ASOBOiSM(アソボイズム)は横浜市戸塚区育ちのフィメールラッパーです。
シンガーソングライターとしてデビュー経験がある、異色の経歴を持っています。
ソロのラッパーとして確かなスキルとジャンルに囚われない自由な音楽性を持ち合わせ、あっこゴリラ、なみちえなどを擁するギャルサー・Zoomgalsのメンバーとしても精力的に活動です。
「シンガーソングライターでもラッパーでもない」という言葉通り、自分の感性に自由に、常識にとらわれないスタイルで傍若無人にシーンで暴れる注目のフィメールラッパーです。
目次
ASOBOiSMのプロフィール
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出生名 | 田中 |
アーティスト名 | ASOBOiSM(アソボイズム) |
年齢 | 1994年12月4日(現在28歳) |
身長 | 148cm |
血液型 | B型 |
出身地 | 長崎県 |
事務所 | – |
レーベル | – |
公式サイト | https://twitter.com/asoboism |
長崎県で生まれましたが、2ヶ月ほどで神奈川県横浜市戸塚区に引っ越しました。
留学生が出入りするグローバルな家庭環境で育ち、小学校5年生の頃にはロシアへ2週間ホームステイを経験しています。
吹奏楽部に入部し、ドラムを担当していました。
3年生のときには部長を任されるなど、部の中心的存在でした。
軽音楽部に入部し、中学に続いてドラムを担当していました。
2年生のときに1年間、アメリカへ留学しましたが、この留学が音楽活動へ繋がる始めのきっかけです。
シンガーソングライターを目指してギターを始め、弾き語りでライブ活動を開始しました。
大学在学中にたなま名義でシンガーソングライターとしてデビューを果たします。
ASOBOiSMは、長崎県出身、神奈川県横浜市戸塚区育ちのラッパーです。
1994年12月4日生まれの現在28歳です。
グローバルな家庭環境で育った影響で、海外へのホームステイも複数回経験しています。
ASOBOiSM
ホームステイ先で様々な経験をしたこと、両親がギター同好会に入っていたことがきっかけで、アコースティクギターに興味を持ちました。
大学在学中にたなま名義でシンガーソングライターとしてデビューを果たす、順風満帆な音楽生活をスタートさせます。
ですが、シンガーソングライターとして自分を偽るフラストレーションが溜まる中、MOROHAのライブを見て大きく感化され、
ASOBOiSM
という疑問を持ち、シンガーソングライター・たなまを辞め、ラッパーとしてのキャリアをスタートさせました。
DJの失踪、オーディションでの挫折など、ASOBOiSMとしてのスタートは順風満帆とは言えませんでしたが、自分を持ち続ける信念を大切にしたスタンス、楽曲で徐々に頭角を現していきます。
カテゴライズ不要、不可能な自由な音楽性で、自由にシーンで踊る、今後が楽しみなフィメールラッパーの一人です。
元シンガーソングライター
ASOBOiSMはたなまという名義で、2015年にアコースティクギターを使った弾き語りスタイルのシンガーソングライターとしてデビューした経験があります。
ASOBOiSM
アコースティクギターで弾き語りを始めたきっかけはシンガーソングライターのYUIの影響です。
初めて作ったオリジナル曲「ハチ公」で新人発掘オーディションを受け、YUIのプロデューサーに認められてデビューしました。
国際的な家庭環境
お母さんが韓国のホームステイ交流から帰ってきた
ニュースで見ると緊迫した空気が凄くて、たしかに、韓国内にもいつもより過激な人もいるらしいけど
宿泊させてくれたホストファミリーはとてもいい人で、こんな時だからこそ、と息子を日本語学校に通わせはじめたらしい
大事なこと忘れちゃダメだ pic.twitter.com/dS9ppPVzwS
— ASOBOiSM (@asoboism) August 7, 2019
ASOBOiSMの両親は、多言語教育に関する仕事をしていました。
両親の教育方針は「21ヶ国語を話せるようになる」で、毎日色んな国の言語で挨拶をするような国際的な家庭環境でした。
友達
両親の仕事柄、留学生やホームステイなどで外国人が家に出入りする環境だったため、友達からは「あなたの家は変わっている」と言われていました。
グローバルな家庭環境で育った影響で、ASOBOiSMは人種や国籍を気にしないオープンな性格の子供だったと語っています。
元銀行員
一番炎上しなさそうなところでクレームもらっててまじ草😂😂😂
丁寧に説明したところでこの人怒っちゃいそうだけど、これはね、コロナでステイホームしたいけど、銀行員だったから、会社に出社しないといけなくって面倒くさいよ〜ってことだよ☺️🙏
そしてそれが辛かったから辞めたよ〜😂笑 https://t.co/MHykcbYiPL
— ASOBOiSM (@asoboism) August 12, 2020
ASOBOiSMはネット銀行で働いていた、元銀行員です。
ASOBOiSM
ずっと銀行で働いていたわけではなく、派遣でたまたま銀行で働くことになりました。
ASOBOiSM
アフロの派手な姿で出勤していたので浮いていましたが、2020年7月に銀行員を辞めています。
銀行員を辞めて以降は、さらに派手な髪型に挑戦中です。
ホームステイ先での経験
思えば小学校5年生のときに、一緒にロシアに渡ったとこからの仲なのかな〜?😊😊🌈
今回は、素敵なジャケット本当にありがとう〜!!
