IO(イオ)は、東京都世田谷区出身のラッパーです。
幼なじみを中心として結成された地元のクルー・KANDYTOWNのメンバーであり、クリエイター集団BCDMGにも所属しています。
また、恵まれたルックスとスタイルから、数々のブランドのモデルに起用されるなど、多彩な才能を発揮しています。
そんな彼の生い立ちやおすすめ楽曲などを詳しくまとめました。
目次
IOのプロフィール
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出生名 | 非公開 |
アーティスト名 | IO(イオ) |
年齢 | 1990年(現在33歳) |
身長 | 非公開 |
血液型 | 非公開 |
出身地 | 東京都世田谷区 |
事務所 | |
レーベル | Def Jam Recordings |
公式サイト | https://www.instagram.com/iointheday/ |
町田などを拠点にライブ活動を展開していきます。
JASHWONに見いだされ、楽曲制作を開始します。
IOは、東京都世田谷区出身のラッパーです。
初めて音楽に触れたのは小学4年生の時で、父親が運転する車から流れていたR&Bやソウルミュージックを聴いていました。
IO
そんな彼がHIP HOPに出会ったのは、幼なじみの親友・YUSHIがラップを書いて聴かせてきたことがきっかけでした。
当時はDMXやThe Diplomats・Fabolous・Ja Ruleなどの00年代初期のHIP HOPを聴いていたといいます。
よくYUSHIやB.S.C.の家に集まっては、映画を観たり、ラップを聴いたり作ったりするというのが当時の遊び方で、自然とHIP HOPにハマっていきます。
IOたちが15歳頃の時に、KANDY TOWNの前身クルーであるBANKROLLが結成されます。
初ライブは町田Flavaで行われました。
以降、町田を中心に精力的にライブをしていきます。
18歳の頃、渋谷区宇田川町にあるCDショップ「BOOT STREET」でバイトをしながらラップ活動を続けます。
IO
JASHWONら先輩のラッパー達に認められ、IOは本格的にラッパーの道を歩み始めます。
IOの奥さんは大橋リナ
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出生名 | 大橋リナバネッサ |
アーティスト名 | 大橋リナ(おおはしりな) |
年齢 | 1993年4月8日(現在30歳) |
身長 | 160cm |
血液型 | O型 |
出身地 | コロンビア |
事務所 | A-Light |
レーベル | |
公式サイト |
IOは、モデルの大橋リナと結婚しています。
大橋リナは、「egg」や「JELLY」の専属モデルとして活躍していた経歴を持っていて、2018年には人気TV番組「テラスハウス」にも出演していたことで話題になりました。
2人の出会いは、彼女が友人に連れられて行ったライブでした。
その後、彼女の行きつけのお店で再会し、交際に発展します。
大橋リナ
その後、約2か月の交際期間を経て、IOからプロポーズをし、結婚に至りました。
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2017年の10月には、第一子を妊娠したことをSNSで発表しています。
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2021年現在、大橋リナのSNSでは2人の子供がいる様子がアップされています。
IOのファッション
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- Adidas
- CalvinKlein
- COACH
- LoroPiana
- Louis Vuitton
- Tomford
- Ferragamo
- Tiffany
IOのファッションは、ハイブランドのジャケットやスーツにパンツなど、洗練されたモダン・スタイルが特徴的です。
アクセサリーはシンプルな18Kゴールドチェーンや、ティファニーのブレスレットなどを身に着けています。
IO
彼の恵まれたスタイルや佇まいは、多くのブランドからラブコールを受け、FerragamoやCalvinKleinなどのモデルに起用されています。
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2021年8月には雑誌「EYESCREAM 」に、写真家・川上智之が連載中の「End roll」に彼が抜擢され、クールなスタイルを見せています。
髪型
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IOの髪型はクラシカルなショートヘアです。
サイドは綺麗なフェードスタイルで、彼の顔立ちも相まってエキゾチックなクールさを醸し出しています。
IOのタトゥー
- 左右鎖骨部分・・英語のレタリングタトゥー
