D.O(ディーオー)は世界観、フロウ、リリック全てが独特です。
パンチラインも観衆の心をグッと掴む物が多く唯一無二と言えます。
D.O本人のブランド力が強く、憧れているラッパーも大勢いるシリアスラッパーです。
D.Oのプロフィール
出生名 | 須藤 慈容(きみづか・しげやす) |
アーティスト名 | D.O(ディー・オー) |
年齢 | 1978年7月7日(現在45歳) |
身長 | 178cm |
血液型 | 型 |
出身地 | 東京都練馬区 |
事務所 | |
レーベル | |
公式サイト |
D.O(でぃー・おー)は1978年7月7日(現在45歳)です。
東京都練馬区出身で、練マザファッカーというグループのリーダーを務めていた過去もあります。
D.Oの名前の由来は一般的には「Dangerous.Original」からとっていると思われがちですが(本人の口癖なので)
実はこれは後付けで、出生名の須藤(SU DO U)から来てると本人が語ってます。
特徴的な声質と、ゾクゾクしてしまう程リアルでドープなリリックは、「一度聞いたら頭から離れない」「クセになって何度も聞いてしまう」という理由でファンを増やし続けてきました。
本名は君塚慈容(きみずか しげやす)ですが、旧姓は須藤とあるので両親に離婚歴があるのかもしれません。
地元では有名な不良だったと言われているので、複雑な家庭環境がD.Oのラップと関係していることは確かです。
ロイヤルというのは東京都練馬区にあるレストランです。
店の規模や店主のインタビューを聞く限りは、どうらや個人経営のお店に見えました。
ロイヤルに来ると決まって頼むメニューがあるとD.Oは語っていて、店主に「おばちゃんいつもの!」と笑顔で注文していたのが印象的です。
D.Oは定時制高校出身で、二回の留年を経て二十歳の時に卒業しました。
YouTubeの動画でも「両親はリスペクトしているので心配をかけたくなかった」という思いを語っており、不良だらけの同級生に流されず意地で卒業したことが分かります。
半分以上が二年生になる前に辞めてしまったり、退学になってしまうような学校だったので卒業するのはかなり大変だったようです。
暴走族が普通に駐輪場にバイクを止めていたり、気づけば喧嘩が始まるような高校生活だったとも語っています。
ニューヨークに数年滞在した後、LAMP EYEの後身グループである雷に所属しました。
そこでは、他のMCらと共にサイドMCとして活動していたようです。
その後もRINO LATINAや般若率いる妄想族の楽曲に参加をし続けて、2006年にソロアルバム「JAST HUSTLN’ NOW」でデビューをしました。
D.Oの彼女
最初はD.Oの名字が「須藤」から「君塚」に変わっていたので、結婚しているのかなと思ったのですが、調査しても結婚に関する情報は見つかりませんでした。
また、彼女の情報も今まで噂になったことがありません。
テレビ出演の際に昔の彼女のエピソードトークを話す場面ぐらいしか情報がありませんでした。
D.Oのタトゥーは伝説の彫師Mr.Cartoonの作品
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D.Oといえば、顔から足先までびっしりと入ったタトゥーが特徴的です。
目の下にあるのは涙型の「ティアドロップ」というデザインで、ほくろではありません。
アメリカの刑務所で発祥した文化で、人を殺してしまったり許されない罪を犯した証と言われています。
また、腕のドクロのタトゥーは世界的に有名なタトゥーアーティストMr.Cartoonの作品です。
選ばれし者しか彫って貰えないことから、タトゥーを見せるだけで入国審査にパスする国もあると言われています。
D.Oのファッションは全盛期のB-boyスタイル
#今日は何の日
一番好きと言っても過言じゃないあのD.Oと去年偶然遭遇し、大喜びして写真を撮ってもらった日ちなみにこの3日後D.O逮捕されました、、 pic.twitter.com/NkHvwROaKA
— あ……え…… (@megm_8010) May 12, 2019
D.Oと言えば、ブカブカのジーンズにダボッとしたパーカーなどのB-boyファッションです。
