SATORU(サトル)は、複雑な家庭環境、元暴力団所属、逮捕、起業失敗など強烈なバックグラウンドを持つラッパーです。
ハードコア頂点レベルの修羅場をかいくぐりながら、ユーモアとカリスマ性を持ち合わせているので人気です。
SATORUのプロフィール
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出生名 | 不明 |
アーティスト名 | SATORU(サトル) |
年齢 | 1997年7月10日(現在25歳) |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
出身地 | ブラジル |
事務所 | SELF MADE |
レーベル | SELF MADE |
公式サイト | https://twitter.com/SATORU0284 |
SATORUは、ブラジル生まれで、3歳の時に栃木県足利市に引っ越しました。
中学1年生になると、人気ラッパーAK-69をきっかけにHIP HOPを聴き始めます。
そして、16歳の時に、MAKAとの出会いがきっかけで音楽活動を開始しました。
しかし、SATORUは少年院服役や暴力団所属などで音楽活動を控えるようになりました。
やることなすことうまいかなかったSATORUは、栃木にきたANARCHYのライブに感銘を受け、再び音楽活動を積極的にすることを決意します。
そして、決意した翌日に作った「MAKA」という楽曲がSNSで大きな話題になり、SATORUの名前が全国に知れ渡るようになりました。
SATORUのギャング時代
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学生時代のSATORUは、地元のギャングチームである「C.M.D 13」に所属していました。
また、別名赤ギャンとも呼ばれ、ギャング全員が赤色をベースとした服飾にしています。
当時のSATORUは、何十人いる中のNo.3の地位にいて、喧嘩や警察沙汰が日常茶飯事でした。
しかし、家族との時間があまりなかったSATORUにとっては自身の青春時代として、大切な思い出と語っています。
SATORUの少年院時代
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当時、音楽活動に励んでいたSATORUは、アルバム制作費を賄うために詐欺でお金を集めていました。
しかし、そのことがバレてしまい、特殊詐欺という罪で1年4ヶ月ほど少年院に服役経験があります。
当時を振り返ってSATORUは、自由が制限される少年院生活を過ごして
SATORU
と気づきを得たことを語っています。
出所後、周り関係なく自由にラップしたことによって、ラップすることをより楽しめるようになりました。
SATORUは元暴力団の準構成員
SATORUは、高校を自主退学した後、自由に暴れたいという欲望から17歳の時に暴力団に所属しました。
当時兄貴の舎弟として活動していましたが、兄貴の電話を3コール以内に出なきゃいけなかったり、兄貴に呼ばれてすぐ行ける距離にいないといけなかったりなど自分の時間が取れないことに気づきます。
結局、所属したものの自由がなかったことに気づき、また音楽を真剣にやりたいという理由から暴力団から抜けることになりました。
SATORUが兄貴に組織をやめると伝えた時は
SATORU
と痛々しい経験を語っています。
SATORUらしいパワフルなエピソード
SATORUには、10代の時に起こしたパワフルなエピソードをYouTubeチャンネル「ニート東京」で話しています。
SATORUは、ある目的にためにお金の窃盗で揉めている同級生を茨城から栃木に連れ戻さなければいけない状況にありました。
しかし、時間的に急ぐ必要があったことから、SATORUは盗んだ疑いのある8人ほどを何の根拠のなし暴力で盗んだと認めさせました。
このような暴力行使で強制的に解決させ、時間通りに同級生を連れ戻すことができました。
この事件に関して、SATORUが同級生の現場にハリケーンのように現れ、去っていった事件として巷では「サトルハリケーン事件」と呼ばれています。
SATORUのファッション
