Creepy Nutsおすすめの曲
Creepy Nuts(クリーピーナッツ)は、ラッパーのR-指定とターンテーブリストのDJ松永による2人組である。2017年のメジャーデビューから約7年を経た2024年、アニメ主題歌として書き下ろした1曲が国境を越えて広がり、活動の規模が一変した。最初の1曲を選ぶなら「Bling-Bang-Bang-Born」が入口になる。本記事では、インディーズ期から2026年の最新曲までの18曲を、確認できた収録情報とともに紹介する。
この記事でわかること
- 最初に聴くべき1曲と、そう判断した理由
- インディーズ期・メジャー初期・転機・ブレイク以降・2025年以降の5つの局面から選んだ18曲
- それぞれの曲で何が起きていて、どこを聴けばよいのか
- 入門順や目的別の聴き方
- 2025年のアルバムと東京ドーム公演、そして2026年の海外展開
- 配信で聴く際に知っておきたいこと
よくある疑問と、短い答え
検索して真っ先に確認したい項目だけを、1行ずつ先に置いておく。根拠と詳細は、それぞれ対応する章で扱う。
| 疑問 | 短い答え | 補足 |
|---|---|---|
| 最初に聴くなら? | Bling-Bang-Bang-Born | 世界的ヒットで最も入口が広い |
| 代表曲は? | Bling-Bang-Bang-Born/かつて天才だった俺たちへ/のびしろ など | 該当章で詳述 |
| 2人は何をしている人? | R-指定がラップ、DJ松永がトラックとターンテーブル | それぞれに単独記事あり |
| 最新のアルバムは? | LEGION | 2025年3月12日、全15曲 |
| 何曲紹介している? | 18曲 | 旧版の11曲に2020年以降の7曲を追加 |
| 海外でも活動している? | 2026年にコーチェラ出演と北米ツアーを実施 | 該当章で詳述 |
| サブスクで聴ける? | 主要サービスで聴取可能 | 該当章で詳述 |
| 順位は付いている? | **付けていない** | 理由は該当章で詳述 |
※上表は2026年8月時点で確認した内容です。配信状況はサービスや地域によって異なる場合があります。
CHAPTER 01 / SECTION 01最初に聴くべき1曲|Bling-Bang-Bang-Born
Creepy Nutsを1曲だけ聴くなら「Bling-Bang-Bang-Born」である。テレビアニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期のオープニングテーマとして2024年1月7日に配信され、日本国内にとどまらず海外でも大きく広がった。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | アニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期オープニングテーマ |
| 配信日 | 2024年1月7日 |
| トラックの傾向 | ジャージークラブと呼ばれる跳ねたビート |
| 作詞 | R-指定 |
| 作曲・プロデュース | DJ松永 |
| 入門度 | 最も高い、聴いたことがある人が最も多い |
この曲を最初に置く理由は3つある。第一に、聴いたことがある人が圧倒的に多く、記憶と結びつけやすい。第二に、ビートが跳ねていて日本語の意味を追わなくても身体で掴める。第三に、この曲を軸にすると、そこから前に遡っても後を追ってもキャリアの全体像が見える位置にある。
すでにこの曲を知っている人は、次に「かつて天才だった俺たちへ」へ進むのが早い。ブレイク前の2人が何を歌っていたかが、1曲で分かる。
この記事で最初に見つけた問題が、記事全体の時計が2020年前後で止まっていたことだった。旧版が公開されたあと、この2人には世界的ヒットと東京ドーム公演と海外ツアーが起きている。楽曲の紹介記事としては、掲載曲そのものより「いつの時点で書かれたか」のほうが読者を惑わせる。もう一点、旧版は見出しに5段階の星評価を直接書き込む形を採っていた。星評価のショートコードは未登録で、画面に文字列がそのまま出る。見出しのHTML属性にも動画サイトからコピーした痕跡が残っていた。いずれも削除し、順位ではなく時期で並べ直している。
CHAPTER 01 / SECTION 02選定基準|どう選んだのか
この記事の18曲は、次の基準で選んでいる。点数による優劣ではなく、10年以上の活動のどの局面に触れられるかを軸にした。
