G-PLANTSプロフィール
G-PLANTS(ジープランツ)は、埼玉県熊谷市籠原南出身のラッパー。3MCクルー舐達麻の最年長で、クルー名を付けた張本人でもある。ラーメン屋の先輩からHIP HOPを教わり、19歳でラップを始め、BADSAIKUSHとDELTA9KIDが服役していた期間もひとりで活動を回し続けた。祖父母を悲しませたくないから見える場所には刺青を入れない、と語っていた男が、いまは上半身を彫り物で埋めている。本記事では本名・年齢・経歴・ラップスタイル・逮捕まで、確認できた範囲で整理する。
この記事でわかること
- 本名・生年月日・出身地といった基本プロフィール
- ラーメン屋の先輩からラップを始め、49を経て舐達麻へ至るまでの経歴
- 「G-BOKK」から「G-PLANTS」へ改名した理由
- オフビート気味のフロウと低音ボイスというスタイルの特徴
- フックが効いている代表バース3曲と、聴く順番
- 2021年4月の逮捕報道の内容と、その後について確認できている範囲
よくある疑問と、短い答え
検索して真っ先に確認したい項目を、1行ずつ先に置いておく。根拠と詳細は対応する章で扱う。
※上表は2026年8月時点で確認した内容です。身長・血液型は本人が公表していないため記載していません。
CHAPTER 01 / SECTION 01G-PLANTSのプロフィール|本名・年齢・出身・所属
G-PLANTSは、埼玉県熊谷市籠原南出身のラッパーで、3MCクルー舐達麻の最年長メンバーである。本名は本多勇翔(報道の表記による)、1988年生まれ。舐達麻というクルー名を付けたのも彼で、楽曲ではフックを担当することが多い。
以下は公表されている範囲の基本データ。身長・血液型は本人が公表していないため空欄にせず、項目ごと落としている。
本記事に繰り返し出てくる語を先に定義しておく。この2つの関係が分かると、経歴の章が読みやすくなる。
BADSAIKUSH・G-PLANTS・DELTA9KIDの3人で構成される、埼玉県熊谷市を拠点とする日本語ラップクルーである。前身は「舐達磨’s」で、命名したのはG-PLANTSである。
名前の由来|G-BOKKからG-PLANTSへ
活動を始めた頃の名義はG-BOKKだったが、本人はこの名前を気に入っていなかった。そこにBADSAIKUSHが付けたのが「G-PLANTS」で、気に入ってそのまま改名している。
由来は、当時の彼が扱っていた大麻にある。GANGSTA(悪い苗)とPLANTS(金を生み出す)を組み合わせた造語だ。
CHAPTER 01 / SECTION 02G-PLANTSの生い立ち・経歴|ラーメン屋の先輩から舐達麻結成まで
G-PLANTSは、舐達麻の3人のなかで最初にラップを始めた人物である。中学時代にラーメン屋の先輩からHIP HOPを教わり、19歳で49に加入。BADSAIKUSHとDELTA9KIDが服役していた期間も、ひとりで活動を継続した。
転機を年表で並べておく。「不在の期間を支えた側」という立ち位置が、年表で見ると分かりやすい。
年表から読み取れるのは、HIP HOPとの出会いから正式デビューまでに約14年かかっていることだ。そのうち数年は、他のメンバーが不在のまま活動を維持していた期間にあたる。
BADSAIKUSHは、10代の頃の3人の違いをこう説明している。
実際、印刷会社などで働きながら、稼いだ金でHIP HOPのCDを買い漁っていたと語っている。3人のなかでは唯一、勤め先を持っていた。ただし本人は、当時はマリファナをさばきながら働いていたとも語っており、MCネーム「G-PLANTS」の由来もそこにある。
舐達麻の命名|フライヤーに載せる名前が必要だった
BADSAIKUSHとDELTA9KIDが不在のあいだ、G-PLANTSはD BUBBLESと活動を続けていた。ナンシーとイベントに出る機会が増え、フライヤーに載せるグループ名が必要になった場面が、命名のきっかけだ。
そのとき目の前にあったのが雑誌「実話ナックルズ」で、ライターの筆名「なめだるま親方」の文字が目に入った。それをもじって「舐達磨’s」と名付けている。
その後ナンシーが家庭の事情で活動できなくなったのを機に、「磨」を「麻」へ置き換え、BADSAIKUSH・DELTA9KID・G-PLANTS・D BUBBLESの4人で舐達麻が本格始動した。
舐達麻の名前は、意味から決まったのではなく「フライヤーの締め切り」から決まっている。クルー名の由来を語る記事は物語をつけたがるが、本人が繰り返し「テキトー」と答えている以上、そこに意味を後付けしないことにしている。唯一の意図は、末尾を「麻」にした一点だけだ。
CHAPTER 02 / SECTION 03G-PLANTSの人物像|祖父母想い・ファッション・刺青・地元
