Bic(ビック)は、ニート東京出演をきっかけに全国に知れ渡ったラッパーです。
彼は、大阪を拠点とするHIP HOPクルーTORNADO(竜巻一家)に在籍し、クルーの仲間と楽曲を作っています。
彼のユーモア溢れるキャラクター性によって、多くのリスナーや身近な仲間に深く愛されています。
目次
Bicのプロフィール
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出生名 | 田原康平(たはらこうへい) |
アーティスト名 | Bic(ビック) |
年齢 | 1987年7月13日(現在35歳) |
身長 | 180cm |
血液型 | 不明 |
出身地 | 大阪府高槻市 |
事務所 | 不明 |
レーベル | TORNADO RECORDS |
公式サイト | https://twitter.com/tr_bic |
Bicは、大阪府高槻市生まれのラッパーです。
Bicの学生時代は、暴走族に入りとにかくやんちゃな時代を過ごしました。
未成年喫煙や飲酒、喧嘩など様々な悪事を働き、少年院に入った経験もあります。
彼は18歳になり、昔から仲良かったJAGGLAからHIP HOPクルーのTORNADOに誘われ、それと同時にBicと名付けられました。
MCネームがついてから音楽活動をするまで意外にも長く、23歳の時に現場仕事をしながら音楽活動をし始めます。
そして時は経ち、2018年にニート東京に出演し、Bicの強烈なキャラクターによって大きな反響を呼びました。
その話題になっているタイミングで1stアルバム「傾奇者」をリリースし、話題とともにラッパーとしての認知も広がります。
2021年現在では、アルバム「傾奇者」に収録されている楽曲のMVが、YouTubeで数十万回再生もされるほどリスナーが増えていっています。
Bicの名前の由来
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Bicという名前は、仲の良いラッパーであるJAGGLAから命名され、コンビニでよく見かけるBicライターからきています。
Bicライターというのは、ガスが極端に少なくなってもしっかり火が点き、ガスがなくなった時には潔く火が点かなくなる作りになっています。
ガスが少なくなるにつれて、弱々しい火が点くような普通のライターとは違うと感じたJAGGLAが、まだMCネームがなかったBicに対して
と言われ、Bicは
Bic
という流れで、MCネームがつけられました。
Bicの逮捕歴
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Bicは喧嘩っ早いところがあり、傷害関係で4、5回ほど警察にお世話になっていて、そのうちの2回は実際に逮捕されています。
検事調べの時に、Bicは検事の方に対して
Bic
と誓いをたてたを語っています。
また、その時の検事の冷徹な接し方にBicは
Bic
と語っています。
Bicは高所恐怖症
ジャパニーズマゲニーズのYouTubeでは、Bicをスカイダイビングに連れて行っています。
このYouTubeでのスカイダイビング企画は、ジャパニーズマゲニーズの「ブッ飛ぶ」という楽曲のプロモーションのために行われました。
しかし、Bicは高所恐怖症で、ジェットコースターといった絶叫系がとても苦手という一面があります。
スカイダイビングを終えたBicは
Bic
と仲間に吐露しています。
Bicが人生で一番やらかしたこと
Bicは、人気YouTubeチャンネルニート東京出演で、やらかしてしまったことを語っています。
ある日Bicは、女性を車の助手席に乗せて、地元でドライブしていました。
その時、彼は、女性にBicのパンツの中で手◯キをしてもらいながら運転していました。
そんな中、ある橋に左折するためにBicは、ハンドルを左に切ります。
しかし、その時の状況から理性を保てていないこともあり、ハンドルを元に戻すことができずそのままガードレールに突っ込んでしまいます。
事故直後、Bicはパンツの中で、射◯してしまっていることに気づいたと語っています。
この出来事は、仲間内でパンツ出し事件として伝説の話になっています。
Bicに彼女
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2021年現在、Bicに彼女がいるかどうか自身が公表していないので断言できませんが、彼女がいる可能性は高いです。
