Kダブシャインは、ジャパニーズヒップホップ界の先駆者です。
日本語ラップを広めたうちの1人と言っても過言ではありません。
そういった経緯から、ヒップホップ界のレジェンドと呼ばれています。
目次
Kダブシャインのプロフィール
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出生名 | 各務 貢太(かがみ こうた) |
アーティスト名 | Kダブシャイン |
年齢 | 1968年5月8日(現在55歳) |
身長 | |
血液型 | |
出身地 | 東京都渋谷区富ヶ谷 |
事務所 | ワタナベエンターテインメント |
レーベル | |
公式サイト |
病弱で入退院を繰り返す。
しかし結局、地元の渋谷区立松濤中学校へ入学。
当初は英語でラップをしていたが、アメリカの友人に「なぜ日本語でラップをしないのか?」と問われ、日本語でラップをする方法を模索し始める。
Kダブシャインの生い立ち
Kダブシャインは1968年5月8日生まれ、東京都渋谷区出身です。
母1人子1人の母子家庭に育ち、幼少期は病弱で、小学生まで生きられないかもしれないと言われていました。
生まれも育ちも渋谷区出身なので、「渋谷のドン」と呼ばれています。
若い頃、渋谷区宇田川町にあった「Rビル」にたむろをしていて、「R’s(アールズ)」という集団を結成していました。
Kダブシャインはこれを不良やチームではなく、自警団と言っています。
高校中退後にフロリダ州に8年間留学していたので、英語を話すことができます。
留学中にヒップホップを覚えて帰国し、日本にヒップホップを広めました。
Kダブシャインの名前の由来と意味
Kダブシャインの名前の由来は、本名のイニシャル「各務 貢太(K,K)」KのDoubleをもじって、K Dubとなりました。
「K DUB SHINE」表記で活動をしていましたが、現在は「Kダブシャイン」表記になりました。
愛称は本名の「貢太(こうた)」から、「コッタ」「コッちゃん」「ビッグコッタ」と呼ばれています。
音源内でも自ら「ビッグコッタ」と名乗っています。
学歴
Kダブシャインの最終学歴は、大学を中退しているので、高卒です。
しかし塾へ通い私立中学の受験を目指したり、高校時代にフロリダ州へ留学をし、フロリダ州の高校を卒業しているので、かなり頭がいいです。
留学期間は8年間で、そのおかげで英語も堪能です。
彼女は?結婚しているの?
Kダブシャインは独身で、現在の彼女情報は見つかりませんでした。
社会派ラッパーとして、母子家庭や少女についてなどを曲にしているので、結婚をする予定はないと話していました。
しかし元カノの影響で犬を飼い始めたとのことで、彼女がいる期間はあることが予想できます。
好きな食べ物
Kダブシャインの好きな食べ物は、お菓子とジャンクフードです。
我慢できず、コンビニに走ってしまうこともあるくらい、お菓子が大好物です。
趣味
Kダブシャインの趣味は、仮面ライダーグッズ集めと落語鑑賞です。
仮面ライダーグッズ集め
仮面ライダーが好きで、仮面ライダーグッズを集めています。
そのコレクションは、宇多丸も驚くほどの量です。
落語鑑賞
Kダブシャインは「ラップがなかったら、お笑いに進んでいたかもしれない。」と言うほどお笑いが好きで、お笑い関係の友人もいます。
そのうちの1人として、落語家の立川志らくと友人です。
立川志らくと友人になったことがきっかけで、落語鑑賞が趣味だと話していました。
Kダブシャインのラップスタイル
Kダブシャインのラップスタイルは、韻が固く、内容もブレないところです。
韻にこだわりすぎると、何を伝えたいのかがわからない意味のわからないリリックになってしまい、内容にこだわりすぎると、韻が少なくなってしまいます。
しかしKダブシャインは、韻の固さも内容も絶妙なバランスで使いこなしています。
Kダブシャインは、まだ日本語ラップが浸透していない初期から、このテクニックを操っているところが凄いところです。
1997年当時の時代背景をリリックにしたECDロンリーガールでは、その特徴が出ています。
焼けてる肌 茶色い髪 カラーコンタクトで見つめる闇
夜の街 求める価値 女王蜂 理想の形
二十歳前なのにもう大人 細え眉してひでぇ言葉自らビジネスにするSEX 迷える子羊たちX
ロレックスした男に指輪買わしたはずが つながれる首輪
携帯かける サンダルシャネル
つま先のネイルに塗るエナメル
フェンディ ベルサーチ D.K.N.Y
Kダブシャインがラップをはじめたきっかけ
Kダブシャインは留学中に、ヒップホップを知ります。
ヒップホップは日本語には向かないと思い、はじめは英語でラップをしていました。
ところが友人に「なぜ日本語でラップしないのか?日本のやつらに聞かせたいことはないのか?」と問われ、そこから日本語でラップをする方法を模索し始めます。
何よりメッセージ性の強いリリックに衝撃を受け、ヒップホップで社会や世の中を変えられるかもしれないと思ったことがきっかけで、ヒップホップを始めました。
現在は社会派ラッパー
Kダブシャインの現在は、社会派ラッパーとして活動しています。
母子家庭の母親や、孤独な少女、社会情勢など、社会に対するメッセージ性の強いリリックが特徴です。
そのスタイルは、元祖社会派ラッパーと呼ばれています。
Kダブシャインのデビューはキングギドラ「空からの力」
Kダブシャインは、1995年12月にキングギドラ名義でリリースをしたアルバム「空からの力」 で、デビューをしました。
韻を踏む文化を日本に広めたかったと言っています。
その後2015年に20周年を記念して、「空からの力 20周年記念エディション」をリリースしています。
20周年記念エディションには、未発表デモ音源も収録されています。
Kダブシャインのおすすめの曲厳選3選
Kダブシャインのおすすめの曲を紹介していきます。
凶気の桜
2002年に上映された「凶気の桜」の主題歌で、主演は窪塚洋介(山口進)が務めました。
主演の窪塚洋介が務めた主人公の山口進は、渋谷育ちの主人公で、日本の愛国心などを問題視する役柄でした。
日本のギャングスタや渋谷について曲にしていて、映画「凶気の桜」にピッタリのリリックです。
何でそんなに
Kダブシャインのアルバム「理由」に収録されている曲です。
Kダブシャインはポップなヒップホップ嫌っていて、自分らしさを主張しています。
その特徴が露わになっていて、当時の日本語ヒップホップシーンに言及する1曲となっています。
SAVE THE CHILDREN
2001年にリリースされたミニアルバム「SAVE THE CHILDREN」に収録されている曲です。
虐待や育児放棄をされている子どもについて、リリックが書かれています。
Kダブシャインが虐待や育児放棄をしている親に怒りを感じていることを感じる、社会派ラッパーらしい1曲です。