G-PLANTSの人物像を一言でいえば「身内に義理堅い最年長」である。見た目の厳つさに対して、語られるエピソードは祖父母・地元の先輩・後輩といった身近な関係にまつわるものが多い。
祖父母想いの一面|対馬への帰省と刺青の位置
G-PLANTSは祖父母を気にかけており、祖父母の住む対馬によく足を運んでいたと話している。漁師である祖父が、ラップで羽振りが良くなった孫を見て、まっとうでない稼ぎ方をしているのではないかと問い詰めた、というエピソードも語られている。
2018年のインタビューでは、祖父母が悲しむからという理由で、見える場所には刺青を入れていないとも語っていた。
MBTIタイプ|編集部が推定するESFJ-A
MBTIについて本人からの公表はない。以下はDjtube編集部が、公開されているインタビューやSNSでの言動から整理した推定であり、診断でも公式情報でもない。
推定はESFJ-A(領事官型)。根拠として挙げられるのは次の4点だ。
表から読み取れるのは、判断の基準が自分の内側ではなく、身近な人との関係の側にあるという傾向だ。ESFJの典型とされる特徴と重なる。
ただし、フックで曲の重心を下げる役回りや、前に出ずに支える姿勢を重く見ればISFJ(擁護者型)と読むこともできる。外向・内向の判定は公の振る舞いをどこまで重視するかで割れるため、確定的なものではない。
ファッション|COOGIのニットと王道のストリート
G-PLANTSのファッションは、シャツにハーフパンツといった王道のストリートスタイルが基本だ。がっちりとした体格に、シンプルな組み合わせがよく合っている。
- COOGI(クージー)
- WACKO MARIA(ワコマリア)
- APHRODITE GANG(自社ブランド)
- GAKKIN
- BLACK EYE PATCH
なかでも定番なのがCOOGIのニットセーターやパーカー。1969年にローンチされたオーストラリア発のブランドで、1990年代にセレブやラッパーの間で爆発的に広まった。派手な柄を織り込んだニットがトレードマークになっている。
自社ブランドAPHRODITE GANGのTシャツを着ることも多く、GAKKINプロデュースの花罰プロダクトではモデルも務めている。
髪型|スキンフェードとアイパーの組み合わせ
髪型は、サイドを刈り上げるスキンフェードにアイパーを合わせたスタイル。
毛髪をストレートに伸ばしたうえで根元から流れを付けるパーマ技法である。オールバックやリーゼントの土台として使われる。
施術しているのは茨城県筑西市の理容室「ヘアーサロンアオキ」。このサロン内では彼の髪型が「8億アイパー」と呼ばれており、その呼称の元祖がG-PLANTSだという。
刺青|背中の春藤次郎右衛門と首元の「麻」
舐達麻の3人のなかで、最も広範囲に彫り物が入っているのがG-PLANTSだ。かつては見える場所を避けていたが、2026年8月時点では上半身のほぼ全体に入っている。
とくに目を引くのが背中で、父の仇を討つために戦い続けた春藤次郎右衛門の姿を描いたものだ。
江戸時代に上演された人形浄瑠璃の演目である。父の仇討ちを主題とし、春藤次郎右衛門はその中心人物にあたる。
彫師は福岡県で活動する小倉 彫まつ。
地元の店|籠原「大ラーメン福籠」
G-PLANTSが挙げる地元の店が、埼玉県熊谷市籠原のラーメン屋「大ラーメン福籠」だ。熊谷基地の近く、籠原駅から1キロほどの場所にある。
小学生の頃から通っており、金がないときは玉ねぎを剥く手伝いをしてラーメンを食べさせてもらっていた、と語っている。店を仕切っているのが彼の先輩にあたる人物で、HIP HOPと出会ったのもこの店だ。経歴のすべての起点がここにある。
「月曜から夜更かし」出演|かっぱ寿司のオチ
まだ無名だった頃、日本テレビ系「月曜から夜更かし」に映り込んでいたことがある。2017年9月23日放送の回で、行きつけの理容室「ヘアーサロンアオキ」が取材された際、たまたま居合わせたのがG-PLANTSだった。
これからどこへ行くのかと聞かれた本人は、土浦で先輩と合流して食事をする、前回行ったときにうまい寿司屋があった、と答えている。店名を問われての返答がこれだった。
チェーン店の名前をそのまま出してスタジオを沸かせた一幕で、いまも語り草になっている。
CHAPTER 03 / SECTION 04G-PLANTSのラップスタイル|オフビートのフロウと低音ボイス
G-PLANTSのラップは、オフビート気味にゆったりとリリックを乗せるフロウと、落ち着いた低音ボイスが特徴である。舐達麻の楽曲ではフックを担当することが多く、3人のなかで曲の輪郭を決める役回りにあたる。
- オフビート気味のゆったりとしたフロウ