ジャケット含め、DWBHとてもいい作品になったと思います😆💓💓 https://t.co/xQXtbsudjg— ASOBOiSM (@asoboism) July 11, 2017
ASOBOiSMは小学校5年生の頃にロシアで2週間、ホームステイした経験があります。
ASOBOiSM
母親
始めはホームシックで泣いてばかりでしたが、母親のスパルタのおかげで吹っ切れました。
ASOBOiSM
吹っ切れてからはロシアの同級生と遊んだり、色んな場所に行ったりするなど、刺激的なホームステイの思い出です。
ASOBOiSMのファッション
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ASOBOiSMのファッションは、ビビットなカラーを取り入れたポップなスタイルです。
髪型もアフロで、サングラスがトレードマークになっています。
また、イエローなどの蛍光色のアイテムが多く、ド派手なコーディネートが特徴です。
ASOBOiSM
ブランドも流行りのストリートブランドからハイブランドまで、自分の感性で自由に着こなしています。
ASOBOiSMは元々ユニットだった
下北沢LIVEHOLICにて、ASOBOiSMの初ライブでした。メンバーは、DJテルマエ・アンドリューとMCたなまざふぁっかー @tanama1204 です。アンドリューは本当に阿部寛に似てます(笑)たなまちゃんのラップは一見の価値ありです! pic.twitter.com/epBFQmqtGQ
— こしあん’14@がんばろう北海道🌹🎹🍷 (@ntake1966) March 16, 2017
- MCたなまざふぁっかー
- DJテルマエ・アンドリュー
2017年に大学時代の友達のイギリス人DJと、2人組ラップユニットとしてASOBOiSMを結成しました。
当時のMCネームはMCたなまざふぁっかーです。
ASOBOiSM
2017年3月に初ライブとなるオーディションライブがありましたが、結果は不合格で、翌日からDJテルマエ・アンドリューと連絡が取れなくなる波乱のスタートでした。
その後、バックDJを正式に迎えずにソロプロジェクトとして、ASOBOiSMが再スタートしました。
ASOBOiSMのラップスタイル
- 歌ありラップありオートチューンありの何でもありなスタイル
- 女性が感じる日常のフラストレーション、感情をありのままに表現したリリック
- トラックからすべて自分で制作
ASOBOiSMのラップスタイルは、歌ありラップありオートチューンありの自由度の高いスタイルです。
ASOBOiSM
と語るとおりジャンルに囚われない、自分の感性に素直に、ヒップホップを軸に何でも取り入れるジャンルレスな音楽性が特徴です。
ASOBOiSM
シンガーソングライターとして曲を作っていた経験から、一から全て自分で作り上げることにもプライドを持っています。
ASOBOiSM
また、心の奥底にしまってしまったり、日常生活でなかなか吐き出せないような女性の本音を代弁した強いリリックが、女性リスナーの心を掴んで離しません。
服のコーディネート同様に、その時の気分で変わる多彩な遊び心溢れる楽曲が魅力です。
ASOBOiSMがラップを始めたきっかけ
シンガーソングライター・たなまとして活動している時期に、MOROHAのライブを見て大きな衝撃を受けました。
ASOBOiSM
MOROHAのライブで、シンガーソングライターとして活動する自分は本来の自分ではなく、たなまというキャラクターを作っていることに気が付きます。
ASOBOiSM
すぐに事務所を辞めて、スチャダラパーやサイプレス上野とロベルト吉野などの日本語ラップを聴き漁りようになりました。
そして、シンガーソングライターを辞めてから半年後にラップを始めたことが、ラッパー・ASOBOiSM誕生のきっかけです。
ASOBOiSMの挫折経験
出れんの!?サマソニ!?2017
恵比寿リキッドルームありがとうございました!!!!
ちよーーーー楽しかった✌️💓💓
いい結果を待つのみです!!
明日はENNEちゃん応援しにいくよ!
