目次
中国で規制されているサイトは?
中国で規制されている主なサイトは以下の通りです。
- LINE
- YouTube
- Yahoo!
ニューヨーク・タイムズ
ブルームバーグ
ロイター
日本では当たり前のように使っているLINEや、Yahooのサービスが使えないという点は、ネット閲覧の厳しい他の国との共通点となります。
中国でアクセス可否をチェックできるツール
中国はアクセスが拒否されるサイトやアプリが、日々変動しているようです。
渡航する前に、普段閲覧しているサイトがブロックされているかどうかを日本にいながら確認することができるツールが公開されています。
サイトの名前は「Great Firewall of China」で、使い方は閲覧したいURLを入力して、テキストボックスの右側にあるボタンをクリックするだけです。
このツールの仕組みは、入力されたURLを中国国内にあるサーバーにアクセスして、レスポンス結果をツール側に返却するというもの。
リアルタイムに判定されるので、かなり精度が高いと見て良さそうです。
ネット閲覧の厳しい国・中国でも使えるVPNは?
年々規制を強める中国ですが、現在も一部のVPNを使うことは可能です。現地で使うVPNサービスを選ぶポイントや、各社のサービス比較、気を付けたいポイントについても紹介します。
香港でも規制強化が進む
これまでグレート・ファイアウォールの管理から外れていた香港ですが、2020年6月より「香港国家安全維持法(国安法)」が施行されました。
香港では、ネットの規制が強まるのではないかという恐れから、VPNの需要が6倍以上に跳ね上がったことを、「アトラスVPN」が公表しています。
中国でVPNを選ぶポイント
- 中国のVPN規制に迅速に対応できること
- 快適な通信速度
- サポート体制
一般的に海外でVPNを選ぶにあたりで大事なポイントは、通信速度や24時間サポート体制などが挙げられます。
中国のVPN規制は日々流動的であるため、突然使えなくなってしまったという事態に対し迅速な対応を取れることが最も重要なポイントです。
中国で使えるおすすめのVPN
中国のVPN規制に対して安定した対応実績を持っているのが
MillenVPNは日本企業のサービスで、日本語サポートを受けられる点、安価な価格、ノーログポリシーが魅力です。VPN初心者に向いているといって良いでしょう。
VPNを使って日本のサイトにアクセスする方法
中国からVPNを経由して日本のサイトにアクセスする方法は、契約のプロセスや準備に関しては各社違いがありますが、それ以降の方法は概ね変わりません。
スマホの場合は、以下のような方法で日本のサイトにアクセスします。
- VPNアプリを起動しログイン
- メニューから日本のサーバーを選択
- 日本のサイトを表示
Windowsのパソコンの場合は、設定メニューからVPNの設定を行う方法や、ブラウザからログインする方法があります。
VPNを使う時に気を付けたいこと
中国からVPNを利用する際に、気を付けたい点があります。旅行やビジネスで駐在する際には事前に確認しておきましょう。
- 渡航前の契約がおすすめ
- 突然使えなくなることも
- 無料のVPNは規制により使えない
渡航前の契約がおすすめ
海外で利用する前提の場合は、現地でVPNサービスを選ぶことも可能ですが、中国ではVPNサービスの契約自体が難しい可能性が考えられます。
このためVPNの契約は日本で済ませておくことが望ましいでしょう。
突然使えなくなることもあるが、有料のVPNなら安心
日々規制を強化する中国ではVPNが突然使えなくなるという報告がツイッター上で上がっています。
もちろんVPNサービス側でも、様々な工夫を凝らしているようですが、使えなくなってしまうと日本をはじめ海外のサイトにアクセスできません。
中国でVPNを使う頻度が高い場合は、可能な限りメインのVPNの他に、サブのVPNを用意することをおすすめします。
仮に規制されても直ぐに対策してくれるのでMillenVPNであれば安心です。
無料のVPNは規制により使えない
以前は中国でも無料のVPNを利用することができましたが、2017年6月に施行されたサイバーセキュリティ法により、VPN業者に対する規制が厳しくなっていきました。
現在、中国では無料のVPNを使うことができないようです。それどころか、有料で提供されているVPNも規制の対象になっています。
中国国内サイトでもVPNを使うべき
中国のサイトを閲覧する際でもVPNを使うことをおすすめします。本来VPNはセキュリティ対策として利用するのが本来の目的です。
中国で検索エンジンを使う際に特定のキーワードが検閲作動のトリガーとなり、政府のブラックリスト入りする可能性があります。
トリガーとなるキーワードは、台湾問題や犯罪、習近平関連、過去の事件などがあるようです。
日々国内の情勢からブラックリスト入り対象のキーワードは変動していきますので、VPNを使うことで無用なトラブルを回避しましょう。