MaRI
MaRIはブラジルのサント・アナスタシオ生まれ、岐阜県育ちのフィメールラッパーである。男性を虜にする美貌とエロさ、刺激的なリリックと飾らないキャラクターを武器に、群雄割拠するフィメールラッパーシーンで台頭した。首に「BAD BITCH」とタトゥーを彫り、最愛の母親と父親を早くに亡くしても、シングルマザーとして強く生きながら大きな夢を持って活動している。2021年の「BUM BUM」でシーンに躍り出て以降、客演と全国ツアーで存在感を広げ続けているMaRIを紹介する。
この記事でわかること
- 年齢・出身・ルーツといった公表済みの基礎情報
- シングルマザーとして活動を続ける理由
- 両親との関係と、母と交わした約束
- ラップスタイルと代表曲
- 2023年以降の活動と、最新のEP・ツアー
- 公開情報から整理したMBTIの推定と、その根拠
よくある疑問と、短い答え
検索でよく並ぶ疑問を先に片付けておく。細かい経緯や根拠は本文の各章で扱うので、まずはここで全体像を掴んでほしい。
| 疑問 | 短い答え | 補足 |
|---|---|---|
| 読み方は | マリ | |
| 何歳か | 27歳 | 1998年10月29日生まれ |
| 出身は | ブラジル・サント・アナスタシオ | 1歳半で来日、岐阜県美濃加茂市育ち |
| ルーツは | 日本・ブラジル・イタリアのクォーター | ポルトガル語が話せる |
| 本名は | 非公表 | |
| 代表曲は | BUM BUM | 2021年のクラブヒット |
| 最新作は | Trophy Bitch | 2025年10月15日のEP |
| MBTIは | ESTP(推定) | 本人の公表なし |
MBTIは当編集部が公開情報から整理した推定であり、本人による公表でも心理的な診断でもありません。根拠は人物像の章に示しています。
CHAPTER 01 / SECTION 01MaRIのプロフィール|年齢・出身・ルーツ
MaRIはブラジルのサント・アナスタシオ生まれ、岐阜県美濃加茂市育ちのフィメールラッパーである。日本、ブラジル、イタリアのクォーターにあたる。
女性のラッパーを指す語。日本語ラップでは人数が少なかった時期が長く、区別して語られてきた経緯がある
MaRIは母親に女手一つで育てられたが、両親はすでに亡くなっている。MaRI自身も女手一つで子供を育てるシングルマザーである。
MaRIの日本人離れしたグラマラスなボディーは、忙しい家事、育児の合間を縫って、毎日のように昼はジム通い、夜は筋トレをしてスタイルを維持している。
男の心を鷲掴みにする美貌とボディー、日本語にポルトガル語を混ぜた確かなラップスキルで東海から全国へ羽ばたくフィメールラッパーである。
この記事で扱わないこと
年収や資産の推定、本名、居住地に関する情報は扱わない。子供に関する情報も、本人が公に語った範囲を超えては記載しない。
CHAPTER 02 / SECTION 02ポルトガル語が堪能
MaRIは日本、ブラジル、イタリアのクォーターで、日本語とポルトガル語が話せるバイリンガルである。この二言語がリリックの特徴になっている。
他のアーティストの楽曲にゲストとして参加すること。依頼の多さが評価の指標として語られることがある
リリックは日本語がメインだが、ポルトガル語も混ぜている。MaRIの情熱的な雰囲気の楽曲とポルトガル語の語感がマッチして、よりミステリーさが増す良いアクセントになっている。
1歳半で来日し、以降は岐阜県美濃加茂市で育っている。国籍はブラジルである。
CHAPTER 03 / SECTION 03子供を育てるシングルマザー
MaRIは女手一つで子供を育てるシングルマザーである。活動を続ける理由がここにある。
子供を出産してシングルマザーとして子供を育てる決意をしたときに「自分の夢を諦めないといけない」と悩み、産後鬱になった時期もあった。
しかし、シングルマザーのラッパーとして活躍できることを証明するため、子供を育てながらマイクを持つことを決めている。MaRIは「ラッパーとして活動する夢を諦めない」と覚悟を決めた。
所属先が公表しているプロフィールにも「シングルマザーでも夢は叶えられると証明する為、子供を育てながらマイクを持つ」という一節が入っている。本人の発言が、そのまま活動の看板として掲げられている形である。作風の過激さだけが取り上げられやすい書き手だが、活動の動機はこの一点に集約されている。
