Playssonプレイソン
Playsson(プレイソン)は、ブラジル出身で愛知県豊田市の保見団地で育ったラッパーである。日本語とポルトガル語を織り交ぜ、団地での生活をそのまま言葉にする。2022年6月に「Pedro the GodSon」へ改名したが、約1年の期間を経て2023年6月にPlayssonとして復帰した。自身のレーベルを日本とブラジルの両方に構え、若手の制作にも関わっている。
この記事でわかること
- ブラジルから保見団地へ、生い立ちの経緯
- 日本語とポルトガル語を使うスタイルの背景
- 2022年の改名と、2023年の復帰の経緯
- West Homi Recordzという枠組み
- MBTIの推定と、その根拠
- 本記事で扱わないこと
よくある疑問と、短い答え
検索して真っ先に確認したい項目だけを、1行ずつ先に置いておく。根拠と詳細は、それぞれ対応する章で扱う。
| 疑問 | 短い答え | 補足 |
|---|---|---|
| 何歳? | 1997年11月12日生まれ | 現在28歳 |
| 出身は? | ブラジル・ミナスジェライス州ベチン | 2011年に来日 |
| どこで育った? | 愛知県豊田市の保見団地 | 多国籍の住民が暮らす県営住宅 |
| 名前が2つある? | 現在はPlaysson | 2022年から2023年はPedro the GodSon |
| 何語でラップする? | 日本語とポルトガル語 | 2言語を織り交ぜる |
| RYKEYとのビーフは? | 専用記事で扱う | 該当章に導線あり |
| MBTIは? | ESTP(推定) | 本人の公表ではない |
※上表は2026年8月時点で当編集部が確認した内容です。
CHAPTER 01 / SECTION 01プロフィール|基本情報
Playssonは、ブラジル出身で愛知県豊田市を拠点とするラッパーである。2011年に来日し、保見団地で育った。
名義については、経緯を押さえる必要がある。
Pedroは本名、GodSonはPlaysson自身がキリスト教徒であることから「神の息子」という意味がある。
Pedroは本名の一部にあたる。宗教的な背景を持つ名義であり、単なる芸名の変更ではない意味づけがなされている。詳細は改名の章で扱う。
この記事で使う用語
本文で繰り返し出てくる4語を先に定義しておく。いずれもヒップホップの文脈で意味が変わる語である。
バイリンガルスタイルとは、2つの言語を混ぜてラップする手法を指す。この人物の場合は日本語とポルトガル語である。
レペゼンとは、自分がどの土地や集団を背負っているかを示すことを指す。この人物の場合は保見団地がそれにあたる。
客演とは、他のアーティストの楽曲に参加することを指す。逆に自分の作品へ招く場合も同じ語を使う。
4語のうち「レペゼン」が、この人物を理解する鍵になる。保見団地という具体的な場所が、作品と活動の両方で軸になっている。
この人物の歩みで最も特異なのは、名義を変えて一度退いたことである。2022年6月に別名義へ改め、自ら期間を区切って制作に集中し、2023年6月に元の名義へ戻った。改名がキャリアの終点ではなく、区切りとして機能している。ラッパーが名義を変える例は珍しくないが、変えた先から戻ってくる例は多くない。しかもその1年で50曲近くを発表したとされる。休んだのではなく、名前を変えて作り続けたことになる。レーベルを日本とブラジルの両方に構えている点も含め、この人物の判断には「一度離れて、別の形で戻る」という型が繰り返し現れている。
CHAPTER 01 / SECTION 02生い立ち|ブラジルから保見団地へ
ブラジルで生まれ、13歳ごろに来日した。経緯を時系列で整理する。
出生地については、次の点が指摘されている。
来日後の生活は、それまでの想像とは異なるものだったと本人が語っている。
移住先が想像と違ったという経験は、後年の作品の出発点になっている。ブラジルと日本、どちらにも完全には属さない位置から書く姿勢が、この時期に形づくられた。
学校生活についても、確認できている出来事がある。
CHAPTER 02 / SECTION 03保見団地|育った場所のこと
保見団地は、愛知県豊田市保見ヶ丘にある県営住宅である。多国籍の住民が暮らす地域として知られる。
本人は、当時の環境について具体的な出来事を挙げている。
学校という場所での出来事として語られている点が重い。日常の場と、そうでない出来事が同じ空間にあったということである。この落差が、後の作品で繰り返し扱われる主題になる。
同じ地域を拠点とするラッパーも、同様の見方を示している。
当事者以外の視点からも同じ評価が出ている。ただし当編集部は、この地域について住民や治安に関する評価を行わない。本人および関係者が公にした発言を記載するに留める。
