柊人読み方・生い立ちと代表曲
柊人(シュウト、a.k.a Shootz)は、高知で生まれ、海外生活を経て沖縄を拠点に活動するラッパー、シンガー。「好きなこと」で働く日々と音楽への思いを歌い、CHICO CARLITOとの「Let Go」やTHE FIRST TAKEへの出演で広く知られるようになった。
15歳ごろから英語の詞を書き、東京で音楽を続けられないと感じた時期を経て、2019年に沖縄へ戻った。漁師や飲食店の仕事、CHOUJIらとの制作が、その後の歌につながっている。2026年はソロ活動に加え、般若、Arche、CHICO CARLITOらとの共演も続く。
PROFILE柊人は何と読む? 年齢・本名・出身の基本データ
読み方は、本人の公式グッズサイトが使うシュウト。Shootzという別表記や、仲間が使う「シューツ」という呼び名もある。本名と名義の由来は明らかにされていると確認できず、漢字の一般的な意味から命名理由を決めることはできない。
1993年生まれと紹介されており、2026年には32〜33歳になる。誕生日の月日は未確認のため、年齢を一つに絞ってはいない。身長・血液型・学校名や最終学歴、結婚・配偶者、子供、逮捕歴についても、確認できた公開情報だけでは値を埋められない。
出生地と育った場所は別だ。Billboard JAPANの本人対談では高知生まれ、中学3年生のころに沖縄へ移ったと説明している。幼少期にはインドネシアやオーストラリアで生活しており、「オーストラリア生まれ」とする紹介とは区別する必要がある。
高校時代を沖縄で過ごし、卒業後は東京へ移ったというのが公式プロフィールの経歴だ。共作する相手の所属や、作品に記されたレーベル名を、そのまま本人の専属契約先とは扱わない。
HISTORY海外で育ち、沖縄でラップを始めるまで
音楽好きの家族と、海のある海外生活
カメラマンだった父の仕事に伴い、幼少期を海外で過ごした。小学校2年生から中学3年生までオーストラリアで暮らしたという経歴も紹介されてきた。家では両親の好きなブラックミュージックや洋楽が流れ、ラッパーを志す前から音楽が身近にあった。
兄はカントリーやロック、妹はまた違うジャンルを聴いていたと、2026年のSpincoasterの対談で話している。家族それぞれの好みが入ってくる環境から、英語でのラップや歌へ関心が広がった。
15歳ごろに移った沖縄と、海への感謝
海のある場所に住みたいという思いがあり、15歳ごろに移った沖縄の自然にも惹かれた。県外で活動する機会が増えてからも、沖縄は帰ってくると安心でき、一番休める場所だと語られてきた。
漁師として働いた経験もあり、沖縄の海に生活を支えてもらったという感謝と、海をきれいにする活動への思いが紹介されている。海は歌の背景であると同時に、実際に仕事をし、暮らしてきた場所でもある。
2022年12月3日のHARLEM「AREA47」の告知には、CHICO CARLITO、CHOUJI、KK、UUUU、YAMATO HAZE、柊人、DJ GIKOU、DJ NAPPY BWOY、Leofeelが並ぶ。沖縄でつながる音楽家たちが東京に集った、当時の公演記録だ。
渋谷が”沖縄HIP HOP”に染まる日
club_HARLEMの投稿club_HARLEM当時の投稿
同級生・来世のライブと、19歳ごろの初オリジナル曲
掲載したのは、BANMIKASS RECORDS公開の来世「MAKE MONEY」の公式MV。柊人が刺激を受けた同級生のラッパーを知るための映像で、柊人自身の曲ではない。来世はCrunchRecordsのメンバーとしても紹介されてきた。
ラップを自分でもやってみたいと思ったきっかけは、高校時代に見た同級生・来世のライブだった。家で音楽を聴くことと、自分が舞台に立つことの間を、その姿がつないだ。
15歳ごろから英語で詞を書き、19歳ごろに初めてオリジナル曲を作ったと本人は説明する。最初は2MCのユニットで、今の歌を生かしたスタイルとは違うブーンバップのラップだった。「19歳でラップ開始」と一つにまとめると、それ以前の作詞やライブから受けた刺激が見えなくなる。
東京での挫折と、2019年の沖縄への帰還
高校卒業後は東京で暮らした。そこで挫折を経験し、音楽はもうできないと思うほど気持ちが離れた時期もあった。2019年に沖縄へ戻り、CHOUJIの支えを受けて制作を再開していく。
