がーどまんプロフィール
がーどまんは、大阪府岸和田市出身のラッパー兼配信者。固い韻を次々に返すMCバトルと、「えぐいてぇぇぇ!」のリアクションで知られるドッキリ動画の両方で名前を広げてきた。楽曲では、仲間との時間や自分の弱さを正面から書く。ソロの「1ページ」「2ページ」に加え、じょうとのユニット「ロクデナシ宇宙」でも作品を発表している。2026年はグループの解散とYouTube引退表明があったが、その後も公式チャンネルには動画やMVが公開されている。
がーどまんの基本プロフィール|本名・年齢・身長
がーどまんは、大阪府岸和田市出身のラッパー兼配信者で、本名は恵川守、1999年2月8日生まれである。ENTER MC BATTLEやADDVANCE STARTOURSでの優勝歴を持ち、ラップを知らない層にも名前が届いている点が特徴になっている。
ラッパーとしての活動と配信者としての活動が並走してきた点が、同世代のバトルMCとの大きな違いである。
名義の由来
「がーどまん」という名義は、本名の「守」に由来する。「守」を英語の「guard」に置き換え、レゲエの VIGORMAN が好きだったことから「MAN」の部分を取って組み合わせたものである。
所属事務所について
以前はクリエイター事務所Kiiiに所属し、2021年にはCarry Onへ移った。2023年6月30日にCarry Onからの退所を発表し、7月10日には双方の話し合いがまとまったことを報告している。過去の所属先を、そのまま現在の所属として扱うことはできない。
生い立ちと学歴|岸和田からラップとYouTubeへ
がーどまんは、ラッパーとしての活動とYouTubeの活動を、高校在学中から同時に始めている。大阪府貝塚市の秋桜高等学校に在学中、後に相方となるMYに声をかけたことが出発点だった。
YouTubeを始めた動機について、本人は有名になりたかったからだと語っている。高校卒業後は進学せず、ラップとYouTubeの両方に専念する道を選んだ。
高校生ラップ選手権には出ていない
高校時代から関西では注目されるラッパーだったが、高校生ラップ選手権への出場経験はない。出場枠をMC MOGURAに取られる形になったためである。
高校生ラップ選手権には届かなかった一方で、ENTER MC BATTLE 2016で初優勝を果たした。1999年生まれのがーどまんは当時まだ高校生の年代にあたる。2018年にはKING OF KINGS西日本予選も制している。
アカウントBANという最初のつまずき
YouTube活動を開始して3か月ほどで、アカウントがBANされている。首吊りドッキリなど不謹慎な動画を投稿していたことが原因で、当時の登録者数は7万人だった。
このBANの後にサブチャンネルとして開設されたものが、のちにメインチャンネルとなる「チャンネルがーどまん」である。
結婚と家族|配偶者はYouTuberのふくれな
がーどまんは2023年11月22日、YouTuberのふくれなとの結婚を発表した。いい夫婦の日に合わせた発表で、両者がそれぞれのチャンネルで報告している。
翌2024年9月22日には挙式を報告した。2025年9月には結婚2周年をInstagramで報告しており、この時点まで関係が公にされている。
2026年8月に第1子が誕生
2026年8月29日、ふくれながInstagramを更新し、第1子となる女児の出産を報告した。がーどまんも自身のXで、父親になったことと家族への思いを表明している。
同年5月には妊娠を報告。ふくれなは、約1年の妊活をしていたことと、不妊治療を受けていたことを、それぞれ公開の配信で明かしている。
過去には交際相手に対して匿名の中傷が向けられたことがあり、本人がSNSで次のように呼びかけていた。
がーどまんは、自分の顔を90点、中身を990点とする冗談を交え、だから可愛い彼女ができるのだという趣旨を投稿していた。そのうえで、交際相手へDMで悪口を送るのではなく、言いたいことは自分に向けてほしいと呼びかけている。
自分に向けられた批判は受けるが、周囲に向けるのはやめてほしいという姿勢が示されている。
人物像|大きなリアクションと仲間との関係
がーどまんの言動には、その場の感情を隠さずに表に出す傾向が一貫して現れている。公開されている発言と行動から人物像を整理する。