今はタイトなラインの着こなしが主流になりつつありますが、全盛期のB-boyスタイルを貫いています。
アメリカ発祥のストリートブランド「OFF WHITE」は成功者の証とも言われ、上質で存在感のあるデザインが特徴なのでD.Oのファッションに近い物が手に入りそうです。
D.Oは二回も逮捕されている
D.Oの代表的なエピソードと言えば、逮捕です。今までにコカインと大麻の所持で二回逮捕されています。
2009年コカイン所持で逮捕
2009年にコカインの所持・使用したとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。
1月30日にD.Officeの事務所に家宅捜索が入り、仲間が逮捕された際にD.O自身も現場に現れました。
速身体検査を受け、定期入れの中に微量のコカインを所持していたため現行犯で逮捕されました。
その時「我慢できなかったんスよ、勘弁してくださいよお巡りさん・・・」と言ったそうです。
この逮捕で懲役一年、執行猶予四年の処分を下されました。
逮捕されてしまったため、2ndアルバムの発売中止、今までに配信されていた楽曲の停止など、音楽活動が一旦足止めされることになりました。
一方ファンからは「やっぱりね」「何も驚かない」と寛容な声が多く上がりました。
これだけアウトロー感満載のラッパーですから、何もない方が驚きかもしれません。
2018年乾燥大麻やコカイン所持容疑で逮捕・・現在獄中
2018年には乾燥大麻やコカインなど数百グラムを所持していた容疑逮捕されました。
2019年の秋から服役することが決定し、現在は刑務所の中です。因みに獄中で誕生日(7月7日)を迎えました。
2021年12月22日釈放
I’m Back !! pic.twitter.com/WYHfNPWdNA
— 草下シンヤ/作家&編集者 (@kusakashinya) December 22, 2021
D.Oの口癖は「メーン」「って話」
D.Oの口癖は大きく分けて二つあります。特徴は語尾につけて使うことで、どんな言葉にでも使えます。
意味は特にありません。
メーン
- 松本メーン、人志メーン
- いいぜメーン
- 後で俺に聞きやがれ、メーン
- カメラの回ってねえところで聞きやがれ、メーン
- ちげーのかよ、カモン、メーン
- カモンメーン
- This is オリジナル、メーン?
- あけおメーン
って話
- スラングは俺に聞けって話
- 飯食わせやがれって話
- 噂通りの話だって話
「D.Oが生放送中にぶちきれる!」ドッキリ動画
「D.Oが生放送中にぶちきれる!」というドッキリ動画が一時期話題となりました。
どうやら練マザファッカーが製作した映像らしく、これを知ったファン達は「良かったー」と安心したそうです。新作映画の会見中という設定なのですが、インタビューされているにも関わらず、電話に出てキレ始めてアナウンサーが焦るという場面もあります。
その後、生意気な質問をした記者に掴みかかりに行くという流れは、見ているこっちもヒヤヒヤする緊張感でした。
D.Oのラップの特徴は独特なフロー
D.Oの楽曲の特徴は、なんといっても特徴的な声質です。
鼻にかかるような高い声で、アウトローのリアルなリリックを歌うギャップは数々のヒップホップファンを魅了してきました。
D.Oのリリックは一般人のみならず、そこら辺の不良も聞くだけで震えてしまう程ドープです。
また、自らの体験を元にしか歌詞を書いていないので、心境や境遇に引き込まれる世界観があります。
ラップをはじめたきっかけ
D.Oのラップを始めるきっかけは、本人からは明言されていません。
D.Oは小学生の頃のエピソードで、「ビーバップハイスクールに憧れて、すれ違う奴に喧嘩しよーぜとけしかけていた」と語っています。
もしかしたらその当時からラップバトルのスタイルを自然とやってのけていたのかもしれません。
D.Oのデビューアルバム「JUST HUSTLIN’ NOW 」
D.Oのデビューアルバムは、2006年にリリースされたソロアルバム「JUST HUSTLIN’ NOW」です。