東京ではEI8HT、DJ ICHIRO、DANNY、YASUらと会社を作った時期がある。EI8HTは2023年3月21日の投稿で、事業はうまくいかなかったものの、年月を経てまた一緒に遊べることを喜んでいる。会社の法的な廃業や現在の登記を示す話ではなく、当時の仲間の回想として受け取りたい。
それが今になってまた一緒に遊べる様になって最高に嬉しい。
SlickRoc8の投稿SlickRoc8当時の投稿
漁師と「てんぷらみやら」の店長を経験
音楽だけで暮らす前には、漁師や、CHOUJIが始めた那覇の飲食店「てんぷらみやら」の店長として働いていた。店長時代の勤務は夜の部の18時〜0時と紹介されている。今の勤務先や営業時間を案内するものではない。
店のモットーとして紹介されていたのは、身体に優しく、いいものを届けること。CHOUJIは2021年10月10日に開店を告知し、柊人の勤務も知らせていた。制作やライブだけでなく、日々の仕事でも先輩に支えられた経歴がある。
てんぷら屋始めます。
098choujiの投稿098chouji当時の投稿
PERSONALITY家族への思いと、制作の仕方から読む人物像
祖母への感謝と、家族からの応援
過去の投稿をもとにした紹介には、祖母の手術が成功したことを喜び、いつも元気をもらっていると伝えた話が残る。病名や現在の状態を示すものではなく、家族への感謝を表すエピソードだ。
2025年のTHE MAGAZINEのJiro Hondaによる本人取材では、THE FIRST TAKEの出演後、両親や祖父母から応援されるようになったと話している。包み隠さずにいられる生き方を大切にする姿勢は、弱さも残したまま歌う詞ともつながる。
MBTIはISFPを暫定候補に。公開言動を4軸で考える
Djtube編集部は、柊人の暫定候補をISFPと考える。本人公表の診断結果ではなく、確度の低い推定だ。2026年のSpincoaster対談と、本人が説明した作詞・共演の選択を主な材料とし、病気や過去の挫折、家族関係から型を決めるものではない。
I/E:本人は、人前で歌うのが恥ずかしく、初対面の共演でも緊張したと話す。まず自分の中で言葉を育ててから届けるI寄りの読みを置ける。ただし緊張は内向性と同じではなく、共演や仲間との交流を楽しむ姿はEにも読める。
S/N:漁の仕事中に頭の中で詞を作り、覚えられない言葉は諦めたという作り方や、ビートを聴いて歌とラップを選ぶ説明は、手元の感覚を重視するS寄りの材料になる。一方、曲を通して人生の選択や未来を考える点から、Nと読む余地も大きい。
F/T:Archeの歌詞から気持ちを汲んで自分の詞を書いたことや、見えないところで頑張る人と同じ目線で歌いたいという説明から、納得できる感情や価値を重んじるFを候補にする。共感的な詞は表現上の選択でもあり、日常の判断全てを示すわけではない。
P/J:ビートによって歌とラップを変え、記憶だけで作っていた方法から最近は文字も残すようになったという柔軟さをP寄りに読む。詞の一箇所に引っかかると止まるという慎重さや、作品を完成させる継続力はJにも通じ、計画性の有無までは決められない。
別候補はINFP。具体的な音や身体感覚より、詞に込める価値観や意味の探求を重く見ればこちらも成り立つ。公開取材は制作時の一面であり、ISFPを本人の真の型として確定したり、A/Tや精度の数値を付けたりはしない。
FRIENDSCHOUJIとCHICO CARLITO、音楽と生活を支える関係



CHOUJIの支えと、仲間で作ったスタジオDGH
CHOUJIは、音楽を続けられないと感じた柊人を沖縄で支えた存在だ。曲への助言や活動の場に加え、飲食店の仕事でも後押しした。柊人は本人取材で、音楽活動だけでなく、人のために動く生活の姿勢にも敬意を示している。
CHOUJIが作ったスタジオDGHでは、柊人も作業を手伝い、Leofeelらと録音を重ねた。名前は「独学ハスラー」に由来し、「好きなこと」もここで生まれた曲として紹介されている。東京でBRON-Kや紅桜から受けた影響と、沖縄での共同制作が、日本語をメロディに乗せる表現につながった。
CHOUJI & MILES WORD「超えてく」:客演からRASENへ
「超えてく (feat. 柊人)」は、CHOUJIとMILES WORDの共同名義への客演曲。掲載したのはCHOUJI – Topicの正規配信音源で、柊人のソロMVではない。CHOUJIとの関係を、実際に一緒に作った音楽でたどれる。