- 左肩・・YUSHIの似顔絵
IOはSNSではあまり露出していませんが、上半身にいくつかタトゥーが彫られています。
「Shawty」のMVで彼のタトゥーを見ることができます。
中でも印象的なのが、左肩に彫られている顔のタトゥーです。
この顔は、2015年に急逝してしまった親友であるYUSHIの似顔絵です。
IO
IOのラップスタイル
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- メロディアスなフロウ
- 説明的ではなく情景を連想させるリリック
IOのラップスタイルは、メロディアスなフロウが特徴的です。
優しく哀愁のあるソフトな声で紡ぎだされるそのフロウは、彼のラップの作り方に大きく影響されています。
IO
また、彼の歌詞は、情景を連想させるようなリリックが多く見られます。
IO
言葉そのもので感情を表すより、聴いていて景色が見えるようなリリックづくりを心掛けているといいます。
IOがラップを始めたきっかけ
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IOがラップを始めたきっかけは、幼なじみのYUSHIがラップを始めたことからでした。
IO
そこからHIP HOPに興味を持ち始め、同時に周りの友人たちも自然とラップを始めていました。
IO
その後、BANKROLL・KANDYTOWNのクルーとして活動していましたが、2016年に満を持して楽曲「Soul Long」でソロデビューを果たします。
KANDYTOWNの中では、彼が初めて流通に乗る形でソロリリースを果たしました。
IOの親友YUSHIの死
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YUSHI(ユウシ)は、KANDYTOWNの求心力であり、ハマ・オカモトを中心としたロックバンド「ズットズレテルズ」のメンバーでもあった人物です。
父親は俳優の草刈正男で、姉はタレントの紅蘭です。
IOとYUSHIは小学校からの幼なじみで親友でした。
IO
KANDYTOWNがMix Tape「KOLD TAPE」をリリースした後、彼らの存在が話題となりました。
しかし、その収録の前日にYUSHIはマンションの屋上から転落し、帰らぬ人となってしまいます。
しかし、そこからメンバーに団結力が生まれ、より一層HIP HOPにのめり込んでいったといいます。
IO
2016年に発表されたIOのデビュー作「Soul Long」は、YUSHIの命日の2月14日にリリースされています。
KANDYTOWN
- BSC
- DIAN
- DONY JOINT
- Gottz
- Holly Q
- IO
- KIKUMARU
- DJ MASATO
- MIKI
- DJ Minnesotah
- MUD
- Neetz
- Ryohu
- DJ Weelow
- KEIJU
- YUSHI(逝去)
KANDYTOWNは、東京都世田谷区喜多見を中心に結成された、総勢16名ものメンバーから成るHIP HOPクルーです。
KANDYTOWNの前身クルーである、BANKROLLとYaBastaが合流し、2012年にKANDYTOWNが結成されました。
2014年に1st mix Tape「KOLD TAPE」をリリースし、その後も様々なフェスやライブに参加しています。
また、クルーだけでなく個人での活動も多く、KEIJU・IOなどを始めとしたメンバーたちが精力的にソロ活動を行なっています。
2021年には配信リリースされていたアルバムを2枚組CD「LOCAL SERVICE COMPLETE EDITION」としてリリースし、話題となりました。
BCDMG
BCDMG(ビーシーディーエムジー)は、JASHWONが統率する日本の有名なラッパーやトラックメイカーが集結したHIP HOPクリエイター集団です。
2013年にフルアルバム「Ordinary Life」をリリースしています。
その後、IOや同じくKANDYTOWNのメンバー、KEIJU・DONY JOINなどもBCDMGとディールし、話題となりました。
2016年にはIOらも参加したフルアルバム「Fact Of Life」がリリースされています。
JASHWONやG.O.K.は、IOにとって旧知の先輩であり、ラッパーとして活動するきっかけをくれた人物と言えます。
IO、DefJam Recordingsに所属
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Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)は、1984年に設立されたアメリカのレコードレーベルです。
ラップ全盛期の代表的なレコードレーベルで、過去にはパブリック・エナミーやリアーナ、ビースティ・ボーイズなど錚々たるアーティストが所属していました。
2000年に日本支社レーベル「Def Jam Japan」が設立されました。
