BASEプロフィール・代表曲・MCバトル
BASE(ベース)は、静岡県浜松市出身、名古屋を拠点とするラッパー。低くかすれた声と、独特で聞き取りやすいフロウが持ち味だ。JET CITY PEOPLEの作品やMCバトルで知られ、KING OF KINGS 2018 FINALではベスト4に進出した。
バトルでの毒気と、インタビューで見せる力の抜けた受け答え。その違いもBASEを知る入口になる。ここでは年齢、活動歴、梵頭や呂布カルマとの関係を整理し、旧作の代表曲から2026年のリリースまでたどる。
CHAPTER 01 / SECTION 01BASEの年齢・本名・出身地
BASEは1985年生まれ。誕生日の月日までは確かめられないため、2026年中の年齢は40〜41歳となる。出身地の浜松と、2005年以降に活動の拠点とした名古屋は分けて覚えておきたい。本名、身長、血液型は公表を確認できる情報が揃っていない。
表の「—」は、結婚や子供などについて掲載できる情報が揃っていないことを示す。未婚、子供がいない、逮捕歴がないと断定する表示ではない。
CHAPTER 02 / SECTION 02BASEの生い立ちと活動歴
浜松で育ち、名古屋でライブを重ねた
父親は臨床検査技師で、家でも緑色の手術衣を着ていることが多かったという。家庭そのものがラップの現場だったわけではなく、BASEは自分で音楽の活動場所を作っていった。
2005年にはGUNBINOS CREWに所属し、名古屋を拠点に活動を開始。20歳ごろは月に10本近いライブをこなし、国内外のアーティストのオープニングアクトも務めた。MID LAND BRIDGE HOUSEでの活動も経て、JET CITY PEOPLEへつながっている。
バトルで全国に知られる以前から、BASEにはライブとアルバム制作の積み重ねがあった。「子守唄」「TRIBALISM」を経て、2017年には3rdアルバム「MADNASPAIN」を発表。大会成績だけを見ると見落としやすいが、録音作品を届ける活動がキャリアの軸にある。
2019年にはRAITAMENとのタッグR.D.Nで「XAVIER EP」を発表。その後もKarnageと「Despised」(2021年)、OGRE WAVEと「Purple Court」(2022年)、ne4rbeatsと「Blue Hoffmann REMIX」(2023年)を制作した。2024年の「HOW HIGH」はVENMとの共同曲で、BASEもラップに参加している。バトルの外でも、組む相手を変えながら作品を重ねてきた。
CHAPTER 03 / SECTION 03BASEのファッションとMBTI推定
ストリートの服装とGUARDADとのコラボ
服装ではBORN X RAISED、New Era、GUARDADを取り入れてきた。イベントやMVでの着用に加え、GUARDADとはTシャツのコラボも行っている。大きなレタリングとペインティングを使ったデザインは、BASEの声や作品の強い輪郭とも相性がよい。過去のコラボ歴であり、商品の現行在庫を案内するものではない。
MBTIはINTPを候補とする編集部推定
ニートtokyoの食事についての短いインタビュー。朝・昼・晩のどれが好きかという問いに、BASEは食材の「大トロ」を返す。質問の枠から外れる受け答えに、バトル中の威圧感とは違うユーモアがある。
Djtube編集部は、公開された言動からINTPを候補に挙げる。根拠は、バトルを音源へつなぐ手段として整理する考え方と、試合後の決まった振る舞いをそのまま受け入れず、自分の基準で問い直す姿勢だ。受け答えでも、用意された選択肢へ素直に収まらない。
ただし、短い映像の冗談は演出やその場の気分でも変わる。独自の美意識を重く見るならISFPなど別の読み方もあり、内向性を映像だけから判断することも難しい。本人が公表した診断結果ではなく、仕事上の表現に限った編集部の推定である。
CHAPTER 04 / SECTION 04BASEの声とラップスタイル
