CBDはハイになるの?
CBDにはTHCのようなハイになる精神作用や依存性はありません。
CBDの主な効果はリラックス作用やストレスを緩和させる作用で、副作用も少ないことからWHOでもその安全性が認められています。
CBDとTHCはどちらも大麻から抽出される成分ですが、CBDは大麻の茎や種子に存在する成分で、THCは葉や花穂に存在する成分です。
取れる場所や化学構造が異なり、効果や特徴もそれぞれに違いがあります。
THCは受容体のCB1を活性化させて高揚感などの精神作用をもたらします。
一方で、CBDはCB1を活性化させにくい特徴があり、THCと同時に摂取するとCB1の受容体の活動を抑制することがわかっているのです。
つまり、CBDにはハイになる作用はなく、逆にTHCのハイになる作用を抑える働きがあるということです。
今回は大麻の「ハイ」や「ブリブリ」について解説していきます。
また、ハイになる合法なカンナビノイドの種類も紹介するため、ハイになりたい人は参考にしてみてください。
そもそもハイとはどういう体感や状況なのか?
そもそも「ハイ」とは、ドラッグや薬物によって気分が高揚することを言います。
大麻で「ハイ」になる理由は、セロトニンやドーパミンなどの放出を促す受容体であるCB1がTHCによって活性化されるためです。
THCがCB1に結合すると、精神の安定や平常心を良くする「セロトニン」と快楽や多幸感、意欲を上昇させる「ドーパミン」という物質が脳内で放出されます。
したがって、大麻で「ハイ」になっている状態とは、精神が安定し快楽や多幸感を感じている状態のことを言います。
大麻で「ハイ」になったときは、以下のような体感を得られると言われています。
- リラックス感
- 幸福や感謝を感じる
- お腹が減る
- なんでもないことが面白いと感じる
- 行動的になる、意欲がわいてくる
- いつもと違う目線で物事を見られる
- 五感が冴え渡る
大麻の品種や体質によって「ハイ」の感じ方は異なりますが、リラックス効果や多幸感、五感が鋭くなったと感じる人が多いようです。
ハイとブリブリは違う?
ブリブリとは「大麻で気持ちよくなった状態」を表現する言葉で、お酒で例えると「ベロベロ」に酔った状態のことを言います。
悪い意味ではなく「ほどよくハイになっている良い状態」という意味で使われることが多いです。
大麻だけではなくほかのドラッグや薬物を使用している場合にも使用されることがあります。
ハイになるTHCとの違い
CBDには精神作用や依存性がなく、副作用などはほとんどありません。
安全性が認められていて、日本でも合法のカンナビノイドとなっています。
一方で、THCは精神活性作用があり、依存性や副作用があるため日本での所持や使用は認められていません。
ハイになる合法なカンナビノイドの種類は?
ハイになるカンナビノイドの種類は以下のとおりです。
種類 | HHCP | ||
リラックス作用 | 〇 | ||
睡眠作用 | 〇 | ||
ハイになる作用 | ◎ | ||
食欲増進作用(マンチ) | ◎ | ||
五感 | ◎ | ||
利用シーン | 長めにハイを感じたいとき |
利用シーンや好みに合わせて、好きなものを摂取してみてください。
ドリブルX