CHAPTER 04 / SECTION 04父親との思い出
MaRIの父親は2016年に亡くなっている。直接の記憶はほとんどないという。
MaRIが幼い頃に父親が2回会いに来ているが、それ以降は会うことはなかった。
父親との思い出はないが、MaRIは父親にも深く感謝している。
CHAPTER 05 / SECTION 05母親への強い想い
MaRIが生まれてからずっとシングルマザーで育ててくれた母親は、2020年8月20日に亡くなっている。最後は家族全員に看取られながら、MaRIの手を握り締めて息を引き取った。
22歳で母親、そして父親も亡くしたMaRIだが、叶えられなかった「母親に大きいステージで歌う姿を見せる」という夢を諦めず、強く生きる決意をした。
両親に向けた曲も書いているが、書くたびに泣いてしまうと明かしている。
CHAPTER 06 / SECTION 06MaRIの恋愛観
MaRIは恋愛に関しても自分の考えをしっかり持っているタイプである。特に束縛を嫌う。
本人が挙げている考え方は次の5点である。
- 束縛は人生の無駄
- 嫉妬はしない
- 元カレと友達に戻れる
- 「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人は無理
- 男と女の友情はある
お互いに自由に生きながら相手を尊重する恋愛を好む。
1回別れた元カレと復縁することは絶対にないと言い切っているが、浮気など酷い理由でない限り友達に戻れるタイプである。
CHAPTER 07 / SECTION 07ファッションとタトゥー
MaRIのファッションスタイルは、ガーリーなストリートファッションである。地元のブランドとハイブランドを組み合わせる。
愛用しているブランドは次の4つである。
ブランドは主に地元である東海圏のストリートブランドを着用しつつ、バッグなどの小物はハイブランドを合わせるスタイルである。
なかでも個性的なデザインのストリートウェアを展開する「World wide Famous」を愛用しており、MaRIの代名詞でもある「BAD BITCH」とプリントされたコラボパーカーもリリースしたことがある。
MaRIのタトゥー
彫っているタトゥーは次のとおりである。図柄ごとに込めた意味を本人が説明しており、どれも身近な出来事と結びついている。
| 部位 | 図柄 | 意味 |
|---|---|---|
| 首 | BAD BITCH | MaRIの代名詞 |
| 左腕 | 薔薇と時計 | 時計の時間は子供が生まれた時間 |
| 左腕 | マイクとお金 | Mの頭文字とマイクで稼ぐという意味 |
| 左腕 | 女性の顔 |
MaRIにとってタトゥーはファッションの一部である。首にはMaRIの代名詞である「BAD BITCH」の文字が入っている。
彫っているスタジオはHarley tattooで、タトゥーを入れる際には母親にきちんと許可を取っている。
CHAPTER 08 / SECTION 08MaRIのラップスタイル
MaRIのラップスタイルは、ダンサンブルなクラブ受けを狙ったスタイルである。踊り出したくなるトラックが軸にある。
楽曲の中で繰り返される中心的な一節。曲の主題を最も短く言い表す部分にあたる
クラブのフロアで機能することを前提に作られた楽曲。反復するフックと強いビートが特徴になる
主な特徴は次の3点である。
- ダンサンブルなクラブチューン
- 日本語とポルトガル語を使い分けたバイリンガルスタイル
- セクシーなMV
踊りだしたくなるようなトラックとラップに、女性からは「かっこいい」男性は「そそられる」ようなセクシーなMVにもこだわっている。
「BAD BITCH」らしいエロさ全開の刺激的かつ、日本語とポルトガル語を混ぜた情熱的なリリックも魅力である。
CHAPTER 09 / SECTION 09MaRIのおすすめの楽曲【厳選3選】
MaRIの男心をくすぐられるセクシーさ全開のおすすめの楽曲を厳選して3曲紹介する。いずれも代表作にあたる。
どの曲から聴くかで受ける印象がかなり変わるため、作品の性格を目安として整理しておく。
