Shurkn Pap読み方・名前の由来とMaisonDe、代表曲
Shurkn Pap(シュリケン・パプ)は、兵庫県姫路市出身のラッパー。幼なじみたちのクルーMaisonDe(メゾンド)の一員として活動し、2018年の「Road Trip」で広く知られるようになった。
メロディーのあるラップと、ファンクやソウルを含む軽快な音が持ち味。DJ Koodyとして音楽活動を始め、ソロの作品と仲間との制作を続けてきた。
CHAPTER 01 / SECTION 01Shurkn Papのプロフィール
1997年生まれで、本名の名前部分は「こうだい」と紹介されてきた。生年月日の月日や身長まで、わかっている情報から広げて決めることはできない。DJとしてはKoodyという名義を使っていた。
CHAPTER 02 / SECTION 02Shurkn Papの読み方と名前の由来
読み方はシュリケン・パプ。Shurknは手裏剣、Papはパプリカから取った言葉だ。日本らしい言葉として手裏剣を選び、好きだったパプリカの響きと組み合わせたという。
CHAPTER 03 / SECTION 03生い立ちとラッパーになるまで
父親がファンクやソウル、1980年代のポップスを聴く家で育った。小学2年のころには、兄の影響でEminem「Lose Yourself」を聴く。小学5年のころ、Hash TやTaiyohたちとスケートボードのチーム「サブロク」を組み、DMXや50 Centを流しながら滑っていた。
高校生RAP選手権の盛り上がりを受け、サブロクの仲間がラップへ向かうなか、自分も試したがフリースタイルは思うようにいかなかった。好きな音楽に関わる方法として、最初に選んだのはDJだった。2013年、中学3年でDJ Koodyとして活動を始める。高校1年には録音も経験したが、ラッパーとして作品を出すのはその後になる。
海外の旅とファッションの勉強
フィリピンのマニラやセブ、アメリカを一人で訪れた。アメリカでは、周りの人が人目を気にしすぎず、自信を持っているように感じたという。その経験は、自分が何をしたいのかを考え直す機会になった。
ファッションの専門学校へ進んだものの、このままその道へ進むのかという疑問もあった。海外で受けた刺激を経て、2017年にはラッパーとして活動。幼なじみたちとMaisonDeを動かし、ソロの曲も発表するようになった。
CHAPTER 04 / SECTION 04ファッションと好きな音楽
- PUMA
- UNFOLLOW
- Stone Island
大きなシルエットに明るい色を合わせることもあれば、シンプルな服装の日もある。気分に合わせて着るものを変え、オレンジ色やパッチワークも取り入れる。「Road Trip」の映像では、自分で作ったパンツをはいていた。
PUMAとはサポート関係にもあり、同ブランドの服や靴を着用していた。好きな映画には「スパイキッズ」を挙げている。
鈴木雅之のベストアルバムを聴き、声と、迫力のあるかっこいい見た目に惹かれた。日本で一番好きなアーティストだと語ったこともある。目指していたのはPost Maloneのように、ヒップホップに限らず異なるジャンルの音楽を作り、それぞれのファンへ互いのよさを伝える橋渡しの役割だ。
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CHAPTER 05 / SECTION 05Shurkn PapのMBTIを編集部が考える
Djtube編集部は、音と服を作る姿勢からISFPを仮説として挙げる。本人が公表した診断結果ではない。
手がかりは、名義を言葉の響きで選んだこと、その日の気分から服を選び「Road Trip」のパンツも自作したこと、ファンクやソウル、歌謡曲などを自分の音へ取り入れていること。理屈を先に掲げるより、音や色の感触を作品にする姿勢に注目した。
一方、海外を一人で旅して進路を考え直した経験は、好奇心や行動力としても読める。作品の感覚だけでは外向・内向や日常の判断まではわからず、ESFPなど別の見方もあり得る。あくまで公開された制作行動に限った編集部の推定だ。
CHAPTER 06 / SECTION 06Shurkn Papのラップスタイルと代表曲
旋律を使うラップが、ファンクやソウルの軽やかなリズムとなじむ。歌うところと細かく言葉を刻むところを切り替えながら、車で流したくなるような開放感を作る。一方で「WHERE IS THE LOVE?」には、人とのすれ違いや社会への視線もある。
Road Trip
2018年のEP「Various」に収録。Spikey Johnが監督した映像とともに注目された。Shurkn Papの名前を知る入口として、発表後も親しまれてきた曲だ。
旅に連れていってもらうのではなく、自分で舵を取るという言い方だ。初めて見る景色へ進もうとする意志を、移動の楽しさと一つにしている。
NEW CLASSIC
「The ME」の収録曲。PUMAの映像でも使われ、戦極MCBATTLE第21章のCHARLES対IDでもビートが流れた。バトルのビートとして、この曲を知った聴き手もいる。
自分が親しんだ音楽を受け取る側から、誰かにとって長く残る曲を作る側へ移ろうとする言葉だ。大きな成功の宣言より、聴き手の記憶に残りたいという願いが題名につながる。
WHERE IS THE LOVE?