交友関係
チャンネルのメンバー以外にも、幅広い交友がある。名前が挙がるのは次の顔ぶれである。
なかでも百足とは関係が深い。「チーム吉田」というチームを組んで戦極×As ONE Crossover Ⅳに出場し、1回戦でミステリオとNAIKA MCのペアと対戦している。試合は敗れたが、がーどまんが踏んだ韻を百足がそのまま拾って踏み継ぐ即興の連携が見どころだった。
MBTIはESFPと推定|本人の公表とは区別
推定の根拠になるのは、公開されている発言と行動から拾える次の5点である。いずれも本人が公にした言動に限っている。
| 観察された言動 | 対応する傾向 | 出所の種類 |
|---|---|---|
| リアクションが定型句として定着するほど大きい | 感情を即座に外へ出す | 公開映像 |
| MYのバースに即座にアンサーを返す | 目の前の相手へ反応する | 公開バトルの応酬 |
| 楽曲の主題が一貫して仲間への思い | 人間関係を活動の中心に置く | 楽曲のリリック |
| 中傷を受けた際に自分へ向けるよう公に呼びかけた | 周囲を守る方向へ即座に動く | 本人のSNS投稿 |
| Twitchへの活動転換を表明した | 環境の変化に合わせて動き方を変える | 報道 |
計画より場の感情で動き、人との関係を判断の中心に置く傾向が、この推定の中心にある。
ENFPとも読める理由(対立仮説)
一方でENFPと読む見方も成り立つ。楽曲では日常のありふれた出来事を主題に選び、そこに意味を見出す書き方をしている。「1ページ」のように自分の半生を物語として構成する発想も、具体的な刺激より意味づけを優先する型に近い。
判断が割れるのは、反射的に動く場面と、意味を組み立ててから動く場面がどちらも高い頻度で現れるためである。当編集部はESFPを主として置くが、断定はしない。
キャリアの歩み|バトル、動画、音楽の広がり
がーどまんのキャリアは、急激な登録者の増加と、繰り返される体制の変化で構成されている。全体像を年表で押さえておく。
高校時代からの歩みには、バトルでの優勝だけでなく、動画の再出発や音源制作、家族についての発表も重なる。
この10年のうち、名前の届く範囲を大きく変えた局面が3つある。順に掘り下げていく。
東海オンエアの紹介と登録者の急増
2018年11月28日、東海オンエアの動画でゆめまるがおすすめのYouTuberとして取り上げたことが、認知の拡大につながった。紹介された動画は現在削除されている。
登録者100万人に達したのは2019年8月。開設から約1年を経た節目だった。本人はタクシーでの移動中に、目を潤ませながらその瞬間を迎えている。
憧れの晋平太との共演
上の映像は、晋平太のチャンネルで公開された、がーどまんとミメイの試合前フリースタイル。がーどまんはTwitterで憧れのラッパーが晋平太であることを公表し、対戦を希望し続けていた。その希望はSPOT LIGHT 2016の1回戦で実現している。
さらに2020年1月23日、晋平太のYouTubeチャンネルでのコラボが実現した。戦極で組んでいたチーム「真ライマーズ」として動画に出演し、同じメンバーのミメイも撮影に参加している。動画ではサイファーやメンバー同士のバトルが行われた。

がーどまんが憧れの存在として名前を挙げてきたラッパー。年齢・身長・学歴からキャリアまでをまとめた記事。
バトルスタイル|即興のハードライムと熱量
がーどまんのバトルは、即興性の高い固い韻と、会場を巻き込む熱量で成立している。技巧を積み上げるというより、勢いで会場の空気を持っていく型である。
ラッパー同士が即興のラップで技量を競う形式のこと。判定は観客の反応か審査員によって下される
凱旋MC BATTLEのMY対がーどまんでは、MYの1バース目に対して韻を踏みながらディスを返し、会場を沸かせた。
MYに対しては、バトルは相手とやり取りする場であって、持ち歌を披露するだけではない、という趣旨のアンサーを返した。
MYは持ち味であるディスをしないレゲエスタイルで観客をノらせたが、がーどまんはディスをしなかったこと自体を突いていき、シンプルな韻と熱量で押し切った。勝敗はがーどまんに上がったが、両者とも楽しそうに試合をしていた点が印象に残る一戦である。
