BRON-K(ブロンケー)は神奈川県のヒップホップグループSD JUNKSTAのメンバーです。
メロディアスで独特なフロウと、情緒溢れるリリックが人気のラッパーです。
2012年にアルバムをリリース以降は表立った活動が少なく、BRON-Kの現在を知りたがるファンや新曲リリースを熱望するファンは少なくありません。
そんな謎に包まれたBRON-Kの生い立ちや交友関係、現在までをまとめました。
目次
BRON-Kのプロフィール
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出生名 | |
アーティスト名 | BRON-K(ブロンケー) |
年齢 | |
身長 | cm |
血液型 | 型 |
出身地 | 神奈川県相模原市 |
事務所 | |
レーベル | 諭吉レコーズ |
公式サイト |
Snoopなどの曲をカタカナに直し、コピーして録音し始める。
これを機に、小説の数え方や声の重ね方を学ぶ。
BRON-Kは1981年生まれ、神奈川県相模原市出身のラッパーです。
相模原の南の方トタンに囲われた街で、決して裕福ではない家庭で育ちました。
中学2年生のときにアメリカから帰国した友人にSnoop Doggを聞かせてもらったことがきっかけで、ヒップホップにハマっていきます。
当時は日本のヒップホップはダサいと思っていて洋ヒップホップしか聞かず、英語で歌ったり録音をしたりして遊んでいました。
2000年頃からリリックを書き始め、NORIKIYOとSD JUNKSTAを結成しヒップホップ活動開始しました。
耳に残る中毒性のあるフロウと、独特な世界観のあるリリックが高く評価をされています。
馬と漫画が好きで2stアルバムのタイトル「松風」は、花の慶次の馬の名前を拝借してタイトルに起用しました。
BRON-Kの名前の由来
BRON-Kは元々、弁慶(ベンケイ)という名前で活動をしていました。
弁慶を文字ってBNKとなり、その後現在のMC名であるBRON-Kとなりました。
BRON-Kは結婚している
BRON-Kは結婚して、現在、第一子の子供(17歳)がいます。
嫁や子どもの写真は非公開です。
セカンドアルバムの「松風」のリリックは自分の息子への思いを綴っています。
BRON-Kってどんな人?
BRON-Kは他のラッパーのように前に出る積極的なタイプではなく、自由人で受け身な人物です。
1stアルバムの制作も、DJ ISSOに勧められたことがきっかけで制作しました。
1stアルバム制作から2stアルバムのリリースまで4年が経過していて、空白の4年間は「遊んでいた」と語っています。
2stアルバムリリース後は「遅刻しない。時間を守る。人を思いやる。」と、社会復帰を目標としていました。
DJ DEFLO
BRON-Kのファッション
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- RIVAXIDE
- ZAKAI
BRON-Kはラフなファッションを好んでいます。
NORIKIYOが展開するアパレルブランドRIVAXIDEや、SAG DOWN POSSE(SDP)オンラインショップZAKAIの服を着用しています。
ZAKAIではSNSモデルも務めています。
BRON-Kの失踪事件
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BRON-Kは、2013年9月SD JUNKSTAアルバム制作の忙しいときに「恋をした。探さないでくれ。」と置き手紙を残し突如失踪しました。
失踪から18日後、BRON-Kは痩せこけボロボロになって事務所に戻ってきました。
BRON-K
白いごはんと肉を腹一杯食べたい。あとチャソネエ(女の子)も欲しい。今すぐ用意しろ。
恋もうまくいかず戻ってきて反省の態度が見られないBRON-Kに、その場に偶然居合わせたNORIKIYOが一喝しました。
BRON-Kの現在
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2012年に2stアルバムをリリース後、コラボ作品はあるものの表立った活動はありません。
とりあえず元気そう 笑
たまにDEFLOかNORIKIYOかGhettoHollywoodが生存報告してくれる以外は本当何してるのかわからないですよねw pic.twitter.com/I2jO2sReIh— azami (@h_6120_98s) April 11, 2020
2012年に2stアルバムをリリース後、コラボ作品はあるものの表立った活動はありません。
BRON-Kは、DJ DefloかNORIKIYOかGhettoHollywoodがたまに生存確認をしてくれています。
NORIKIYOがライブで「BRON-K生きてますんで!」と言うだけで歓声が上がるほどレアな存在で、新しい音源や活動を待ち望むファンが多いです。
BRON-Kのラップスタイル
Bron-K Live Bookingお問い合わせは、 deflosdp228@gmail.com まで宜しくお願いします。 pic.twitter.com/J70gd0JrMC
— DJ DEFLO (@deflo_sdp) February 21, 2015
- 純文学のようなリリック
- メロディアスなフロウ
BRON-Kのラップスタイルはメロディアスなフロウと、切なさ感じる情緒的なリリックが特徴で「吟遊詩人」「リリシスト」と高い評価を得ています。
BRON-Kは鼻歌からメロディを作り、その鼻歌に当て込んで曲を制作しています。
中毒性のある独特なフロウはオリジナリティがあり、コラボでも圧倒的な存在感を放っています。
BRON-Kがラップをはじめたきっかけは「Snoop Dogg」
BRON-Kは中学2年生のときにSnoop Doggの「Murder Was the Case」を、アメリカから帰国した友人に聞かせてもらったことがきっかけでヒップホップに出会います。
友人に横で和訳してもらいながら聞いたSnoop Doggの曲に、現実にそんな生活があるのか?と衝撃を受けます。
その後KORGのMTRを購入し、Snoop Doggの「Gin&Juice」やThe Notorious B.I.G.の「Kick in the Door」などを自分で歌って録音し始めます。
歌詞カードにカタカナで読み方をつけたり、いろんなラッパーの歌詞カードからリリックを抜粋して並べたりして遊び始めます。
このときに小節の数え方や声の重ね方を覚え、18歳から本格的にラップ活動を開始しました。
BRON-Kが所属するSD JUNKSTAとは?
