CBDリキッドはVAPE本体に充填し、加熱し、CBDリキッドを気化したものを口から吸引し体内にCBD成分を吸収します。
目次
VAPEとは
VAPEとはリキッドを気化させて香りや甘味を味わう吸引機です。
MODと言われるバッテリー部分とアトマイザーと呼ばれる部品で構成されています。
電子タバコとは違い、ニコチンやタールが一切含まれていないので、体への悪影響がほぼありません。
普段タバコを吸わない人はもちろん、禁煙目的で利用されることがが多いです。
VAPEの種類
種類 | 価格 | パワー性能 | バッテリーの持ち | 持ち運び |
ボックス型 | 高い | |||
ペン型 | 普通 | |||
スティック型 | 普通 | |||
ポッド型 | 安い |
VAPEの形は大きく分けて4つあります。
ボックス型、ペン型、スティック型、ポッド型に分けられます。
ボックス型の特徴
- 機能性が高い
- 多機能で初心者には使いにくい
- 持ち運びしにくい
ボックス型の特徴として挙げられるのが機能性の高さです。
バッテリー容量が大きかったり、ワット数を調節して最も美味しく吸うことができる機能があったりなど、様々な機能が付いています。
一方で、使える機能が多い分初心者向きではなかったり、多少重みがあったりするので、持ち運びしにくいというデメリットがあります。
ペン型の特徴
- シンプルで高機能
- 比較的持ち運びしやすい
- 機能面や持ち運び性能がどっちつかず
ペン型の特徴としてまず挙げられるのがシンプルで高機能な点です。
ボックス型ほど機能性は無く、操作が必要最低限に抑えられているものの、バッテリー容量が多かったり、蒸気の量が多かったりなど、機能性は高くなっています。
また、ペンのような形状なので、ボックス型と比較して持ち運びしやすくなっています。
一方で、ボックス型ほど多機能では無いうえに、持ち運びやすさも後に説明するスティック型やポッド型より劣るというデメリットがあります。
スティック型の特徴
- シンプルな操作感
- パワーが弱く吸いごたえがあまりない
- バッテリー量が少ない
スティック型の特徴としてまず挙げられるのが持ち運び性能の高さです。
ボールペン程度の細さの製品が多いです。
また、操作もシンプルなので初心者の場合でも簡単に扱うことが可能です。
一方で、VAPEとしてのパワーが弱く、吸いごたえがあまりないことやバッテリー量が少ないというデメリットがあります。
ポッド型の特徴
- 手軽で美味しい
- 持ち運びしやすい
- 吸いごたえがあまりない
- バッテリー量が少ない
ポッド型の特徴としてまず挙げられるのが手軽で美味しい点です。
ポッド型は操作がなく吸うだけで蒸気が出るので、誰でも吸うことができるうえ、味もしっかり出て美味しいので、初心者の場合でも簡単にVAPEを楽しむことができます。
また、コンパクトな形状なので持ち運びもしやすく、製品によってはスティック型よりも持ち運びしやすいものもあります。
一方で、吸いごたえがあまりないことやバッテリー量が少ないというデメリットがあります。
アトマイザーとは
アトマイザーとはVAPEの吸い口の周辺部分のことで、VAPEのリキッドを気化させるための機構のことを指します。
アトマイザーにも様々な種類があり、カスタマイズすることが可能です。
アトマイザーの種類
クリアロマイザー | |
RBA | RDA |
RTA | |
RDTA |
アトマイザーの種類は4つあります。
1つ目がクリアロマイザー、2つ目がRDA、3つ目がRTA、4つ目がRDTAです。
RDAとRTA、RDTAの3つは総称してRBAと言います。
クリアロマイザーとは
クリアロマイザーとはアトマイザー内のコイル部分を交換するだけで使用可能なアトマイザーです。
コイルは蒸気を生み出す部分で、アトマイザー内でも特に重要な部分になっています。
そこを定期的に交換するだけなので、アトマイザーの中では比較的簡単に取り扱うことができます。
RBAとは
RBA(ReBuildable Atomizer)とは自分でパーツをセッティングして作るタイプのアトマイザーのことを指します。
基本的にコイル部分やリキッドをしみこませるコットンなどを自分で取り付ける必要があるので中・上級者向きです。
また、自分でパーツをセッティングして作ることをビルドと言います。
RDAとは
RDA(Rebuildable Dripping Atomizer)とはリキッドを貯めるタンク部分が無いタイプのRBAを指します。
タンク部分が無いので、吸う都度リキッドを垂らす必要がありますが、味を最も強く味わうことが可能です。
RTAとは
RTA(Rebuildable Tank Atomizer)とはタンクが付いたタイプのRBAで、クリアロマイザーに近い形状をしています。
リキッドを貯めておくことができるので、リキッド充填の手間を省くことができますが、RDAよりもビルドするのに技術が必要になります。
RDTAとは
RDTA(Rebuildable Dripping Tank Atomizer)はRDAの下部にタンクを搭載したタイプのRBAです。