| 曲名 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| LIL DICK | 男性に向けた辛辣なメッセージ | 作風の過激さを知りたい人 |
| BUM BUM | クラブアンセム | ヒットの理由を確かめたい人 |
| Ima Bad Bitch | 自己紹介にあたる楽曲 | 人物像を知りたい人 |
いずれも配信で聴くことができる。以下では、それぞれの曲がどういう性格の作品なのかを見ていく。
MaRI / LIL DICK
ストレートなタイトルが付いた楽曲である。ビッチ目線で男性に向けた辛辣なメッセージが詰まっていて、遊んでいる女性のアンセム的なリリックになっている。
MaRI / BUM BUM
トラップのフローを前面に押し出したクラブアンセムである。2021年にリリースされ、クラブバンガーとしてヒットした。MaRIの名前を一気に広げた曲でもある。
ポルトガル語を混ぜつつ女性の武器である「お尻」の使い方にフォーカスを当てたリリックと、セクシーなダンサーが援護射撃するのも魅力的な仕上がりになっている。
MaRI / Ima Bad Bitch
トラップ、ドリルといったトレンドのスタイルを取り入れつつ、MaRIの代名詞である「BAD BITCH」をテーマにした楽曲である。
「お金」「拳銃」「ビッチ」という分かりやすい要素を取り入れたMVと、自己紹介ともとれるリリックがマッチしている。
CHAPTER 10 / SECTION 102023年以降の活動
MaRIは2023年以降、EPの発表と全国ツアーで活動の規模を広げている。客演の依頼も増えた。
活動を時系列に並べると、客演の増加からEPの発表、そして全国ツアーへと段階的に規模が広がっていることが分かる。
この年表のうち、活動の規模を押し上げた動きがいくつかある。以下、順に見ていく。
フューチャリングクイーンとしての存在感
2022年から2023年にかけて、AK-69、¥ellow Bucks、DJ RYOWといったシーンを代表するアーティストとの客演を果たしている。所属先はこの動きを指して「フューチャリングクイーン」と紹介している。
2023年5月にはAwich、NENE、LANAとともに「Bad Bitch 美学」に参加した。2024年には「チーム友達」の東海Remixにも加わっている。
2つのEPと全国ツアー
2023年4月に1st EP『PENTHOUSE』をリリースした。eydenとYENTOWNのMonyHorseを客演に迎えた楽曲が話題を呼んでいる。
2025年10月15日には2nd EP『Trophy Bitch』を発表した。客演にLANAとIllnanaを迎えた全5曲で、本人はアフロビートへの新しい挑戦についても語っている。
ライブ面では、2024年8月から全国20都市を超えるクラブツアーを完走した。続く「MaRI CLUB TOUR 2025-2026」では、北海道から沖縄まで全国13公演を回っている。
2025年にはONE PARK RIVERFESに出演し、地元である美濃加茂市で初めてのライブを行った。
CHAPTER 11 / SECTION 11MaRIと仲の良いラッパー
MaRIは同じ東海圏を拠点に活動するラッパーや同世代のラッパー、フィメールラッパーと積極的にリンクしている。名前が挙がるのは次の顔ぶれである。
- Henny K
- ¥ellow Bucks
- Playsson
- 君島かれん
- 麻凛亜女
自らの道を突き進むMaRIらしく、同じサグ感のあるラッパーと交流が多いのが特徴である。
オーディション番組「ラップスタア誕生」で女性初のファイナリストとなった麻凛亜女については「一緒に曲を作りたい」とSNSで発信している。
AK-69やDJ RYOWといった東海のレジェンドたちともリンクしており、シーンのMaRIへの期待度の高さがうかがえる。
Henny K
同じく次世代のフィメールラッパーとして注目を集めるHenny Kとは、盟友と呼べる関係である。
Henny Kとはまだお互いにラッパーとして活動する前にクラブで出会っており、SNSを交換して数か月後の同時期にラッパーとしての活動をスタートさせた。
MaRIはHenny Kの大胆なキャラクター、高いラップスキルをリスペクトしていて、盟友でありながらライバルとして、お互いに切磋琢磨している。