当時の交友と、失われた人
本人は、命に関わる経験をしたことを語っている。
また、当時の年長者について次のように述べている。
その人物は、後に自ら命を絶ったとされる。本人が語った範囲を、そのまま記載する。
先輩は自殺する前、周りに「警察が来たら自殺する」と言っていた。
当編集部は、故人について本人が語った範囲を超える記述を行わない。経緯の詳細や、亡くなった状況についても記載しない。
※本項は本人がインタビューで語った内容を記載しています。もし気持ちがつらくなった場合は、ひとりで抱えず、身近な人や相談窓口に話してみてください。
当時の所属
一時期「神響會」という豊田の暴走族に所属していた。
当編集部は、この点について本人が公にした事実の記載に留める。活動内容の詳細には踏み込まない。
CHAPTER 02 / SECTION 042言語のラップ|ルーツが様式になる
日本語とポルトガル語を織り交ぜてラップする点が、この人物の最も分かりやすい特徴である。スタイルの特徴は3点に整理できる。
- ギャングスタの日常をリアルに綴ったリリック
- ポルトガル語と日本語を使ったバイリンガルスタイル
- 独特のリズム感とフロウ
3点はいずれも、出自と育った環境から直接導かれている。言語の混在はブラジルと日本の両方に属する経緯から、内容は保見団地での生活から来ている。装飾ではなく、素材が先にある。
ラップを始めたきっかけと、書く姿勢
自身の経験と、書く内容の関係について本人が語っている。
さらに、その意図についても述べている。
単なる誇示ではなく、警告として書いているという説明である。過去を扱う姿勢が、この2つの発言に集約されている。同じ経験をした人間が言うからこそ届く、という認識が前提にある。
CHAPTER 03 / SECTION 05改名と復帰|2022年から2023年へ
2022年6月、名義をPedro the GodSonへ改めた。そして約1年後、Playssonとして復帰している。
| 項目 | Playsson(〜2022年6月) | Pedro the GodSon(2022年6月〜2023年6月) | 向いている人(この対比を見る意味) |
|---|---|---|---|
| 名義の意味 | 従来の活動名 | Pedroは本名、GodSonは神の息子 | 由来を知りたい人 |
| 位置づけ | 団地での生活を扱う | 悪の自分との決別として掲げられた | 改名の理由を知りたい人 |
| 期間 | 2010年代半ばから | 自ら区切った約1年 | 区切り方を見たい人 |
| 発表数 | EPとシングルを継続 | この期間に50曲近くを発表したとされる | 活動量を見たい人 |
| 結末 | — | 2023年6月にPlayssonとして復帰 | 流れを追いたい人 |
| 現在の主名義 | Playsson | — | いま何と呼ぶかを知りたい人 |
表のとおり、名義の変更は期間を区切ったものだった。改名の理由について、本人は次のように語っている。
年齢と、書く内容の整合を理由として挙げている。若さを前提にした表現がいつまでも通用しないという認識であり、区切りの判断が自覚的だったことが分かる。
公式のプロフィールは、この改名を「悪の自分との決別」と説明している。そのうえで、自ら1年の修行期間を設けたと記載されている。その期間に50曲近くを発表し、2023年6月に復帰したとされる。
この期間について、公式のプロフィールは次のように記載している。
足を洗った上でどう音楽と向き合うべきかを考えるため、自ら1年の修行期間を設け
Playsson 公式プロフィール(TuneCore Japan ほか)期間を自ら区切ったという点が要である。外的な事情で活動が止まったのではなく、考えるための時間として設定されている。その1年で50曲近くを発表しているため、制作を止めていたわけでもない。
復帰後の最初のアルバムが「Real Trap2」である。2020年の「Real Trap」から続く番号が付されており、改名前の活動と地続きであることが名前で示されている。
ファッション
身につけるものについて、確認できている記述がある。
ブランドが1つだけ挙げられている。この人物の場合、身につけるものより、育った場所と経験のほうが作品の主題として前に出ている。
2021年の件について
改名の背景として、2021年11月4日の逮捕を挙げる説明が流通している。当編集部は、この見方と公式の説明を併記する。
| 項目 | 確認できている内容 |
|---|---|
| 流通している説明 | 2021年11月4日に大麻取締法違反で逮捕 |
| 本人の対応 | 容疑を一貫して否認していたとされる |
| 司法の結論 | 当編集部では確認できていない |
