1980年11月生まれの超絶なラップスキルで知られる元祖バイリンガルラッパーです。
日本HIP HOP界で伝説となってるDIS SONG「TERIYAKI BEEF」の仕掛人であり、フェイクを許さないスタイルが人気です。
90年代、00年代、10年代に渡ってスタイルを変えながらマイクに向き合い続けてます。
2020年1月には自伝映画「花と雨」が公開することも話題になってます。

目次
SEEDA / 11 / LIVIN
2012年12月に発売された「23edge」のラストを飾る1曲です。
プロデュースはSEEDAが絶対の信頼を置く、BACHLOGICです。
アコースティックギターが爽やかに響いて、誰にでも受け入れられるような曲調です。
このアルバムを象徴するような曲になっていて、サビの中で「Livin’ 人に勝ちでも自分は満たされない自分に勝ち満たされる」と唄ってます。
自意識や他人との関わりをSEEDAなりの哲学で綴ってます。
SEEDA / alien me
2010年発売のアルバム「BREATHE」からの1曲です。この曲含めアルバム単位で賛否両論がある作品です。
コアなリスナーからは「セルアウト」とも表されてます。ハッキリ言ってHIP HOP度は低いです。
ただ泥臭さはないながら、清々しいBACHLOGICのトラックが新しいSEEDAの新しい側面を魅せてくれてます。
音楽作品としては非常にハイクオリティで多くの方に受け入れられる1曲です。
俳優の如くSEEDA自身が熱演してるMVも話題になりました。
SEEDA / THIS IS HOW WE DO IT
2010年の「Breathe」からのMVです。かなりアメリカナイズな1曲です。
大箱と呼ばれる大きなクラブで流れてても違和感なく踊れるようなアッパーチューンに仕上がってます。
日本人よりも韓国やアメリカの方に好まれそうなサウンドです。SEEDA自身はこういう音が好きなんだと思います。
革ジャン着てノリノリにラップするチョイ悪オヤジ風味のSEEDAにも注目です。
SEEDA / 紙とペンと音と自分
2008年発売「Heaven」に収録されてる1曲です。BACHLOGICプロデュースで、どこか雰囲気がクラシックと呼ばれてる「花と雨」に似てます。
どこか不安定な内情が現れたリリックがSEEDAの魅力のひとつですが、この曲には特に心情が現れてます。
正に「紙とペンと音と自分」に向き合った1曲と言えます。
SEEDA / Wisdom feat, ILL-Bosstino,Emi Maria
SEEDAの妻となるEMI MARIAとILL-BOSSTINOを客演に呼んだ優しさ溢れる1曲です。
「明日はどうだ明日が言葉のまま来ればオーライ」「ありがとうカルマを切る言葉」等ポジティブな名パンチラインが満載です。
EMI MARIA、ILL-BOSSTINOとの相性も抜群に良く、特にEMI MARIAが唄うフックの癒し効果が高く、疲れた時に是非聴きたい曲です。
Rawch / SEEDA Feat. L-VOCAL
2005年にその名を一気にシーンに轟かせた名盤「GREEN」からのチルアウトな1曲です。
日本ヒップホップ界の変わり種L-VOKALを客演に呼んでます。この曲のSEEDAのラップスキルはとてつもないです。
USの元祖早口ラッパーTWISTA顔負けです。常人なら噛んでしまう高速ラップなのに心地良く耳に響いて不思議とリリックが入って来ます。
SEEDAのスキルが遺憾なく発揮された1曲です。
SEEDA / Mic Story feat. ILL-BOSSTINO
北海道、札幌の重鎮THA BLUE HERBのILL-BOSSTINOを客演に呼んで当時かなり話題になった1曲です。
哲学ラッパーILL-BOSSTINOを喰ってると思いました。マイクに賭ける思いが胸に刺さるリリックです。
名作FUSION JAZZ、Dave GrusinのFriends And Strangersを、まんま使いしたトラックがまた良い哀愁を醸し出してます。
SEEDA / Come Back
2017年に「23edge」からおよそ5年振りに発表された曲です。
MVではすっかり渋くなった37歳のSEEDAが闊歩しながらラップしてます。
「FUCK YOU SEEDA でも俺が一番だ」と現状の葛藤が垣間見れるリリックが印象的です。
何かを吹っ切ったように原点回帰した姿は昔からのコアなファンを唸らせました。
I-Dea – Whoa feat. SEEDA
2004年にリリースされた今や日本HIP HOP界で引っ張りダコの名ビートメーカーI-DeAの記念すべき初音源集の1曲目に収録されてる曲です。
元祖バイリンガルラッパーとしてのSEEDAの実力が遺憾なく発揮されてます。
高速で畳み掛けるラップはクールそのものです。この時代のSEEDAが一番好きと言うファンが多いというのも頷けます。
SEEDA / 花と雨
2006年にリリースされたアルバムのタイトル曲です。
このアルバムの、この曲がSEEDA最高傑作というファンも多いです。文句なしにSEEDAのナンバーワンクラシックと言えます。
このアルバムが以前までのスタイルからの脱却というようにも感じます。
意味深なリリックとメロウなトラックに引き込まれます。