代表的な試合|優勝、ベストバウト、そして敗北
がーどまんのバトルには、勝った試合と同じくらい語られる負け試合がある。主要な4試合を順に見ていく。
戦績と試合の性格を先に並べておく。それぞれ見どころの毛色が違うため、目的に応じて選んでほしい。
| 試合 | 年 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 凱旋MC Battle 大阪の陣 | 2023年 | 優勝までの流れを追いたい人 |
| SCHOOL OF RAP 2018 vs 百足 | 2018年 | スタイルの衝突を見たい人 |
| フリースタイルダンジョン vs ERONE | — | 力の差が出た試合を見たい人 |
| 小倉MC BATTLE vol.10 vs rob | — | バトルの緊張感を知りたい人 |
勝った試合と負けた試合が同じくらい語られる点が、このラッパーの特徴になっている。それぞれの背景を順に見ていく。
凱旋MC Battle 大阪の陣でも優勝
上の映像は、凱旋MC Battle 大阪の陣2023の準決勝、DOTAMA対がーどまん。2023年5月28日に大阪のなんばHatchで開催されたこの大会で、がーどまんは16名の中から優勝を果たした。
準決勝の相手はDOTAMA、決勝はFuma no KTRという顔ぶれで、いずれも実績のあるバトルMCである。熱量を保ちながら確実に韻を踏み、的確なアンサーを返したことが勝因になった。
前回の「THE GIANT KILLING」に続く優勝となり、以後もバトルに積極的に参加する意向を示した。
輪入道との決勝戦は別大会の映像
この映像は、大阪の陣のFuma no KTR戦ではなく、豊洲PITで開催された「THE GIANT KILLING」の輪入道との決勝戦。大阪大会の戦績と切り分けて見ると、別の大舞台でも決勝に立っていることが分かる。
ベストバウトはSCHOOL OF RAP 2018の百足戦
がーどまんのベストバウトとして挙げられるのが、SCHOOL OF RAP 2018での百足戦である。長く固い韻を叩き込むがーどまんと、滑らかなフロウを操る百足という、スタイルが正面からぶつかった試合だった。
先行のがーどまんは、1バース目から百足が後攻を取ったことを突いている。
がーどまんは、藤koosが先攻を選んだことを引き合いに出し、後攻に回った百足を挑発した。
これに対して百足は、がーどまんがバトルに音源の話を持ち込んだ点を韻を踏みながら突き返した。
百足は、バトルに音源の話を持ち込むがーどまんへ、それ以外に言うことがないのかと切り返した。自分は東京の土俵でラップをするのだという趣旨も示し、「チキった」と「Kick in the verse」をつなぐ韻を使っている。
百足は内容に対して的確にディスを入れていったが、がーどまんの熱量に押される形になった。結果はがーどまんの勝利で、この大会では準優勝を収めている。
百足は第15回高校生ラップ選手権の優勝者。がーどまんとは対戦するだけでなく、チームを組む間柄でもある。
フリースタイルダンジョンでのERONE戦
上の動画は、晋平太ががーどまん対ERONE戦を解説したもの。試合そのものの公式ノーカット映像ではない。がーどまんはフリースタイルダンジョンの7th Season Rec 2-7にチャレンジャーとして出演した。「新世代YouTuber/ラッパー」という異名が付けられ、YouTubeチャンネルも番組内で紹介されている。
初戦の相手は大阪の先輩にあたるMr.UpgradeのERONEだった。ダンジョンルーレットで決まったMIDDLEビートの8小節3本という条件で、韻の踏み合いになった。
がーどまんは、大トリとしてこの時を待ったという趣旨を述べ、R-指定まで勝ち上がる意志を滝登りにたとえて示した。
がーどまんは韻を落としながら全バースに勢いを乗せ、持ち味を出していた。しかしERONEはその勢いを正面から潰しにかかる。
ERONEは「救急車」と「有名YouTuber」を結びつけ、相手の肩書き自体を攻める材料にした。
ERONEは得意の韻と言い回しで畳みかけ、結果はがーどまんの敗北に終わった。