| 基準 | 内容 |
|---|---|
| 活動時期の網羅 | インディーズ期から2024年のブレイク以降まで、時期が偏らないよう配分 |
| 主題の分散 | 自己紹介・皮肉・葛藤・社会観など、扱う対象が重ならないようにする |
| 2人の役割の可視化 | ラップだけでなく、トラックやターンテーブルが前に出る曲を含める |
| 収録情報の確認 | 配信サービスの公式トラックリストとレーベル発表で確認できたものを優先 |
| 公式音源の存在 | 公式のミュージックビデオまたは配信音源が確認できること |
この記事では、旧版にあった順位と5段階の星評価を廃止した。同じユニットの楽曲に編集部が順位を付けても、入門者にとっての判断材料にはならないためである。代わりに、後半の一覧表で「どの目的に向くか」を列として示している。
この記事で使う用語|リリック・フック・ターンテーブリスト・ジャージークラブ
本文で繰り返し出てくる4語を先に定義しておく。いずれもヒップホップの文脈で意味が変わる語である。
リリックとは、ラップの歌詞を指す。このユニットの場合、韻の密度と話の運びの両方で評価されてきた要素である。
フックとは、楽曲のなかで繰り返される中心的な部分を指し、サビにあたる。誰がフックを取るかで曲の印象が大きく変わる。
ターンテーブリストとは、レコードとターンテーブルを楽器として演奏するDJを指す。曲を流すのではなく、音そのものを作る役割である。
ジャージークラブとは、米ニュージャージー州で生まれたダンスミュージックの様式を指す。跳ねるようなキックの並びが特徴で、2024年以降の代表曲に用いられている。
4語のうち「ターンテーブリスト」が、このユニットを理解する鍵になる。ラッパーとDJという2人組の形は、片方が伴奏役という意味ではない。
CHAPTER 02 / SECTION 03インディーズ期の2曲|メジャー前の輪郭
メジャーデビュー前の2人には、後の芸風の原型がすでにある。ここでは2曲を扱う。
使えない奴ら|勢いではなく人間味で聴かせる1曲
テンポの速い曲が多いなかで、この曲のフロウは落ち着いた質感を持っている。皮肉や挑発を前に出す曲とは違い、素の部分が出ている点で異色である。
変わらないつもりの友人たちも、実際には立場も年齢も変わっていく。ステージ上の姿からは見えにくい部分が、この曲では言葉になっている。人物として理解したい人には、この1曲が向いている。
R.I.P. / I’m a liar|バトル王者としての葛藤
R-指定の1stアルバムに収録された2曲が、ひとつの映像にまとめられている。MCバトルで連覇を重ねた直後の時期にあたり、王者としての矜持と重圧が同居する内容になっている。
映像の作り込みは近年の作品に比べれば簡素である。ただし、後の楽曲で繰り返される主題の原型がここにほぼ揃っている。遡って聴くと、変わった部分と変わっていない部分がはっきり分かれる。
CHAPTER 02 / SECTION 04メジャー初期の9曲|芸風が固まるまで
2017年のメジャーデビュー以降、2人の芸風は急速に輪郭を得ていく。自分たちの立ち位置そのものを題材にする姿勢が、この時期に固まった。
メジャーデビュー指南|デビュー曲でデビューを茶化す
メジャーデビュー曲でありながら、題材がメジャーデビューそのものという構成である。デビューする側と周囲の人物との掛け合いから始まり、その掛け合いもR-指定が1人で演じ分けている。
ミュージックビデオは、曲調から予想される映像とは大きく異なる。この時点ですでに、自分たちの状況を素材にして笑いに変える手つきが完成している。
助演男優賞|脇役の側から書かれた1曲
自分たちの作った曲を別の誰かが表舞台で歌い、本人は影に置かれるという設定の楽曲である。映像では冴えない役回りを演じているが、ラップとターンテーブルの場面になると力関係が反転する。
リリックには、主役を食う脇役という主題が繰り返し織り込まれている。設定と実際の実力が食い違うこと自体が、この曲の仕掛けになっている。
合法的トビ方ノススメ|名前が広まるきっかけになった1曲
Creepy Nutsの名前が広く知られるきっかけになった楽曲である。公の場で好きな曲として挙げる著名人も少なくない。
曲名が示すとおり、音楽そのもので高揚することを主題にしている。ブラックジョークの色合いが強い一方で、言っていること自体は単純である。ライブでも定番として演奏され続けている。
スポットライト|自分に向けた問いかけ
