句潤(クール)は、神奈川県横浜市生まれのラッパーです。
バトルMCとして数々の大会で輝かしい戦績を持ちながら、ライブや音源にも力を入れています。
バンド「THE MEATERS」のフロントマンとしての顔も持ち、横浜とヒップホップへの愛を感じられる活動も魅力です。
確かなラップスキルとヒップホップMCとしてのアティチュードでヘッズ、同業者からアツい支持を集める句潤を紹介します。
目次
句潤(クール)のプロフィール
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出生名 | 非公開 |
アーティスト名 | 句潤(クール) |
年齢 | 1984年 |
身長 | 174cm |
血液型 | 非公開 |
出身地 | 神奈川県横浜市神奈川区白楽 |
事務所 | BUTCHER’S STUDIO |
レーベル | BUTCHER’S STUDIO |
公式サイト | https://twitter.com/cool_045 |
句潤は生まれも育ちも神奈川県横浜市神奈川区白楽のラッパーです。
幼少期から歌うことが好きで、中学校の頃に修学旅行のバスの中で一人で大声で歌うほどの歌好きでした。
兄の影響で触れた伝説的ヒップホップ野外イベント「さんぴんCAMP」でラップに興味を持ち、友達や先輩の影響もあってラップを始めます。
句潤
高校3年生の頃に初ライブを経験すると、すぐに地元のクラブでもラップをするようになります。
基本的にはソロ名義で活動していますが、PONEYやD.D.S、DAG FORCEらとクルーを組んでいる時期もありました。
バトルMCとしてULTIMATE MC BATTLEやKING OF KINGSなどの様々な大会で好成績を収めていますが、バトルに関しては「名前を売るため」というスタンスで出場していて、ライブと音源制作に重きを置いています。
MPCバンド「THE MEATERS」のフロントマンとしても活動していて、ヒップホップMCとしてヘッズだけじゃなく、同業者からもリスペクトされるラッパーです。
実はあがり症
句潤はあがり症で、MCネームはあがり症を克服する意味を込めて命名しました。
句潤
元々は「クール」という名前で活動を開始しましたが「言葉を潤す」「懐を潤す」という2つの意味を込めて、現在の「句潤」に改名しました。
地元「横浜」への愛
8.10はBRIDGE横浜の23周年Party🔥
クソガキの頃からお世話になりまくってます🙏全員で祝いましょう㊗️ pic.twitter.com/k3zA8LEHaU— 句潤 (@cool_045) August 9, 2023
句潤は生まれも育ちも横浜で、生粋の横浜っ子です。
句潤
ラップを始めてからも横浜にこだわった活動スタイルを貫いていて、県外でもバトルやライブは精力的に行っていますが、あくまで拠点は横浜です。
最近では日ノ出町駅にあるクラフトビールのセレクトショップ「ALL WELL」のスタッフとして働くなど、横浜という街に根付いた生活スタイルを取っています。
句潤のファッション
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- WILL
- THE NORTH FACE
- ALL WELL
- NIKE
- Notfound
句潤はトップス、ボトムスともにルーズに着こなすオーソドックスなB-BOYファッションです。
THE NORTH FACEやNIKEなどのオールドスクールからのB-BOYの定番ブランドを取り入れつつ、地元である横浜発のブランドのWILLを始めとする、日本のブランドもコーディネートに積極的に取り入れています。
句潤の横浜や日本のシーンを愛する気持ちが伝わるブランドチョイスや着こなしも、ヘッズから支持される大きな要因です。
アパレルブランド「WILL」との関係
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「ゆるぎない意志(WILL)を持ち、未来(WILL)に向け創造していくこと」をコンセプトに2009年に横浜で立ち上げられたストリートブランドである「WILL」は、句潤を語る上で欠かせないブランドです。
句潤
プライベート、ライブやMV問わず着用率が高く、ブランドのファッションモデルも務めています。
シンプルでありながら主張が強いロゴと、横浜のカルチャーと密接に繋がったバッググラウンドがブランドの魅力です。
句潤のラップスタイル
- 無駄のないタイトなラップ
- メロディアスで心地の良いフロウ
- B-BOYとしてのアティチュードの高さを体現したリリック
句潤のラップスタイルは、メロディアスなフロウが最大の魅力です。
レゲエのリズムやオートチューンも使いこなし、ただ「メロディアス」の一言にはおさまらないフロウの引き出しの多さがあり、どんな楽曲にも「句潤らしさ」と「オリジナリティー」を共存させています。
句潤
小手先のテクニックには頼らず、シンプルかつタイトにどんなトラックにもハメられるラップスキルの高さは、フリースタイルだけではなく楽曲やライブでも余すことなく発揮されています。
ラップを始めたきっかけは「さんぴんCAMP」
