【HIPHOPスラング】エーケーエー（a.k.a）の意味とは？使い方を詳しく解説

「MCバトルやヒップホップの楽曲でエーケーエー（a.k.a）ってよく耳にするけど、どういう意味なんだろう？」

「仲の良い友だちとの会話で使えるスラングなのかな」

記号のような響きのスラングなので、一見意味が分かりにくいですよね。

エーケーエー（a.k.a）の意味は「またの名を」「別名」です。

日本でも有名なラッパーの漢 a.k.a. GAMIもアーティスト名にしていますが、日本語にすると「本名 a.k.a（またの名を） 別名」となります。

日本語のニュアンスでは、あだ名や愛称に近いです。

アメリカのヒップホップだけでなく、日本語ラップでも使われることの多いエーケーエー（a.k.a）について、詳しく解説していきます。

エーケーエー（a.k.a）の意味とは？

基本的に、自己紹介やMCネームにつけることが多い単語です。

ではまず最初に、意味を紹介します。

日本的な表現だとあだ名、愛称が近いニュアンスです。

本名にプラスして、みんなに呼ばれているあだ名や呼んでほしい愛称も一緒にアピールしたい時に使います。

エーケーエー（a.k.a）は何の略？

エーケーエー（a.k.a）はalso known asの略です。

「also 〜 as」は「また〜として」という意味で、そこに「known（知られている）」を付けて生まれた言葉です。

also known asの前後に名詞（名前）が付きます。

エーケーエー（a.k.a）の使い方や例文

意味がわかっても、どのように使えばいいかイメージが湧きにくいですよね。

ここで、実際に日本語に置き換えつつどのように使えば良いのか、日常会話の例文も交えつつ解説していきます。

エーケーエー（a.k.a）の使い方

エーケーエー（a.k.a）の前に本名（正式な名前）、後ろにはあだ名や愛称（呼んでほしい、呼ばれている名前）という使い方をします。

日本語に置き換えると、以下のようになります。

Bの部分は呼んでほしい、呼ばれている名前が来ますが、会社やビジネスなどで使う場合は役職を付けるという使い方もできます。

フォーマルな場面で使うのであれば、部下や同僚などフランクに話せる相手に使ったほうが無難です。

エーケーエー（a.k.a）の日常会話の例文

どのような使い方をするのか、注意点も交えつつ解説しました。

ここで、日常会話で実際にどのように使うのか例文をあげていきます。

自己紹介の時にあだ名を付け加えたり、本名よりもあだ名や愛称が有名な人の話をする時に補足する形で使います。

合コンやフランクなシチュエーションでの自己紹介の際に、自虐ネタのように「本名 a.k.a. 蔑む言葉や名称」や、笑いを取るために「本名 a.k.a. 面白い言葉や名称」といった使い方もできます。

エーケーエー（a.k.a）の例文

日本語ラップでも、かなり頻繁に聞くスラングですが、有名なラッパーはどのようにリリックで使っているのでしょうか。

自分の名前をアピールする以外の使い方もあるので、ラッパーはぜひリリックを作ったりフリースタイルをしたりする時の参考にしてみてください。

単純な自己紹介のような使い方だけではなく、ある物事（名詞以外）を別の言い方に言い換えるときにも使います。

「名詞 a.k.a 名詞」だけでない使い方をすると、リリックや会話での表現にバリエーションが出て面白いです。

エーケーエー（a.k.a）の言い換え表現や対義語

エーケーエー（a.k.a）を他の言葉に言い換えたり、全く逆の意味を持つ対義語はあるのでしょうか。

より理解度を深めるために、更に掘り下げて解説していきます。

エーケーエー（a.k.a）の類義語

エーケーエー（a.k.a）の類義語はニックネーム（Nickname）です。

和製英語としてもポピュラーですし、普通に日常会話でも使いますよね。

改めて意味を紹介すると、本名以外に呼ばれている愛称、あだ名という意味です。

日本語に置き換えても分かる通り、かなりニュアンスの近い言葉です。

エーケーエー（a.k.a）の対義語

エーケーエー（a.k.a）の対義語はファーストネーム（First Name）です。

ファーストネーム（First Name）は日本語で名前、下の名前という意味で、海外でも同じ意味です。

苗字は家族で共有して使うものですが、名前はそれぞれ個人を指すことから「優先される名前（ファーストネーム）」という意味で使われます。

パーソナルネーム（Personal Name）も同義語です。

逆に、日本で言うところの苗字をラストネーム（Last Name）と言います。

エーケーエー（a.k.a）の英語表現と例文

日本語でどのように使うかわかりましたが、実際に英語圏ではどのように使われているのでしょうか。

細かいニュアンスも含め、ヒップホップの楽曲の例文も交えつつ解説します。

エーケーエー（a.k.a）の英語表現

日本語表現としてのエーケーエーを、英語表現に置き換えると以下の通りになります。

カジュアルなシーンで自己紹介のときなどに使うため、そのまま使うと長いため頭文字を取って「a.k.a」と略し、スラングとして定着しました。

読み方は「エーケーエー」で、表記、読み方ともに略して使うのが一般的です。

会社やビジネスなどのフォーマルな場面で使うのであれば、略さず使うほうが無難です。

エーケーエー（a.k.a）の英語表現の例文

やはりアメリカのヒップホップを聴いていると、エーケーエー（a.k.a）は頻繁に耳にします。

実際に有名な楽曲の例文を紹介します。

ヒップホップだけでなく、レゲエやR&Bの楽曲でも使われているほどポピュラーなスラングであることがわかります。

ブラックミュージックが好きな人は絶対に覚えておくべきです。

また、日本語ラップも同様ですが、リリックを理解する上でかなり重要なスラングです。

エーケーエー（a.k.a）のwikiまとめ

今回は以下のテーマで、エーケーエー（a.k.a）について解説しました。

アメリカではブラックミュージックという枠を飛び出し、オーバーグラウンドのアーティストも使うポピュラーなスラングです。

合コンや学校など、フランクな場所でかなり使いやすいことがわかりました。

また、自己紹介以外にも他の言葉に置き換えたいとき、相手をディスるときも使えるので、意外と使い方にバリエーションがあります。

自己紹介のなどで笑いを取りたいときにも使い勝手抜群なので、是非、意味や使い方をマスターして日常会話でバシバシ使ってみてください。

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