目指せサマソニ!!#出れサマ pic.twitter.com/tI89sGUKJx
— ASOBOiSM (@asoboism) July 26, 2017
ASOBOiSMとして活動をスタートさせてからも、売れるために色んなオーディションに挑戦していました。
しかし、2018年に開催されたSUMMER SONIC主催のオーディション・出れんの!?サマソニ!?に落ちたことで、大きなショックを受けます。
ASOBOiSM
オーディションで散々な評価を受けたことで、オーディションという仕組み以外にも、社会のモラルやルールにも疑問を持つようになりました。
ASOBOiSM
この出れんの!?サマソニ!?に落ちたことが、作品作りに対するモチベーションも大きく変わり、横の繋がりを持つなど、挫折ではあるもののASOBOiSMにとって大きなターニングポイントです。
影響を受けたアーティストはMOROHA
昨日はMOROHAみて、めちゃくちゃ泣いて、その後サウクルいって、余韻が抜けないまま、新しい携帯手に入れて、ウキウキ気分でいたら、TOEICの受験票なくして、受けれなかった!!
アフロさんが、悔しくて泣いてんだろおおって言った時にもうドキドキしました!MOROHA最高すぎる
— ASOBOiSM (@asoboism) May 29, 2016
シンガーソングライターとして自信を失っていた20歳から21歳頃、MOROHAのライブを観て、ASOBOiSMの音楽観を根底から覆されるような大きな衝撃を受けています。
ASOBOiSM
今までシンガーソングライター・たなまというキャラクターを演じている中で感じていたフラストレーションを全て見透かされたと感じるほど、MOROHAのリリックが刺さりました。
ASOBOiSM
シンガーソングライターとしてギターを持って表現してきたたなまにとって、ポエトリーリーディングラップとギターという組み合わせも惹かれた理由です。
ライブ後に大号泣しながら帰るほど、MOROHAのライブは大きなショックを受ける出来事でした。
MOROHA
- アフロ / MC
- UK / アコースティックギター
MOROHAはMCのアフロとアコースティックギターのUKからなる、長野県出身の2人組のユニットです。
2010年のデビュー以降、アコースティックギター1本とポエトリーリーディング・ラップというシンプルな編成ですが、必要最低限で無限の可能性を秘めたライブパフォーマンスで話題を集めます。
鬼気迫る感情的なパフォーマンスと、聴く者の魂に直接語りかけるようなリリックで、多くのリスナーを魅了しています。
ASOBOiSMのおすすめの楽曲【厳選3選】
ASOBOiSMの自由でカラフルな、楽しくなる楽曲を厳選して3曲紹介します。
PRIDE
「高すぎるプライド」について歌った曲です。
「プライドなんてどうでもいい」とあざ笑うかのように明るく、ポップな曲調です。
ASOBOiSM
HAPPOUBIZIN feat. なみちえ
盟友のなみちえを客演に迎えた楽曲です。
落ち着いたトラックの上で、メロディアスに女性目線の「八方美人へのディス」が炸裂します。
ぜひリリックに注目して聴いてみてください。
ASOBOiSM
DRAMA QUEEN
ASOBOiSMからダメ男に引っかかる女性に向けた忠告ソングです。
全国の女性に向けた、ストレートなリリックが胸に刺さります。
ASOBOiSM
ASOBOiSMと仲の良いラッパー
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ASOBOiSMは横のつながりを大切にし、「みんなで売れていこう」というのがモットーです。
そういったモットーから、同世代のフィメールラッパーと頻繁に絡んでいます。
ASOBOiSM
また、同じ戸塚出身のサイプレス上野はASOBOiSMがラップに興味を持ったばかりの頃から聴いていて、何度もリリックに勇気をもらった憧れの存在です。
サイプレス上野とは戸塚について歌った楽曲「TOTSUKA feat. サイプレス上野」で共演も果たし、サイプレス上野もASOBOiSMをしっかりフックアップしています。
なみちえ
なみちえちゃんとライブ収録おわってドライブ帰宅するので、今からインスタライブやります〜〜💖 pic.twitter.com/SPeVr6V5mX
— ASOBOiSM (@asoboism) March 26, 2021
同世代で「外国人」と「シンガーソングライター」という形は違えどカテゴライズされがちな、フィメールラッパーのなみちえとは盟友と言える関係です。
「HAPPOUBIZIN feat. なみちえ」を始め楽曲での客演はもちろん、ライブやギャルサー・Zoomgalsのメンバーとしても行動をともにしています。
プライベートではドライブをしたり、一緒にインスタライブをしたりと仲が良い2人ですが、お互いに馴れ合いではなく高め合うような関係性です。
Zoomgals
- valknee
- 田島ハルコ
- なみちえ
- ASOBOiSM
- Marukido
- あっこゴリラ
Zoomgalsは6人のフィメールラッパーによるギャルサークルです。
ASOBOiSM
コロナ禍で緊急事態宣言の中で、それぞれの自宅から撮影した楽曲「Zoom」をきっかけに結成しました。
ASOBOiSM
友達とはまた違う、それぞれがそれぞれの個性を尊重する集団です。
そういった雰囲気が、ASOBOiSMがZoomgalsのメンバーと居るのが「心地が良い」と感じる理由だと語っています。