いきなりイントロから度肝を抜かれるデンジャラスさで、ファンからは「D.Oの最高傑作」「シラフでは聞けない」と大好評でした。
D.Oはすでに客演でファンが沢山ついていたので、満を持してのデビューと言えます。
ですが、あまりにぶっ飛んだ構成やフロウにファンも思わず食らってしまったのです。
D.Oの代表曲は「悪党の詩」
D.Oの代表曲と言えば「悪党の詩」です。自身の自叙伝のタイトルにもなっていて、思い入れの深さが伺えます。
「悪党が奏でるこの詩 バカにされたって構わないさ」「悪党が奏でるこの詩 今に見てろってずっと思ってた」というHookもあり、下から根性で這い上がって欲しいものを手にする、ヒップホップの醍醐味が伝わって来るのが魅力です。
アップテンポな曲調が途中から全く切り替わり、何やら不穏な雰囲気になっていく場面もD.Oらしい楽曲だと思います。

D.Oの交友関係は!?マブダチは漢 a.k.a. GAMI
D.Oは漢 a.k.a. GAMIと親交が深いことも有名です。
二人で対談をしたり楽曲を出したりしていて、同じ東京出身のアウトローとして分かり合える部分が多いのでしょう。
「KUSARI GROOVE」は、ドープなそれぞれのリリックにも飲まれない、D.Oの存在感を感じることができるいっきょくです。
練マザファッカーについて
練マザファッカーは、東京都練馬区を拠点にして活動するヒップホップクルーです。
もちろん、出来たばかりの時はD.Oが代表を務めていました。
元々はグループ名ではなく、練馬のラッパー達を指す独自の用語だったみたいです。
ダウンタウンの番組中に「ウルリン滞在記」という企画があり、そこで練馬のラッパーが中川家の剛にラップを教えたことが練マザファッカー名義で曲を発売するきっかけとなりました。
D.Oと他のアーティストとのコラボ
D.Oは自身の楽曲や元々リーダーをしていた練マザファッカーだけでなく、様々なアーティストとのコラボも多彩にこなしています。
ちゃんみなのPVに出演
PV中でもD.Oは普段と変わらない立ち振る舞いです。メーン
LETTER TO JAIL feat. 響 / D.O
女性ラッパーとのコラボもあり、響の楽曲に参加した際は「早く出て吸いてーぜ」とまたもや警察に睨まれそうなリリックを歌っていました。
SALU「LIFE STYLE」
今時のUSスタイルでラップをするSALUの「LIFE STYLE」にも参加していて、そこでもD.O独特の不穏な雰囲気のラップを披露しています。
D.Oの評価
D.Oとかいう話うまくて最高のラップ作って逮捕される男
— アル中ダーツデブ (@masakix128) September 4, 2019
「悪党の詩」を献本で頂いたので冒頭読みましたが、D.Oのお父さんが東映アニメーションのプロデューサーで手塚治虫と親交があったり漫画家やムツゴロウさんと賭け麻雀してたというパンチのある話がいきなり繰り広げられててすげー面白い。「アキバは練馬をレイプしてやがるってハナシ」名言。
— 加藤犬 (@katoinu) September 25, 2019
とりあえず途中まで読んだ結果
・D.Oは小1で喫煙
・小1でクラス名簿を基に全員の家に空き巣に入る
・親は手塚治虫の下で働いていた
・DJ KRUSHは練馬の暴走族のボス#悪党の詩 pic.twitter.com/gvWx8SXPsR— Masaro (@iamasato) October 3, 2019
好きなアーティストの言葉をここに。
この三つ編みや
このタトゥーや
この声、このflow,この生き方
あからさまな、あのdisすら
全部含めて俺なんだD.O(練馬ザファッカー)
— 我道(悩み相談) (@WpT00f3rXf5k5UK) October 1, 2019
D.O「悪党の詩」自分用メモ。リンカーン登場回。何故か川崎のbay4kが練馬ザファッカーにいる理由も明らかに。いきなり外車をぶつける、語尾に「メーン」、建設会社で働いている、などの仕込みや、bay4kが在日3世としての誇りを激白するシーンなどD.Oからの発案だとか。https://t.co/KY57Sr8xrj
— 破壊大帝神山 (@KM_YM) September 28, 2019