柊人は後にRASENへ参加した際、この曲で書いた自分のバースを後半へ使ったと説明する。客演での言葉が別の共演の場でも生きた例だ。
CHICO CARLITOとの初対面は渋谷のハチ公前
同じ1993年生まれの二人が初めて会ったのは、沖縄ではなく東京・渋谷のハチ公前だった。フライヤーなどで互いの存在を知っており、CHICOから声をかけたと本人対談で振り返る。学校の同級生や、CHOUJIの紹介で初対面になったという話とは異なる。
週3〜4回ほどスタジオで会って練習や録音をした時期があり、互いの曲を送り合って助言する関係でもある。飲み仲間として唾奇の名前も挙がる。CHICOが「好きなこと」の制作へ意見を出し、共演で柊人を多くの人に届けようとした点にも、近い距離が表れている。
2023年12月4日のCHICOの投稿には、「AREA47 presents CHICO CARLITO & 柊人 2Man LIVE」への感謝がある。二人の交友が、公演として聴き手に届いていた記録だ。
皆んなで共有した最高の空間を胸に、来年もかましていきます
unten1993の投稿unten1993当時の投稿
Ryukyu Style (Remix):沖縄でつながる3人の共演
CHICO CARLITOの「Ryukyu Style (Remix) feat. CHOUJI & 柊人」は、2022年2月9日の『Sandra’s Son』収録曲。hokutoが制作し、CHICO、CHOUJI、柊人が共演した。映像はCHICO公式が公開した2022年8月20日の沖縄公演で、アルバム版のMVとは異なるライブ記録だ。
この短句は、正規歌詞で柊人のパートに置かれている。再出発を一般論で励ますだけでなく、自分の歩みを通じて示そうとする言葉だ。先輩たちから学んだことと、自分の人生を引き受ける決意が同じバースにつながる。
STYLE耳に残る歌と、等身大のラップ
声の優しさだけが柊人の持ち味ではない。客演が増えたときに、耳へ残るフックと、人の心に残るリリックを意識するようになったと本人は話す。英語詞の2MCから始め、歌とラップの両方を使いながら、自分に合う伝え方を作ってきた。
言葉の宛先は、音楽家に限らない。会社員や主婦を含め、見えないところで頑張る人と同じ目線で歌いたいという姿勢がある。年齢や性別を問わず届く歌として紹介されてきた理由も、生活の途中にいる人へ声をかけるところにある。
Southside dog:歌うイメージだけでは捉えられない一曲
DexFilmz公開の「Southside dog」公式MV。2022年8月3日のEP『今はまだ』では4曲目に入り、夕方の犬が作曲を担当している。メロディを生かした代表曲と並べると、ラップを軸にする柊人の表現も知ることができる。
同じEPの「デジャブ」と、作曲者も曲の役割も分けて聴きたい。
Red Bull RASEN EP22:新しく書いた8小節と自分のバース
レッドブルマイクのRASEN EP22では、Shurkn Pap、MARIA、柊人、SIRUPが、G.RINA制作のトラックでマイクリレーを行う。4人の共演企画であり、海外生活を説明する人物インタビュー映像ではない。
本人は前半8小節を書き足し、後半に「超えてく」の自分のバースを使ったと説明している。この短句は、音楽を生活につなげようとする決意の言葉。表に見える成功だけでなく、その手前で働く人へ向けて歌うという本人の説明と合わせて読める。
SONGS最初に聴きたい代表曲。「好きなこと」から「Let Go」へ
好きなこと:週6日の仕事と、限られた制作時間から
「好きなこと」は、2021年7月17日配信の同名EPに収録された代表曲。作詞は柊人、作曲は皆川慎之介。週6日働き、少ない休みに音楽を作っていた時期の思いを書き、CHOUJIとCHICOの助言も受けて完成した。映像はDexFilmz公開の公式MVだ。
嫌な時間を、無理に好きだと言い換えない言葉が残る。理想の暮らしにまだ届かなくても、好きなことへ向かう現在を無駄にしない歌として読める。本人が生活を変えた曲として挙げたことと、聴き手が自分の仕事へ重ねられることが、この曲でつながっている。
好きなこと Remix:AwichとCHOUJIの言葉を迎える
