Tohjiおすすめの曲
Tohji(トウジ)は、日本のヒップホップの枠組みそのものを外側から作り替えてきたラッパーである。2017年のデビューから約9年、Mall Boyzでの活動、海外プロデューサーとの共作、そして自身のプロジェクトまで、音の在り方を何度も更新してきた。2025年10月18日、本人は2026年をもって音楽活動を引退すると発表している。本記事では、初期から最新作までの16曲を、確認できた収録情報とともに紹介する。
この記事でわかること
- 最初に聴くべき1曲と、そう判断した理由
- 初期・Mall Boyz・海外展開・最新作の4つの局面から選んだ16曲
- それぞれの曲で誰が関わり、どこを聴けばよいのか
- 入門順や場面別の聴き方
- 2026年での引退発表を踏まえた、いま聴くべき順序
- 配信で聴く際に知っておきたいこと
よくある疑問と、短い答え
検索して真っ先に確認したい項目だけを、1行ずつ先に置いておく。根拠と詳細は、それぞれ対応する章で扱う。
| 疑問 | 短い答え | 補足 |
|---|---|---|
| 最初に聴くなら? | sugAA | 2018年のEP収録、初期を象徴する1曲 |
| デビュー曲は? | I’m a godzilla duh | 2017年 |
| Mall Boyzとは? | gummyboyらとのクルー | 該当章で詳述 |
| 海外との仕事は? | KUUGAなど複数 | 該当章で詳述 |
| 最新の曲は? | Amelie | 2026年 |
| 引退するの? | 2026年をもって音楽活動を引退すると発表 | 2025年10月18日に本人が発表 |
| 何曲紹介している? | 16曲 | 初期5曲・Mall Boyz4曲・海外展開3曲・最新4曲 |
| サブスクで聴ける? | 主要サービスで聴取可能 | 一部に配信停止曲あり |
※上表は2026年8月時点で確認した内容です。配信状況はサービスや地域によって異なる場合があります。
CHAPTER 01 / SECTION 01最初に聴くべき1曲|sugAA
Tohjiを1曲だけ聴くなら「sugAA」である。2018年3月にフリーダウンロードでリリースされたEP「9.97」の1曲目で、この人物の出発点が最も分かりやすく出ている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース | 2018年3月、EP「9.97」の1曲目 |
| 配布形態 | フリーダウンロード |
| プロデュース | Rusty Hook |
| 映像 | 本人が監修 |
| 特徴 | タバコを吸いながら走る映像と、噛みすぎたガムに例えた一節 |
| 入門度 | 最も高い、初期の質感が一度で掴める |
この曲を最初に置く理由は3つある。第一に、無料配布という形態そのものが、当時のインターネット発の活動を象徴している。第二に、映像を本人が監修しており、音と絵を同時に設計する姿勢が最初から見える。第三に、後年の作品と比べて音数が少なく、声そのものが聴き取りやすい。
現代への挑発とも取れる一節が置かれている点も、この曲が語られ続ける理由である。ここから約9年の活動が始まっている。
この記事は、旧版から2つの意味で作り直す必要があった。1つは鮮度で、旧版は2019年までの13曲で止まっていた。実際にはその後、海外プロデューサーとの共作、自身のプロジェクト、そして2025年10月の引退発表まで大きな動きが続いている。もう1つは掲載曲そのものだ。旧版が紹介していた1曲は、制作に関わった人物の件を受けて本人が配信を停止している。本人が止めた曲を「おすすめ」として並べ続けるわけにはいかない。あわせて、その人物の名前と外部記事へのリンクも外した。楽曲記事が第三者の刑事事件の入口になる必要はない。
CHAPTER 01 / SECTION 02選定基準|どう選んだのか
この記事の16曲は、次の基準で選んでいる。点数による優劣ではなく、約9年の活動のどの局面に触れられるかを軸にした。
| 基準 | 内容 |
|---|---|
| 活動時期の網羅 | 2017年のデビューから2026年の最新作まで、時期が偏らないよう配分 |
| 形態の網羅 | ソロ・Mall Boyz・客演・海外との共作の4形態を含める |
| 配信状況の確認 | **現在も配信されている楽曲に限る**(配信停止曲は除外) |
| 収録情報の確認 | 配信サービスの公式トラックリストで収録先を確認できたものを優先 |
| 文脈の説明可能性 | なぜその曲が重要なのかを、確認できる事実で説明できること |
この記事では、旧版にあった5段階の星評価を廃止した。同じ人物の楽曲に編集部が点数を付けても、入門者にとっての判断材料にはならないためである。代わりに、後半の一覧表で「どの目的に向くか」を列として示している。
この記事で使う用語|オートチューン・マイクリレー・EP・ミックステープ
本文で繰り返し出てくる4語を先に定義しておく。いずれも音楽の文脈で意味が変わる語である。