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SATORUのファッションは、GUCCIやLOUIS VITONなどのハイブランドで固めることが多く、adidasやPUMAといったスポーツブランドで固めるもあります。
彼の主なファッションコーデとしては、ジャージのセットアップが多く、スポーティーなストリートスタイルが目立ちます。
SATORUはブラジルの血が入った男らしい顔つきだったり、筋トレもしていることからガタイもいいので、SNSで見られる彼のファッションはどれも様になっています。
SATORUのタトゥー
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SATORUは、両腕、右手、首にタトゥーが掘られています。
麻薬取締り局も俺の肉体を見れば
内偵する気にもならないよな pic.twitter.com/BdQWrWqqKE
— SATORU (@SATORU0284) June 19, 2021
自身のタトゥーについてあまり語っている場面はありませんが、SATORUはブラジル生まれであることから首にブラジルの国旗が掘られ、SATORUを象徴しているタトゥーといえます。
誕生日で@KOWICHIOFFICIAL から
一生残るプレゼントを貰った最高にイケてんだろ
クソ痛かったけど終始
痛くねぇフリしたぜ pic.twitter.com/2n8PvXLH3N— SATORU (@SATORU0284) March 24, 2021
また、SATORUの右手には、 KOWICHIからもらったとされる虎のタトゥーが掘られています。
そのタトゥーをTwitterに投稿したSATORU本人も、気に入っている様子です。
SATORUの彼女は霜月るな
2022年12月、SATORUと霜月るなが交際していることが週刊誌でスクープされました。
出会いは共通の知人を通して知り合い、現在は霜月るなの家で同棲しているなど、真剣に交際しているとのことです。
SATORUのインスタライブにも姿を見せ、配信中の熱いキスを交わすなど、ラブラブっぷりを見せつけています。
SATORUがケンカバトルロワイヤル優勝
前原たいが vs SATORU ◯
おっきー vs SATORU ◯
佐藤崚汰 vs SATORU ◯
バン仲村 vs SATORU ◯
SATORUがYouTubeの喧嘩自慢チャンネル「ケンカバトルロワイアル シーズン1」に出場して、見事優勝を果たしました。
「ケンカバトルロワイアル」は最後の一人になるまで殴り合うバトルロワイアル形式の総合格闘技です。
SATORU
決勝戦ではBREAKING DOWNにも出場してバズったバン仲村を判定で倒しています。
「他の出場者のチャンスがなくなる」という理由で、シーズン2以降には出場しないことも明言しました。
分かるようでわからない、SATORUのあいさつが面白い
ラッパーのSATORUが、自身のYouTubeで冒頭にするあいさつが独特と話題になっています。
SATORU
第1回 それゆけ!がんこちゃん
寝ながらスマホをいじったら顔に当たって痛いよ
顔面ニキトーナメント開催!
察しの良いSATORUマニアたちはここまで言えば分かると思うんだけど
今日はムカデを食う動画ではありませんので
ご了承の方よろしくお願いいたします。
その他にも「てめえの嫁とギャングスタパーティ」「この動画は西サハラでサボテンを植える動画じゃないから」など、かなり変化球なコメントが特徴的です。
あいさつのフォーマットは、初期のがーどまんのあいさつをサンプリングしているような感じですが、見た目と脈絡がないながらもセンスのある言葉選びとのギャップで人気となっています。
SATORUがブレイキングダウン参戦
YouTuberとしても活躍する格闘家の朝倉未来がプロデュースする「BREAKING DOWN 6」に、ラッパーのSATORUが参戦しました。
ケンカバトルロワイアルの王者としてオーディションでも暴れ、対戦相手は「ポーランドの刺客」に決定します。
SATORU
前評判に劣らない壮絶な殴り合いを演じますが、残念ながら惜敗を喫します。
敗者インタビューには応じませんでしたが、SATORUからは「まだまだこれから強くなれる。大きな勝利への一歩だと思う」とポジティブな言葉が出ました。
SATORUが襲撃されてボコボコに?