| 公式プロフィールの記載 | 改名は2022年6月、理由は悪の自分との決別 |
| 時期の関係 | 逮捕から改名まで約7か月の間隔がある |
| 当編集部の扱い | 有罪が確定していない事項を断定しない |
逮捕と改名を直接の因果で結ぶ説明と、公式プロフィールの説明では、示されている理由が異なる。当編集部はどちらかを正しいとせず、両方を記載する。
CHAPTER 03 / SECTION 06West Homi Recordz|自身のレーベル
West Homi Recordzは、この人物が主宰するレーベルである。日本とブラジルの両方に拠点を構えている。
| 項目 | 確認できている内容 |
|---|---|
| 名称の由来 | 保見(Homi)を含む |
| 拠点 | 日本とブラジル |
| 役割 | 若手アーティストのプロデュース |
| 位置づけ | 日本とブラジルの架け橋としての機能 |
| 本人の立場 | レーベルのボス |
表のとおり、レーベルは制作の枠組みであると同時に、2か国をつなぐ役割も担っている。名称について、本人が次のように述べている。
集団の名前を、個人の活動の枠組みとして残したという説明である。育った場所の名を冠したまま、それを事業の形にしている。レペゼンという姿勢が、活動の枠組みそのものに反映されている。
CHAPTER 04 / SECTION 07作品歴|EPからアルバムまで
作品の発表は2018年から始まっている。EP、シングル、アルバムのうち、当編集部が確認できている主なものを年ごとに整理する。
| 年 | 作品 | 備考 |
|---|---|---|
| 2018年11月 | City View(EP) | ¥ellow Bucksとの共同名義 |
| 2019年 | Ninja/No Sex No Life | 客演と、ソロでのデビュー曲 |
| 2020年7月 | Real Trap | 初のソロ配信 |
| 2022年4月 | ASOBI | ストリーミング1000万回を突破 |
| 2022年〜2023年 | Pedro the GodSon名義の作品群 | 約1年で50曲近くを発表したとされる |
| 2023年6月 | Real Trap2 | 復帰後初のアルバム |
| 2025年 | Nani Ga Suki | シングル |
| 2026年 | Pega Viby | Domino Saintsとの共作 |
2022年4月の「ASOBI」がストリーミングで1000万回を突破している。この人物にとって最も広く聴かれた楽曲であり、改名の2か月前にあたる。最も届いた時期に名義を変えたことになる。
CHAPTER 04 / SECTION 08RYKEY DADDY DIRTYとの対立
RYKEY DADDY DIRTYとの間に対立があったことが報じられている。本人は発端について次のように述べている。
楽曲でのやり取りより前に、実際の場での出来事があったという説明である。当編集部は、この対立について勝敗の判定を行わない。
経緯の詳細は、専用の記事で扱っている。
CHAPTER 05 / SECTION 09おすすめの曲|3曲
入口として3曲を挙げる。いずれも公式のミュージックビデオが公開されている。
Real Trap feat. Eric.B.Jr
2020年7月に発表された、初のソロ配信曲である。Eric.B.Jrを客演に迎えている。
具体物を並べる書き方が特徴である。抽象的な描写を避け、車種や金額といった手に取れる対象で状況を示す。この手法は以降の作品にも一貫している。
Tamo na Frente feat. ¥ellow Bucks & Tee
曲名の意味は、ポルトガル語に由来する。
曲名はポルトガル語で「俺らは最前にいる」という意味
ポルトガル語で始まり、日本語と英語が続く構成である。3言語が一節の中で切り替わっており、この人物のスタイルが最も分かりやすく出ている。
HOMI feat. 2Marley
育った団地を曲名に掲げた楽曲である。この人物の作品のなかでも、場所との結びつきが最も直接的に出ている。
選択肢のなさを前提として置いている点が要である。成り上がる方法が他にないという認識から始まり、そのうえで自分が何を選んだかを述べる。境遇の説明ではなく、判断の記録として書かれている。
CHAPTER 05 / SECTION 10交友関係|親交のあるラッパー
親交があるとされるラッパーは、当編集部が確認できた範囲で5組である。
5組のうち複数が東海地方を拠点とする書き手である。地元での関係が、そのまま活動の基盤になっている。
共演について、本人が次のように述べている。
自分の成果ではなく、周囲の反応として語っている点が特徴である。家族が喜んだという形で、共演の意味を説明している。
