90年代を代表するラッパーで、2Pacなどと並んで活躍したのがスヌープ・ドッグです。
スヌープ・ドッグはラッパーとして活動しながら、企業家やコメディー俳優としても活動しています。
今回はスヌープ・ドッグの経歴やエミネムとの関係、現在について詳しく紹介します。
目次
スヌープ・ドッグの経歴
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スヌープ・ドッグは1971年にアメリカのカリフォルニア州、ロングビーチで生まれました。
10代のころから麻薬の売買などをしていて、1990年にはコカインを売却した罪で有罪判決も受けています。
スヌープ・ドッグは有罪判決を受けた1990年、当時19歳の時に現在では有名なラッパーで従兄弟のネイト・ドッグや、ウォーレン・Gと共に「213」というグループを結成しました。
グループを結成する以前は、ラッパーとしての活動をしていませんでしたが、この「213」の結成はスヌープ・ドッグがラッパーとして活動を開始した原点です。
デビューしたきっかけはドクター・ドレー
「213」はずっと無名のままで、有名にはなれずに解散をしました。
スヌープ・ドッグは解散後、1992年に当時デス・ロウ・レコードを設立したばかりのドクター・ドレーと出会って、HIP HOP人生が大きく変わります。
ドクター・ドレーと最初にリリースした音源「Deep Cover」は、スヌープ・ドッグが有名ラッパーと名乗れるほど大ヒットはしませんでした。
しかし、翌年の1993年にドクター・ドレーがプロデュースしたアルバム「Doggystyle」が大ヒットして、スヌープ・ドッグは2Pacなどと並ぶ有名ラッパーの仲間入りを果たしました。
スヌープ・ドッグとエミネムの関係
スヌープ・ドッグとエミネムは、仲が良いことで知られています。
スヌープ・ドッグがデビューした数年後の、1997年にドクター・ドレーがエミネムをデビューさせた時に、スヌープ・ドッグもエミネムの才能を見出したからです。
2000年にはドクター・ドレーやエミネムと一緒に、ライブ活動も行っています。
現在では過去にエミネムと一緒に仕事をした、デトロイトのスタジオを懐かしむ様子を自身のInstagramに投稿しています。
エミネムとの不仲説があったのはなぜ?
実はファンの間で、スヌープ・ドッグとエミネムの不仲説が出たことがあります。
その原因は、エミネムがスヌープ・ドッグとの大規模なライブをキャンセルしたからです。
しかし、この不仲説は全くのデマであり、エミネムは娘のヘイリーの成長を見届けたかったため、スヌープ・ドッグとの大規模なライブをキャンセルしただけです。
もちろん、スヌープ・ドッグはこれに快く承知をしました。
この不仲説はファンの間で出回った噂であって、50 Centはこの不仲説をデマとして、エミネムがライブをキャンセルした理由などをインタビューで詳しく語っています。
スヌープ・ドッグがスウェーデンで激怒した理由
現在スヌープ・ドッグは昔の音源をリミックスするなど、ラッパーとしての活動を続けながら、コメディー俳優として数本の映画に本人役として出演しています。
ラッパーとして活動もしているため、2015年に北欧スウェーデンでライブを開催、そこで事件は起きました。
スウェーデンでのライブを終えた後、警察に突然止められて、薬物検査のために警察署へ連行されました。
アメリカで数件の薬物事件で起訴された過去があるため、警察が「スウェーデンでも薬物の所持と摂取をしているのではないか?」と疑いました。
しかし、当時スヌープ・ドッグは薬物を摂取しておらず、これは人種差別だと非難をして「二度とスウェーデンには行かない」と動画で語っています。
現在は大麻起業家
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スヌープ・ドッグは俳優やラッパーとは別に、起業家としても活動していて、主に大麻関連のグッズを売り出しています。
しかし、2019年11月12日に突然、自身のInstagramで「エージェントは黒人が勝つ(成功する)のを見たくない」と怒りをあらわにしました。
スヌープ・ドッグはこの怒りの真相を明かしてはいませんが、スヌープ・ドッグがプロデュースした商品は、彼のエージェントもいくつか制作に関わっています。
そのため、ファンの間では「スヌープ・ドッグの成功を快く思わないエージェントと、いざこざがあったのではないか?」などと噂されていますが、本人は真相を明らかにしていません。
スヌープ・ドッグの現在のまとめ
今回はスヌープ・ドッグの経歴や現在、エミネムとの不仲説の真相などを紹介しました。
スヌープ・ドッグは90年代を代表するラッパーで、現在でも多くのファンがいます。
スヌープ・ドッグが自身のInstagramで怒りをあらわにした真相は、まだ本人から明かされていませんが、真相が明かされる日は近いはずです。
今後のスヌープ・ドッグの活動には、より多くの注目が集まるでしょう。