ミュージックビデオの印象が強い1曲である。映像の異様さに目を奪われるが、リリックの内容も正面から重い。
R-指定が自分自身へ問いかける形を取っているため、聴き手が自分の話として受け取りやすい構造になっている。序盤の自己否定から終盤の言い直しへ向かう流れが、この曲の芯である。
教祖誕生|ネット上の言論を主題にした1曲
ネット上を流れる話題と、それに反応する人々を主題にした楽曲である。芸能人の私生活や政治家の不祥事といった、誰もが一度は目にする種類の話が素材になっている。
この曲が扱うのは、批判している側もいつのまにか同じ顔つきになっているという構図である。批判する対象ではなく、批判する自分に矛先を向ける点に、このユニットらしさがある。
みんなちがって、みんないい。|1人で複数のMCを演じる曲
さまざまなタイプのラッパーの声とフロウを、R-指定が1人で演じ分けている楽曲である。女性パートも含めてすべて本人が担当しており、複数人での録音だと誤解されることがある。
誰を模しているのかという推測が公開当初から流れたが、当編集部が確認できた範囲では、特定の1人を指すという公式な説明は見つかっていない。技術の誇示ではなく、なれなかった側への視線として聴くと曲名と噛み合う。
トレンチコートマフィア|学校内の序列を扱った1曲
学校内で自然に生まれる序列を主題にした楽曲である。R-指定自身が、その序列の下側にいたとメディアで語っている。
学生時代の格差を扱いながら、結論は自分の武器を磨く側へ向かう。大人になってから聴いても届く内容になっており、爽快さと皮肉が同居している。
刹那|連覇の裏側にあった震え
R-指定がフリースタイルMCバトルで3連覇を達成した時期の楽曲である。実績だけを見れば怖いもの知らずに映るが、曲は震える足を隠す描写から始まる。
バトルの舞台裏にあった葛藤と覚悟が、そのまま言葉になっている。同じ立場でなくても背中を押される構造になっているのは、勝った側ではなく怯えている側から書かれているためである。
生業|ライブ映像で聴くべき1曲
音源よりもライブ映像で聴いたほうが伝わる曲である。ラップとターンテーブルという2人だけの編成で、どこまで場を持たせられるかが分かる。
この曲は東京ドーム公演のセットリストにも入っている。会場の規模が変わっても構成が変わらない点が、このユニットの立ち方を示している。
CHAPTER 03 / SECTION 05転機の2曲|届く相手が変わった時期
2020年から2021年にかけて、届く相手の層が明らかに変わった。ヒップホップの外側にいる人にも曲名が知られるようになった時期である。
かつて天才だった俺たちへ|代表曲になった1曲
2020年8月26日に発売された同名のミニアルバムの表題曲である。大学のテレビCMに使われたこともあり、ヒップホップを普段聴かない層まで届いた。
曲名が示すのは、かつて期待された側が今どうしているかという問いである。自分の道を進めという結論に至る流れは、この2人が繰り返し扱ってきた主題の延長線上にある。ブレイク前の到達点として、この1曲を外せない。
のびしろ|軽さと切実さが同居する1曲
2021年のアルバム「Case」に収録された楽曲である。ストリーミング再生数が当時の自己最高を更新し、名前をさらに広げた1曲になった。
軽い口調で進みながら、言っている内容は自分の限界と可能性の話である。この明るさと切実さの配合は、後のヒット曲にも共通して現れる。「かつて天才だった俺たちへ」と続けて聴くと、同じ主題が別の温度で扱われているのが分かる。
CHAPTER 03 / SECTION 06世界的ブレイク以降の3曲|2024年に起きたこと
2024年、アニメとドラマの主題歌を立て続けに担当したことで、活動の規模が一段変わった。ここでは3曲を扱う。
Bling-Bang-Bang-Born|国境を越えた1曲
2024年1月7日に配信された、アニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期のオープニングテーマである。同年3月3日には、アニメ映像と組み合わせたコラボレーション版のミュージックビデオが公開された。
跳ねるビートに乗せた動きが動画共有サービス上で広く模倣され、日本語詞のまま海外へ届いた。この曲以降、Creepy Nutsは国内のヒップホップユニットという枠組みでは説明できない位置に移っている。
二度寝|ドラマ主題歌として書かれた1曲