「好きなこと (feat. Awich & CHOUJI) (Remix)」は、2024年8月7日の『098RADIO vol.2 Hosted by Awich』へ収録された版。3人が作詞し、原曲と同じ皆川慎之介が作曲を担当する。本人公式のMVは同年11月公開で、音源発売日とは別だ。
原曲の決意に、別の世代や経験を持つ二人の声が加わる。周囲の期待だけに収まらず進むことや、続けるのが自然になるほど好きなものを持つことへ読みを広げられる。原曲と共通する歌詞を重ねて引用するより、追加された言葉の役割を聴き比べたい。
MOTHER JANE:RYKEYが「好きなこと」を再構築した共演曲
RYKEY DADDY DIRTYの「MOTHER JANE feat. 柊人」は、「好きなこと」を生かして再構築した作品。MZEE RECORDS公開の映像タイトルには、Mix & MasterのJIGGも記されている。メロウなフックを残しつつ、RYKEYの力強い言葉とフロウが重なる別の角度の共演として紹介されてきた。
歌詞は大きな成功だけでなく、誰かと笑う日を増やすことにも価値を置く。共演曲全体の短句として読み、担当が指定されていない箇所を一人の私生活へ結びつけない。柊人の原曲、AwichとCHOUJIのRemix、RYKEYの作品は、それぞれ異なる名義と文脈を持つ。
デジャブ:同じ失敗を繰り返す自分への問い
「デジャブ」は、2022年8月3日のEP『今はまだ』の2曲目。柊人が作詞し、Leofeelが作曲を担当する。DexFilmzの公式MVとともに、肩の力を抜いたフロウと、深く自分を振り返る詞を持つ曲として紹介されてきた。
繰り返しを表す題名が、ここでは過ちを数える問いになる。一度の失敗で終わらず、また同じ場所へ戻ってしまう自分に目を向ける一節だ。気楽に聞こえる歌の中にも、次は変わりたいという思いを読み取れる。
Let Go:東京の空の下で感じたことを二人で歌う
CHICO CARLITO「Let Go feat. 柊人」は、2023年6月30日の『Grandma’s Wish』収録曲。作詞は二人、作曲はELIONEとA-Kay。掲載映像は2023年11月10日のTHE FIRST TAKEで披露されたフルバンド編成の一発撮りで、原曲MVではない。2024年1月31日配信のFrom THE FIRST TAKE版とも日付を区別する。
どこまで声が届くのかと問う言葉には、聴き手の存在を確かめるような切実さがある。上京した二人の期待や挫折を、一人の成功談に閉じない共演だ。CHICOが伝えた感謝を忘れずに進むという姿勢も、舞台を支える人や聴き手への思いにつながっている。
「Let Go feat. 柊人」を一発撮りパフォーマンス。
The_FirstTakeの投稿The_FirstTake当時の投稿
WORKS「忘れないで」と「ありのまま」。作品ごとの違い
忘れないで:田我流との表題曲と「絶景」を収めた8曲
2024年1月17日発表の『忘れないで』は8曲入り作品。田我流が客演した表題曲と、hokuto制作の「絶景」などを収めている。作品全体の題名と、同じ題名を持つ収録曲は分けて捉えたい。
hokutoは発売当日の投稿で、「絶景」のビートをNappyが選んだと明かし、柊人を祝福している。「絶景」の先行音源は2023年12月で、2024年1月の8曲作品への収録や、後のMV公開とは別の出来事だ。
Nappyがこのビート選んでくれました。
hokuto184の投稿hokuto184当時の投稿
絶景:やる気が出ない日の行動に目を向ける
「絶景」は、作曲hokuto、作詞柊人とDJ NAPPY BWOYのクレジットを持つ。2023年12月の先行発表を経て『忘れないで』へ収録された。掲載した本人の公式MVは2024年公開で、音源の初出とは異なる。
気分のよい日に動けるかより、そうでない日をどう過ごすかが問われる。やる気のなさを無かったことにせず、それでも続ける行動の重みを示す言葉だ。題名の景色は、今の自分の一歩から遠く離れたものではない。
ありのまま:6曲のスタジオEP
2025年9月10日のEP『ありのまま』は、「Hustler」「真っ直ぐ」「Feeling (feat. Yunoa)」「通り雨」「信じてる (feat. 笠原瑠斗) (Remix)」「紡ぐ」の6曲。制作陣にはLeofeel、Shin Andrew、Daishi、Gacha Medz、GooDee、GeGが並ぶ。初ワンマンへ向けて仕上げたスタジオ作品だ。
