今、最も日本で勢いのあるラップグループBAD HOP(バッドホップ)のランキングです。
日本にとどまらず中国のHigher Brothersの様に世界的にも有名になるのではないでしょうか。
フローや聴き心地だけで日本語ラップを評価する時代はもう終わり、今後はワードプレイに注目されるフェーズになってくると思います。
目次
- BAD HOPのおすすめの曲厳選10選
- 第11位 BAD HOP / Jam Squad – YZERR, Vingo
- 第10位 BAD HOP / Mobb Life Tour ft. Tiji Jojo, G-k.i.d & Vingo
- 第9位 BAD HOP / これ以外 feat. YZERR & Tiji Jojo
- 第8位 BAD HOP / Prologue Feat. T-Pablow, Benjazzy & YZERR
- 第7位 BAD HOP / Kawasaki Drift
- 第6位 BAD HOP / Life Style – T-Pablow, YZERR
- 第5位 BAD HOP / 2018 feat. Vingo & Benjazzy
- 第4位 BAD HOP / Ocean View feat. YZERR, Yellow Pato, Bark & T-Pablow
- 第3位 Diamond / ft.YZERR & Vingo
- 第2位 BAD HOP / Asian Doll
- 第1位 BAD HOP / Hood Gospel feat. T-Pablow, Bark & YZERR
BAD HOPのおすすめの曲厳選10選
BAD HOPのおすすめの曲をまとめました。
第11位 BAD HOP / Jam Squad – YZERR, Vingo
恐らくRae SremmurdのNo typeがVingoのフローの元ネタとも思われますが上手に取り入れていてかっこいいラップをしています。
実際YouTubeのコメント欄にも称賛の声が多いように思えます。ロケ地がスケートパークというのもオシャレです。
第10位 BAD HOP / Mobb Life Tour ft. Tiji Jojo, G-k.i.d & Vingo
NAVのような落ち着いたフローで三人とも統一感があり、実際にBad hopが行った”Mobb Life Tour”をトピックに歌っています。
それぞれがこのツアーに対してどう感じていたかが伝わってくると思います。
ミュージックビデオも夜の撮影っていうのもあって雰囲気が出ています。
第9位 BAD HOP / これ以外 feat. YZERR & Tiji Jojo
この曲のミュージックビデオは、ミナ オーマツさんのアニメーションを担当していて、とてもポップなMVになっています。
YZERRとTiji jojoがそれぞれヒップホップに対する思いを歌っています。
また、ビデオに表示されるリリックはそれぞれの手書きであるらしく、あまり学校で勉強をしてこなかったからなのか誤字がかなりみられるのが何というかリアルでいい感じです。
第8位 BAD HOP / Prologue Feat. T-Pablow, Benjazzy & YZERR
この曲は曲名の通り「序章」な感じでライブの1曲目にピッタリな曲で、参加ラッパー全員の良さが引き立っているのが特徴です。
1バース目のBenjazzyは今までとはまた違うフローで、映画やドラマに置き換えるかのように歌っていて「アドリブ」「ノンフィクション」などの用語が出てくるほか、「トレンドじゃなくパンデミック」とどちらも「流行り」と言い換えられますがただの「トレンド」じゃ無いぞっていう事が伝わります。
令和に元号が変わることになぞらえて「平成に残さねぇ遺書」とも歌っています。
またT-Pablowのバースでは「気分はまるでJames Dean コームで髪を整えて」と、アメリカの俳優に例えていたり続きの「ポルシェみたく上手い話」はポルシェのエンブレム「馬」と「うまい」を掛けるワードプレイもしています。
YZERRも「ネタは違えど未だ捌くDope」とラップしていて、Dopeには「いけてる」って意味と「大麻、麻薬」という意味があるのでここでもワードプレイをしているのが見られます。
第7位 BAD HOP / Kawasaki Drift
BAD HOPとして活動を開始して以来初となるメンバー全員参加の楽曲です。
G-EazyのNo Limitトラックなどが似ていてパクリだと言う声が多数上がった曲でもあり、確かに似てはいますがこの曲のプロデューサーである理貴はツイッター上で「No Limitがリリースされるより前にこのトラックは作ってあった」と言うツイートとその証拠となる画像をアップロードしました。(現在は消去されています)