2024年1月27日に配信された、TBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の主題歌である。のちに「Bling-Bang-Bang-Born」との両A面シングルとして発売された。
ミュージックビデオは「時代と風潮」を主題に据え、強風に乗って進む子どもと、その風に抗って進む父親を対比させる構成になっている。時代の変化そのものを扱う点で、ドラマの設定と主題が噛み合っている。
オトノケ|聴き手と作り手の関係を歌った1曲
2024年10月4日に配信された、アニメ「ダンダダン」のオープニングテーマである。音楽の作り手と聴き手の関係を、怪異が人に取り憑くという作品の世界観に重ねた楽曲になっている。
ビートは「Bling-Bang-Bang-Born」と同じジャージークラブの系統だが、フックはより旋律的である。国内のストリーミング累計再生数は、2024年12月に1億回を超えたと報じられている。
ミュージックビデオは映像作家のMasaki Watanabeが手がけている。ビートに合わせて2人が無数に増殖する構成で、曲のダークな質感を映像側で受けている。
CHAPTER 03 / SECTION 072025年以降の2曲|いまのCreepy Nuts
ブレイク以降も、アニメやドラマの主題歌を継続して担当している。ここでは2025年と2026年の2曲を扱う。
Mirage|アニメ第2期のために書かれた1曲
2025年に発表された、テレビアニメ「よふかしのうた Season2」のオープニングテーマである。同じ作品のエンディングテーマ「眠れ」とあわせ、9月10日にシングルとして発売された。
ミュージックビデオの監督は映像作家の池田一真が務めている。幻想と現実の境目を彷徨うような曲の質感を、そのまま映像に置き換えた構成になっている。この作品は2022年にも「よふかしのうた」「堕天」で主題歌を担当しており、シリーズを通した関わりが続いている。
Fright|再出発を主題にした最新曲
2026年4月10日に配信された、TBS系火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」の主題歌である。ミュージックビデオの監督は、「doppelgänger」「ちゅだい」に続いて鴨下大輝が務めている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信日 | 2026年4月10日 |
| 用途 | TBS系火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」主題歌 |
| 主題 | 再出発と、それに伴う恐れ |
| MV監督 | 鴨下大輝 |
| 初披露 | Coachella Valley Music and Arts Festival 2026 |
| 評価 | 米Billboardの「Coachella Day1の最も印象に残ったパフォーマンス」に選出 |
曲名が示すとおり、この曲が扱うのは新しい一歩を踏み出すときの恐れである。十分に走り切ったあとで、それでもさらに先を求めてよいのかという問いが軸にある。世界規模の活動に移った時期の楽曲としては、内容が意外なほど内向きである。
この曲は米カリフォルニア州の音楽フェスで世界初披露された。初期の「メジャーデビュー指南」がデビューそのものを題材にしていたのと同じで、自分たちの現在地をそのまま曲にする書き方は変わっていない。
CHAPTER 04 / SECTION 0818曲の一覧|収録情報と聴きどころ
ここまで紹介した18曲を、時期と主題とあわせて一覧にする。どの目的で聴くかによって、選ぶ曲が変わる。
| 曲名 | 時期 | 主題 | 聴きどころ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Bling-Bang-Bang-Born | 2024年 | 世界的ヒット | 跳ねるビートと日本語詞の噛み合い | とりあえず一曲だけ聴きたい人 |
| 使えない奴ら | インディーズ期 | 人間味 | 落ち着いたフロウと素の言葉 | 人物として理解したい人 |
| R.I.P. / I’m a liar | インディーズ期 | 王者の重圧 | 後の主題の原型が揃う構成 | 遡って聴きたい人 |
| メジャーデビュー指南 | メジャー初期 | 自己言及 | 1人で演じ分ける掛け合い | 芸風の成り立ちを知りたい人 |
| 助演男優賞 | メジャー初期 | 脇役 | 設定と実力が反転する仕掛け | 映像込みで楽しみたい人 |