自分を鼓舞する歌、仲間や家族へ向ける歌が一枚に収まる。12月発表の同名ライブ盤は16曲入りの別作品なので、スタジオ録音を聴く入口としてはこの6曲版を選べる。『ありのまま』を全曲聴く。
Hustler:自分が誇りたいのは仲間
EPの1曲目「Hustler」は、柊人作詞、Leofeel作曲・プロデュース。Yunoaがバックグラウンドボーカルに参加している。本人公式MVは2025年10月21日公開で、9月10日のEP発売とは日付が違う。
誇りを向ける先が、肩書きや持ち物ではなく仲間になる。一人だけ抜け出す成功観より、支えてくれた人と一緒に進みたいという読みができる。「好きなこと」での自分への決意を、周囲との関係へつなぐ言葉だ。
真っ直ぐ:昨日の後悔を今日につなぎ直す
「真っ直ぐ」は『ありのまま』の2曲目。柊人が作詞、Shin Andrewが作曲とプロデュースを担当する。2026年公開の本人公式MVを掲載しているが、音源は2025年9月のEPに収録されている。
題名の強さの前には、昨日を振り返る言葉が置かれる。失敗を知らない人の自信ではなく、過ぎた時間を無駄なままにしないために今日へ向かう姿として読める。過去を消すのでなく、今からの行動へ結び直す歌だ。
信じてる (feat. 笠原瑠斗) (Remix):5月のソロ原曲との違い
ソロ版「信じてる」は2025年5月14日配信。9月のEPには笠原瑠斗が参加したRemixが入った。Remixの作詞は柊人と笠原瑠斗、作曲・プロデュースはGooDee。映像も本人公式のRemix版で、5月のソロ版と同じ音源ではない。
歌を受け取る人がいることへの喜びが、自分を信じる気持ちを支えている。自分だけで気合を入れるのではなく、届いている愛に気づく歌として読める。ここでは共演曲の詞として扱い、この箇所の歌唱者を一人に限定しない。ソロ原曲も聴く。
紡ぐ:まだ伝えていない言葉を歌にする
EPの最後を飾る「紡ぐ」は、配信の曲名義が柊人とGeG。柊人が作詞、GeGが作曲・プロデュースを担う。本人公式MVでも家族とのつながりがテーマに挙げられ、限りある時間の中で思いを届ける一曲として位置づけられている。
気持ちを持つことと、相手へ伝えることの間には距離がある。まだ言えていない、という身近な先延ばしを歌にするから、大きな愛の言葉より自分の暮らしへ引き寄せて考えられる。後回しにしている言葉を今届けたい、という切実さが残る。
初ワンマンと、16曲のライブ盤
2025年10月10日に東京WWW X、26日に大阪Yogibo META VALLEYで初のワンマンを開催。12月31日には東京公演の16曲を収めた『「ありのまま」 (1st ONEMAN LIVE at WWWX)』が配信された。
6曲のEPを、公演の編成と曲順でどう届けたのかをたどれるライブ作品だ。スタジオ版と同じ題名でも、収録内容と音源の性格が違う。16曲入りライブ盤を聴く。
LATEST2026年の客演と共同名義。新曲の名義・版を分けて聴く
2026年10月22日時点で、本人のApple MusicとTuneCoreの最新欄には9月16日配信の「夢の中」が載る。共同名義の新曲であり、ソロのフルアルバムという意味ではない。春の本人対談で語ったフルアルバム構想は、発売済みの作品とは分けて扱う。
般若「卒業」:別れの後も残る時間
2026年2月11日配信の般若「卒業 (feat. 柊人)」にボーカルで参加。STARBASEの公式発表では、作詞は般若、作曲は般若とT.B.S。人生の節目や別れを、般若のラップと柊人の歌で描く作品とされる。掲載したのはHANNYA OFFICIALの公式MVだ。
過去を振り返るとき、成功や失敗だけでなく、残っている景色にも価値が生まれる。卒業を単なる終わりにせず、その後を生きる力へ結び直す一節だ。共演曲の詞として読み、学校生活や家族のくだりを柊人本人の実話と決めつけない。
Arche「or」:選ばなかった道も残る歌
Archeの「or (feat. 柊人)」は2026年4月15日配信。作詞はArcheと柊人、作曲はArche、SPENSR、柊人、編曲はSPENSR。Archeが初めて客演を迎えたコラボ曲で、二人が直接会ったのは録音の日だったという。掲載映像はArcheの公式MV。