オートチューンとは、声の音程を機械的に補正するエフェクトを指す。補正の度合いを強めると独特の質感が生まれ、この人物の初期の音を特徴づけている。
マイクリレーとは、複数のMCが順番にバースを受け渡していく形式を指す。企画で組まれることも多く、この人物も初期に参加している。
EPとは、アルバムより収録曲数の少ない作品形態を指す。この人物の初期作は、無料配布のEPとして出されたものが多い。
ミックステープとは、正規のアルバムとは別に、より自由な形で発表される作品を指す。商業的な制約を離れた実験の場として機能してきた。
4語のうち後半2語が、この人物の作品の出し方に関わる語である。EPとミックステープを軸に、インターネット上で作品を積み上げてきたことが、キャリアの土台になっている。
CHAPTER 02 / SECTION 03初期の5曲|SoundCloudから始まった時期
Tohjiの活動は、SoundCloudなどインターネットを中心に始まった。2017年のデビューから2019年までの作品は、無料配布のEPとミックステープが中心になっている。
I’m a godzilla duh (Prod. Tohji)
2017年にリリースされた、実質的なデビュー曲である。トラックの制作も本人が手がけている。
この年は「ラップスタア誕生!」への出演でファイナルステージまで進み、同じ時期にgummyboyとMall Boyzを結成している。すべての起点がこの1年に集まっている。
Veen Veeen! (Prod. dannyboi as nokia god.)
2017年9月リリースのEP「1996」の2曲目に収録された楽曲である。自分に限界を設けないという趣旨のリリックが置かれており、初期の姿勢がそのまま出ている。
映像の舞台は空港で、これから何かが起きそうな空気を残したまま終わる構成になっている。EP名の「1996」は本人の生年である。
flu feat. Fuji Taito (prod. Dj Kenn Aon)
2018年3月にフリーダウンロードでリリースされたEP「9.97」の2曲目である。群馬県大泉を拠点とするFuji Taitoを客演に迎えている。
オートチューンを全開にしたTohjiに対し、客演側は生の声で応じるという対比の構成になっている。加工の有無で質感がはっきり分かれる1曲である。
mAntle f**k (prod./dir. Tohji)
同じくEP「9.97」の3曲目で、トラックも映像も本人が手がけている。意味があるようで、ないようにも取れる言葉の並びが特徴である。
制作から演出までを1人で完結させるという姿勢は、この時期から一貫している。後年の海外プロデューサーとの共作でも、この主導権の持ち方は変わっていない。
Daichi Yamamoto / 釈迦坊主 / dodo / Tohji – RASEN
2018年8月、企業が仕掛けたマイクリレー企画の第2弾に参加した楽曲である。Daichi Yamamoto、釈迦坊主、dodoと並び、Tohjiはラストを担当した。
同世代の4人が同じトラックの上に並ぶ形で、当時の新しい世代がまとめて可視化された企画でもあった。ここに名前が挙がったこと自体が、この時期の位置づけを示している。
Snowboarding (dir. Anton Reva)
2019年8月リリースの1stミックステープ「Angel」に収録された楽曲である。イントロから続く2曲目にあたり、ここから作品全体のラップが始まる構成になっている。
路上での事故を思わせるイントロから繋がり、2分に満たない短さでありながら印象を強く残す。映像を手がけたAnton Revaは、後の作品でもアートワークで関わることになる。
CHAPTER 02 / SECTION 04Mall Boyzの4曲|モールという場所
Mall Boyzは、Tohjiとgummyboyを中心としたクルーである。地元をレペゼンするという日本のヒップホップの型に対して、モールという別の共通の場所を提示した点が特徴とされている。
Mall Boyz / Higher (dir. Spikey John)
2018年12月リリースのアルバム「Mall Tape」の1曲目である。オートチューンを全開にした音で、誰も見たことのない景色を見るという趣旨の壮大なリリックが乗る。
当時20代前半だった2人が掲げた目標がそのまま曲になっており、後年の海外展開を踏まえて聴くと意味が変わる1曲でもある。
Mall Boyz / Cool running feat. SEEDA
同じく「Mall Tape」の収録曲で、SEEDAを客演に迎えている。1995年の海外楽曲を高速化してサンプリングしたトラックが土台になっている。
一回り以上年上の客演が、まったく違和感なく並んでいる点がこの曲の見どころである。世代を越えた接続が成立した例といえる。
Mall Boyz / fuck it up