| 合法的トビ方ノススメ | メジャー初期 | 高揚 | 名前が広まる契機になった曲 | 定番から入りたい人 |
| スポットライト | メジャー初期 | 自己否定 | 序盤から終盤への言い直し | 落ち込んでいる人 |
| 教祖誕生 | メジャー初期 | ネット言論 | 批判する自分へ向く矛先 | 社会的な主題を聴きたい人 |
| みんなちがって、みんないい。 | メジャー初期 | 技巧 | 1人で複数のMCを演じる構成 | 技術を確認したい人 |
| トレンチコートマフィア | メジャー初期 | 学校内の序列 | 下側から書かれた爽快さ | 学生時代を引きずる人 |
| 刹那 | メジャー初期 | バトルの裏側 | 怯えている側から書かれた構成 | 背中を押されたい人 |
| 生業 | メジャー初期 | ライブ | 2人編成でどこまで持つか | ライブ映像で聴きたい人 |
| かつて天才だった俺たちへ | 2020年 | かつての期待 | 自分の道へ向かう結論 | 代表曲から入りたい人 |
| のびしろ | 2021年 | 限界と可能性 | 軽さと切実さの配合 | 明るい曲から入りたい人 |
| 二度寝 | 2024年 | 時代の変化 | 風で表現された世代の対比 | ドラマから知った人 |
| オトノケ | 2024年 | 作り手と聴き手 | 旋律的なフックの設計 | アニメから知った人 |
| Mirage | 2025年 | 夜と未練 | 幻想と現実の境目を映した映像 | アニメから知った人 |
| Fright | 2026年 | 再出発と恐れ | 世界規模の活動期に書かれた内向きの曲 | いまの2人を知りたい人 |
一覧から読み取れるのは、自分たちの立ち位置を素材にする姿勢が最初から最後まで変わっていないという点である。デビュー曲でデビューを茶化し、ヒット後もヒットの側から書く。扱う対象が外へ広がっても、視点の置き方はずれていない。
CHAPTER 04 / SECTION 09聴き方ガイド|入門順と目的別
目的によって、聴く順序を変えるほうが早く掴める。速さを取るか、10年を追うか、背中を押されたいかの3つの入り方を示す。
| 目的 | おすすめの順序 |
|---|---|
| とにかく速く掴みたい | Bling-Bang-Bang-Born → のびしろ → かつて天才だった俺たちへ |
| 10年を追いたい | 使えない奴ら → メジャーデビュー指南 → 合法的トビ方ノススメ → かつて天才だった俺たちへ → Bling-Bang-Bang-Born → オトノケ → Fright |
| 背中を押されたい | 刹那 → トレンチコートマフィア → スポットライト |
とくに2つ目の順序は、インディーズ期から2024年までを圧縮して辿る形になる。自分たちを茶化していた時期、外へ届き始めた時期、国境を越えた時期、そして現在という並びである。デビュー曲と最新曲を並べて聴くと、変わっていない部分が最も分かりやすい。
向いていないケース|歌詞を追わずに流したい人
言葉の情報量が多いため、意味を追わずに流し聴きしたい人には向かない場面がある。R-指定のリリックは韻の密度が高く、1回聴いただけでは拾いきれない箇所が残る。
また、ヒップホップに馴染みがない状態で初期曲から入ると、内輪の話に聞こえる可能性がある。その場合は「Bling-Bang-Bang-Born」や「のびしろ」のように、意味を追わなくてもビートで掴める曲から入るほうが接点を作りやすい。
CHAPTER 05 / SECTION 10配信で聴く|最新作と海外展開
Creepy Nutsの作品は、主要な配信サービスで聴取できる。2025年以降は海外での活動が本格化しており、記事の情報も更新頻度が高い領域になっている。
| 項目 | 確認できている内容 |
|---|---|
| 配信 | 主要な配信サービスで聴取可能 |
| 最新アルバム | LEGION、2025年2月5日デジタル配信・3月12日CD発売、全15曲 |
| アナログ盤 | LEGION完全生産限定アナログ盤、2026年3月12日発売 |
| 最新シングル | Fright、2026年4月10日配信、TBS系ドラマ「時すでにおスシ!?」主題歌 |
| 前作シングル | Mirage/眠れ、2025年9月10日発売、アニメ「よふかしのうた Season2」主題歌 |
| 直近の楽曲 | Honda「N-BOX CUSTOM」CM曲「Running Wheel」、8月19日配信予定 |