同名EPの曲。相手とうまく通じ合えない関係を題材にしながら、愛はどこにあるのかと問いを広げる。明るく聴ける音の印象だけで、曲の中身を決めないで聴きたい。
あたためる側とあたためられる側を往復させ、愛を一方から渡すものにしていない。互いを求めながら傷付けてしまう関係の描写が、社会への疑問とも並ぶ曲だ。
OKAMOTO’S「ART(OBKR / Yaffle Remix)feat. Gottz, Tohji, Shurkn Pap」
OKAMOTO’Sの8枚目のアルバム「BOY」に入った「ART」を、OBKRとYaffleがリミックスした共演曲。Gottz、Tohji、Shurkn Papの声が、バンドの曲を別の景色へ動かしていく。
暗い部屋で一人という小さな制作の場面から、曲が人へ届くまでの距離を思わせる。大勢の共演者がいるリミックスでも、表現の出発点には一人で書く時間がある。共同曲全体の一節として読む。
DJ RYOW「Dream Ship feat. Shurkn Pap, VILLSHANA」
DJ RYOWの11枚目のアルバム「DREAMS AND NIGHTMARES」に収録。VILLSHANAとともに参加し、二人の歌うような声が曲の開放感を作る。ソロとは異なる声の組み合わせも楽しめる。
二人の旅を宇宙まで広げることで、身近な相手と遠くへ出かける高揚感を描く。爽やかなトラックという特徴に、恋愛の空想を重ねた共作だ。
13ELL「M.N.D feat. Shurkn Pap」
13ELLの3枚目のEP「CANDYDATE」に収められた曲。取ったばかりの免許で友人と夜のドライブへ出かける情景が浮かぶ曲として紹介されてきた。
免許を取ったばかりという小さな節目が、夜に友人と車で出かける場面を開く。特別な目的地より、行ける場所が増えた自由そのものを楽しむ曲として聴ける。
Shurkn Pap「Suave Man feat. Taiyoh」
2026年4月15日発売の「Coming Back」から、MaisonDeのTaiyohを迎えた曲。作詞は二人、作曲とプロデュースはKxfiが担当する。服や車の細かな描写が並び、気取った正装だけに頼らない装いを歌っている。
道路の白い線を服の縫い目に見立て、ドライブとファッションを一つの景色にする。車と服が単なる持ち物の列挙に終わらず、移動中の目にどう映るかまで言葉になっている。二人の共作全体の表現として読む。
CHAPTER 07 / SECTION 07MaisonDeのメンバーとつながり
MaisonDeは、姫路の幼なじみを中心に集まったクルー。名前は仲間が集まっていたアパートに由来する。2018年のFNMNLのインタビューでは、本人がそのアパートをメゾンドレールと説明している。学校、野球、スケートボードで知り合った関係が、そのまま音楽を作る場所へ続いている。
初期から紹介されてきたのは、Shurkn Pap、Hash T、Taiyoh、lj、Lil Guilty、Young Junky、Yung Rick、Puneの八人。以下はその時期の呼び名と関係をたどる紹介で、後の作品のクレジットにはJUNKYやRick Roachという表記もある。
Hash T
Shurkn Papとは同じマンションで育った幼なじみで、幼児のころからの付き合い。名前は昔からのあだ名に、名前のイニシャルTを合わせたものだ。オートチューンを強くかけた歌い方とは違う、ラップの輪郭が立つ声を聴かせる。
2020年4月には、満開の桜を見て、翌年はBBQをしながらゆっくり眺めたいという日常も投稿していた。
Taiyoh
本名は金澤太陽。Shurkn PapやHash Tとは小学校時代からの友人で、Lil GuiltyやYoung Junkyにもヒップホップを伝えた。ソロ曲や共演でも活動し、2026年のShurkn Pap「Suave Man」にも参加している。