CHAPTER 06 / SECTION 11MBTI考察|ESTP(推定)
当編集部は、Playssonの性格タイプをESTP(推定)と考える。本人が公表したものではなく、公開情報から整理した推定である。
| 指標 | 推定 | 根拠として挙げられる事柄 |
|---|---|---|
| E(外向) | 該当 | レーベルを主宰し、若手の制作にも関わっている |
| S(感覚) | 該当 | 具体物を並べる書き方、経験をそのまま扱う姿勢 |
| T(思考) | 該当 | 改名の理由を年齢と内容の整合で説明している |
| P(知覚) | 該当 | 名義を変えて一度退き、また戻るという柔軟な判断 |
4指標のうち、EとPは活動の進め方から、SとTは作品の書き方と発言から導いている。ただし、いずれも決定的な材料ではない。
代替タイプの考察|対立仮説
別のタイプも成り立つ。当編集部はESTPを唯一の答えとせず、対立仮説を併記する。次の2つは、同じ材料から導ける。
| 代替タイプ | そう考えられる理由 | ESTPを採る理由 |
|---|---|---|
| ESFP | 周囲の反応を大切にする発言、共演の広さ | 改名の判断が損得の計算に近くTに寄るため |
| ENTP | レーベルを2か国に構える発想 | 作品が具体物の描写に寄っておりSに近いため |
MBTIは本人の公表がない限り、推定の域を出ない。当編集部は断定せず、根拠と代替案をあわせて示す。
CHAPTER 06 / SECTION 12本記事で扱わないこと|確認できない情報
この記事で扱わない事項
この人物については、確認できない情報も流通している。当編集部が意図的に扱わないものを、理由とともに明示する。
| 扱わない事項 | 理由 |
|---|---|
| 2021年の件の司法上の結論 | 当編集部で確認できておらず、有罪が確定していない事項を断定しないため |
| 故人に関する詳細 | 本人が語った範囲を超えるため |
| 過去の所属に関する活動内容 | 本人が公にした事実を超えるため |
| 保見団地の住民や治安に関する評価 | 実在の地域であり、当編集部として評価を行わないため |
| RYKEY DADDY DIRTYとの対立の勝敗 | 編集部として勝ち負けを判定しないため |
| 身長・血液型 | 本人が非公開としているため |
本人が過去に語った出来事のうち、犯罪に関わる事柄については、有罪が確定していない事項を断定しない。本人の発言は原文のまま記載するが、当編集部としての事実認定は行わない。
CHAPTER 07 / SECTION 13Playssonに関するよくある質問(FAQ)
この人物への検索で繰り返し現れる疑問は、名義、出身、そして現在の活動の3方向に集中している。確認できている範囲で回答する。
CHAPTER 07 / SECTION 14まとめ|団地から出てきた書き手
Playssonは、ブラジル・ミナスジェライス州ベチン出身のラッパーである。1997年11月12日生まれ。2011年に来日し、愛知県豊田市の保見団地で育った。
日本語とポルトガル語を織り交ぜ、団地での生活をそのまま言葉にする。2018年に初のEPを発表し、2022年の「ASOBI」はストリーミングで1000万回を突破した。
その2か月後、名義をPedro the GodSonへ改めている。最も届いた時期に名前を変え、約1年を経てPlayssonとして戻ってきた。その期間にも50曲近くを発表したとされる。休んだのではなく、名前を変えて作り続けたことになる。
この記事の要点
- 1997年11月12日、ブラジル・ミナスジェライス州ベチン生まれ、2011年に来日
- 愛知県豊田市の保見団地で育ち、日本語とポルトガル語を織り交ぜてラップする
- 2018年11月に¥ellow Bucksと初EP「City View」を発表
- 2022年4月のシングル「ASOBI」がストリーミング1000万回を突破
- 2022年6月にPedro the GodSonへ改名、約1年で50曲近くを発表したとされる
- 2023年6月にPlayssonとして復帰、アルバム「Real Trap2」を発表
- 自身のレーベルWest Homi Recordzを日本とブラジルの両方に構えている
- MBTIはESTP(推定)、本人の公表ではない
— Djtube 編集部 / 2026.08
※本記事は、レーベル発表・配信サービスの公式情報・本人が公にした発言で確認できた事実のみを記載しています。犯罪に関わる事柄については、有罪が確定していない事項を断定していません。故人に関する記述は本人が語った範囲に留めています。MBTIは当編集部による推定です。確認日:2026年8月23日。

