションスタイルに変化しています。
VERBAL
ブランドはAMBUSHのアパレルウェアを多く着用している姿がSNSで見られます。
サングラス
VERBALのトレードマークといえばサングラスです。
VERBAL
多い時には1000本以上のサングラスを所有していたといいます。
特にブランドの思い入れはなく、300円くらいのものから10万円以上するものまで、自分の気に入ったスタイルのサングラスをコレクションしています。
サングラスを着用し始めたきっかけは、デビュー当時に出来上がった自身のアーティスト写真に違和感を覚え、たまたま手にしていたサングラスをかけたことからでした。
VERBAL
VERBALが立ち上げたブランドAMBUSH(アンブッシュ)
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AMBUSH(アンブッシュ)は、VERBALと彼の妻YOONによって2008年からスタートしたジュエリー&ファッションブランドです。
2人は2004年に最初のジュエリーブランドAntonio Murphy & Astro(アントニオマーフィー&アストロ)というジュエリーブランドを立ち上げ、そのセカンドラインとして設立されたのがAMBUSHでした。
VERBALがCEOを務め、YOONが全てのデザインを手掛けています。
VERBAL
遊び心のあるデザインを追い求め、今までにない新しいファッションスタイルを生み出している気鋭の存在として評価されています。
LOUIS VUITTON・NIGO・MAISON KITSUNE・NIKEなど有名なブランドともコラボレーションしていて、有名人ではレディー・ガガやレブロン・ジェームズ、リアーナなどの大物芸能人が愛用しています。
VERBALは交通事故で生死の淵から生還
【Message from PKCZ®】函館での交通事故につきまして
EXILE MAKIDAI
VERBAL
DJ DARUMA”ファンの皆様、メンバーの皆さんからのメッセージにとても励まされました。心から感謝しています。”https://t.co/mtdm131XG6
— EXILE 最新ニュース (@exnews24) December 28, 2016
VERBALは2016年の年末に、交通事故に遭って生死の淵をさまよっていました。
EXILEのメンバーとライブに出演するために移動していた自動車が大型トラックと衝突し、VERBALはちょうどトラックと直撃する位置に乗っていたため、肋骨8本骨折・肩の脱臼・内臓破裂という致命傷を負ってしまいました。
VERBAL
半年以上のリハビリを経て、現在は回復しています。
VERBALは元エリート証券マン
【VERBAL証券マンからなぜ転身】2016年末、交通事故で瀕死(ひんし)になるも生還したミュージシャン、VERBAL(バーバル)さん。なぜ米国でのエリート証券マンのキャリアを捨ててまでラッパーになったのか。 https://t.co/BMowl6L7cp
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 30, 2017
VERBALはボストン・カレッジ大学を卒業後、アメリカの証券会社スミス・バーニーに就職していました。
スミス・バーニーは世間的なイメージが良い会社で、彼はエリート証券マンとしてサラリーマンデビューを飾っています。
職場の雰囲気が独特で、個性的な上司や同僚に囲まれていたといいます。
VERBAL
しかし彼は仕事へ情熱を傾けることができず、1年足らずで退職しています。
VERBAL
VERBALはクリスチャン
㊗️8月21日 ラップミュージシャン #VERBAL(m-flo) 誕生(1975-)
14歳の時にラップを始め、高校を卒業して米国のボストンカレッジに留学。在学中にクリスチャンとなり、神学校に入学して牧師を目指していた時期もありました。今でもライブ本番10分前の祈りを欠かさないそうです。#mflo#キリスト教豆知識 pic.twitter.com/krxPbvhxeo— 寝屋川キリスト教会【MB】 (@neyagawach) August 20, 2019
VERBALは大学1年の時にキリスト教と出会い、クリスチャンになりました。
当時大失恋をして落ち込んでいた彼は、知り合いに誘われて教会へ行ったところその教えの深さに感激したといいます。
サラリーマンをやめたあとは、牧師になる資格を取れる神学校へ進んでいます。
VERBAL
デビューしてからも、ライブ直前には神にお祈りを捧げることを欠かしていないと話しています。
VERBALのラップスタイル
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- 低音ボイスから繰り出されるバイリンガルなフロウ
- 計算されたリリックの構成とユニークなリリックのバランス
VERBALのラップの魅力は、
また、韻の踏み方やリリックの構成なども考え尽くされていて、
一見おちゃらけたトピックも、
リリック、ファッション、振る舞い全てが計算し尽くされていて、J-POP界にクラブミュージックを浸透させた重要人物で
VERBALがラップを始めたきっかけはRUN-D.M.C.
