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ラッパー鬼のプロフィール(読み方・出身・生い立ち)のwikiまとめ

ラッパー鬼

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画像の出典は全て本人のInstagramまたはTwitter

鬼(おに)は福島県いわき市小名浜出身、新宿ゴールデン街を拠点に活動するラッパーです。

母親の4度の結婚、父親からの虐待、暴走族や暴力団との関わり、3度の逮捕という強烈なバックボーンを持ち、アウトローな経験を文学的に昇華させたリリシズムと哀愁と歌心があるフロウは日本語ラップシーンでも唯一無二のオリジナリティがあります。

クラシックと名高い自身の半生を綴った名曲「小名浜」を始め「新宿発チンピラJAZZラップ」を掲げたスリーピースバンド「ピンゾロ」での活動、最近ではMCバトルにも挑戦する孤高のリリシストです。

鬼プロフィール

 

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出生名宇野 憲佑(うの けんすけ)
アーティスト名鬼(おに)
年齢1978年3月20日(現在46歳)
身長非公開
血液型非公開
出身地福島県いわき市小名浜
事務所Drop Out Project Entertainment
レーベルDrop Out Project Entertainment
公式サイトhttps://twitter.com/kabuki_DOPE

鬼は福島県いわき市「小名浜地区」出身、現在は新宿ゴールデン街を拠点に活動するラッパーです。

幼少期のは体を動かすことが好きで、8年ほどサッカーをしていたスポーツ少年であり、愛読書は五木寛之の小説「青年は荒野を目指す」を挙げるほどの読書家でもあります。

活気のある漁師町であり、裏に入るとソープ街もある小名浜という街で、両親の離婚や母親の4度の結婚、虐待を経験して、はアウトローの道に行くこととなりました。

17歳の頃に地元の環境に嫌気がさしてボストンバックひとつで上京するも補導されて小名浜に戻り、22歳の時には再度上京して偽名で住み込みのホストクラブで働きながらソープ通いをする自堕落な生活を送っています。

なんかゴールデン街は小名浜に似ている。狭さと匂いが。ゴールデン街は俺みたいな貧乏人にも優しい街だよ。

3度目の上京で活動拠点となる新宿ゴールデン街を見つけて活動の拠点に選んだことは、バー「」で働き始めたこと、自身で経営するバー「Bar DOPE」をオープンさたことなど、にとって大きなターニングポイントになりました。

自身の半生を生々しく綴った代表曲「小名浜」のリリースやスリーピースバンド「ピンゾロ」での活動、最近ではMCバトルにも出場するなど、日本語ラップシーンの中核を担うラッパーです。

MEMO
若い頃の鬼には放浪癖があった

母親が4度結婚〜過酷な幼少期

鬼の両親は7歳の頃に離婚していて、その後は母親に引き取られています。

離婚後の母親は3度の再婚をしていて、にとって4人目の父親からは虐待を受けていました。

何代目の父親だ?と周りからは言われていた。

母親の再婚の度にいわき市内で転校を繰り返して、7歳から中学校までの間に計3回も転校を経験しています。

4人目の父親の耐えがたい暴力による虐待を受けたは、実の父親の元へ逃げていました。

注意
5歳下の妹がいる
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暴力団の準構成員のような荒れた生活

4番目の父親からの虐待をきっかけに実の父親と暮らし始めたことをきっかけに、鬼は非行に走るようになります。

中学3年生の頃には逮捕されて、更生支援施設に送られました。

中学卒業も更正院 数年後には準構成員

中学校を卒業してからは最初の父親の仕事を手伝いながら、もらった給料でソープに通う荒れた生活を送るようになります。

その頃から暴力団や暴走族とも繋がるようになり、暴力団の準構成員としても生活をしていました。

MEMO
中学校の卒業は更生支援施設の中で迎えた

3度の逮捕と獄中生活

鬼は3度の逮捕、刑務所へ服役を経験しています。

1度目の逮捕は傷害、2度目と3度目の逮捕は覚醒剤取締法違反です。

赤落ちになったことは自分にとっての転機の一つです。

初めての逮捕、収監は24歳の頃で、約2年半の獄中生活でMC漢 a.k.a GAMIの存在を知り、友人の死を経験するなど、鬼の人生にとって大きなターニングポイントになりました。