小倉MC BATTLE vol.10のrob戦
小倉MC BATTLE vol.10のrob戦も、YouTubeでの活動がバトルの題材になった試合として挙げられる。2バース目以降、がーどまんのラップが急激に冴えていく展開が、この対戦を振り返るときのポイントだ。
チャンネルがーどまん|破壊系ドッキリという型
チャンネルがーどまんは、ドッキリを1つやるたびに何かが失われるという構造で人気を集めた。2016年に活動を開始し、最盛期には登録者300万人を超えている。
解散前のメンバーは3人で、それぞれ役割がはっきり分かれていた。ラップをやるのはがーどまんとMYの2人である。
| 名義 | 担当 | 備考 |
|---|---|---|
| がーどまん | リーダー | ラッパーとしても活動 |
| MY | メインメンバー | レゲエスタイルのラッパー |
| 山ちゃん | サブメンバー | 撮影担当 |
このほか、初期メンバーとしてモナリザが在籍していた時期がある。以下、チャンネルの内容と人の出入りを見ていく。
接着剤ドッキリという代表作
チャンネルの企画で最も注目を集めたのが、接着剤を使ったドッキリである。がーどまんがMYのiPhoneを天井に貼り付けるという内容で、MYが気づいたときの反応がそのまま見どころになっている。
このほか、MYの車のナンバープレートをピザに入れる、がーどまんのゲーム機を冷蔵庫で凍らせるといった企画が並ぶ。私物が壊れたり、思いがけない姿になったりする過激な企画が、このチャンネルの看板になった。
ドッキリを受けた際の「えぐいてぇぇぇ!」という反応が、視聴者の間で定型句として定着した。ラップのパンチラインと同じ機能を、動画のリアクションが果たしている点が、この人物の活動の特徴をよく表している。
モナリザの脱退
2019年5月、初期メンバーだったモナリザが脱退した。理由についてがーどまんが初めて語ったのは、同年8月の登録者100万人記念の生配信である。
がーどまんは、仕事への向き合い方について注意したところ、本人から辞めると言われたという趣旨で説明していた。
がーどまん側の説明はこのとおりだが、モナリザ本人はインスタライブで別の受け止めを語っており、双方の説明は一致していない。脱退の理由は、がーどまん側の説明だけで確定できるものではない。
コラボの相手
上の動画は、友人のクレジットカードを使ってレペゼン地球を支援するという設定のドッキリ。禁断ボーイズとの八百長企画とは別の動画である。登録者数の規模が大きいYouTuberとのコラボを重ねてきた。レペゼン地球や禁断ボーイズとの企画が代表的である。
なかでも珍しいのが、禁断ボーイズとの八百長ドッキリの回である。MYとがーどまんの両者に、それぞれこっそり負けるよう指示を出し、その様子を観察する検証企画だった。2人が必死に負けようとする姿と、種明かしの瞬間の反応が見どころになっている。
解散と引退表明|2026年の発言と現在の活動
2026年3月にはグループの解散、4月にはYouTube引退が発表された。ただし、引退を表明したことと、現在チャンネルが停止していることは同じではない。2026年10月時点でも、本人の公式チャンネルでは新しい動画やロクデナシ宇宙のMVが公開されている。
2026年の発表を時系列で並べると、メンバー構成と配信の場の両方が変わったことが分かる。
| 時期 | 出来事 | 結果 |
|---|---|---|
| 2026年3月18日 | チャンネルがーどまんの解散を発表 | MY・山ちゃんが脱退 |
| 2026年4月27日頃 | チャンネルの全動画を非公開に | 後に復活 |
| 2026年4月29日 | YouTube引退を発表 | ストリーマー転身を表明 |
| 2026年5月 | サブチャンネルを改名 | Twitch配信の切り抜きを扱う形へ |
| 2026年10月時点 | 公式チャンネルの動画公開が続く | 引退表明後のMV・近況動画も掲載 |
解散後もチャンネル自体はがーどまんの単独体制として残り、残留したスタッフとともに運営が続けられている。
引退の表明とストリーマーへの転身
2026年4月29日、がーどまんは自身のYouTubeチャンネルでYouTubeを引退すると発表した。当時のチャンネル登録者数は316万人だった。