一時期休止状態となりましたが、2005年以降「Def Jam Recordings」として生まれ変わり、AK-69がディールしたことで再始動しています。
IOは2019年にこのレーベルと契約を結び、先輩ラッパーとなるAK-69と共演も果たしています。
IOのメジャーデビューアルバム「Player’s Balld.」
IOのソロメジャーアルバムは、2019年6月19日にリリースされた「Players Ballad.」です。
P-VINEからDef Jam Recordingsに移籍した記念すべき彼の第一弾アルバムとなっています。
彼のアーバンでスタイリッシュなスタイルが凝縮されたこの作品は、KANDYTOWNのメンバーや5lackが客演として参加しています。
全13曲入りで、多くを語らない彼のHIP HOP美学が堪能できるメジャーデビューアルバムです。
IO、ラップスタア誕生の審査員を務める
「ラップスタア誕生」は、ABEMA TVで放送されている、ラップのニュースターを発掘するオーディション番組です。
サイファーや楽曲・ライブなどでNo.1ラッパーを決定し、優勝者には300万円が贈呈されます。
過去にはLeon FanourakisやYellow Bucks・Ralphなどが優勝を飾り、次世代のHIP HOPを担う重要ラッパーとして活躍しています。
IOは、2021年10月より開始された「ラップスタア誕生」の審査員に、Awich・R-指定・AKLO・T-Pablow・YZERRと共に抜擢されています。
YouTubeには彼らのサイファー映像がアップされ、話題を呼んでいます。
IOのおすすめ楽曲厳選3選
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- IO / Shawty
- IO / Bill
- AK-69 / B-Boy Stance feat.IO
IOは、2021年現在、個人名義で3枚のアルバム・KANDYTOWNで2枚のアルバムをリリースしています。
めきめきと頭角を現している彼のおすすめ楽曲を紹介します。
IO / Shawty
2019年6月に発売された「Players Ballad.」収録曲です。
GOODMOODGOKUがプロデュースしたこの作品は、哀愁ただよう男女の関係を綴った作品となっています。
「My View」と「Your View」の2つの視点からなるMVが発表されていて、奥さんの大橋リナも出演しています。
IO
曖昧なムード
曖昧な会話じゃ満足できないでしょ
彼女はもうとっくに
会いたいけどもう無理
IO / Bill
2019年6月に発売された「Players Ballad.」収録曲です。
過去と現在のIOの心情や決意をチルなサウンドに乗せてスピットした、新しいクラシックと名高い楽曲です。
IO
守るものが増えてく
変わってく生きる理由
あいつのこと待ってる
今もここに立ってる
AK-69 / B-Boy Stance feat.IO
2020年にリリースされた、Def Jam Recordingsの先輩となるAK-69のアルバム「LIVE:live」 に収録されている曲です。
IOが客演として参加し、音楽は名古屋のレジェンド・DJ刃頭が手掛けています。
彼らのHIP HOPに対する愛情やスタンスが存分に詰まった楽曲となっています。
IO
今じゃパリまで呼ばれるFashion Week
FGから届く俺のSuits
けれど忘れない俺達のRoots
派手な花でも根をはるUnderground
IOと仲の良いラッパー
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- KEIJU
- Gottz
- KIKUMARU
- KID FRESINO
- AK-69
- YUSHI
IOはあまりプライベートのことを多くは語りませんが、共演やインタビューなどからその交友関係を知ることができます。
KANDYTOWNの多くのメンバーとは、少年の頃からの知り合いが多いですが、特にKEIJUやGottz・KIKUMARUなどと仲が良いことが知られています。
KEIJUとはYUSHIを通じて知り合い、KANDYTOWNの中心人物としてお互いにリスペクトしています。
2020年にリリースされたコラボ楽曲「Remy Up feat.IO」は、TikTokなどを通じて多くの若者の間で人気を博しています。
AK-69とは、2016年頃にBCDMGのリリースパーティーにAK-69が遊びにきていたことで出会いました。
IO
AK-69
Def Jam RecordingsにIOが入った時は、AK-69がロゴを模したペンダントトップを贈ろうとしていましたが、
AK-69
IO
KID FRESINOとは、ライブで出会ったことがきっかけで親交を深めています。
その後、KID FRESINOから彼にフィーチャリングしたいという連絡を取りました。
IO
NYで2人でレコーディングしたこともあります。
IO
という微笑ましいエピソードも残っています。