ICE BAHN(アイスバーン)は90年代から活躍するラッパーでMCバトルとICE BAHNとして名バトルや名曲を産み出してます。
ICE BAHN=押韻の方程式が成り立つ程、固いライミングが特徴です。
韻を踏まないでラップするのは無理と言い放つ程の韻踏み中毒者であり、MCバトルでは負けなしの別格扱いを受け、フリースタイルダンジョンでは2代目モンスターに就任してます。

目次
ICE BAHN / あの時
2008年7月リリースの2枚目のアルバム「OVER VIEW」からの1曲、あの時をCOMMONの名曲BEでリミックスしてます。
いつものICE BAHNの曲とは違っていて韻を踏みつつも、一際哀愁漂う曲に仕上がってて非常に人気の高い曲です。
3人3様の想い出にフォーカスして作られた1曲です。特にFORKのバースは必聴です。
ICE BAHN / 韻守運転
2006年4月リリースのDJ NAPEY「FIRST CALL」に収録されてる1曲です。
不穏な和ビートに威風堂々乗せるラップがかっこいい1曲です。
飲酒運転ならぬ韻守運転というタイトルのこの曲は不穏ビートながらも疾走感に溢れてます。
韻守なのか飲酒なのかわからない言葉遊びに溢れたノリの良い1曲です。ライミングの面白さを一層感じれる曲に仕上がってます。
ICE BAHN / Jack Hammer
2006年6月にリリースされたミニアルバム「JACK HAMMER」からのタイトル曲です。
少し早めのビートに乗せて8小節毎に次々とマイクパスして行くマイクリレー手法が見事です。
あっという間にパートが変わるので聴いてて飽きない楽しい1曲です。
フックも最小限であくまで各バースで聴き応えを出してきてます。ラップに自信を感じる曲に仕上がってます。
FORK / P.L.J
2011年11月に777枚ライブ会場限定でリリースされたレアなアルバム「現盤」に収録されてるFORKのソロ曲です。
FORKはこの曲以外で現在までソロを出してないのでFORKファンにはたまらない貴重な1曲です。
「フローや発音じゃごまかさねえ 流行りに流されるオカマじゃねえライムにしかこだわらねえ」とあくまで押韻に拘るリリックに注目です。
ICE BAHN / OVER VIEW
2008年7月リリースの2枚目のアルバム「OVER VIEW」からのタイトル曲です。
かなりポップな印象を受ける1曲ですが、リリックは我が道行けよという様な前向きな人生応援ソングに仕上がってます。
揃いのツナギで子供達と一緒に楽しそうにラップするMVはICE BAHNらしくない部分もありますが、子供と絡む姿は見ていて和みます。
ICE BAHN / クラウチングロケット
名盤と名高い2003年12月にリリースされたICE BAHNのファーストアルバム「STARTREC」からの1曲です。
この曲でも相変わらず固い韻を披露する3人ですが特に勢いを感じる1曲です。
特にFORKのバースは見事としか言い様がないです。
ライミングは勿論のこと、常人には真似できない高速ラップを披露してます。名曲だらけのアルバムの中でも特に人気の1曲です。
ICE BAHN / LEGACY
2018年11月発売の5枚目のアルバム「LEGACY」からのタイトル曲です。
イナタイ昔ながらのビートに相変わらず固い韻を踏む3人です。
FORKは「トラップはやらない」と語ってます。
この時代に古くから日本語ラップ界に君臨する3人でやる曲だからこそ映える1曲で30代には懐かしい、20代には新しい感覚が芽生える名曲です。
ICE BAHN / Loose Blues
2011年リリースの3枚目のアルバム「Loose Blues」のタイトル曲でありアルバムのラストを飾る1曲です。
お金にも時間にも女性にもルーズだけどヒップホップに賭ける情熱だけは本物というICE BAHNのヒップホップ愛が伺える1曲です。
MVでは当時30代の3人が遊ぶ姿が楽しそうで印象的です。流行り廃りじゃなくB-BOYは何歳になってもB-BOYというブームじゃなくムーブメントを訴える曲に仕上がってます。
ICE BAHN / IB法
2003年9月に当時アナログ限定でリリースされたICE BAHNの記念すべきデビュー曲がこちらです。
ICE BAHNの名前の如く冷たいビートに固い韻装備で日本語ラップ界に殴り込んで来た1曲です。
この曲を聴いてるとICE BAHNは昔から全くスタイルにブレがないことが理解できます。
FORKから始まり、これでもかと言う程ライミングが続きます。
ICE BAHN / 越冬
2003年12月にリリースされたICE BAHNのファーストアルバム「STARTREC」に収録されてます。
日本語ラップ史上1、2を争う押韻ソングです。全編フックなしで3人の押韻が素晴らしい名曲です。
この曲は特にバトルMCからの評価が非常に高く、韻が固い1曲で必ずと言って良い程名前が挙がってくるICE BAHNの代表曲です。