MAKAは栃木県足利市出身のレゲエDeejayです。
レゲエDeejayでありながらMCバトルで活躍し、レゲエのフロウを駆使したバトルスタイルが魅力です。
バトルMCとしてだけでなく、戦極MC BATTLEなどのMCバトルでの司会、YouTubeチャンネル「MAKA HOUSE」やアパレルブランド「マウンテンチャイルド」の運営など、活動は多岐にわたります。
MCバトル、ヒップホップ、レゲエと多方面から注目を集めるMAKAについて紹介します。
目次
MAKAのプロフィール
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出生名 | 非公開 |
アーティスト名 | MAKA(マカ) |
年齢 | 1994年 |
身長 | 非公開 |
血液型 | 非公開 |
出身地 | 栃木県足利市 |
事務所 | – |
レーベル | – |
公式サイト | https://twitter.com/Trico_as_Maka |
栃木県足利市で生まれる。
MAKAは栃木県足利市出身のレゲエDeejayです。
母親が37歳のときに離婚し、母親が女手一つで男三兄弟を育てました。
いつか母親に家を買ってあげるのが、MAKAの夢です。
中学校の頃からジャパニーズ・レゲエを聴き始め、高校からMAKAとしてレゲエDeejayの活動を始めました。
名前の由来は摩訶般若心経で、摩訶の意味は「無限を除いて一番大きい」です。
高校の先生に、
先生
と言われ、摩訶という言葉に惹かれてDeejayネームにしました。
レゲエDeejayとして活動をしていましたが、周りにレゲエの現場がなくヒップホップMCばかりだったため、フリースタイルバトルで名前が広がっていきます。
現在ではバトルMCとしてだけでなく、戦極MC BATTLEなどのMCバトルでの司会、YouTubeチャンネル「MAKA HOUSE」やアパレルブランド「マウンテンチャイルド」の運営など、多彩な才能を発揮しています。
地元・栃木県足利への愛
ばく竹来てくれたんだって?サンキューね^ ^! 親父から写メ送られてきたよw pic.twitter.com/KSqQ09UbUT
— ttt (@madlucky_13) April 9, 2017
MAKAは、生まれも育ちも栃木県足利市です。
MAKAは、地元栃木県を「何もないけど色んなところに愛がある楽しい街」と語っています。
MAKA
おすすめの観光スポットはあしかがフラワーパークを挙げていますが、地元の人はあまり行くことはなく、ほとんどは河原でバーベキューなどをして過ごしています。
おすすめのご飯屋さんはばく竹で、あっさり系の佐野ラーメンがMAKAのお気に入りです。
厳しくも優しい母親
MAKAの母親は、厳しさの中に優しさがある母親です。
MAKA
女手一つで男三兄弟を育てた母親は強く、三兄弟で一番上のMAKAが一番よく怒られていました。
しかし、MAKAは母親のことが大好きで、楽曲「俺の母ちゃん」で母親への愛を歌っています。
母親は特に嘘が嫌いで、MAKAが嘘をつくと正直に言う前に怒られていました。
MAKAのファッションブランドのまとめ
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- マウンテンチャイルド
- FULL-BK
- PALM STRIPES
- COOGI
- FOG ESSENTIALS
- MOBB
- PRO CLUB
MAKAのファッションは、ヒップホップとレゲエの影響を感じさせるストリートファッションです。
ヒップホップやレゲエとゆかりのあるブランドを新旧織り交ぜたルーズなコーディネートは、ジャンルに囚われないMAKAの活動スタイル、音楽性をファッションで体現しています。
長い髭と丸いサングラス、2PACのように前で巻くバンダナもトレードマークです。
ファッションブランド・マウンテンチャイルドについて
ファッションブランド「マウンテンチャイルド」は、MAKAと幼馴染のデザイナーで立ち上げたブランドです。
幼馴染のデザイナーとは幼稚園の頃から家族ぐるみで仲が良く、出身幼稚園の山辺幼稚園の山(マウンテン)と幼い子供たち(チャイルド)がブランド名の由来になっています。