Mall Boyzの楽曲のなかでも、リリックへの支持が厚い1曲である。2人の掛け合いのテンポが速く、クルーとしての一体感が最も出ている。
Mall Boyzはその後も継続し、2023年に「Mall Tape 2」、さらに「Mall Tape 3」へと作品を重ねている。Tohjiのソロとは別の軸として動き続けてきた。
DJ CHARI / aero feat. Tohji & gummyboy
2019年5月リリースのDJ CHARIのアルバム「GAME」に収録された楽曲である。Tohjiは主にフックを担当している。
空を飛ぶという趣旨の一節が置かれ、映像でも羽を着けて車から飛び出す場面がある。他人の作品にゲストとして入ったときの立ち回りが分かる1曲である。
CHAPTER 03 / SECTION 05海外展開の3曲|国境の外側での制作
2020年以降、Tohjiは海外のプロデューサーとの共作へ本格的に踏み出す。旧版の記事はこの局面をまったく扱っていなかったが、キャリアの転換点にあたる時期である。
Tohji, Loota & Brodinski / KUUGA
2021年3月31日にリリースされた、全8曲のコラボレーションアルバムである。Lootaと、フランスのプロデューサーBrodinskiとの三者による作品にあたる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース | 2021年3月31日 |
| 編成 | Tohji / Loota / Brodinski |
| 収録曲数 | 全8曲、約15分 |
| 主な収録曲 | Aegu/Yodaka/Naked/Oni/Iron D**k ほか |
| 音の傾向 | 聖歌のようなファルセット、アシッドサウンド、バイレファンキの引用 |
| アートワーク | Anton Reva |
Brodinskiは、Kanye Westの作品をDaft Punkらとともにプロデュースしたことでも知られる人物である。この共作によって、Tohjiの音はヒップホップの枠に収まらない領域へ広がった。
作品の受け止め方についても、日本語ラップの文脈を越えた評価が目立つ。地元をレペゼンする型でも、内省的な私小説の型でもない場所に立った作品として語られている。Tohjiを1枚で理解したい人には、この作品が最も向いている。
Tohji / Rodeo
日本語ラップの枠から離れた質感が最も分かりやすく出た1曲である。初期の作品と続けて聴くと、音の作り方がどれだけ変わったかが確認できる。
この時期のTohjiは、海外のリミキサーによる作品や、海外のアーティストとの客演曲を次々に発表している。国内での評価と並行して、外側からの反応が増えていった時期にあたる。
Tohji / POOL SIDE
2021年8月18日にリリースされた作品である。KUUGAから約4か月後にあたり、この年はTohjiにとって作品の密度が最も高い年になった。
海外との共作で得た音の要素を、自身の名義の作品へ持ち帰った形の1枚である。2023年には「mango run」も発表しており、ソロとしての制作は途切れずに続いている。
CHAPTER 03 / SECTION 06最新の4曲|引退を発表するまで
2024年以降、Tohjiは新しいプロジェクトを立ち上げ、作品を出し続けてきた。そして2025年10月18日、大阪城ホールで開催されたフェスのステージで、2026年をもって音楽活動を引退すると発表している。
t-mac / medium rare
t-macは、Tohjiとスコットランド出身のプロデューサーsim0neによるプロジェクトである。2024年のシングル「medium rare」のリリースを機に本格始動した。
ヒップホップに加えて、テクノ、トランス、ハイパーポップを融合させたサウンドが特徴とされている。ラップという枠組みそのものを問い直す方向へ進んだ、最も新しい局面にあたる。同年にはリミックス版も発表されている。
Tohji / Tenkasu
2024年にリリースされたシングルである。同じ年には「frozen rain」「Phenomeno」も発表されており、制作のペースが上がった時期にあたる。
この時期のTohjiは、フェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブの規模も大きく変わっていた。2025年6月にはライブドキュメンタリー映画が全国のシネマコンプレックスで公開されている。
Tohji / 200 (with Mechatok)
2025年7月22日にリリースされた、Mechatokとの共作シングルである。同じ年には「Jungle人」も発表している。
2025年8月には4都市を回るツアーを開催し、その2か月後に引退の発表が行われた。活動を縮小した末の引退ではなく、動きが最も活発な時期での判断だったことになる。
発表の場でのMCについて、当時の報道は次のように伝えている。
晴れ晴れとした雲ひとつないような気持ちです