句潤がラップを始めたきっかけは、小学校6年生の頃に兄の持っていた伝説的ヒップホップ野外イベント「さんぴんCAMP」のVHSを見たことです。
句潤
周りの友達や中学校の先輩がラップをしていたこともあり、高校生の頃に本格的にラップを始めています。
それまでは特にライブをするわけではありませんでしたが、早い段階からリリックは書き溜めていました。
影響されたラッパーはOZROSAURUS
句潤が特に影響されたラッパーは、同じ横浜を拠点に活動するOZROSAURUSを挙げています。
句潤
OZROSAURUSのスタイルを間近で見たことで句潤自身も「横浜を代表するアーティストになりたい」と強く想い、現在も横浜にこだわった活動を続けるルーツになりました。
他にもNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの影響も公言しています。
初ライブは高校の文化祭
確か、文化祭とかだった気がする😌その教室に、句潤も居たらしい😁
すみだ福祉会館も渋い🔥
皆んな、良く続けてるよね😉👍— はなび (@hanabizm) February 19, 2022
句潤が初めて人前でラップを披露したのが、高校3年生の時の文化祭です。
先輩が高校の教室をクラブに見立ててラップしていたのを見て、句潤も仲間を集めて初ライブを開催しました。
句潤
教室を真っ暗にしてDJセットを用意して、パラパラをしていた友達にダンサーとして参加してもらうなど本格的なライブで、ライブは大成功を収めました。
バンド「MEATERS」での活動
- 句潤
- U★SEI
- 冬人ストラット
- 熊井五郎
- Cut Lemonn
- DJ KEN5
- DJ Dig-it
- Killa Nami
句潤は7人のビートメーカーと句潤から構成されるMPCヒップホップバンド「THE MEATERS」のメンバーとしても活動しています。
それぞれソロとしても活動するビートメーカーにより、MPCを使った様々なビートに句潤がラップを乗せるスタイルです。
句潤
活動開始時期は2009年からと長く、それぞれのメンバーが確かなスキルを持っていて、即興で展開されていくライブに定評があります。
句潤のバトルスタイル
句潤のバトルスタイルの特徴は、音源やライブ同様にメロディアスからタイトまで、どんなトラックにも対応できるフロウの引き出しの多さです。
また、フロウ巧者でありながら、高いアンサー力を持ち合わせています。
韻やフロウに逃げず、しっかりと的確なアンサーを返せるところが句潤のバトルの強さの理由です。
句潤という名前通りの冷静な戦況判断能力も持ち合わせていて、バトルMCとしての能力に隙がありません。
句潤のおすすめの楽曲【厳選3選】
句潤のヘッズなら自然と身体が揺れてしまうおすすめの楽曲を厳選して3曲紹介します。
句潤 / 流レテ行カズ
元SCARSのI-DeAがプロデュースした楽曲です。
落ち着いたトラックにオートチューンを使った心地よいフロウが映えます。
フロウに逃げず、リリックも作りこまれていて、言葉に力強さもある句潤らしさが詰まった一曲です。
句潤
句潤 / 風呼ぶカモメ
舐達麻などへの楽曲提供で話題のGREEN ASSASSIN DOLLARが全曲プロデュースしたアルバム「風呼ぶカモメ」のタイトル曲です。
タイトルには「カモメのように自由でありたい」「旅立ち」という意味を込めています。
浮遊感のあるGREEN ASSASSIN DOLLARらしいトラックに、スキルフルでありながらタイトな句潤のラップがマッチしていて、まさに「句潤のネクストフェーズ」を体現した仕上がりです。
句潤
句潤 / B-BOY STANCE
MEATERSでも活動を共にする熊井五郎がプロデュースした楽曲です。
レゲエ調のフロウでビートを縦横無尽に踊るラップは、スキルの高さと句潤のB-BOYとしての信念を感じることができます。
句潤
句潤と仲の良いラッパー
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- PONEY
- FORK
- サイプレス上野
- NONKEY
- 鎮座DOPENESS
- D.D.S
- DAG FORCE
句潤は横浜のラッパーを中心に、沖縄や東京を拠点に活動するラッパーまで、様々な地方で活動するラッパーとリンクしています。
その理由として、一時期沖縄出身のD.D.Sや岐阜出身のDAG FORCEらとクルーで活動していたことが、全国のラッパーと繋がるきっかけになりました。
句潤
バトルでも活躍していますが、あくまで「バトルは名前を売るため」というスタンスで活動していて、音源で活躍するラッパーと共演が多いのも特徴です。
PONEY
句潤が最も仲の良いラッパーがPONEYです。
PONEYとはD.D.S、DAG FORCEらと一緒にクルーを組んでいた経験があり、更にお互いにラッパーとして名前を上げて以降も、フリースタイルダンジョンなどにチーム、タッグとしても出場しています。
句潤
現在ではユニット「クリティカルヒッターズ」としても活動していて、不定期ながらライブ活動や音源リリースもしています。