そもそもブロードスペクトラムとは
ブロードスペクトラムは英語でBroad Spectrumと表記します。
もともとBroadは幅広いという意味で、Spectrumは薬効範囲をそれぞれ意味しています。
そのため、ブロードスペクトラムとは幅広い薬効範囲という意味になり、日本ではブロードスペクトラムのことを広域スペクトラムと呼ぶ場合もあります。
ブロードスペクトラム本来の意味
ブロードスペクトラムのコアイメージは同じですが、薬剤や日焼け止めなど、製品ごとで意味が少し異なってきます。
そのため、製品ごとのブロードスペクトラムの意味を知っておく必要性があります。
薬剤
薬剤の場合は様々なウイルスや菌等に効果がある汎用性の高い薬のことをブロードスペクトラムと呼びます。
ブロードスペクトラムの薬剤は以下のような呼ばれ方がされます。
- 広域スペクトラム薬剤
- 広域スペクトラム抗菌薬
日焼け止め
日焼け止めのブロードスペクトラムの意味は広い範囲で様々な波長の紫外線を防ぐことができるという意味になります。
ブロードスペクトラムの日焼け止めは最も波長が長くしわのもとになるUVAや、日焼けやシミ、肌荒れの原因になるUVBをカットすることができます。
ブロードスペクトラムCBDとは
ブロードスペクトラムCBDは一般的に原料の大麻草やヘンプから抽出された全ての成分の内、THCが取り除かれたCBD製品のことを指します。
また、説明したブロードスペクトラムCBDの特徴を含め、ブロードスペクトラムCBDの中には以下のような特徴を持った製品もあります。
ブロードスペクトラムの成分
フルスペクトラムの成分
- 原料から抽出された成分の内THCのみが取り除かれている
- アイソレートCBDにテルペンが加えられている
- CBD以外のカンナビノイドが複数含まれている
フルスペクトラムCBDとの違いは?
フルスペクトラムCBDは一般的に原料の大麻草やヘンプの成分全てが含まれている製品と定義されています。
しかし、日本において大麻草やヘンプに含まれている成分の1つであるTHCが違法であるため、フルスペクトラムCBDと呼んでいてもTHCは入っていません。
そのためフルスペクトラムCBDとブロードスペクトラムCBDの境界線が曖昧になっています。
この2つを区別するため、原料に含まれているCBD以外の成分がどれだけ入っているかを1つの基準として採用している販売店が多いです。
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