人生の答えを決まったものにせず、これから書き足せる余白として捉える言葉だ。選ばなかった道への後悔も残しながら、今の自分を肯定する読みができる。歌詞を読んで相手の思いを汲み取ったという共作の経緯と、曲全体のテーマを重ねて考えたい。歌唱パートは限定していない。
Tokyo Young Vision「BEAUTIFUL DAYS」:日常のすぐ近くに
2026年4月27日配信の「BEAUTIFUL DAYS (feat. 柊人)」はTokyo Young Vision名義。Doc Paulyが制作し、柊人はボーカル、Asiff、Hideyoshi、Big Mike、OSAMI、DALUがラップを担当する。掲載したのは公式配信のアートトラックで、MVとは異なる。
よい日を、問題が全て片づく遠い未来に置かない言葉だ。今日のつまずきのそばにも楽しさがある、と日常を見る方向を変えられる。歌と5人のラップが重なる作品として聴き、個別の詞を名義だけで柊人へ割り当てない。
CHICO CARLITO「Broadcasting」:3人が届ける現在地
CHICO CARLITO「Broadcasting (feat. 柊人 & ジェロニモR.E)」は2026年7月4日の先行シングルで、8月10日の『紅碧』にも収録。作詞は3人、作曲はMatildA、ミキシングはleofeel。掲載したのはCHICO CARLITO – Topicの公式配信音源で、別に公開されたMVとは区別する。
声を、外へ見せる肩書きではなく内側を伝えるものとして置く短句だ。共演者それぞれの歩みが、今届ける言葉になる。掲載歌詞には担当者の区切りがないため、ここも曲全体の言葉として扱う。
CHICO CARLITO「ユガフ」:沖縄の景色と共に歌う
『紅碧』の8曲目「ユガフ (feat. OZworld, 柊人 & CHOUJI)」は、CHICO、OZworld、柊人、CHOUJIが作詞し、leofeelが作曲・プロデュースを担当。2026年8月10日のアルバム音源を、CHICO CARLITO – Topicの公式アートトラックで紹介する。
島の景色、しがらみ、仲間への思いが並ぶ中で、振り返った先の愛を歌う。故郷への感情を美しさだけに単純化しない共演曲だ。個人のパートが明示されていない短句を、柊人だけの経歴や家族の告白には転写しない。
祇園祭:吉原の祭りで生まれた4人の共同曲
2026年8月5日の「祇園祭」は、M.O.J.I.、KK FLOW、CHOUJI、柊人の共同名義。4人が作詞とラップを担い、純(ZIPSIES)が制作、ミックス、マスタリングを担当する。配信元は静岡県富士市・吉原の祭り当日に作った曲と説明しており、題名だけで京都の祭りの曲とは判断できない。映像はM.O.J.I. – Topicの公式音源だ。
足で踏む動きと韻を踏む行為が重なり、祭りの身体感覚がラップへつながる。自分の街という言葉が、4人それぞれの土地を同じ曲へ持ち寄る。担当MCは未指定なので、共同曲全体の短句として読んでいる。
夢の中:仲間と過ごした時間を日々の力にする
2026年9月16日配信の「夢の中 (feat. 5TOCK & HALOGEN)」は、M.O.J.I.、KK FLOW、CHOUJI、柊人の共同名義に2人を迎えた作品。Lambic9poetryが作曲・プロデュース、CHOUJIがミックスとマスタリングを担当する。掲載したのはM.O.J.I. – Topicの公式配信音源。
この短句は、正規歌詞で柊人の担当が示されている。仲間と過ごした夜をその場だけで終わらせず、次に会うまでの生活を支える記憶にする言葉だ。楽しい時間の後に戻る日常も含めて歌うところに、働く日々を歌ってきた柊人とのつながりが見える。
共同名義の「夢の中」を聴く。なお10月24日の般若の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演にはゲスト出演が告知されている。10月22日時点では予定であり、公演実施済みとはしていない。
FAQ柊人についてよくある質問
SUMMARY働く日々と、支えてくれる人を歌にする
「好きなこと」で歌った自分への決意は、仲間を誇る「Hustler」や家族への思いを紡ぐ歌、先輩や同世代との共演へ続いている。海外と東京、沖縄での暮らしを分けてたどると、優しい声の後ろにある仕事や再出発の時間も見えてくる。
好きなことへ向かう途中の暮らしも、支えてくれる仲間も、歌の中へ持っていく。
Djtube 編集部