9SARI GROUPによるKOK 2018出場者紹介。大会で見せるBASEの姿と、低い声の存在感を知る映像だ。楽曲のMVとは用途が異なるので、音源でのフロウは次の曲紹介と聴き比べたい。
BASEの声は、デスボイスとも形容されるかすれた低音。低い声と独特のフロウが、BASEのマッドな世界観を作る。独特な声でも言葉の輪郭が残るため、ライムとフロウの動きを追いやすい。
特徴は、声、韻、フロウに加え、トラック制作も含めて独自の世界を作ること。バトルでの攻撃的な言葉だけを切り取るより、音に乗せたときの気味のよさや間の使い方に注目すると、曲の聴こえ方も変わってくる。
CHAPTER 05 / SECTION 05BASEの代表曲と2026年の新曲
賞味スキル feat.呂布カルマ
JET CITY PEOPLEが公開する公式PV。呂布カルマを迎えた「賞味スキル」は、冒頭の茶番も含めてBASEのひねくれたユーモアに触れられる曲だ。異様なビートと、かすれた声が噛み合う。
同じJET CITY PEOPLEで活動してきた呂布カルマとの共演は、BASEの交友と曲作りが重なる一例だ。冒頭の茶番から曲へ入り、特徴的なビートがマッドな世界観を支える。バトルで知った名前から、レーベルの録音作品へ進む入口にもなる。
SUN GOES DOWN
「BANDITS BURGLAR BLUES」からの一曲で、JET CITY PEOPLEによる公式PV。BASEのハスキーな声を、客演との対比よりも単独で味わいたいときの入口になる。
ここでも聴きどころは、声のざらつきを音楽の質感に変えること。同じ低音でも、バトルの一発のディスと、曲の長さで聴くフロウでは役割が違う。独特なフロウと聞き取りやすさを両立するところにも注目したい。
Backstreet Boogieman feat.MEGA-G
MEGA-Gを迎え、CUTMASTAA KATOがビートを手がけた曲。JET CITY PEOPLEが公開する公式PVで、地下の匂いがするBASEの声と、客演の勢いが交わる。
MEGA-Gとの気持ちのよいセッションに、CUTMASTAA KATOのビートが重なる。3rdアルバム「MADNASPAIN」の収録曲でもあり、全18曲の作品には東海以外からも客演が集まった。ソロの声に加えて、各地の作り手と組むBASEを知る曲だ。
SET THE RECORD HIGH
2026年8月29日リリース、DXNXBがビートを手がけた新曲。JET CITY PEOPLEから発表され、同レーベルの公式MVも公開された。初期作から聴き進めた後、現在のBASEへ戻るための一曲になる。
作品紹介では、外から評価されることを拒む姿勢が打ち出されている。バトルの順位だけで活動を説明しきれないBASEが、自分の基準をどう保つかという点で、長年のスタンスとつながる新作だ。
理想を遠い憧れのまま置かず、自分の行動で現実へ近付ける命令形。外からの順位や評価だけを基準にせず、自分が掲げた高さを更新するという題名にもつながる言葉だ。長く制作とバトルを続けてきた現在の意志として読める。
CHAPTER 06 / SECTION 06BASEのMCバトルと主な成績
音源へつなげるためにバトルへ出る
BASEは、MCバトルを録音作品を売るための機会として捉えてきた。バトルをスポーツとして捉えることを嫌い、自分の曲を聴いてもらうために出るという姿勢だ。
試合後に形式的な礼を交わすことへの違和感や、一緒に曲を作りたければ声をかければよいという考えも、旧インタビューで語っている。対戦中の馴れ合いを避けることと、音楽家同士の交流を拒むことは別なのだろう。大麻を題材にしたディスも用いるが、ステージ上の表現から本人の犯罪歴を推測することはできない。
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2010年 | BBOY PARK MCバトル東海地区予選 | ベスト4 |
