SANTAWORLDVIEW(サンタワールドビュー)は、横浜をレペゼンする新世代のラッパーです。
$antaとして出場した高校生ラップ選手権、そしてラップスタア誕生などのメディアに出演し、大きな存在感を示しました。
ビックマウス、特異なキャラクターでもシーンにインパクトを与えてますが、話題性に負けず劣らずなセンス、音楽性を持ち合わせています。
目次
SANTAWORLDVIEWのプロフィール
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出生名 | 金子直樹(かねこ なおき) |
アーティスト名 | SANTAWORLDVIEW(サンタワールドビュー) |
年齢 | 1998年12月10日(現在24歳) |
身長 | 非公開 |
血液型 | 非公開 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
事務所 | BOSATSU RECORDS |
レーベル | BOSATSU RECORDS |
公式サイト | – |
SANTAWORLDVIEWは1998年12月10日生まれの現在24歳です。
本名は金子直樹で、神奈川県横浜市出身です。
「地球で生まれた究極チェケラッチョ生命体」を自称しています。
新世代の台頭が目まぐるしい日本語ラップシーンにおいて、楽曲、キャラクターともに強烈なオリジナリティで異彩を放っています。
異端児であり、ヒップホップマナーに則ったマインドを持ち合わせ、更なる活躍が楽しみなラッパーです。
1998年12月10日に神奈川県横浜市で生まれる。
「こうでないといけない」という固い考えを持っていて、ラッパー・SANTAWORLDVIEWのイメージとは離れた子供だった。
中学の頃は陰キャラで、バスケ部に入部。
高校受験シーズンに勉強そっちのけでスケボーにハマり、スケボーがきっかけでLeon Fanourakisと出会い、ラップを始める。
高校に進学すると、ラップに本格的にのめりこんでいく。
第9回高校生ラップ選手権に出場し、注目を集める。
SANTAWORLDVIEWの彼女
Sanmyはおれの彼女で、実はモデルです。ドナテロさんはスットコです。 https://t.co/iBQkM8tgdR
— SANTAWORLDVIEW (@santaworldview3) September 4, 2018
SANTAWORLDVIEWはモデルの三見香夏子と付き合っています。
三見香夏子はSanmy名義でラッパーとして活動していて、SANTAWORLDVIEWの楽曲の多くをプロデュースするYamieZimmerの作品にもラッパーとして参加しています。
SANTAWORLDVIEWのファッションブランドのまとめ
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SANTAWORLDVIEWは定番のストリートブランドから国内の気鋭のストリートブランド、ファストファッションブランドまで幅広いブランドを着こなしています。
着用アイテムのデザインは派手目なものを好んで着用しています。
またXLARGEのディレクターを務めたり、Nihilのプロデュースもするなど、アパレル活動も積極的に行っています。
映画に影響を受けている
SANTAWORLDVIEWは、音楽だけでなく映画に大きな影響を受けています。
特に影響を受けた人物として、日本では押井守や今敏、海外ではクエンティン・タランティーノ、スタンリー・キューブリックを挙げています。
こだわったMV、自らの音楽を「芸術」と語るスタンスのルーツとも言えます。
好きな映画
SANTAWORLDVIEWは好きな映画にスタンリー・キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」、クエンティン・タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」を挙げています。
規制に屈しないグロテスクも含むリアルな表現、独創性のある作品に惹かれています。
SANTAWORLDVIEWのラップスタイル
SANTAWORLDVIEWのラップスタイルは、日本語を使いUSのフロウに近づけたスタイルです。
SANTAWORLDVIEW
USライクなビートアプローチ、フロウは「フリースタイルを1年やり続けてやっと手に入れた」と自信を持っています。
声の出し方、振り幅、歌い方に関しては試行錯誤を繰り返していて、常にアップグレードさせています。
デビューまでの道のり
ラップを始めたきっかけ
SANTAWORLDVIEWが中学3年生の時、実家の近くの公園と呼べないような公園でスケボーをしていたら、他の中学校のスケーターも合流することになりました。
