OZROSAURUSのMACCHO(マッチョ)とKREVA(クレバ)のビーフについてまとめました。
目次
MACCHOとKREVAのビーフとは?
日本語ラップ史に残る伝説のビーフとして語り継がれているのが、MACCHOとKREVAの間に起きたビーフです。
これまでK DUB SHINEとDEV LARGE、SEEDAとTERIYAKI BOYZなど日本でも数々のビーフがありました。
しかし、MACCHOとKREVAのビーフはお互いに名指しなし、楽曲上でのみ展開されたラッパーらしいビーフということで、ビーフとしては珍しくお互いに称賛されるビーフとなりました。
MACCHOとKREVAのビーフのまとめ
発端はOZROSAURUSのアルバム「Rhyme&Blues」で仕掛け
このビーフのは、2006年3月15日にリリースされたOZROSAURUSのアルバム「Rhyme&Blues」の収録曲「Disrespect 4 U feat. Zeebra」でのMACCHOのパンチラインから始まりました。
MACCHO
KREVAはシングル「THE SHOW」でアンサー
MACCHOのディスにKREVAも2006年11月1日にリリースのシングル「THE SHOW」で、OZROSAURUSの楽曲「ON AND ON」のライン「でも俺は俺だけさ 常忘れねー 人は人 それはそれ」を引用したラインでアンサーを返します。
OZROSAURUSのアルバム「HYSTERICAL」でアンサー
これに対しMACCHOは2007年8月15日リリースのOZROSAURUSのアルバム「HYSTERICAL」の収録曲「1 for da 何?」で、KREVAの「THE SHOW」のフック「one for the money, two for the show, three for the people みな調子どう?」を引用してアンサーを返します。
MACCHO
SEEDAの楽曲「TECHNIC feat. KREVA」でアンサーし終焉
そして最後にKREVAがSEEDAとの楽曲「TECHNIC feat. KREVA」でアンサーを返して、このビーフは終結します。
ラップで返すビーフの王道
MACCHOとKREVAのビーフは日本のHIP HOP界に残る名ビーフです。


KREVAとMACCHOのビーフがついに完結
2023年7月5日にOZROSAURUSのニューシングル「Players’ Player ft. KREVA」がリリースされ、日本語ラップシーンに衝撃を与えました。
2人は日本語ラップ界で間違いなく5指に入るビーフを繰り広げていて、彼らがコラボしたことは、そのビーフに終止符が打たれたことを意味しました。
MACCHOからKREVAに「曲をやろう」と誘い、実現したこの楽曲はBACHLOGICがプロデュースを務めました。
単純な謝罪や馴れ合いではなく、お互いラップシーンで戦ってきたプライドとリスペクトを感じるヒリヒリとした楽曲に仕上がっています。
MACCHO&KREVA
Players’ Player Players’ Player
地図に無い道で行く同じ山の頂上まで
Players’ Player Players’ Player
お前らが辿り着かせたのかもなここまで
Players’ Player Players’ Player
揺るぎなく光放つ言葉持つホンモンだけ
Players’ Player Players’ Player