音楽ナタリー「Tohji、2026年をもって音楽活動を引退」追い詰められての判断ではなかったことが、この一言に表れている。ラストライブは2026年に予定されているが、本記事の確認時点で詳細は発表されていない。
Tohji / Amelie
2026年にリリースされた、本記事の確認時点で最新のシングルである。引退を発表した後の作品にあたる。
同じ2026年には、Mall Boyzとしても「My Life」を発表している。引退の発表以降も制作は止まっておらず、最後の1年として作品が出続けている状態である。この項目は状況が変わりうるため、確認日を明記して運用している。最終確認は2026年8月16日である。
CHAPTER 04 / SECTION 0716曲の一覧|収録情報と聴きどころ
ここまで紹介した16曲を、収録情報とあわせて一覧にする。どの目的で聴くかによって、選ぶ曲が変わる。
| 曲名 | 名義 | 時期・収録 | 聴きどころ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| sugAA | ソロ | 2018年3月、EP「9.97」 | 音数が少なく声が聴き取りやすい | とりあえず一曲だけ聴きたい人 |
| I’m a godzilla duh | ソロ | 2017年 | 実質的なデビュー曲、トラックも本人 | 成り立ちから追いたい人 |
| Veen Veeen! | ソロ | 2017年9月、EP「1996」 | 自分に限界を設けない姿勢 | 初期の言葉を読みたい人 |
| flu feat. Fuji Taito | ソロ | 2018年3月、EP「9.97」 | 加工した声と生の声の対比 | 客演との絡みを聴きたい人 |
| mAntle f**k | ソロ | 2018年3月、EP「9.97」 | 制作から演出まで本人が完結 | 作り手としての面を知りたい人 |
| Snowboarding | ソロ | 2019年8月、Angel | 2分未満で残す強い印象 | 作品の流れで聴きたい人 |
| RASEN | 企画 | 2018年8月 | 同世代4人が並んだ企画 | 世代の見取り図が欲しい人 |
| Higher | Mall Boyz | 2018年12月、Mall Tape | 壮大な目標を掲げたリリック | 後年と比べて聴きたい人 |
| Cool running feat. SEEDA | Mall Boyz | 2018年12月、Mall Tape | 世代を越えた客演の成立 | 接続の妙を見たい人 |
| fuck it up | Mall Boyz | Mall Tape期 | 2人の掛け合いのテンポ | クルーの一体感を知りたい人 |
| aero feat. Tohji & gummyboy | 客演 | 2019年5月、DJ CHARI「GAME」 | 他人の作品での立ち回り | 客演から入りたい人 |
| KUUGA | コラボ作 | 2021年3月31日、全8曲 | 海外プロデューサーとの共作 | まとめて理解したい人 |
| Rodeo | ソロ | 2020年前後 | 日本語ラップの枠から離れた質感 | 変化を確認したい人 |
| POOL SIDE | ソロ | 2021年8月18日 | 共作で得た要素を自名義へ | 中期を知りたい人 |
| medium rare | t-mac | 2024年 | テクノ・トランスとの融合 | 最新の方向を知りたい人 |
| 200 (with Mechatok) | ソロ | 2025年7月22日 | 引退発表の直前期の音 | 終わりから聴きたい人 |
一覧から読み取れるのは、2018年と2024年で音の作り方がまったく違うという点である。初期の作品だけで判断すると、海外展開以降の変化を取りこぼす。
CHAPTER 04 / SECTION 08聴き方ガイド|入門順と場面別
目的によって、聴く順序を変えるほうが早く掴める。速さを取るか、変化を追うか、Mall Boyzから入るかの3つの入り方を示す。
| 目的 | おすすめの順序 |
|---|---|
| とにかく速く掴みたい | sugAA → Higher → medium rare |
| 変化を追いたい | I’m a godzilla duh → sugAA → Higher → KUUGA → medium rare → 200 |
| Mall Boyzから入りたい | Higher → Cool running feat. SEEDA → fuck it up → aero |
とくに2つ目の順序は、2017年から2025年までの約9年を圧縮して辿る形になる。インターネット発の時期、Mall Boyzでモールという場所を提示した時期、海外へ出た時期、そしてジャンルの枠を外した時期という並びである。
向いていないケース|意味を読み取りたい人
リリックの意味を一語ずつ読み解きたい人には、この人物は入口として向かない。意味があるようで、ないようにも取れる言葉の並びが多く、加工された声で聴き取りにくい箇所もあるためである。