BAD HOPの曲は常にUSのトレンドを追って作られているので「No Limitのようなトラックが欲しい」とリクエストを受け理貴が過去のトラックを少しアレンジした結果がこれなのかもしれません。
実際このようなサウス系サウンドの曲は人気で沢山あるので、音楽に詳しい方ほどこれを「パクリ」だとは感じていないと思います。
彼らの出身地「川崎区」とバイクのメーカー「KAWASAKI」をかけているこの曲は、彼らの目指す場所は世界なんだと伝わってくるスピード感あふれる楽曲となっています。
第6位 BAD HOP / Life Style – T-Pablow, YZERR
BAD HOPの中心核的存在の二人が2WINではなくBAD HOPとして発表されたこの曲は一気に“BAD HOP”の名前を全国に浸透させました。
BAD HOPのメンバーTiji jojoがインタビューにて「BAD HOPにとって、Pablowが心臓でYZERRが脳みそ」と発言していましたがこの例えはとても上手だと思いました。
ミュージックビデオでもみんなが集まってワイワイしている感じがいいです。
また、この曲も酷似している洋楽があるのですがそれを言うことによってまた表面だけを見て「パクリだ」と言う方が増えるのは嫌なのでもし気になるのであれば調べてみて下さい。
第5位 BAD HOP / 2018 feat. Vingo & Benjazzy
KOWICHIなどと活動している人気プロデューサー、ZOT on the WAVEのトラックにBenjazzyとVingoがとても巧みにラップをしていて、2018年3月に発表されたこの曲はすぐに話題の的となりました。
2017年にアルバムをリリースしてから一気に成り上がった彼らのスピード感が存分に伝わってきます。
特にBenjazzyのファストラップに度肝を抜かれたファンは多かったのではないでしょうか。
この曲以来、Benjazzyは楽曲ごとに数々のFlowを魅せつけて存在感が増しています。
第4位 BAD HOP / Ocean View feat. YZERR, Yellow Pato, Bark & T-Pablow
2017年にリリースされたアルバム”Mobb Life”のリード曲ともいえるこの曲は普段ヒップホップを聞かない若者も口ずさむほどのヒット曲になりました。
メンバーのリリックもみんな言い回しが上手です。
特にBarkはワードプレイが好きなようでして「気分あげるCharlieみたく目引く美女のボディーのライン」は、人名の「チャーリー」とコカインのスラングである「チャリ」をかけていると思います。
コカインを吸引する事を「ラインを引く」ともいうのです。
また、「ダブルカップで俺の時計のように冷えたまま」のラインは、ダブルカップ(リーンなどを飲むときにカップを2重に重ねたもの)はIce(高級なネックレスや時計などのを指すスラングです)のように冷たいぞと読めます。
Hookの「俺らのタトゥーみたく距離埋まる」はYellow patoのアイデアらしいです。
第3位 Diamond / ft.YZERR & Vingo
2017年が終わりを迎える12月後半に、まるでその年を締めくくるかのようにYoutubeにビデオがアップロードされたこの曲では、寂しげな曲調ですが自分たちの成功を歌っていてとてもかっこいいです。
Vingoの落ち着いたフローがこの曲の良さを引き立てているような気がします。
第2位 BAD HOP / Asian Doll
彼らの特徴であるギャングと言うよりは、ジェントルマンな一面を感じるこの曲はミュージックビデオが出されていないにもかかわらずファンからとても人気な曲です。
T-Pablowの気持ちいいフックを中心にVingoの三連符フローやYellow patoの流れるようなメロディに惹かれます。
リリックにハイブランドの名前が次々登場してきます。
Vingoの「夜はベッドで遊ぶまるでシャネルのロゴ」というラインはとてもおしゃれだと思いました。
第1位 BAD HOP / Hood Gospel feat. T-Pablow, Bark & YZERR
この曲はかなり好き、特にビートがやばいです。
坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を思い出すセンチメンタルなメロディ
MVもかっこいい(音声がずれてるきがする・・?)
けど、やっぱりビート!聞いてて気持ちよくなるビートです。
かなりおすすめ