| 単独公演 | Creepy Nuts “LIVE at TOKYO DOME”、2025年2月11日開催、全26曲 |
| 海外 | 2025年にアジア5都市ツアー、2026年にコーチェラ出演と北米ツアー |
2025年3月発売のアルバム「LEGION」は全15曲で、この記事で扱った「Bling-Bang-Bang-Born」「二度寝」「オトノケ」がいずれも収録されている。ほかに映画「アンダーニンジャ」主題歌の「doppelgänger」なども入っており、2024年前後の主要曲を1枚で追える構成になっている。
2026年に配信された「Fright」は、米カリフォルニア州で開催された音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival 2026」で世界初披露された。この項目は状況が変わりうるため、確認日を明記して運用している。最終確認は2026年8月18日である。
CHAPTER 05 / SECTION 11本記事で扱わないこと
このユニットについては、楽曲以外の話題も多く流通している。当編集部が意図的に扱わないものを、理由とともに明示する。
| 扱わない事項 | 理由 |
|---|---|
| 曲の優劣や順位 | 同じユニットの楽曲に編集部が順位を付けても判断材料にならないため |
| 歌詞の逐語引用 | 著作権上の制約があり、要約で足りるため |
| 非合法な薬物に触れた比喩の解説 | 楽曲記事の役割を超え、読者に不要な情報を与えるため |
| 動画サイトのコメント欄を根拠にした評価 | 投稿者を確認できず、出典として成立しないため |
| 「トレンチコートマフィア」の元になった事件の詳細 | 楽曲の聴きどころと無関係で、扱いに慎重さを要するため |
| メンバーの私生活や交際に関する推測 | 本人が公にしている範囲を確認できないため |
| 確認できないエピソードの伝聞 | 一次情報が確認できないため |
旧版は、動画サイトのコメント欄に書かれた評価をそのまま本文に引いていた。投稿者を確認できず、出典として成立しないため削除した。また、楽曲の比喩を説明する過程で非合法な薬物の形状に触れた記述があり、これも楽曲の聴きどころとは関係がないため削除している。
CHAPTER 06 / SECTION 12Creepy Nutsのおすすめ曲に関するよくある質問(FAQ)
Creepy Nutsの楽曲への検索で繰り返し現れる疑問は、最初の1曲、アニメ主題歌、そして最新の活動状況の3方向に集中している。確認できている範囲で回答する。
CHAPTER 06 / SECTION 13まとめ|内輪の話を世界に届けた2人の、聴きどころ
Creepy Nutsは、ラッパーのR-指定とターンテーブリストのDJ松永による2人組である。2013年に結成し、2017年にメジャーデビューした。デビュー曲の題材はメジャーデビューそのものだった。
最初の1曲を選ぶなら「Bling-Bang-Bang-Born」になる。2024年のアニメ主題歌として国境を越え、この2人の名前を最も広く知らせた曲である。すでに知っている人は「かつて天才だった俺たちへ」へ進むと、ブレイク前の到達点が分かる。
2025年には東京ドーム公演とアルバム「LEGION」、2026年にはコーチェラ出演と北米ツアーが続いた。それでも、自分たちの立ち位置を素材にするという書き方は初期から変わっていない。それがこのユニットの聴きどころである。
この記事の要点
- 最初の1曲は「Bling-Bang-Bang-Born」、2024年のアニメ主題歌として国境を越えた
- 本記事はインディーズ期2曲・メジャー初期9曲・転機2曲・2024年3曲・2025年以降2曲の計18曲を紹介
- 旧版は2020年前後で止まっていたため、2020年以降の7曲を新たに追加
- 2025年2月11日に東京ドーム公演を開催し、全26曲を披露
- 2025年3月12日にアルバム「LEGION」を発売、全15曲
- 2026年にコーチェラへ出演し、北米ワンマンツアーを完走
- 旧版にあった順位と5段階の星評価は廃止し、目的別の判断列に置き換えた
— Djtube 編集部 / 2026.08
※本記事は、配信サービスの公式トラックリスト・レーベル発表・音楽メディアの報道で確認できた事実のみを記載しています。メンバーの私生活に関する記述は行わず、歌詞の逐語引用も行っていません。確認日:2026年8月18日。