2月18日、SATORUが自身のYouTubeチャンネルで衝撃の姿をアップしました。
顔は絆創膏で埋め尽くされ、首から下はモザイクのかかったSATORUが、何者かに襲撃されブレイキングダウンや戦極MCBattleには出場できないと発表
SATORUと親交のあったRYKEYDADDYDARTYも、彼に向けTwitter上で発信します。
SATORUへ
明日の試合行かないと
終わるぞ
本当に
流れ星になっちまうぞ
お前がなりたかったのはスターで
一瞬で消える流れ星じゃなかっただろ
悲しませないでくれよ— RYKEYDADDYDIRTY (@licky6329461) February 18, 2023
そして、ブレイキングダウンに出場予定だったSATORUが、前日の計量記者会見にこなかったことが明かされました。
SATORU本人とは一切連絡が取れないため、彼の欠場が決まります。
襲撃とコロアキとのトラブルの件が関連しているかどうかは定かではありませんが、ネット上では様々な憶測が飛び交っています。
SATORUへhttps://t.co/hXS123MT7r pic.twitter.com/7qOAGkkCjd
— TRICO as MAKA (@Trico_as_Maka) February 20, 2023
MAKAからSATORUへ
SATORUのラップスタイル
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- ハードコア溢れるリアルなリリック
- アグレッシブなフロー
SATORUが歌うリリックは、自分が見てきたものや経験しか詰め込まれていないので、リアルなリリックが多いです。
なおかつ、暴力、女、薬物などにまみれた生い立ちであることから、不良文化とも言われるHIP HOPさを兼ね備えています。
また、彼の迫力のあるがなり声やアグレッシブなフローによって、多くのリスナーを圧倒しています。
SATORUが思うHIP HOPの本質
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SATORUが思うHIP HOPの本質は、
SATORU
と語っています。
SATORUは、メッセージ性のない軽い言葉を吐いたり、発言と行動が伴っていなかったりすることを極端に嫌います。
彼は、ありのままを伝えるからこそメッセージが人の心に刺さると信じているので、リリックはいつもリアルさを重視して作詞しています。
SATORUのHIP HOPとの出会い
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SATORUが出会った最初のHIP HOPアーティストは、AK-69です。
中学一年生の時に、YouTubeに投稿されていたAK-69の楽曲「Ding Ding Dong」にハマって聴いていました。
ハマった理由についてSATORUは
SATORU
と語っています。
その後、ANARCHY、OZROSAURUS、般若などの楽曲を聴き始め、HIP HOPにどんどんのめり込んで行きます。
SATORUのラップを始めたきっかけ
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ラップを始めたきっかけは、フリースタイルバトルでも有名なレゲエアーティストMAKAとの出会いでした。
当時ラップのやり方もわからなかったSATORUは、友達繋がりでMAKAのライブに行くことになりました。
ライブに行く時、当時率いていた真っ赤な格好をしたギャング仲間を数十人も引き連れていたので、ライブ会場が真っ赤な状態でした。
その時、フリースタイルをしていたMAKAが会場を見て
と簡単な韻ではあったが、SATORUはそのフリースタイルをライブで見て
SATORU
と感銘を受けました。
その後、MAKAに直接連絡をして、初めてラップの仕方を教えてもらいました。
第5回ラップスタア誕生に出場
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SATORUは、第5回ラップスタア誕生に出場経験があります。
出場当時は、他の出場者にはいないアグレッシブなラッパーとして審査員に評価され、3st STAGEまで登りつめます。
しかし、4th STAGEのタイマンレコーディングバトルで、3st STAGE一位通過だったnomaに敗れてしまいます。
Final STAGEまでは上がれなかったものの、ラップスタア誕生という人気番組に出れたことから、さらにSATORUの知名度をあげることができました。
HIP HOP クルー「フッドバイラス」を設立
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SATORUが音楽活動をし始めた当初、MAKAとともに「フッドバイラス」というHIP HOPクルーを結成していましたが、現在解散しています。