あわせて、今後はストリーマーとして活動していく意向を示している。これまでのYouTubeを超える規模で、誰もやっていない企画に取り組んでいくという趣旨の発言をしている。
2026年5月にはサブチャンネルが「がーどまんTwitch」へ改名され、Twitch配信の切り抜き動画を扱うチャンネルへと役割が変わった。
引退表明はこれが初めてではない
がーどまんは過去にも複数回、活動終了や引退に言及してきた。2023年11月には結婚を機にチャンネル終了を発表し、2025年4月にもInstagramで活動終了を報告している。いずれもその後に活動が継続していた。
2026年4月の発表がそれ以前と異なるのは、グループの解散とメンバーの離脱が先行していた点である。当時はTwitchを中心とする活動への転換を表明していた。一方、その後の公式YouTubeには「マトモじゃない」「煩悩」のMVや近況動画が並んでいるため、「現在はYouTubeを完全にやめた」とは言い切れない。
楽曲|「1ページ」からロクデナシ宇宙まで
がーどまんの音源には、バトルの固い韻と、仲間や身近な出来事を題材にする書き方が共存している。ソロと、じょうとのユニット「ロクデナシ宇宙」を分けて追うと、2025年から2026年の制作の広がりが見えてくる。
楽曲の中で繰り返される中心的な一節。曲の主題を印象づける部分にあたる
再会
「再会」は、仲間への思いを真正面から置いたソロ曲。相手に支えられて今の自分があるという感謝と、自分も相手にとってそういう存在でありたいという願いが並ぶ。
感謝を伝えるだけで終わらず、相手に必要とされたい気持ちへ続くのがこの曲らしいところだ。友人を一方的に支える強い自分ではなく、自分も支えられていることを認める言葉になっている。
仲間
YouTubeに初めて楽曲を投稿したデビュー曲として知られる「仲間」。大切な人を失った悲しみを題材にし、歌詞にはモナリザやベルの名前も登場する。名前が出る人物を、亡くなった相手と同一視することはできない。
周りの人も泣いていたのに、翌日には笑って日常へ戻っている。その落差を短い言葉で置くことで、悲しみが残る自分と進んでいく周囲との距離が表れる。単に仲間の大切さを掲げるだけでなく、忘れられない側の孤独まで書いた曲だ。
1ページ
YouTubeを始めたころから登録者100万人に届くまでの半生をたどる代表曲。成功した結果だけでなく、その過程で出てしまう格好の悪さも、自分の言葉として残している。
「ページ」は、完成した成功談ではなく、続いていく人生の一部を指している。人間味が共感へ、そして音楽へ変わり、仲間と笑う時間につながるというHookの流れが、バトルとは違うがーどまんの語り方を示す。
2ページ
2025年10月13日配信の5曲入り作品「2ページ」の表題曲。「1ページ」の続きを引き受けながら、登録者300万人規模になった後の生活や、自分のなかに残る反骨心へ話を進める。
経済的な暮らしが変わっても、表現の原動力まで満たされたわけではない。「貧乏」をそのまま収入の自己申告として読むのではなく、満ち足りないまま書き続ける気持ちの比喩として読むと、前作からの距離が見える。
3ページ
2026年3月24日配信。「2ページ」までのソロ名義とは異なり、じょうとがーどまんのユニット、ロクデナシ宇宙の作品である。公式の配信音源では、仲間との記憶を残しつつ、別れた後の時間へ進もうとする言葉が置かれている。
「思い出になった」という過去形が、現在も同じ関係が続いているという歌とは違う。出会いへの感謝を残すことと、以前の関係に戻ることは別であるという距離が、この短い一節に表れている。ここではユニット曲全体の言葉として読む。
マトモじゃない
2026年6月28日に配信された3曲入り作品の表題曲。公式MVの本人固定コメントでは、がーどまん、Hook、じょうの順に歌詞が区分されている。がーどまんのパートには、先の見えなさと、それでも戻れない感覚が並ぶ。
道の前ではなく「後ろ」に障害を置いた比喩が印象的だ。先へ進むのが大変なだけでなく、引き返すことも簡単ではない。曲名の自嘲に対して、真面目に希望を語ろうとする姿勢が、このがーどまんの一節から伝わる。
煩悩