スケーターが溢れる中、Leon Fanourakisがいて、いきなりモバイルスピーカーでインストを流してフリースタイルを始めました。
SANTAWORLDVIEW
そこでSANTAWORLDVIEWもフリースタイルをしてみたところ「楽しい」と思い、そこからラップを始めました。
リリックへのこだわり
SANTAWORLDVIEWはフロウにフォーカスが当てられがちですが、リリックに対して強いこだわりを持っています。
ありきたりなスラングを使うわけではなく、フロウとリリックを離しても伝わる「何を考えているか伝わる」というところに比重を置いています。
言葉遣い、言葉遊びにもこだわり、聴いて「面白いけどダサくない」という特徴があります。
SANTAWORLDVIEWのおすすめの楽曲厳選3選
ここでSANTAWORLDVIEWの強烈なまでにオリジナリティと異彩を放つ、おすすめの楽曲を厳選して3曲紹介します。
SANTAWORLDVIEW / Pink juice
間をうまく使った高速フロウで魅せる楽曲です。
何度も繰り返し聴きたくなる、中毒性を持っています。
SANTAWORLDVIEW / WhatFuckJapan
SANTAWORLDVIEW自身が「一番好きな曲」として挙げる楽曲です。
オリジナリティの溢れる言葉遣い、表現で痛烈に社会に対してのメッセージ性を込めつつ、リリックだけで読んだとき、曲になった時の印象が大きく違うところもSANTAWORLDVIEWの個性といえます。
この曲をきっかけに、SANTAWORLDVIEW自身も自らの方向性を再確認しました。
SANTAWORLDVIEW
SANTAWORLDVIEW / Sniff
SANTAWORLDVIEWらしいユニークな言葉遣いとは裏腹に、強烈な社会風刺も盛り込まれた楽曲です。
SANTAWORLDVIEW
俺はないものねだりのピカチュウ
俺はまるごと飲み込むカービィー
メディアは嘘ばっかり とっくに崩壊してる国会答弁
周りは教科書通り
SANTAWORLDVIEWの精神世界が繰り広げられたようなワードを耳で堪能できます。
ラップスタア誕生での活躍
「平成最後のビッグマウス」としてAbema TVの人気番組「ラップスタア誕生! Season 3」に出演しました。
SANTAWORLDVIEW
3RDステージで合宿に向かう際に30分遅刻し「マザファッカー」と発言、レコーディングに寝坊、他の出演者へのビッグマウスは、これまでの番組の出演者にない強烈なインパクトを与えました。
キャラクターだけではなく、FINALステージに進出するなど、スキルの高さも審査員の度肝を抜きました。
残念ながら300万円獲得とはなりませんでしたが、SANTAWORLDVIEWの名前をシーンに印象付けるには十分な活躍でした。
高校生ラップ選手権での活躍
SANTAWORLDVIEWの名前が一気に売れたきっかけとなったのが、$antaとして出場した第9回高校生ラップ選手権でした。
歴代ベストに上げられる高レベルな大会でしたが、初戦で前回大会で準優勝の三日月を破る大番狂わせを見せ、2回戦では優勝することとなる裂固と熱戦を繰り広げました。
残念ながら2回戦敗退となりましたが、高校生ラップ選手権史上に残る強烈なパフォーマンスでした。
ラップバトルに対する考え
$antaとして出場した高校生ラップ選手権のイメージが強いこともあり、バトルMCとして見られがちです。
ですがSANTAWORLDVIEWはバトルについて、
SANTAWORLDVIEW
あれはもう、違う次元なんだな
あまり見ないようにしている
「バトル=スポーツ」という認識で嫌悪感を持っています。
SANTAWORLDVIEW
まだやってるんだ
それでお金儲けやめろよ
仲のいいラッパーのまとめ
SANTAWORLDVIEWは中学、高校時代に音楽を通して知り合った仲間と、音楽でもプライベートでも仲のいい関係を続けています。
様々なカルチャーが交差する横浜で、古くから気を許せる、趣味趣向の似たラッパーやトラックメーカーとともに決して馴れ合いじゃなく、お互いに切磋琢磨してスキルを磨いています。
またそういった仲間との客演も積極的に行っています。
Leon Fanourakis
SANTAWORLDVIEWを音楽、ラッパーの世界に引きずり込んだLeon Fanourakisとは、出会ってから常に行動をともにしています。
高校生ラップ選手権以前から、毎日のように山下公園に集まり、フリースタイルでスキルを磨いていました。
またお互いに名前が売れて以降も、同じスタジオで頻繁に曲作りをする関係が続いてます。
音楽でもプライベートでもお互いの絆が強く、ともに横浜から世界へ羽ばたくラッパーとして高め合っています。