若手ながら高いスキルを擁し、楽曲でもバトルでも活躍をしている北海道旭川のMCであるRy-lax(リラックス)の経歴や楽曲、バトルについてまとめました。
Ry-laxは1995年7月26日に生まれ、現在27歳です。
北海道旭川市の出身で、旭川市や北海道を代表するMCとして活躍しています。
2020年2月26日にリリースされたデビューアルバム「CONTROL」は多方面からを注目を浴びています。
現在は上京し、東京を拠点に活動していて、今後さらなる躍進に期待されています。
Ry-laxのプロフィール
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出生名 | 山本 隆平(やまもと りゅうへい) |
アーティスト名 | Ry-lax(リラックス) |
年齢 | 1995年7月26日(現在27歳) |
身長 | 177cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 北海道旭川市 |
事務所 | |
レーベル | BCDMG (ビーシーディーエムジー) |
公式サイト |
Ry-laxの生い立ち
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Ry-laxは小学校時代にサッカーに取り組んでいて、幼い頃から音楽漬けの毎日を送っていたわけではありませんでした。
中学校に入るとサッカーからバレーボールに興味を示し転向していましたが、同級生から勧められたNEW BOYZの楽曲を聴き、HIP HOPや音楽への興味が芽生えていきました。
それからはラップを練習する毎日で、次第にスキルを向上させていくことになります。
高校になると、日夜アルバイトに励み、制作費を稼ぎながらの生活を送っていて、この頃から既にGOODMOODGOKU(GOKU GREEN)と共に「Dirty Kids wav ver.」や「Super High EP」といったミックステープ・EPの制作をしていました。
そして、2013年4月8日に開催された第3回高校生ラップ選手権に出場を果たし、世間から一気に注目を浴びることになりました。
Ry-laxのファッションと愛用ブランド
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- CARHARTT
- DLSM
- 10DEEP
Ry-laxのファッションはストリートの良さが際立っていて、モードやワーク系の雰囲気も感じ取ることができる着こなしが特徴的です。
愛用しているブランドとしてはワークウェアブランドであるCARHARTTやモード・ストリートウェアブランドのDLSM、斬新なグラフィック・デザインが特徴的な10DEEPの3つが特徴的です。
Ry-laxと仲のいいラッパー
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Ry-laxと交友関係のあるラッパーとしてはRENE MARSやYo-Sea、OZworld a.k.a. R’kuma、DJではDJ HALやDJ CHARIとも交友関係があります。
特にBCDMGに加入して以降、曲作りに力を入れることができる環境が整ったため、そこで交友関係が広がっていったと考えられます。
また、日本HIP HOPシーンの中核を担うZeebraとも面識があり、Zeebraが開局したHIP HOPラジオ番組WREPのラジオパーソナリティを務めるなど、関係性があることが伺えます。
Ry-laxのデビューまでの道のり
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第3回高校生ラップ選手権の後、DJ MICKEYと共にミックステープ「New School Killa」がフリーダウンロード形式でリリースし、音楽制作活動に火を付けていきました。
翌年2015年にはBCDMGに加入し、MUMA a.k.a Quidam Beatzとコラボして、ミニアルバム「T・Y・H」を公開し、Jazadocumentが客演として迎え入れられ注目を集めることになりました。
その後BCDMGからリリースされた「FACT OF LIFE」で日本語とスペイン語を巧みに操るラッパーRENE MARSとの楽曲「Enzetsu」が収録されることになります。
そして2017年に入り、代表曲「NEXT feat. RENE MARS 」が収録されているEP「IT’S ALIVE」がリリースされ、知名度を一気に伸ばすことになりました。
翌年にはRENE MARSとのコラボEP「Contrast」をリリースし注目を集めつつ、地元の旭川から離れ、東京に活動拠点を移しました。
そして2020年になり、満を持してリリースされたデビューアルバム「CONTROL」がリリースされ、HIP HOPシーンに旋風を巻き起こしました。
高校生RAP選手権出の戦歴
第3回高校生ラップ選手権(2013年4月) | ベスト16 |
第5回高校生ラップ選手権(2014年4月) | ベスト4 |
第10回高校生ラップ選手権(2016年9月) | ベスト16 |
Ry-laxのキャリアの中で有名になったきっかけとなったのが高校生ラップ選手権でした。