結成当時はフッドバイラスとして、MAKAがMCバトルでクルーの名前を売ったり、SNSでクルーのアカウントを作ったりなど活発に活動していました。
そんな勢いづいていた最中、SATORUが逮捕されてしまいした。
そして、SATORUが服役中にラップをやめてしまった仲間がでてきてしまい、フッドバイラスは解散してしまいました。
2021年現在は、クルーがなくても、それぞれ個々人で音楽活動をしています。
SATORUのおすすめの楽曲厳選3選
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SATORUは、2021年現在未だ23歳なので、キャリアがまだ浅いことから正直楽曲数はまだ少ないです。
しかし、楽曲数が少ないながらも、一曲一曲が濃厚でインパクトのある楽曲が多いです。
そんなSATORUの楽曲の中から厳選した楽曲を3つ紹介します。
SATORU/ 1.MAKA – 2.まざふぁきびち
2019年10月4日にリリースしたEP「金と女と注射器」に収録されている「MAKA」と同年7月5日にリリースされたシングル「まざふぁきびち」を合わせたMVがYouTubeに投稿されています。
「MAKA」という楽曲では、SATORUのラップを始めるきっかけになったラッパーMAKAに対するリスペクトを込めた楽曲です。
また「まざふぁきびち」では、SATORUの見てきた光景や経験をこれでもかというほどありのままに伝えた楽曲です。
どの楽曲も、SATORUを象徴するようなアグレッシブなフローとリリックで威圧感すら感じさせるような楽曲に仕上がっています。
SATORU
彼女がシャブを体に入れる
りょうすけ車もやした
俺は刺された太もも
たかひろは刑務所の中
友達がまた死んだ
SATORU/ アナル舐めろmotherfucker
2019年10月4日にリリースしたEP「金と女と注射器」に収録されている「アナル舐めろmotherfucker」です。
1stアルバム「SATORU69」には、この楽曲にREMIXとして誰もが知るラッパーSEEDAとjinmenusagiが客演で参加しています。
自分がやってきた過去の過ちや悔しい思いをした日々など歌っていて、そこから成り上がってく決意を込めた楽曲に仕上がっています。
コンプライアンスを全く気にしないSATORUのアグレッシブさを存分に感じることができます。
SATORU
親父と売春させ腕に注射器
聖書に背を向け凌いだ反抗期
パパとママの行方 俺は知らない
DJ TY-KOH feat. SATORU/たまにねぇ
2020年12月17日にDJ TY-KOHがリリースしたシングル「たまにねぇ」です。
楽曲のタイトルである「たまにねぇ」は、基本マリファナ吸ってるけど、たまにない時あるという意味合いがあります。
楽曲で使われているギャルチューンなビートは、アグレッシブなSATORUに合わないイメージがありますが、彼は柔軟に乗りこなしています。
柔らかなフローをしつつも、SATORUの良さであるハードなリリックをバランスよく織り交ぜたこの楽曲は、SATORUの違った一面が見れる一曲に仕上がっています。
SATORU
速報叩かれてる 伊勢谷友介
それを擁護する 窪塚洋介
俺はエールを送る 高木沙弥へ
SATORUと仲良いラッパー
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- Fuji Taito
- Fight-A
- TYSON
- KOWICHI
- MAKA
- SIG
- YZERR
- Zeal
SATORUは、まだキャリアが浅いのにも関わらず、日本語ラップ界では有名とされる多くのラッパーと仲良くしています。
10代の頃から地元の多くの人と繋がったり、繋がった人たちでビジネスしたりしていたことから、人と関わることが上手な一面があります。
昔から仲が良いラッパーとして、MAKAやZealが挙げられます。
MAKA
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MAKAは、温厚な性格で不良特有のオラオラ感を持っていないので、一見SATORUとは気が合わないイメージがあります。
しかし、一緒にHIP HOPクルーを結成した時期があったり、お互いのライブに行ったりしているので、お互いの関係性を兄弟と言い合うほど仲が良いです。
SATORUにとってのMAKAは、ラップを始めるきっかけになったラッパーになるので、MAKAに対するリスペクトはとても大きいです。
Zeal
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Zealとは昔から仲のいい地元の同級生であり、SATORUとともに悪事をしていきた友達の一人です。
お互いのSNSでは、一緒に写っている写真が多いほど仲が良いです。
現在では、SATORUはZealの新曲をTwitterで宣伝したり、ZealはSATUROのMVに出演したりするなどお互いに切磋琢磨して音楽活動をしています。