「マトモじゃない」と同じ3曲入り作品に収録された曲。公式MVの固定コメントでは、がーどまんとじょうのパートが明記されている。がーどまんは、失敗や恥と一緒に積み上げた言葉そのものへ価値を見いだしている。
冒頭に出るダイヤモンド探しが、やがて自分の書いた言葉へつながる。価値のあるものを外から手に入れるだけでなく、汗や恥をかいた過程も表現の財産になる、という転換だ。「マトモじゃない」の行き詰まりとは別の角度から、書き続ける意味を見せる。
High School Monster(ドパガキRemix)
2026年8月5日配信の「ロクデナシ宇宙(ドパガキリミックス)」に入る1曲。2026年の新規リミックスとして、原曲や別のスピードアップ版とは分けて扱いたい。公式配信音源はロクデナシ宇宙のトピックチャンネルに掲載され、配信クレジットには、じょうとがーどまんの両名がボーカル・ラップとして記載されている。
「止まれない」に続けて「まだ足りない」と言い直すことで、前進は義務ではなく欲求として語られる。満たされないことを弱点だけにせず、次の行動へ変えるユニットの言葉だ。行ごとの歌い手は決めつけず、共同曲全体の表現として捉える。
| 配信日 | 作品 | 名義・内容 |
|---|---|---|
| 2025.02.22 | I’m fight(feat. EDO) | がーどまんのソロ名義シングル |
| 2025.03.02 | EMOTION(feat. がーどまん) | EDOの作品に客演。掲載配信版の日付 |
| 2025.09.11 | 心のマンジャロ | がーどまんのソロシングル |
| 2025.10.13 | 2ページ | ソロ5曲入り作品。じょうを迎えた「南海オレンジ」「これから」など |
| 2026.01.05 | ロクデナシビギニング | ロクデナシ宇宙の6曲入り作品 |
| 2026.03.24 | 3ページ | ロクデナシ宇宙のシングル |
| 2026.06.28 | マトモじゃない | 「煩悩」「ごめんなさい勇気」を含む3曲 |
| 2026.08.05 | ロクデナシ宇宙(ドパガキリミックス) | 「High School Monster」「9/21」「Scrap Do」のリミックス3曲 |
ソロ作品だけでなく、客演の「EMOTION」、ユニット名義の2026年作まで並行して発表している点が近年の特徴だ。ロクデナシ宇宙は、がーどまんとじょうのユニットであり、同じような名前の別アーティストとは区別したい。
がーどまんについてよくある質問
検索でよく見られる疑問に、公表されている範囲で答える。未公表の事項は、そのまま未公表と書いている。
まとめ|バトルと配信を並走させ続けた10年
がーどまんは、バトルラッパーと配信者という2つの活動を、どちらも捨てずに走らせてきた人物である。その並走が、名前の届く範囲を広げた。
高校時代にラップとYouTubeを始め、高校生ラップ選手権には出られなかった一方で、ENTER MC BATTLE 2016では優勝した。一方でアカウントBANからやり直したチャンネルは、300万人規模まで届いている。
2026年は活動体制が大きく変わった。3月にグループの解散、4月にYouTube引退を表明し、8月には第1子の誕生を報告した。一方、ロクデナシ宇宙では「3ページ」「マトモじゃない」などを発表し、公式YouTubeにも新しい投稿が続く。人物を知るには、過去の宣言だけでなく、今発表している作品にも目を向けたい。
活動・作品情報は2026年10月時点。活動の発表日と作品の配信日は区別しています。
この記事の要点
- 本名は恵川守、1999年2月8日生まれ、大阪府岸和田市出身、身長170cm
- ENTER MC BATTLE 2016で初優勝、2023年5月28日の凱旋MC Battle 大阪の陣でも優勝
- 2026年3月18日にチャンネルがーどまんが解散、MYと山ちゃんが脱退
- 2026年4月29日にYouTube引退とストリーマー転身を表明。その後も公式動画・MVを公開
- 2023年11月22日にふくれなとの結婚を発表、2026年8月29日に第1子の誕生を報告
- MBTIはESFPと推定、ただし本人の公表はなくENFPとも読める
— Djtube 編集部 / 2026.10