- 落ち着いた低音のボイス
- 不穏な語を並べてフックに落とし込む構成力
BADSAIKUSHの荒々しい声と、DELTA9KIDの中性的な声。そのあいだに低音が入ることで、3MCの音域が縦に分かれる。舐達麻の曲がどれだけ長尺でも聴き分けられるのは、この配置による。
また、3人のなかで唯一フリースタイルを披露しており、即興でも組み立てられることが分かる。
ラップを始めたきっかけ|ナンシーとの出会い
ラップを始めたのは19歳のとき。きっかけは、49の中心にいたナンシーとの出会いだった。ラーメン屋の先輩にナンシーを紹介してもらい、そのままクルーに加入している。
舐達麻の3人は全員が49の出身だが、最初に加入したのも、最初にラップを始めたのもG-PLANTSだ。
向いていないリスナー|手数と勢いを求める人との相性
正直に書くと、G-PLANTSのラップは分かりやすい派手さがない。譜割りを細かく刻む手数型のフロウを求める人、サビで一気に上がる展開を期待する人には、まず物足りない。
彼の役割は前に出ることではなく、曲の重心を下げて全体を支えることにある。舐達麻を初めて聴く人がまずBADSAIKUSHのバースに耳を持っていかれるのは自然で、G-PLANTSの良さは2周目以降に効いてくるタイプだ。
- 低音とグルーヴで曲を聴く人
- フックの作りに注目して聴きたい人
- 舐達麻を一度通しで聴いたことがある人
- 細かい譜割りと手数を求める人
- サビで盛り上がる展開が好きな人
- 1曲目でインパクトを求める人
CHAPTER 03 / SECTION 05G-PLANTSのおすすめバース3選|B.I.G hAppA・100MILLIONS・FUTURE
G-PLANTSのバースを知るなら、「B.I.G hAppA」「100MILLIONS」「FUTURE」の3曲が入口になる。それぞれ、リード・フック・締めという異なる役回りを聴ける組み合わせになっている。
どれから聴くかは、何を確かめたいかで決まる。右端の判断列は上書きして使ってほしい。
※判断列を上書きしてお使いください。発表時期は各配信サービスの表記に基づき、2026年8月時点で確認したものです。
3曲を並べると、G-PLANTSが「前に出る役」「支える役」「締める役」のどれもこなしていることが分かる。舐達麻の曲が固定パターンに見えて実はそうでないのは、この可変性による。
B.I.G hAppA|リリックの大半を担当した代表曲
2018年10月発表、G-PLANTSとBADSAIKUSHによる楽曲。リリックのほとんどをG-PLANTSが書いており、ビートは初期の舐達麻を支えたNaiChopLawが担当している。
バースの主題は、定職も定住もない状態を負い目としてではなく現在地として言い切ること。リスクと隣り合わせであることを認めたうえで、そこを快適だと言い放つ組み立てになっている。彼の代表曲と言っていい一曲だ。
この数行が示しているのは、状況の説明ではなく評価の反転だ。一般には不利とされる条件を並べたうえで、最後にそれを肯定する語で受ける。並べ方そのものが主張になっているため、要約に置き換えると論点が消える。ここを引くのはそのためだ。
100MILLIONS|フックで効かせる押韻
2nd Album「GODBREATH BUDDHACESS」収録。ビートはGREEN ASSASSIN DOLLARで、G-PLANTSはフックを担当している。
フックは、桁が上がっていく数の単位を積み重ねる構成。同じ形を繰り返しながら数字だけを動かすことで、上昇し続ける感覚と、それが止まらない不安の両方を同時に出している。中毒性の正体はこの反復にある。
注目したいのは、単位が上がるたびに語の形をほとんど変えていない点だ。変化しているのは桁だけで、構文は据え置かれている。だから聴き手は意味ではなくリズムとして桁の上昇を受け取る。フックが記憶に残る理由は、内容の強さではなくこの構造の単純さにある。
FUTURE|曲を締める最後のバース
2018年6月公開。ビートはSACが手掛けている。G-PLANTSは最後のバースを担当し、曲を締める位置に入っている。
主題は、行き着く先に限界を設けないという宣言と、そこから言葉が生まれてくるという創作観。焦らず、声を張らずに言い切るので、締めとして機能している。
締めのバースとして効いているのは、断定の強度ではなく語尾の短さだ。一行ごとに言い切って余白を残すため、聴き手の側に解釈の時間が生まれる。前2曲と読み比べると、同じMCが役回りに応じて言葉の長さを変えているのが分かる。
CHAPTER 04 / SECTION 06G-PLANTSの逮捕|2021年4月の大麻取締法違反の報道