MAKA
楽曲だけでなく服にも意味を持たせるという信念のもとでブランド運営をしています。
MAKAのタトゥーの意味
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- 右腕・・・摩訶、宇宙人の三猿
MAKAは右腕にタトゥーを彫っています。
タトゥーの意味は、Deejayネームの由来になっている「摩訶」と「見ざる聞かざる言わざる」で有名な栃木県日光市にある日光東照宮の「三猿」の宇宙人ヴァージョンです。
MAKA
現在はコロナ禍ということでタトゥーは増やしていませんが、コロナ禍が落ち着いてからタトゥーを増やす予定です。
MAKAのラップスタイル
- ラガな心地の良いフロウ
- ポジティブでストレートなリリック
MAKAのラップスタイルは、レゲエDeejayらしいラガな心地の良いフロウとポジティブでストレートなリリックが特徴です。
ジャパニーズレゲエの王道を行くスタイルにMCバトルで培ったヒップホップの要素も加えた楽曲は、ヒップホップ、レゲエのジャンルに囚われない自由さがあります。
MAKAの優しく真っ直ぐな人間性を投影したようなポジティブなリリックに歌心のあるメロディーもばっちりハマり、音でも言葉でもリスナーの背中を押すような楽曲が魅力です。
REGGAE DEEJAY
「とちぎ未来音楽祭」出演アーティスト⑥
MAKA
栃木県足利市出身のREGGAE DEEJAY。レゲエのフロウを織り交ぜたフリースタイルを得意としMCバトルに多数出場。独特のスタイルはラガフロウと呼ばれ脚光を浴びる。東京を拠点に多数のライブ出演やバトル出場を精力的にこなす次世代注目アーティスト。 pic.twitter.com/aBvnpeH6ZM
— とちぎ未来音楽祭 (@tochigimiraifes) March 21, 2019
MAKAはレゲエDeejayに憧れて音楽を始め、ヒップホップMCではなくレゲエDeejayと名乗っています。
栃木県足利市にレゲエのシーンがなく、周りにもヒップホップMCばかりという環境で音楽を始めました。
レゲエDeejayを名乗りつつ、ほとんどレゲエの文化に触れることなくMCバトルで名前が上がったことで、リスナーからはヒップホップMCと勘違いされることも多くあります。
MAKA
楽曲ではレゲエのRiddimを使いフロウもレゲエですが、本人はレゲエDeejayでありながら活動する場所はヒップホップ、レゲエ関係なく来るもの拒まずのスタイルで活動を続けています。
MAKAのおすすめの楽曲【厳選3選】
MAKAの優しい人間性と音楽への愛が溢れたおすすめの楽曲を厳選して3曲紹介します。
MAKA / もう一回
MAKAにとって初めてMV撮影をした楽曲です。
心地よいフロウにポジティブバイブス全開のリリックが乗った、背中を押してくれるようなメッセージ性のある一曲です。
MAKA
DOTAMA / TECHNICS feat. MAKA,SAM,NAIKA MC
バトルを主戦場に活躍する北関東の代表的なMCが揃い踏みとなった楽曲です。
DOTAMA、NAIKA MCの安定感、MAKA、SAMの若手ならではの勢いが混じり合った、抜群のコンビネーションとスキルの高さを堪能できます。
MAKA
MAKA / 俺の母ちゃん
女手一つでMAKAを育ててくれた母親への愛の賛歌です。
母親へのストレートな感謝、愛を綴ったリリックが魅力で、真っ直ぐなMAKAの人間性が滲み出ています。
MAKA
MAKAのバトルスタイル
- レゲエのエッセンスが強いフロウ
- 即興性の高いアンサー
- バトル相手へのリスペクト
MAKAのバトルスタイルは、レゲエのエッセンスの強いフロウと即興性の高いアンサーが特徴です。
レゲエのエッセンスが強いフロウでビートに流れるように乗り、歌心もあるため、バトル相手から観客まで巻き込んで乗れる心地よさがあります。
MAKA
レゲエのラバダブはリディムに持ち歌をアレンジして乗せますが、MAKAはヒップホップMCと遊びでフリースタイル経験から、ヒップホップMCにも負けない即興性を持っています。
RED SPIDER JUNIOR
バトル相手にしっかりとリスペクトを持ち、時にセッションのようなピースな雰囲気も出せるところもMAKAの魅力です。