¥ellow Bucks
「ラップスタア誕生 シーズン3」で優勝して「ヤングトウカイテイオー」の異名でシーンに現れた¥ellow Bucksとは、地元が同じ岐阜県ということでリンクしている。
¥ellow Bucksが2022年7月7日にリリースしたアルバム『Ride 4 Life』では楽曲「Shut Up feat. MaRI」で初共演を果たし、その後もライブでも共演、SNSにも頻繁にリアクションするなど、交流も盛んである。
なお「Shut Up feat. MaRI」のプロデュースはDJ RYOWが手掛けている。
CHAPTER 12 / SECTION 12人物像とMBTIの推定
MaRIの言動には、決めたことを行動量で押し通す傾向が一貫して現れている。公開されている発言から整理する。
MBTIはESTPと推定される
推定の根拠になるのは、本人の発言と公表されている活動から拾える次の5点である。いずれも公にされている言動に限っている。
| 観察された言動 | 対応する傾向 | 出所の種類 |
|---|---|---|
| 産後鬱を経て証明するために活動を決めた | 状況を引き受けて動く | 本人の発言 |
| 育児の合間に毎日ジムと筋トレを続ける | 自己管理を実行に落とす | 本人の発言 |
| 束縛を人生の無駄と言い切る | 判断が率直で速い | 本人の発言 |
| 母と交わした約束を活動の軸に据える | 決めたことを守り続ける | 本人の発言 |
| 全国20都市超のツアーを完走し翌年も13公演 | 行動量で示す | 所属先の発表 |
理屈を組み立てるより先に動き、出した結果で示す方向へ振れる傾向が強い点が、この推定の中心にある。
ESFPとも読める理由(対立仮説)
一方でESFPと読む見方も成り立つ。母との約束を活動の軸に据える姿勢や、両親に向けた曲を書くたびに泣いてしまうという発言は、感情と結びついた価値観の強さを示している。
作風においても、クラブで機能することを重視しつつ、そこに自分の生い立ちを持ち込んでいる。
判断が割れるのは、現実的に動く場面と、感情を軸に置く場面がどちらも高い頻度で現れるためである。当編集部はESTPを主として置くが、断定はしない。
CHAPTER 13 / SECTION 13MaRIについてよくある質問
検索でよく見られる疑問に、公表されている範囲で答える。未公表の事項は、そのまま未公表と書いている。
CHAPTER 14 / SECTION 14まとめ|約束を軸に走り続けるラッパー
MaRIの活動は、母と交わした一つの約束に支えられている。作風の過激さの裏にあるのはそこである。
ブラジルに生まれ1歳半で来日し、岐阜で母に女手一つで育てられた。その母を2020年に亡くし、父も2016年に亡くしている。22歳で両親を失いながら、夢を諦めないという約束を守ることを活動の軸に据えた。
自身もシングルマザーとして子供を育てながら、産後鬱を経て「証明するため」にマイクを持つことを決めている。育児の合間にジムへ通い、全国20都市を超えるツアーを完走する行動量が、その決意を裏づけている。
2021年の「BUM BUM」以降、客演の依頼は途切れていない。2025年には2枚目のEPを出し、北海道から沖縄まで回るツアーを続けている。東海から出た「BAD BITCH」は、いまや全国を移動しながら約束を果たしにいく段階に入っている。
本記事の最終更新日は記事末に記載しています。記載内容の確認時点は2026年9月7日です(確認日:2026年9月7日)。本人が公に語った内容と、所属先の発表・報道に基づいています。
この記事の要点
- 1998年10月29日生まれ、ブラジル・サント・アナスタシオ出身で岐阜県美濃加茂市育ち
- 日本・ブラジル・イタリアのクォーターで、日本語とポルトガル語を使い分ける
- シングルマザーとして子供を育てながら活動を続けている
- 両親をすでに亡くしており、母と交わした約束を活動の軸に据えている
- 2021年の「BUM BUM」がヒットし、以降は客演の依頼が途切れていない
- 2025年10月にEP『Trophy Bitch』を発表、全国13公演のクラブツアーを開催
- MBTIはESTPと推定、ただし本人の公表はなくESFPとも読める
— Djtube 編集部 / 2026.10