また、日本語ラップの伝統的な型を求めている人にも合わない可能性がある。地元をレペゼンする型でも、内省的な私小説の型でもない場所に立っているのがこの人物の特徴である。その場合は、言葉の意味よりも音の質感を追うほうが接点を作りやすい。
CHAPTER 05 / SECTION 09配信で聴く|サブスクでの聴取について
Tohjiの作品は、主要な配信サービスで聴取できる。ただし一部に注意すべき点がある。
| 項目 | 確認できている内容 |
|---|---|
| 配信 | 主要な配信サービスで聴取可能 |
| 初期のEP | フリーダウンロードで配布されたものも、現在は配信で聴ける |
| Mall Boyz | Mall Tapeシリーズが配信されている |
| 海外との共作 | KUUGAをはじめ配信で聴取可能 |
| **配信停止された楽曲** | **一部の楽曲が本人の判断で配信停止**、本記事では掲載していない |
| 引退後 | 作品の配信について、当編集部は今後の扱いを確認できていない |
注意すべきは、過去に発表された楽曲の一部が配信停止になっている点である。制作に関わった人物をめぐる事情を受けて、本人が配信を止めたと報じられている。本記事では、こうした楽曲を掲載対象から外している。
2026年での引退が発表されているが、既存作品の配信がどうなるかについて、当編集部は情報を確認できていない。この点は状況が変わりうるため、確認日を明記して運用している。
CHAPTER 05 / SECTION 10本記事で扱わないこと
この人物については、楽曲以外の話題も多く流通している。当編集部が意図的に扱わないものを、理由とともに明示する。
| 扱わない事項 | 理由 |
|---|---|
| 配信停止された楽曲 | 本人が配信を止めた作品を「おすすめ」として並べないため |
| 制作に関わった第三者の刑事事件 | 楽曲の聴きどころではなく、楽曲記事が扱う範囲を超えるため |
| 高校時代の退学の経緯 | 楽曲記事の主題ではなく、人物記事で扱うべき事柄であるため |
| 引退の理由に関する推測 | 本人が語った内容以外は確認できないため |
| 歌詞の逐語引用 | 著作権上の制約があり、要約で足りるため |
| 曲の優劣や順位 | 同じ人物の楽曲に編集部が順位を付けても判断材料にならないため |
旧版の記事は、冒頭で高校時代の退学の経緯に触れ、また1曲の紹介で第三者の名前と外部記事へのリンクを置いていた。いずれも楽曲の聴きどころとは関係がなく、削除している。人物としての経歴を知りたい場合は、単独のプロフィール記事を参照してほしい。
CHAPTER 06 / SECTION 11Tohjiのおすすめ曲に関するよくある質問(FAQ)
Tohjiの楽曲への検索で繰り返し現れる疑問は、最初の1曲、代表作、そして引退の3方向に集中している。確認できている範囲で回答する。
CHAPTER 06 / SECTION 12まとめ|2026年で終わると決めた人の、聴きどころ
Tohjiは1996年にロンドンで生まれ、3歳で日本へ移り、神奈川県横浜市で育った。2017年に「ラップスタア誕生!」へ出演し、同じ年に「I’m a godzilla duh」でデビュー、gummyboyとMall Boyzを結成している。
最初の1曲を選ぶなら「sugAA」になる。無料配布のEPという形態、本人が監修した映像、そして音数の少なさ。インターネット発の活動という出発点が、この1曲に集約されている。
その後は海外プロデューサーとの共作、テクノやトランスを取り込んだプロジェクトへと進み、音の作り方を何度も更新してきた。そして2025年10月18日、2026年をもって音楽活動を引退すると本人が発表している。活動を縮小した末の判断ではなく、動きが最も活発な時期での決断だった。
この記事の要点
- 最初の1曲は「sugAA」、2018年3月のEP「9.97」1曲目で音数が少なく声が聴き取りやすい
- 本記事は初期5曲・Mall Boyz4曲・海外展開3曲・最新4曲の計16曲を紹介
- 2021年3月31日の「KUUGA」は海外プロデューサーとの全8曲のコラボ作品
- 2024年からTohjiとsim0neによるプロジェクト「t-mac」が本格始動
- 2025年10月18日、大阪城ホールのフェスで2026年をもって音楽活動を引退すると本人が発表
- 過去の楽曲の一部が本人の判断で配信停止になっており、本記事では掲載していない
- 旧版にあった5段階の星評価は廃止し、目的別の判断列に置き換えた
— Djtube 編集部 / 2026.08
※本記事は、配信サービスの公式トラックリスト・レーベル発表・音楽メディアの報道で確認できた事実のみを記載しています。配信が停止された楽曲は掲載していません。引退の理由については本人が語った内容のみを扱い、憶測は記載していません。歌詞の逐語引用は行っていません。確認日:2026年8月16日。