G-PLANTSの逮捕は、2021年4月と2022年10月の2回報じられている。2021年はDELTA9KIDとともに、2022年はBADSAIKUSHとともに報じられた。2022年の件は逮捕から10日後に不起訴処分となっている。
2021年4月|DELTA9KIDとともに逮捕の報道
2021年4月16日、G-PLANTSとDELTA9KIDが大麻取締法違反の疑いで逮捕されたと報じられた。音楽ナタリーの報道によれば、G-PLANTS(本多勇翔容疑者)の容疑は2020年7月と2021年4月に大麻を所持していた疑い、DELTA9KID(廣井大輔容疑者)の容疑は2020年9月に大麻を所持していた疑いとされる。日刊スポーツの報道では、G-PLANTSの所持量は大麻片など計約8.4グラムと伝えられた。
出典:音楽ナタリー「舐達麻のG-PLANTSとDELTA9KID、大麻所持で逮捕」(2021年4月16日公開/2026年8月9日確認)https://natalie.mu/music/news/424726
当時、漢 a.k.a. GAMIは自身のインスタライブで次のように言及していた。
この2021年の件について、起訴・不起訴・判決といったその後の処分は、2026年8月9日時点で「G-PLANTS 判決」「G-PLANTS 起訴」等の検索でも確認できなかった。確認でき次第追記する。
2022年10月|BADSAIKUSHとの逮捕報道と不起訴処分
2022年10月4日、静岡でBADSAIKUSHとともに大麻取締法違反(共同所持)の疑いで現行犯逮捕されたと報じられた。音楽ナタリーの報道によれば、G-PLANTSは相当量の乾燥大麻を共同所持していた疑いとされる。10日後の10月14日、逮捕された4人全員が不起訴処分となった。
出典:音楽ナタリー「舐達麻のBADSAIKUSHとG-PLANTS、大麻取締法違反で現行犯逮捕」(2022年10月5日公開/2026年8月9日確認)https://natalie.mu/music/news/496401
なお、G-PLANTSはその後も舐達麻として活動を継続している。
逮捕報道を載せた記事は、続報を追記する運用とセットでなければ公開してはいけない、というのが編集部の規律だ。逮捕だけが残り、不起訴や無罪が反映されない記事は、時間が経つほど不正確になり、対象者に不利益を与える。本章は続報が確認でき次第、直ちに更新する。
CHAPTER 04 / SECTION 07G-PLANTSと仲の良いラッパー|舐達麻の2人・ANARCHY・漢 a.k.a. GAMIほか
G-PLANTSは、アンダーグラウンドのラッパーとの親交が深いことで知られる。クルー内の2人に加え、世代も拠点も異なる面々と接点がある。
ジャパニーズマゲニーズとも交流があり、Instagramのストーリーなどで談笑している様子がたびたび確認できる。
@ANARCHY_JP さんが撮ってくれたよ😎 pic.twitter.com/2vf36CK9LQ
— G-PLANTS (@namedarumaa_G) June 26, 2020
ANARCHYとは楽曲「ANGELA」でコラボしており、SNSにはプライベートで写真を撮ってもらったという投稿も残っている。
そして最も長いのが、舐達麻の2人との関係だ。中学時代からの付き合いで、1つ年上ということもあり、兄貴分として2人を支えてきた。
CHAPTER 04 / SECTION 08G-PLANTSに関するよくある質問(FAQ)
CHAPTER 04 / SECTION 09まとめ|G-PLANTSが舐達麻で担ってきた役割
最初にラップを始めたのも、クルーに名前を付けたのも、2人が居ないあいだ活動を続けたのもG-PLANTSだ。それでいて、曲では前に出ず、フックで下から支える位置にいる。
祖父母が悲しむからと見える場所を避けていた男が、いまは上半身を彫り物で埋めている。背中に入れたのは、父の仇を討ち続けた男の姿だった。矛盾しているようで、一貫している。
籠原のラーメン屋で借りたCD1枚から、ここまで来た。舐達麻というクルーの土台は、その1枚の延長線上にある。
この記事の要点
- 本名は本多勇翔(報道の表記による)、1988年生まれ、埼玉県熊谷市籠原南出身
- MBTIは本人未公表。編集部の推定はESFJ-A(領事官型)
- 舐達麻の最年長で、クルー名の名付け親。楽曲ではフックを担当
- 19歳で49に加入。3人のなかで最初にラップを始めた
- オフビート気味のフロウと低音ボイスが特徴
- 入口は「B.I.G hAppA」「100MILLIONS」「FUTURE」の3曲
- 2021年4月に大麻取締法違反の疑いで逮捕と報道。その後の処分は未確認
— Djtube 編集部 / 2026.08

