CBDにはリラックス効果があり、様々な症状・状況に合わせて使うことができます。
このリラックス効果はCBDが神経伝達物質のアデノシンの再取り込みを阻害し、アデノシンの利用量を増加させることで精神を安定させ、リラックス効果を発揮します。
アデノシンは神経細胞を通じて精神的に作用し、リラックスしたり、逆に覚醒させたりします。
CBD製品の中で一番リラックスできるのはどれ?
CBD製品には様々な種類があり、それぞれ使い方や効果が表れる時間や継続時間などが異なります。
CBD製品の中で主要な種類の製品を3つ挙げ、それぞれの特徴に触れつつ、どのCBD製品が最もリラックスできるかを紹介していきます。
CBDオイル
CBDオイルは舌下に垂らして粘膜から摂取する舌下投与の製品として昔から親しまれてきた製品です。
舌下投与以外にも食べ物や飲み物に混ぜて摂取する経口摂取でも使われていて、それぞれの摂取方法の特徴を状況に応じて使いたい場合に最適です。
舌下投与の場合
舌下投与の場合は即効性は経口摂取よりも高く、15分から30分程度で効果が表れ、強度も経口摂取より高いです。
その分効果の継続時間が2時間から4時間程度ですが、オイルを舌下に垂らすだけで摂取できます。
摂取するタイミングとしては寝る前や休憩時間等、場所もあまり選ばないため、リラックスしたい時間に摂取しやすい特徴があります。
【レビュー】hemptouch(ヘンプタッチ)CBDオイルの評判は?口コミは良い?経口摂取の場合
経口摂取には即効性は無く、30分から90分程度で効果が表れ、効果の強度もそれほど高くはありません。
その代わりに6時間から8時間程度効果が継続するため、長時間リラックス効果を持続させることができます。
摂取のタイミングとしてはご飯を食べる時が一般的です。
CBDリキッド
CBDリキッドはVAPEのアトマイザーを使用して気化して吸入することで摂取する製品です。
効果の強度が他の摂取方法よりも特に高く、2分から15分程度で効果が表れ、体感できる効果も強いですが、継続時間は2時間から4時間程度と短くあります。
また、即効性が高く、一時的に強い効果が必要な場合に最も適した製品です。
しかし、喫煙に対する取り締まりが強くなってきているため、摂取できる場所が限定的になってしまう可能性があります。
CBDリキッドの体感は最高にチル!?口コミと体験談CBDグミ
CBDグミはエディブル(CBDが含まれた食べ物や飲み物)と言われるジャンルの製品で、手軽に美味しくCBDを摂取することができます。
摂取方法は経口摂取で、即効性や効果の強度は高くないものの、継続時間に魅力があるため、長時間リラックスしたい場合に最適です。
製品に入っている成分が同じであれば、CBDオイルを経口摂取した場合と効果の現れ方は同じになるため、ご飯時やグミなので間食時に摂取するのもオススメです。
【睡眠改善】CBDグミの効き目は?眠くなるってホント?CBD効果で改善が期待できる症状
CBDは天然由来の成分でありながら、様々な症状・状況に対して効果を発揮します。
それゆえに日本においても注目を集めていますが、今回はその中でも3つの状況をピックアップして、CBDがどのように効果を発揮するか紹介していきます。
不眠症
1つ目にCBDが有効な症状が不眠症です。
CBDには二相性があり、低用量から中用量にかけては覚醒作用、高用量になると鎮静作用と誘眠作用を発揮します。
高用量の値は人それぞれですが、不眠症に関するある研究では160mgで睡眠の質を改善できたという結果が出ています。
また、大麻に含まれているテルペンという物質にも睡眠を改善する効果があり、CBDとテルペンを配合した製品であれば、なお効果的です。
睡眠障害・不眠症にCBDが効くって本当?おすすめはどれ?二相性とは
二相性とは同じ物質を摂取する時に低用量の場合と高用量の場合で反対の効果を発揮することを指します。
CBDは低・中用量で覚醒作用、高用量で鎮静作用と誘眠作用を発揮しますが、他にも二相性を持った様々な物質が存在します。
例えば、大麻に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は低用量で多幸感をもたらす一方で、高用量になると不安感や被害妄想を引き起こす場合があります。
鬱病
2つ目にCBDが有効な症状が鬱病です。
CBDはセロトニン5HT1A受容体に働きかけ、体内で利用可能なセロトニンの量を増やすことができ、鬱病に対して症状改善効果を発揮することが分かっています。
セロトニン5HT1A受容体とは神経伝達物質セロトニンを感知するセンサーのようなもので、セロトニンはストレスや精神の安定において重要な役割を果たしている物質です。
CBDはセロトニン5HT1A受容体に影響を与ることで、精神状態を安定・リラックスさせ、鬱病改善につなげることができます。
筋トレ(肉体疲労/筋肉疲労)
3つ目にCBDが有効な状況が筋トレ(肉体疲労/筋肉疲労)です。
前節で述べた鎮静効果・誘眠効果、精神を安定させるリラックス効果は筋トレによる身体・筋肉の疲労回復に効果的です。
また、二相性の説明で出てきた覚醒作用は筋トレの最中に集中力を上げる効果を発揮する可能性があります。
さらに、CBDには鎮痛作用や抗炎症作用があり、疼痛のように全身に伴う程の痛みや関節炎にも効果があり、筋肉痛や重いウェイトを持ち上げて痛んだ関節にも効果的な側面があります。
筋トレに最適なCBDドリンクの作り方ドリブルX