Kダブシャインと仲のいいラッパーは宇多丸
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Kダブシャインと仲のいいラッパーは、RHYMESTERの宇多丸です。
2人は年齢が近いことと、日本語ラップシーンを盛り上げてきた先駆者同士ということで、意気投合しました。
「第三会議室」でも共演していて、宇多丸の番組「ライムスター宇多丸の水曜The NIGHT」にもKダブシャインが出演しています。
宇多丸がKダブシャインの自宅を訪問したこともあって、昔から仲がいい2人です。

KダブシャインとZeebraは不仲?
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KダブシャインとZeebraは、同じグループ「キングギドラ」で活動し、ヒップホップ界を牽引してきました。
しかしKダブシャインとZeebraは、度々喧嘩を繰り返し、不仲説が流れています。
それについてKダブシャインは
「お互い真剣にヒップホップに向き合っているからこそ、価値観の違いでぶつかることはある。10代の頃から友人関係にあるし、共通の友達もたくさんいるから、おまえら仲良くしろと言われたりする。あっ、仲悪いって言っちゃった。(笑)」
と話しています。

Kダブシャインのセクハラ疑惑
kダブシャインLilyの乳見すぎな😂#フリースタイルダンジョン pic.twitter.com/Y4PG4YXeBI
— raimu.Xiao (@ramumelo__) January 3, 2020
セクハラの自覚無いんだろうなぁーKダブさん。これがウケると思ってるなら寒すぎるわ。そして番組の進歩の無さよ、、これはマズイと気が付けば編集できるだろうに、わざわざ垂れ流す鈍感さ。きもいなぁ。 https://t.co/wqIMBA9hnG
— 椿 (@tsubaki0921991) January 4, 2020
Kダブシャインがフリースタイルダンジョンの審査員として登場したとき、リリーさんに対してマイクを男性性器に見立てて、手こきのような動きをしたり、距離が近かったり、胸をずっと見たりしていました。
これに対して、ネット上でセクハラと炎上します。
Kダブシャインは女性に、照れ隠しでセクハラ発言をしたりしてしまうと言っています。