lj
2001年8月16日生まれで、本名の名前部分は慎健。Taiyohとスケートボードを通じて知り合い、年上の仲間の輪に入った。初期から旋律のあるフックを担い、後のMaisonDe作品ではビート制作のクレジットも見られる。
Lil Guilty
Shurkn Papたちとは小学校からの同級生。Hash Tとは野球のバッテリーを組んだ仲で、Lil Guiltyが投手、Hash Tが捕手だった。ラップを始める前からの付き合いが、クルーでの制作につながっている。
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Young Junky
少年野球でHash TやLil Guiltyと知り合い、Taiyohとも親しい。声へ強くオートチューンを使ったスタイルが特徴で、ラップとメロディーの間を動く。初期のメンバー紹介ではYoung Junkyという表記が使われていた。
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Yung Rick
Shurkn PapやHash Tたちの隣の中学校へ通い、知り合った仲間。長いドレッドヘアーで、比較的寡黙でクールな存在として紹介されてきた。トーンを抑えた渋いフロウが、MaisonDeの曲にも違う表情を加える。
Pune
中学校からの仲間で、ljに近い声の響きも特徴として紹介されてきた。2020年2月6日には初のソロシングルとして「Slime」を発表し、クルーの曲に加えて自分の作品も制作してきた。
CHAPTER 08 / SECTION 08仲のいいラッパーと現在の活動
VIGORMAN、WILYWNKA、¥ellow Bucks、OZworldらとも交流してきた。WILYWNKAとは「Old Kids」で共演し、世代や地域の近い仲間との曲を重ねている。
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2026年4月15日発売のアルバム「Coming Back」には「Young Romance」「唯一無二」「Suave Man feat. Taiyoh」など十曲を収録。KORK、GooDeeらが制作に加わり、「Take You Higher」ではWILYWNKAとも共演する。MaisonDeの作品「The MaisonDe Ⅲ」にも参加し、ソロとクルーの両方で音楽を作っている。
「Coming Back」にはレコード版もある。品番はLEXAL100の1枚組LPで、A面とB面に五曲ずつを収録。「Suave Man」はA面の最後に入り、配信の十曲をレコードでも聴ける。
2026年4月9日にはMaisonDe、Shurkn Pap、Taiyohの共同名義で「BACK TO WORK」を発表。9月16日発売の3House「GAME」では「OVERHEAT」に客演した。ソロの制作だけでなく、地元の仲間との共作と他の歌手への参加も続いている。
2020年春のリスナーの投稿には、曲そのもののかっこよさ、聴き逃していたEPを後から聴き、それまで聴かなかったことを悔やむ反応、Shurkn Papへの好意に加え、「NEW CLASSIC」のトラックへの驚きがあった。声やフロウだけでなく、曲を支える音から入る聴き方もあったことが分かる。
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VIGORMANとは関西でのイベントを通じた長い付き合いがあり、音楽活動を続ける仲間として名前を挙げている。
Shurkn Papの入口には、旅の楽しさを歌う「Road Trip」がある。そこから「NEW CLASSIC」の願い、MaisonDeの仲間との曲へ進むと、自由な響きの奥で何を大事にしてきたのかが見えてくる。
Djtube 編集部

