Novel Coreプロフィール・生い立ち
Novel Core(ノベルコア)は、東京都板橋区出身のラッパー・シンガーソングライター。Core-boyとして高校生ラップ選手権で優勝し、ZeebraのGRAND MASTERを経て、2020年にBMSGの第一弾アーティストとなった。ラップと歌、ヒップホップとロックを行き来し、ライブ演出や衣装、アートワークも自ら手がける。2026年はアルバム「PERFECTLY DEFECTiVE」、KERENMIとのEP「チート」、初のライブアルバムを発表。10月には「BLACK TiE TOUR 2026」が始まっている。
CHAPTER 01Novel Coreのプロフィール|本名・年齢・出身・身長
Novel Coreは2001年1月18日生まれ。2026年10月時点で25歳になる。2016年4月にCore-boy(コアボーイ)として活動を始め、2018年に現在の名前へ改名した。音楽に加え、ライブの総合演出、スタイリング、アートワークのデザインにも関わっている。
身長は171cmという推定値で紹介されている。本名・血液型・現在の婚姻や子供について、確かな公表情報は確認できていない。学歴は本人が高校を1年で中退したと語っているが、学校名までは明らかにしていない。活動情報はNovel Core公式サイトで案内されている。
BMSGは所属先、B-MEはメジャーデビューしたレーベルである。2018年から2020年にかけて所属したGRAND MASTERとは時期が異なる。また、SKY-HI、Aile The Shota、edhiii boi、REIKOとともに活動するBMSG POSSEと、ライブを支えるハウスバンドTHE WILL RABBITSも別の集まりだ。
Novel Coreの名前の由来|Core-boyから残した「Core」
Novelは「革新的な」、Coreは「核」を意味する。既存の概念にとらわれず世界の核になる、という意思を込めた名前だ。2018年のインディーズデビューに向けてCore-boyから改名した際も、Coreという言葉は残した。ラップだけに表現を限定しない現在の活動にも、その名づけ方は重なる。
CHAPTER 02Novel Coreの生い立ち|指揮者の夢からラップへ
最初に目指した職業は、ラッパーではなくオーケストラの指揮者だった。中学の合唱コンクールで指揮を担当し、音楽をまとめる面白さを知ったという。一方、音楽大学へ進むための費用や学力を考え、その道は断念した。母子家庭で育ったと紹介されてきたが、家族の事情を現在の暮らしにそのまま当てはめることはできない。進学に関わる経済的な難しさについては、本人も取材で語っている。
幼い頃から母の好きなロックに触れ、姉を通じてボーカロイドや歌い手の音楽も聴いた。高校時代にはYouTubeでヒップホップに出会い、自分でもラップを始める。家では壁に向かい、自分と対話するようなイメージで言葉を出して練習した。人前で話すのが得意だったから始めたというより、まず一人で技術を積み上げた出発点がある。
高円寺のサイファーに参加し、渋谷駅周辺でもフリースタイルを重ねた。サイファーは、複数のラッパーが輪になって即興のラップを回す場のこと。自宅での練習と、相手のいる現場を往復しながら腕を磨いた。読書によって語彙や言葉の引き出しを増やすことも、実力を伸ばす方法として挙げている。
CHAPTER 03Novel Coreの人物像|ファッションと交友関係
Novel Coreのファッションには、ストリートの服とロックのスタイリングの両方がある。高校1年生頃から服に興味を持ち、雑誌や海外のラッパーのInstagramを見て、ブランドやデザイナーを覚えていった。好きな服を自分で選ぶ姿勢は、ステージ衣装まで手がける現在にもつながっている。
DIESELは以前から好むブランドで、DIESEL SHIBUYAへ通っていたという紹介もある。GUCCIではサングラスやベルトなどの小物を選び、細部の作りやデザインのコンセプトに惹かれている。ほかにHIPANDA、FR2、Off-White、Emergenci、LIBEREなどが着用・愛用ブランドとして挙がる。これらは過去のファッションを知る手がかりであり、現在の契約先や着用頻度を示す一覧ではない。
2020年のFINEBOYS Onlineの取材では、NUBIANでよく買い物をすると説明している。参考にする人物は、米オハイオ州クリーブランドを地元とするラッパー・俳優のマシン・ガン・ケリー。ロックな着こなしを好み、同じ服をそろえるだけでなく、似たアイテムや組み合わせを試していた。現在はFERRAGAMOやETROのモデルにも起用され、服を着る側から表現する側へ活動の幅が広がっている。
お金持ちと言われる理由|服の選び方と、資産は別の話
高価なブランドを着る姿から、Novel Coreの経済力が気になる人もいるだろう。ただし、資産や年収を確定できる公表資料はなく、服装だけで裕福さは判断できない。過去の紹介にはジャケット6〜7万円、デニム6万円という価格例もあるが、個別のアイテムの値段と本人の所得は別の数字だ。