VERBALがラップを始めたきっかけは、小学生の時にボストンのサマースクールに参加し、そこでHIP HOPのカルチャーに触れたことでした。
VERBAL
地元の子供たちがバスの中でRUN-D.M.C.を熱唱している姿は、これまでの人生を変える衝撃でした。
中学生のころから英語で歌詞を書き始め、高校の頃にはバンドを組み、フジテレビの「ハウスエナジー」というオーディション番組にノリで出演したら優勝したというエピソードがあります。
m-flo(エムフロウ)
- ☆Taku Takahashi
- VERBAL
- LISA
m-floは、1998年にデビューした音楽グループです。
神学校に通っていましたが、お金が尽きて日本に帰国していたVERBALに、☆Taku Takahashiが当時制作していた楽曲にラップを頼んだことがきっかけでデビューしました。
その曲「The Way We Were」は高く評価され、m-flo名義で1998年10月にリリースされました。
1999年7月にはメジャーデビューを果たし、デビューシングル「the tripod e.p.」はオリコン初登場9位という結果を残しました。
メガヒットした「come again」など、日本の音楽チャートを駆け抜けましたが、2002年にLISAが脱退し、また他のメンバーも個人の仕事が活発になり、一時は沈黙を守ります。
2017年にはLISAが復帰し、再結成を果たしています。
TERIYAKI BOYZ(テリヤキボーイズ)
- ILUMARI
- RYO-Z
- VERBAL
- WISE
- NIGO
TERIYAKI BOYZ(テリヤキボーイズ)は、2005年から活動しているHIP HOPユニットです。
RIP SLYMEのメンバーとVERBAL、A BATHING APEのクリエイティブディレクターNIGOがDJとして参加し
2007年にはカニエ・ウェストをプロデューサーに迎えた1st single「I still love H.E.R. feat. KANYE WEST」をリリースし、音楽番組「MUSIC STATION」にも出演します。
また、ハリウッド映画「ワイルドスピード×3 TOKYO DRIFT」の主題歌「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」が世界中でヒットし、YouTubeのMVは
2020年には、ラッパーや芸能人たちがTOKYO DRIFTのビートを使ってラップをするのが話題になりました。
VERBALとLDHの関係
VERBALは2016年からEXILEや三代目 J SOUL BROTHERSが所属している事務所、LDHに所属しています。
VERVAL
2021年現在、彼はLDH JAPANの国際事業部プロデューサーに就任しています。
LDHの代表、EXILEのHIROをリスペクトしていて、
VERVAL
と話しています。
VERBALのおすすめ楽曲厳選3選
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- m-flo loves YOSHIKA / let go
- TERIYAKI BOYZ / HeartBreaker
- VERBAL / BLACK OUT feat. Lil Wayne & Namie amuro
VERBALは2021年現在、m-flo名義で9枚のアルバム
また国内外問わず多くのラッパーや大物アーティストと数多くのコ
人脈と才能に恵まれたVERBALのおすすめ楽曲を紹介します。
m-flo loves YOSHIKA / let go
m-floの4th Album「BEAT SPACE NINE」に収録されています。
シンガーYOSHIKAのフックが有名ですが、VERBALの淡々としたフロウが印象的な楽器です。
2021年現在3000万回超再生を記録しています。
VERBAL
TERIYAKI BOYZ / HeartBreaker
2008年にTERIYAKI BOYZからリリースされたナンバーです。
マイクリレーのトップで愛嬌たっぷりのラップをスピットするVERBALの新鮮な一面が見れる楽曲です。
VERBAL
バ・バーバル あいた口が(は!)
な・なぜか ふさがらない(Why?)
ガ・ガールズ in the Club be HOT!(は!)
目が泳〜いで ます、マジ ヤバーイ です cuz
カノジョバレタラ 排泄物
になります、なります
VERBAL / BLACK OUT feat. Lil Wayne & Namie amuro
2011年にリリースされたVERBAL初のソロ・アルバム「V
安室奈美恵とリル・
アップテンポなナンバーに3人の魅力が詰まったスリリングな展開
VERBAL
だから why? Why?
なんて聞かず
ワイワイしてようぜ
Bye-bye なんて言わず
倍々に楽しむ方法
VERBALとSEEDAのビーフ
過去にはVERBALとラッパーSEEDAとのビーフが勃発し、話題となりました。
発端は2009年1月にリリースされたTERIYAKI BOYZ「SERIOUS JAPANESE」の一節です。
VERBAL
これはSEEDAの「Sai Bai Men feat.OKI」のリリック
を無断引用したことと、楽曲の最後にSEEDAを茶化すようなガヤが入っているように受け取ったことから、SEEDAは自分へのdisと取り、「TERIYAKI BEEF」というアンサーソングをOKIと発表します。
トーシロ以上ラッパー未満が雁首そろえてレペゼンジパング
1人はビッチであとはカス you are serious? へそが茶を沸かす
これに対しVERBALは曲で応酬せず、自身のpodcastにSEEDAを招きます。
2009年3月にポッドキャストでVERBALはDISした訳ではないと謝罪し、歌詞を引用したのはSEEDAをリスペクトしていたからだと説明しました。
SEEDAは曲で返して欲しかったと言いましたが、VERBALは日本のリスナーがHIP HOPの文化を理解していないため、これ以上のビーフは混乱を招くと話しました。
最後はフリースタイルを行いましたが、VERBALが笑いでごまかすなどフリースタイルが成立しなかったため、SEEDAは後にブログで
と記しています。
この流れを受けてOKIも「Shall We Beef」を発表しましたが、以降この件に関してVERBAL側が返すことはありませんでした。
VERBALと仲の良いアーティスト
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- カニエ・ウェスト
- ファレル・ウィリアムス
- RIP SLYME
- ☆Taku Takahashi
- HIRO(EXILE)
- JP THE WAVY
VERBALは国内外問わず、親交の深いアーティストが多いです。
m-floのメンバーである☆Taku Takahashiとは、小学校からの友人です。
VERBAL
JP THE WAVYは、子供の頃まさにm-flo世代でした。
VERBALのことをリスペクトしていて、2020年にはコラボ曲「OK,COOL」を発表しています。
VERBAL
また、レジェンドラッパーのカニエ・ウェストは親友のひとりです。
何の連絡もなく突然カニエ・ウェストが彼の元に遊びに来日するなど、かなり深い仲ということがわかります。
VERBAL
ファレル・ウィリアムスとはアートの話を良くする仲間です。
VERBAL
VERBALは多趣味な人と話が合うと話していて、カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスはそういう所でも気が合う仲間だと言います。