RDAの味の良さをキープしつつもリキッド充填の手間を省くことができます。
アトマイザーの510規格とは
アトマイザーの510規格とはアトマイザーのサイズを表したものです。
一般的に最も流通している規格で、アトマイザーが510規格であれば様々なMODに合わせて使うことができます。
VAPE本体の使い方
VAPE本体の使い方は6つのステップで構成されています。
基本的な使い方はどのVAPEでも共通ですが、電源のオン/オフの仕方や温度設定などの操作方法は異なる場合があります。
また、カートリッジ交換式のものに関してはステップ1からステップ3は必要なく、カートリッジをMOD部分に差し込むだけで完了します。
VAPE本体の使い方の注意点
- リキッドの注入方法
- リキッドの浸みこませ方
- 温度の設定
VAPE本体を取り扱う上で注意する点は3つあります。
1つ目がリキッドの注入方法、2つ目がリキッドの浸みこませ方、3つ目が温度の設定にあります。
リキッドの注入方法
リキッドの注入方法で気を付けるべきなのは、アトマイザーのタンクの中央にある穴に入れてはいけないという点です。
この中央の穴にリキッドを入れてしまうと液漏れや故障、口の中にリキッドが入り込んだりしてしまいます。
万が一入れてしまった場合はドリップチップをはめて、息を吹き入れるとリキッドを抜くことができます。
リキッドの浸みこませ方
リキッドをタンク内に入れた後は15分程度待たなければいけません。
もし十分にリキッドが浸みこんでいない状態で電源を入れて吸引すると、空焚きになってしまいコイルが故障する可能性があります。
必ず、CBDリキッドを浸みこませる必要があります。
温度の設定
CBDリキッドは燃焼させた煙を吸うのではなく、リキッドの成分を気化させて吸うのが最も効果的です。
CBDリキッドの成分が気化し始めるのが160~180度程度と言われていて、燃焼し始めるのが230度程度と言われています。
これらのことから220度以下に温度を抑えて吸うことが必要になってくるので、220度以上にならないVAPEか温度設定が可能なVAPEを選ぶ必要があります。
CBDリキッドの吸い方
CBDリキッドの吸い方は気化したCBDを吸いこみ、肺に貯め、吐き出すという3ステップからなります。
これからそれぞれのステップについて詳しく解説していきます。
ゆっくり吸い込む
CBDの効果をしっかり堪能するには、できるだけCBDを体内にとどめる必要があります。
気化したCBDを吸い込むときもゆっくり吸い込んでいき、肺にじっくりCBDを取り込むのがポイントです。
また、吸いきってしまうと次の肺に貯めるステップで苦しくなりやすいので、浅めに吸うことで肺に余力を残しておくのがおすすめです。
肺に貯める
CBDを吸った後は肺に少しの間滞留させます。
CBDは肺の中にある毛細血管から取り込まれるので、できる限り長くとどめておくことで効果を感じやすくなります。
ただ、肺に貯める時に息を止め続けると苦しくなってしまいます。
そこで、先ほどの肺に余力を残していた分の空気を吸い込むことで、息苦しさを解消しつつ、CBDを肺の中に滞留させる時間を長くすることができます。
ゆっくり吐き出す
肺に貯めた後はその貯めた空気を10秒程度を目安にゆっくりと吐き出します。
VAPEによってCBDを吸収する場合は早くて数分で効果が表れ、15分程度もあれば効果が表れます。
上手く吸収できていれば15分程度で効果を実感することができます。
CBDリキッドを使う上での注意事項
- 直射日光を避ける
- 熱から遠ざける
- 空気に触れないようにする
- 1年以内になるべく消費する
CBDリキッドを使う上での注意事項は大きく4つあります。
1つ目が直射日光を避ける、2つ目が熱から遠ざける、3つ目が空気に触れないようにする、4つ目が1年以内になるべく消費するという点にあります。
直射日光を避ける
CBDリキッドの容器は光が入りにくい容器に入っていることが多いですが、それでも直射日光を浴び続けると製品が劣化してしまう可能性があります。
棚の中や引き出しなど、なるべく直射日光が当たらないところに保管する必要があります。
熱から遠ざける
CBDは熱を与え続けると、CBDの分解が進む可能性があります。
熱を発生させるものの近くや熱を持ちやすい家電など、熱が発生する場所の近くには保管しないように注意が必要です。
空気に触れないようにする
CBDは酸素に触れると化学変化を起こし、効果が減少してしまう可能性があります。
基本的にCBDリキッドが入っている容器は密閉性能に優れているので、他の容器に移し替えたりはしないように注意する必要があります。
1年以内になるべく消費する
CBDリキッドにも賞味期限があり、多くの場合パッケージに記載されています。
基本的には製造から1~2年程度が賞味期限という専門家の意見が多いですが、保管環境によっては賞味期限が前後してしまいます。
しかし、1年程度は持つ可能性が高いので、仮に2年程度に賞味期限が設定されていたとしても、1年以内になるべく消費するのがおすすめです。
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