彼のインスタグラムでは、フリーランスでモデルをしているAYAという綺麗な女性と写っている写真がいくつかあります。
また、彼女のインスタグラムにもBicとの写真が投稿されていて、他の男性との写真は投稿されていません。
お互いの写真は、2021年6月現在でも削除されていないことから現在も付き合っていると可能性が高いです。
Bicのファッション
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- Staple
- NIKE
- LRG
Bicは、背が高く、ガタイも良いので、どんな服でも似合うスタイルの良さを持っています。
ですので、彼は、Tシャツとスキニーというシンプルな組み合わせが多く、全体的にスタイルの良さが際立つようなタイトなスタイルです。
また、彼は自身でBicのライターをロゴにしたトップスやスマホケースなども販売していて、毎回売り切れになるほど人気の商品になっています。
Bicのタトゥー
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Bicは、右肩に竜巻と掘られたタトゥーと左肩に札束を握ったピエロのタトゥーが掘られています。
彼は、自身のタトゥーについて詳しく語っていないため、どういう意味が込められているのかは不明です。
しかし、右肩にある竜巻のタトゥーは、彼が竜巻一家というHIP HOPクルーに在籍していることからリスペクトを込めて彫っています。
Bicのラップスタイル
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- ラッパーらしさのあるハスキーボイス
- 人情味溢れるリリック
- ユーモア溢れるキャラクター性
ラッパーにとって重要な声に関して、Bicはラッパーに相応しいハスキーボイスを持っています。
そして、ハスキーボイスから放たれるリリックは、仲間や家族への愛が感じられ、とてもピースフルな気持ちにさせてくれます。
また、Bicの良さであるキャラクター性も楽曲から滲み出ているので、多くのリスナーを魅了しています。
ニート東京出演で有名に
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Bicは、人気HIP HOPチャンネルであるニート東京出演をきっかけに有名になりました。
彼は、ニート東京に出演する前は関西でしか知られておらず、全国的には知られていませんでした。
しかし、彼がニート東京で見せた強烈なキャラクターを見せつけたことによって、多くの視聴者を魅了し、YouTube上で話題になりました。
その大きな反響によって、YouTubeに投稿されているMVは、現在では数十万回再生されるほど人気になっています。
TORNADO(トルネード)竜巻一家とは?
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関西を拠点にしているHIP HOPクルーTORNADO(竜巻一家)は、関西では誰もが知っているクルーです。
地元の繋がりだけで成り立っているクルーであることから、地元に根付いて精力的に活動しています。
TORNADOは、今は亡きK-YO YANOとJAGGLAによって設立されました。
その後、JAGGLAは同級生だったBicをクルーに誘うことによって、BicはTORNADOに所属することになります。
そして、現在ではTORNADO RECORDSというレーベルとして、Bicは楽曲をリリースしています。
Bicの影響受けたラッパー
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Bicにとって大きな影響を与えたラッパーは、小学生から付き合いのあるJAGGLAです。
JAGGLAは、日本のHIP HOP界では誰もが知っているラッパーであり、実力派ラッパーとして位置付けられています。
Bicは、JAGGLAの勧めでラップを始めたので、JAGGAがいなければBicはラップをしていないといっても過言ではありません。
今日やぞ!!日付け変わったら配信開始になります。
コイツがおらんかったら俺はラップなんかやってなかった、それぐらい影響受けた男。
やばくないわけないやろ!