MCバトルに出る理由
MAKA
MAKAはレゲエDeejayとして地元で活動をスタートしましたが、周りにヒップホップMCが多いこともあり、後輩たちとフリースタイルをして遊んでいました。
そんな中で偶然にも戦極MC BATTLEに出る機会があり、そこでボスったことがMCバトルに出ている理由です。
MAKA
MAKA自身はレゲエDeejayという強い意志は持っています。
しかし、MCバトル先行で名前が広がったこともあり、MCバトルでも見た人を食らわせたいという気持ちで、MCバトルに出続けています。
【ベストバウト】鎮座DOPENESS vs MAKA【戦極MC BATTLE 第22章】
YouTubeで400万再生を突破した戦極MC BATTLE 第22章での鎮座DOPENESS戦を解説します。
MAKA
憧れの鎮座DOPENESSとの対戦にテンションが上がるMAKAですが、じゃんけんに勝って先攻を選んだ理由は「ビートを選び、自分のフィールドを作りたかった」と語っています。
MAKA
得意のGRIMEスタイルで先手を奪いに行こうとするMAKAですが、DJのスクラッチが聞こえずに痛恨の小節間違いをしてしまいます。
本来は8小節の4本ですが20小節まで進み、鎮座DOPENESSも小節間違いをディスることなく16小節でアンサーを返す衝撃の展開でバトルがスタートします。
MAKA
16小節の中でも会場の雰囲気を見つつフロウを変化させていくMAKAに、鎮座DOPENESSも早いGRIMEビートに緩急をつけてフロウしていきます。
MAKA
MAKAは自分の小節ミスをアドリブで16小節のバトルへ変更してくれたDJゆの、対戦相手である鎮座DOPENESSへのリスペクトを示し、最後まで全力でぶつかっていきます。
MAKA
結果は鎮座DOPENESSに軍配が上がりましたが、鎮座DOPENESSが「こんな曲作ろうよMAKA君」と口にしたように、バトルでありながらセッションのようなピースとリスペクトの溢れるバトルになりました。
MAKAと仲の良いラッパー
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MAKAと仲の良いラッパーは、は同じ栃木、北関東出身のラッパーやMCバトルで活躍するラッパーです。
特に同じ栃木県足利市出身の3歳下のラッパーのSATORUとは、MAKAが19歳の頃に初ライブをしてからの長い付き合いです。
また、同じ栃木県出身のSAMとはチームでMCバトルに出場して抜群のコンビネーションを披露したり、SNSにも頻繁に登場するなど、公私問わず仲の良い関係です。
MCバトルを通じてJUMBO MAATCHや寿君、CHEHONなどのレゲエDeejayとも交流していて、ヒップホップ、レゲエ問わず様々なアーティストと積極的に交流しています。
SATORU
同郷の栃木県足利市出身のラッパーのSATORUとは、先輩後輩を通り越した兄弟のような関係です。
MAKAが19歳、SATORUが16歳の頃に、MAKAの初ライブを見たSATORUが「ラップを教えて欲しい」とMAKAに声をかけたことで交流が始まりました。
その後、2人はフッドバイラスというクルーで一緒に活動していた時期もありましたが、現在はお互いにソロ活動をしています。
SATORUはMAKAをリスペクトしていて、出所後にMAKAについてラップした楽曲「MAKA」をリリースしています。
SAM
MAKAとSAMは同じ茨城県出身で、一緒にタッグを組んでMCバトルに出演したり、プライベートでも遊んだりするほど仲の良いラッパーです。
2人の出会いはUMB2015栃木予選でした。
MAKA
特に当時のMAKAは遊びでフリースタイルをしていて、主戦場はクラブでのライブだったため「クラブで見ない奴はクソだ」という尖った考えを持っていました。
SAMからMAKAに話しかけますが、MAKAはあまり印象は良くありませんでした。
その後、MAKAはベスト16で敗退しましたがSAMはベスト8まで勝ち上がり、MAKAはSAMのこと意識して、すぐに仲良くなっていきます。
今ではお互いの彼女同士も仲が良く、ラップもプライベートも息がピッタリな親友です。