初めて出たのが第3回高校生ラップ選手権で、1回戦で敗退してしまったものの、その実力の高さを世間に知らしめることができました。
1回分の機会を置いて、第5回高校生ラップ選手権には出場し、2回戦目にはMCニガリa.k.a赤い稲妻と当たったものの勝利をおさめ、ベスト4まで上り詰めました。
第10回では視聴者投票で8位通過したことで本戦出場を決め、初戦で言×THEANSWERに負けてしまったものの、北海道を代表するMC同士の名バトルを繰り広げました。
フリースタイルダンジョンの戦歴
【TEAM 北海道選抜】
1stBattle (2on2)
言xTHEANSWER Ry-lax vs DOTAMA T-PABLOW
Round2
1-4 (●)#フリースタイルダンジョン
1stBattleで敗退。モンスターの強さ。 pic.twitter.com/yxKJvtJdRL— フリースタイルダンジョン動画★網羅 (@Freestyle_r_a_p) February 22, 2017
バトルで有名になるきっかけをつかんだRy-laxですが、フリースタイルダンジョンにも出場した経験があります。
ソロではなく、同じ北海道の若手有名ラッパーである言×THEANSWERとタッグを組み、北海道選抜として当時モンスターを務めていたDOTAMAとT-Pablowを相手に戦いました。
結果はモンスター側の勝利に終わってしまいましたが、勢いに乗る若手MCとモンスターとの闘いという普段見ることができない対戦カードであったことから、たちまち話題を呼びました。
UMB2014 GRANDCHAMPIONSHIP Ry-lax vs 呂布カルマ戦
Ry-laxは高校生ラップ選手権やフリースタイルダンジョンでの活躍も凄まじかったですが、UMB 2014 GRAND CHAMPIONSHIPでの呂布カルマとのバトルもRy-laxの凄さが感じられるバトルになっています。
当時高校生であったRy-laxですが、呂布カルマというビッグネームにも臆することなく攻め抜きました。
特に呂布カルマの髪型に対し
Ry-lax
という想像の斜め上をいく強烈なDisを送り付けたところが特徴的でした。
これには司会進行役を務めていた晋平太も思わず笑ってしまうほどで、残念ながら負けてはしまったものの、Ry-laxの実力の高さを知らしめた最高のバトルとして知られています。
ハイスクールダンジョンのゲスト審査員に抜擢
フリースタイルダンジョン系列の新番組として2020年2月28日よりハイスクールダンジョンがスタートしました。
モンスターとしてS-kaine、ベル、龍鬼、MCリトルが、ラスボスはFuma no KTRが務め、若手で勢いに乗っているMC達が集いました。
Ry-laxは高校生ラップ選手権やその他の大会など、バトルから有名になった経緯があるということで、ハイスクールダンジョンの初放送のゲスト審査員として抜擢されました。

Ry-laxおすすめの曲はアルバム「CONTROL」に収録
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- Uber feat. OZworld
- 1995
- I KNOW IT
Ry-laxの楽曲はこれまで幾つもリリースされてきましたが、やはりソロデビューアルバムの「CONTROL」に収録されている曲の数々はこれまでの楽曲よりもレベルアップした仕上がりになっています。
今回は「CONTROL」に収録されている曲の中でも特におすすめなものを3つ紹介していきます。
Ry-laxのおすすめ曲1つ目は「Uber feat. OZworld」
Ry-laxのおすすめ曲の1つ目は「Uber feat. OZworld」です。
アルバムの4曲目に収録されている「Uber feat. OZworld」は沖縄のラッパーOZworld a.k.a. R’kumaとのフィーチャリングで、軽快かつ爽快感のある雰囲気が特徴です。
Ry-laxのおすすめ曲2つ目は「1995」
Ry-laxのおすすめ曲の2つ目は「1995」です。
「1995」はアルバムの5曲目に収録されていて、シンプルなピアノバッキングにRy-lax自身のスタイルや考え方が色濃く反映されたリリックが特徴的です。
Ry-laxのおすすめ曲3つ目は「I KNOW IT」
Ry-laxのおすすめ曲の3つ目は「I KNOW IT」です。
「CONTROL」のトリを飾る「I KNOW IT」は落ち着いたギターリフにトラップを掛け合わせたビートに心地の良いフロウが乗り、まさにトリを飾るのにふさわしい曲に仕上がっています。
Ry-laxが所属するレーベルBCDMGとは
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BCDMGとはJASHWONを中心として形成されている日本のHIP HOPシーンを代表するアーティストを集めた集団です。
BIG CROW DOG MUSIC GROUPのそれぞれの頭文字が名前の由来となっています。
Ry-laxの他にはやI-DeA、G.O.K、KANDY TOWNのメンバーでもあるIOとDonny Joint、Yo-Seaなどのそうそうたるメンバーが揃っています。
過去には井上三太が手掛けたTOKYO TRIBE 2の実写映画TOKYO TRIBEの音楽を手掛けたこともあり、映像関係の音楽に対する実績も持ち合わせています。