- NORIKIYO
- BRON-K
- TKC
- KYN
- Wax
- OJIBAH
- Site
- DJ DEFLO
- DJ ISSO
Sag Down Posse(SDP)はグラフィティーアーティスト、ブレイクダンサー、DJなどによって結成されたヒップホップ集団で、そのなかのラップ部門として活動しているのがSD JUNKSTAです。
SD JUNKSTAは当初NORIKIYOとBRON-Kの2人で結成されましたが、現在はメンバーも増えて人気グループに登り詰めました。
BRON-Kのおすすめの曲
BRON-Kはアルバムを2枚しかリリースしていませんが、数々の名曲を残しています。
そんなBRON-Kのおすすめ曲を紹介します。
ROMANTIK CITY
2008年にリリースされた1stアルバム「帰命頂来相模富士」に収録されている曲です。
一番有名と言っても過言ではない名曲で、BRON-K自身も気に入っていると語っています。
若いころクラブでナンパをするのが趣味で、その当時のことを描いています。
謎に包まれているBRON-Kの若いころや、ルーツが垣間見える貴重な一曲です。
何ひとつうしなわず
何ひとつうしなわずも1stアルバム「帰命頂来相模富士」に収録されている曲です。
嫁に「頑張る事があるんだったら二つとも頑張れ」「それかどっちかを捨ててどっちか一つだけに生きろ」と言われたことがきっかけで制作した曲です。
夢や成功を得る過程で友達から妬まれるようになったり、時間をうしなったりします。
しかしそれら全てをうしなわずに夢や成功を得たいと思うことは、贅沢なのか?と考えさせる一曲です。
誰もが思う素直な気持ちをリリックにしていて、前向きさと切なさが入り混じっています。
BRON-Kのアルバム「松風」に収録されているおすすめの曲
2012年にリリースされた2stアルバム「松風」に収録されているおすすめ曲をまとめました。
PAPER, PAPER… feat. NORIKIYO
NORIKIYOとのコラボ曲で、お金と人間関係にまつわる曲です。
お金は大切だけど、それよりも大切な何かを信じたいというBRON-Kの人間らしさが出ています。
NORIKIYOの力強い声とBRON-Kの優しい声が交わり、やみつきになる一曲です。
MATAKAZI O.G.
悟りを開いたかのような曲で、BRON-Kのディープの世界観に引き込まれます。
BRON-K自身も、思い入れの強い一曲として上げています。
MVは地元神奈川県で撮影されていて、Sag Down Posse(SDP)のブレイクダンスやイラストが登場します。

BRON-Kと仲のいいラッパーはNORIKIYO
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BRON-Kと仲のいいラッパーはNORIKIYOです。
BRON-KがSnoop Doggの「Gin&Juice」を英語で全部歌えるという理由で、NORIKIYOに電話で呼ばれて仲良くなりました。
2人はSD JUNKSTAの創立メンバーで、長年の付き合いです。
NORIKIYOのSNSにも度々登場し、コラボ曲も多いです。
NORIKIYO + BRON-K(SD JUNKSTA) / スサノオ
DJ BAKUが、選ばれしラッパー12人を招いてリリースしたアルバム「THE 12 JAPS」に収録されている一曲です。
その12人のなかにBRON-KとNORIKIYOも選ばれて参加しました。
選ばれた12人はヒップホップシーンの重要人物ばかりで、そのなかで負けじと異彩を放っています。
