コカインにも他の違法薬物と同様に、重大な副作用や中毒症状があります。
コカインは精神と身体に様々な悪影響をもたらします。
脳への作用は病的な興奮や昏睡を引き起こし、血液への作用は血栓性疾患の原因となります。
コカインは乱用者の間で媚薬として扱われますが、実際には勃起不全の原因です。
コカインは薬物としての作用のみならず、様々な理由で人を死に追いやります。
ヘロインの項で解説した、注射器の使いまわしによる重症感染症の罹患も一つの死因です。
以下に示すように、非コカイン使用者と比較すれば、コカインは社会的にも深刻な事態を招くことがわかります。
コカインは麻薬及び向精神薬取締法で指定される麻薬です。
コカインの乱用によって、7年以下の懲役刑が課せられます。
前述の通り、コカイン使用者は殺人事件の被害者となることがあります。
薬物乱用者は法律の助けを得ることが難しくなります。