| 2015年 | UMB愛知予選 | 優勝 |
| 2016年 | UMB REVENGE WEST | 優勝 |
| 2017年 | KOK西日本予選/FINAL | 優勝/ベスト8 |
| 2017年 | THE罵倒 GRAND CHAMPIONSHIP | 準優勝 |
| 2017年 | 戦極×THE罵倒 ROUND3 | 優勝 |
| 2018年 | THE罵倒 開幕戦 | 準優勝 |
| 2018年 | KOK西日本予選/FINAL | 優勝/ベスト4 |
| 2018年 | UMB愛知予選 | 準優勝 |
| 2019年 | 戦極東海獏丸祭 | 優勝 |
| 2019年 | 凱旋MCbattle東西選抜秋ノ陣 | 準優勝・チーム戦 |
梵頭との戦極東海獏丸祭決勝
戦極MCBATTLE公式の2019年7月15日決勝映像。友人でもある梵頭とBASEが、それぞれの声とフロウをぶつけ、BASEが勝利した。音源を応酬するような乗り方や、互いのサンプリングが聴きどころになる。
フリースタイルダンジョンでは裂固と対戦
BASEは2019年、ブラックモンスターとして「フリースタイルダンジョン」に一度だけ登場し、当時の2代目モンスターだった裂固と対戦した。それ以前にはニートtokyoで、Zeebraに嫌われているから出られない、逮捕されるから出ない、と冗談めかして話していたが、この発言は逮捕の事実を伝えたものではない。
普段から世話になっていた裂固の側も、BASEが番組へ来たことに驚きを示した。互いに近い間柄のため、普段と違うやりにくさがうかがえた。結果はBASEの敗退。親しい相手にも普段と同じ言葉を向けられるのかという、勝敗とは別の面白さを持つ対戦だった。2019年の出演歴を、今後の出演予定へ読み替えることはできない。
CHAPTER 07 / SECTION 07梵頭・呂布カルマとJET CITY PEOPLE
梵頭とは共演も対戦も重ねる間柄
梵頭は岐阜のHIKIGANE SOUNDを代表するラッパーで、BASEと同じ1985年生まれ。服装やバトルで使う題材にも共通点があり、KOKや戦極で対戦してきた。BASE、梵頭、CROWN-Dによる東海喰種としての活動もある。

呂布カルマとの近い距離
ニートtokyoでBASEが呂布カルマについて語った映像。同じレーベルという関係に加え、家が近く、私生活でも親しいという話をしている。BASEが「ミシマくん」と呼ぶ距離感も、舞台上の姿とは違う一面だ。
JET CITY PEOPLEと2019年のチーム戦
凱旋MCbattle公式の東西選抜秋ノ陣2019準決勝。呂布カルマ、BASE、K.Leeの3人がJET CITY PEOPLEとして出場し、この大会では準優勝した。個人戦とは違う、仲間へ順番を渡すバトルの姿が見られる。
JET CITY PEOPLEは、鷹の目と呂布カルマが2010年に立ち上げた名古屋のヒップホップレーベル。名前はBLANKEY JET CITYにちなむ。過去の活動で紹介されてきた顔ぶれには、呂布カルマ、BASE、K.Lee、ばんり、TOSHI蝮、ROO-TIGER、Y-クルーズ・エンヤがいる。これは過去の活動を説明する名簿で、現在の全所属者一覧を確定するものではない。
CHAPTER 08 / SECTION 08BASEについてよくある質問
BASEは何歳? 誕生日はいつ?
1985年生まれで、2026年は40〜41歳。誕生日の月日はわかっていない。
BASEは浜松と名古屋のどちらのラッパー?
出身は静岡県浜松市。2005年からの活動拠点は名古屋で、JET CITY PEOPLEの活動と結び付いている。
BASEの曲は何から聴けばよい?
呂布カルマとの「賞味スキル」、声を味わう「SUN GOES DOWN」、MEGA-Gとの「Backstreet Boogieman」を入口に、2026年の「SET THE RECORD HIGH」へ進むと、客演の違いと活動の長さを聴き比べられる。