MEMO
ファーストソロアルバム「獄窓」は服役中に制作した楽曲が多数収録されている

既婚者で2人の子供がいる

鬼は既婚者で、2人の子供がいます。

ミニアルバム「」制作時に第一子が誕生していて、は「子供を食べさせていかないといけないという責任感が生まれた」と心境の変化について語っていました。

嫁が1番のB-BOYかもしれない。

また自身の音楽活動について「子供に音楽の仕事は楽しそうと思ってほしい」と語っています。

結婚相手については一般人のため、名前などは公表していません。

MEMO
子供は2人とも女の子

鬼のラップスタイル

ラップスタイル
  • 暴力、性、犯罪などのアウトローな日常を生々しく描いた描写
  • 文学性の高いリリック
  • ジャズや歌謡曲のテイストが強い楽曲

鬼のラップスタイルは、暴力や性、薬物などの犯罪まで、アウトローとして生きてきた中で経験した体験を生々しく描いた描写が特徴です。

自身がかなりの読書家でもあり、単に「サグ」「不幸、悪自慢」で片付けられないほどの文学性と説得力を持つリリシズムが、ストリート特有の緊張感を演出しています。

ジャズや歌謡曲に幼い頃から親しんでいたこともあり、ノスタルジックな雰囲気のある楽曲も、の魅力です。

10年後の自分も納得できるようなラップをしたい。

時に攻撃的にも自虐的でもあり、瘋癲な男の泥臭さとお洒落さが共存するスタイルは、ヘッズのみならず同業者からも高い評価を得ています。

ラップを始めたきっかけは漢 a.k.a GAMI

鬼は傷害で逮捕されて収監されていた24歳の頃に、刑務所内で見た雑誌にたまたま漢 a.k.a GAMIが載っていて、ラップに興味を持ちました。

漢 a.k.a GAMIの存在を知るまでMTVでヒップホップ、R&Bのライブは見たことがあり、DJもやったことはありましたが、ラップはやっていません。

漢 a.k.a GAMIがいなければ、自分はラッパーになっていなかった。

は出所してすぐに漢 a.k.a GAMIが所属するMSCのライブを見に行きます。

最前列で睨むようにライブを見ていたに対して漢 a.k.a GAMIは「ヤバいやつがいる」と思っていましたが、から「あんたに会いにきた」と声をかけたことで交流が始まりました。

漢 a.k.a GAMIに触発されてラップを始めたですが、漢 a.k.a GAMIを「男としてかっこいい」と認めています。

MEMO
「小名浜」などを手掛けることとなるプロデューサーのI-DeAと鬼を繋げたのも漢 a.k.a GAMI
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音楽のルーツはロックバンド

鬼の音楽のキャリアは、中学を卒業してから友達のナオに誘われてバンドを結成したことから始まります。

初めて結成したバンドはBUCK-TICKなどのロックバンドのコピーバンドで、オリジナルの楽曲はやっていません。

バンド活動に関しては「まあ…」って感じですかね。

が17歳の頃に放浪に出ましたが、その後もロックやパンクバンドに在籍していました。

また、はギターを弾くこともできて、自身の楽曲でもギターの演奏を披露しています。

MEMO
バンドで担当していたパートはヴォーカル

鬼一家での活動

メンバー

鬼一家は、福島県で鬼を中心にD-EARTH、K.E.I、BLOM、輪入道らと結成したクルーです。

音源に関しては2008年にの代表曲「小名浜」などを収録したアルバム「赤落」のみのリリースで、現在は活動休止状態になっています。

ライブや楽曲制作だけでなくシノギもやっていた。

鬼一家はヒップホップクルーとしての側面だけでなく、建築業を始めとするシノギも行っていました。

クルー名の通り「一家」のような、音楽活動からハスリングまでこなすクルーです。

鬼 / 見えない子供見てない大人

12インチアナログで限定250枚でリリースされて即完売して、鬼一家名義のアルバム「赤落」にも収録された鬼のソロデビューシングルです。

一つ一つの言葉に力強さを感じる社会を強烈に風刺したリリックと攻撃的なフロウは、デビュー作ながら強烈なオリジナリティとインパクトが共存しています。

荒々しさの中に突き刺さるような鋭いメッセージ性があり、クラシックと名高い「小名浜」と並んで初期のの重要作品です。

殺されるぐれーなら殺しちまいな 呼吸をする しねぇの違いが どれだけデカイか この世界が無くなるなんて 考えられないから だから殺す権利なんて到底無い 勘違いの童貞GUY もち想定内 チェケラ! 鬼の一喝 唾飛ばす kick da verse

ピンゾロ結成秘話

メンバー
  • 鬼・・・MC
  • Dr.Kakinuma・・・ドラム
  • 佐々木 “TOM” 孝浩・・・ベース

ピンゾロは新宿ゴールデン街を根城にする鬼、元犬式 a.k.a DOGGYSTYLEのDr.Kakinuma、The FUNKY PERMANENTSの佐々木 “TOM” 孝浩の畑違いのメンバーにより結成したスリーピースバンドです。

新宿発チンピラJAZZラップ」と銘打った生バンドスタイルで、2010年にアルバム「P.P.P」をリリースしています。

ピンゾロは俺だけじゃなくて、3人全員がフロントマンだと思っている。日本語ラップリスナー以外からも好評なのが嬉しかった。

ゴールデン街のバー「」で働き始めたが様々な人と繋がっていく中で、バー「音吉」のオーナーの佐々木 “TOM” 孝浩に「鬼の後ろならベースを弾いてもいい」と声をかけられたことがきっかけでピンゾロを結成しました。