みなさん、よろしくお願いします。https://t.co/7zSIroZaya#thestreetsmademe#tornadorecords#竜巻一家— Bic (@tr_bic) December 11, 2020
BicのTwitterでは、JAGGLAに影響受けたことがわかるツイートが あります。
Bicを形作った兄の存在
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Bicには、ずっと背中を見てきた頼れる兄がいます。
Bicは、やんちゃ時代に兄と一緒に行動していて、兄の情の厚さや強い意志を目の当たりにしていきました。
そんな兄の背中を見てきたからこそ、Bicは多くの仲間に愛され、ピースフルな楽曲を作ることができています。
Bicは、兄へのリスペクトをひたすらに歌った「#らしさ」という楽曲も作っています。
Bicのおすすめの楽曲厳選3選
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Bicは2010年の23歳から音楽活動を始めたものの、2019年まで目立った音楽活動はあまりしていないので、楽曲数はあまり多くありません。
しかし、ニート東京出演後の反響によって、多くのリスナーに聴かれるようになった楽曲はとても多いです。
YouTubeに投稿されているMVの中でも、人気とされている楽曲3つを紹介します。
Bic / Bicライター
2020年9月25日にリリースされたシングル「Bicライター」です。
Bicの由来でもお馴染みのBicライターについて歌った楽曲です。
MVではBicライターが大量に登場し、TORNADOクルーとともに大麻を吸う場面もあり、ピースフルな空間が感じられます。
Bicのラップもとても聞き取りやすく、Bicライターあるあるを歌っているので、普段Bicライターを常用している人は共感できるリリックに仕上がっています。
Bic
ポッケに誰かのBicのライター
すぐ火がつくのはBicのライター
Bicのライター×4
安定の火力のBicのライター
ガンジャとニコイチBicのライター
Bic / 地元を愛する愚連隊
2020年1月10日にリリースされたアルバム「傾奇者」に収録されている「地元を愛する愚連隊」です。
Bicの10代のころについてのリリックで、暴走族に入っていたことからとてもやんちゃだったことがわかる内容です。
地元の仲間と一緒に苦楽を共にしてきた頃を振り返っている様子は、Bicの地元愛が感じられます。
地元ありきとも言われるHIP HOPにおいて、地元を愛するというBicの姿勢は、HIP HOP特有の文化を象徴しているともいえます。
Bic
犯行直後帰りにバッタリ
連れの代わりに年少行ったり
さっきまでおった身内が飛んだり
女に病気もろたり
いかついあいつのコーナリング
Bic / OSAKA feat. HABU
2020年1月10日にリリースされたアルバム「傾奇者」に収録されている「OSAKA」です。
タイトルの通り、Bicが育ってきた町である大阪について歌った楽曲です。
この楽曲は、大阪に住んできた人にしかわからないあるあるや大阪のならではの人柄を表現したリリックが多く、ラップに馴染みがない人でも聞きやすい一曲に仕上がっています。
この曲を聴けば、大阪について知れること間違いなしです。
Bic
大阪やのにアメリカ村
表から入ろうが裏庭
自己主張せなただのハニワ
住めば都や言うたもんやナニワ
Bicと仲良いラッパー
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Bicは、ユーモアのあるキャラクターなことから多くの仲間に愛されています。
仲良いラッパーは、主にTORNADOのクルーや関西のラッパーが多いです。
中でも、昔から付き合いのあるJAGGLAや孫GONGとは、とても仲が良いです。
JAGGLA
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JAGGLAとBicは、小学生からの付き合いで、昔から仲が良いラッパーとして知られています。
BicとってJAGGLAはラップするきっかけでもあるので、ラッパーとしてもかなりリスペクトしています。
やっぱBicってオモロいなー
— JAGGLA(竜巻一家) (@ImJAGGLA) August 15, 2019
Bicさんは関西のシーンでは誰もが知ってる。
強くて優しい、
ずっと縁の下の力持ちやったんや‼︎
おれがずっと笑ってる意味分かったか‼︎
今こそ表舞台へ‼︎
バズってくれ‼︎Bicさーーん🙌🙌🙌https://t.co/2GwFGOiebihttps://t.co/qbac4rxWNG— JAGGLA(竜巻一家) (@ImJAGGLA) September 7, 2018
また、JAGGLAのTwitterでは、Bicに関するツイートも頻繁にしているので、お互いの仲の良さが垣間見れます。
孫GONG
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孫GONGとは、JAGGLAの紹介がきっかけで仲良くなりました。
ジャパニーズマゲニーズのYouTubeチャンネルでは、孫GONGとBicが仲良くふざけあっていることが多く、仲の良さが全面に出ています。
また、孫GONGを客演に迎えた「ちゃぶ台返し」という楽曲も一緒に作っています。