ピンゾロの音楽性は「ラッパー鬼」にとっても大きなターニングポイントで、ピアノを使ったジャズテイストなトラックを使うようになるきっかけでもあります。

ピンゾロ / P.P.P

ピンゾロ名義での唯一のリリースとなったアルバム「P.P.P」に収録曲されたタイトル曲です。

Benny Goodmanの名曲「Sing,Sing,Sing」をサンプリングしたバンド演奏に、大人な色気たっぷりのの歌がマッチしています。

夢芝居 枕に涙滲む夜 葉桜がネオンなら貴方の胸に居たい 飽くなき愛が軋む 遠く願うP.P.P

鬼のおすすめの楽曲【厳選3選】

の文学性の高いリリシズム、世界観を堪能できるおすすめの楽曲を厳選して3曲紹介します。

鬼 / 小名浜

2008年にリリースされた鬼の代表曲であり、日本語ラップ史に刻まれるクラシックです。

の生まれ故郷である「小名浜」を冠にしたタイトルから分かる通り、の半生を綴った自伝的なリリックになっています。

これまで過酷な環境で生きて経験してきたら内容が、あまりに生々しくリアルにリリックとして表現されていますが、その言葉一つ一つの表現が詩的です。

I-DeAプロデュースの哀愁感漂うトラックも、よりスリリングさを掻き立てています。

渇かぬ鬼の赤い目に 愛が見えませんか? 小名浜の汽笛を 背に受け 港へ向かえ 小名浜の汽笛を 背に受け 都で歌え
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鬼 / 糸 feat. BES

客演にSCARS、SWANKY SWIPEでも活動するBESを迎えた、ファーストソロアルバム「獄窓」の収録曲です。

両親が離婚した7歳、新しい父親が出来た心境を子供目線でリリックに落とし込んでいます。

か細くも強固な糸を紡ぐようなBESとのマイクリレーは、まるで短編小説を耳で読むような満足感がある初期クラシックです。

泣いてもいい 夜は一人でごまかしてみる雨の東京 挫けた愛には滲むネオンと憧れと甘い妄想

鬼 / 終わったばかり feat. 酒匂ミユキ

ソウルシンガーの酒匂ミユキをフューチャーした、アルバム「DOPE FILE」の収録曲です。

どこか懐かしさと哀愁の漂うトラックに、官能的で大人なのラップとスモーキーな酒匂ミユキの歌声がマッチしています。

ジャジーな歌謡曲路線に傾倒するの初期の楽曲では感じられなかったアダルトな男の魅力を堪能できる楽曲です。

遊び戯れ上手のおざなり 分かってるなら楽しみましょう 本気になれる私が悪いの 終止符の数だけ癖がつく 自分の愚かさも分かってくる 引きずる後味 嘲る苦虫 悦深々と喘ぐ君が好き

鬼と仲の良いラッパー

仲の良いラッパー

鬼は地元の福島県で結成した鬼一家のメンバーや現在の活動拠点の東京を中心に人脈を広げています。

共演するラッパーは、同じ日本語を使ったリリシズムを大切にするラッパー、日本らしい情緒のあるスタイルを持つラッパーが多いのも特徴です。

ゴールデン街で最初はラップなんて受け入れられなかった。10年以上経ってようやくゴールデン街劇場に出れたんだから。

長く活動拠点にしている新宿ゴールデン街にはラッパーは以外いませんが、ロックやジャズアーティストと繋がっていき、の音楽性に大きな影響を与えました。

現在は表立った活動がない鬼一家ピンゾロのメンバーとも、交流は続いています。

輪入道

輪入道は2010年から2012年までの間、鬼が主宰するクルー「鬼一家」に在籍していました。

鬼一家での活動は音楽活動だけでなく、解体業や祭のテキ屋の仕事なども回ってきて、正にたちと生活を共にしています。

鬼一家との出会いが自分のヒップホップ人生に大きな影響を与えた。

輪入道

しかし、周りの影響で脱法ドラッグに手を出して薬物中毒に陥ったことをきっかけに、2012年に鬼一家を脱退しました。

鬼一家脱退後もを含めた他のメンバーとも交流があり、度々楽曲で共演しています。

RYKEY DADDY DIRTY

鬼とRYKEY DADDY DIRTYは、鬼が「小名浜」をリリースしてから懲役に行くまでの間に出会っています。

RYKEY DADDY DIRTYの地元の八王子内で「小名浜」が流行っていたため、ゴールデン街に仲間たちとを探しに行きました。

区役所通りのうどん屋さんで飲んでいるを見つけてRYKEY DADDY DIRTYから声をかけて、すぐに意気投合して仲良くなります。

RYKEY DADDY DIRTYには若さを感じたけど、更にそれ以上の何かを感じた。同じラッパーだから分かるものがあった。

RYKEY DADDY DIRTYの楽曲「都の奇跡 feat. 鬼」でも共演して、RYKEY DADDY DIRTYの YouTubeチャンネル「MZEE団体」にもゲストでが出演するなど、交流はずっと続いています。

注意
本サイトはラッパーさんのバッググランドを知ることで、リリックの意味や楽曲をより好きになってもらうことを目的としています。情報の誤り・追加等につきましては速やかに修正対応させて頂きますのでフォームへご連絡ください。

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