FINEBOYS Onlineでは、気に入ると値段を見ずに会計を済ませ、帰宅して財布の中身に驚くこともある、と買い物の仕方を語った。高いか安いかよりも、自分が好きな服を着る楽しさを重視している。価格を気にしないというエピソードを、無尽蔵の資産がある証拠として読むのは行き過ぎだ。
音楽活動では、アルバムの主要チャート1位、武道館の完売、アリーナ単独公演、Zeppなどを巡る全国ツアーという実績を重ねている。公式プロフィールは、これまでのアルバムが各主要チャートで1位を獲得したと紹介している。ただし、これを全作品が同じ週間チャートで首位になったという意味や、服の購入資金の出どころを証明する情報には置き換えられない。
目の下について本人が語ったこと
目の下の色については、2020年1月20日の本人ブログに説明がある。幼い頃から目の周りの皮膚が弱く、こすった刺激が色素沈着として残る体質で、両親からの遺伝だと本人は述べた。ファンが体調を心配したことへの返答で、当時は健康だとも伝えている。この発言は、その時の本人による説明であり、現在の健康状態を第三者が診断するものではない。
今はこれも俺らしいなって思う
Novel Core / 本人ブログ「第3話、ありがとう!」
中学生頃には悩んだものの、ステージの照明で目立たなくなることを、自分が舞台に立つ人間であると前向きに受け止める理由にもしていたという。ブログの時点では約3年前から好きになったとも書いている。外見の特徴を病気の噂へ結びつけるのではなく、本人がどう受け止めてきたかを読むべき話だ。
Novel Coreと交流のあるラッパー
先輩では、早くから活動を支えたZeebraと、BMSGを主宰するSKY-HIが大きな存在だ。同世代では、百足とInstagram Liveを行うことがあり、HARDYとは本名で呼び合うほど近い間柄として紹介されてきた。公に確認できない本名そのものを、交友関係から推測する必要はない。
高校生ラップ選手権で対戦したMOGURAも、当時の試合を振り返っている。次の動画はMC MOGURAのチャンネルによる「例の試合の振り返り(前編)」。対戦相手の側から過去のバトルをたどる映像だ。MOGURAがSNSで冗談めいた返信を送り、真面目に返されたというエピソードも紹介されているが、それだけでNovel Coreの普段の性格を決めつけることはできない。
CHAPTER 04Novel CoreのMBTI|INFJという推定の根拠と限界
編集部では、Novel Coreの公開活動から連想するMBTIをINFJ(提唱者タイプ)と推定する。ただし、本人の検査結果や自己申告を確認したものではない。音楽上の判断や人前での振る舞いを、日常の性格そのものと同一視はできない。
推定の理由は、名前に込めた理念を軸に、音楽・衣装・アートワーク・ライブを一つの表現としてまとめている点にある。客席にもアクティブゾーンやセーフティーゾーンを設け、聴き手の違いを考えた場を作る。構想を持ち、それを他者に届く形へ整えるという読み方ができる。
壁に向かう独学や読書による語彙の蓄積には、一人で考えて準備する側面が見える。一方、バトルで先攻を選ぶ戦略や大規模ライブで観客を動かす姿は、内向性の証拠にはならない。外へ働きかける面を重く見るならENFJという見方もあり、職業上の技術からタイプを確定することはできない。A・Tまで細かく分類できる根拠もないため、ここではINFJという編集上の仮説にとどめる。
CHAPTER 05Novel Coreの活動歴|高校生ラップ選手権からBMSGへ
高校生ラップ選手権|2017年に準優勝と優勝
Core-boyの名が広まる契機となったのが、高校生ラップ選手権だった。2017年3月の第11回では、1回戦から決勝まで全試合が延長にもつれた末に準優勝。同年8月の第12回では優勝を果たす。2016年10月22日の戦極MCBATTLE×池袋パルコ ROOFTOP MCBATTLEでは、MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻やPONYとの対戦も注目された。
その後、第15回、令和元年スペシャルトーナメントとなった第16回にも出場し、フリースタイルダンジョン、凱旋MC BATTLE、U-22 MC BATTLEでも経験を重ねた。以下はスカパー!公式の「第15回高校生RAP選手権in TOKYO Novel Core 紹介動画」で、第11回の決勝そのものではない。大会を経て音楽活動へ進む頃の姿を知る導線になる。
高校生ラップ選手権は自分を広く知ってもらうための通過点、という考え方を持っていた。バトルの勝敗だけを活動の目的にせず、音源へ進んだところに、その後のキャリアへのつながりがある。

Zeebraとの関係|血縁ではなく音楽の先輩
Novel CoreはZeebraの実子として活動しているわけではない。二人の接点は音楽にあり、2016年に広尾中学校で開かれたハロウィーンイベントで出会ったと紹介されている。2017年にはZeebraが立ち上げたヒップホップ専門ラジオ局WREPの最年少パーソナリティーとなり、2018年11月にGRAND MASTERと契約した。
バトルでZeebraの「倅」と表現したことが、息子という噂につながったとされる。ただし、2017年の第11回大会の時点ですでにGRAND MASTERと契約していた、という説明は契約時期と合わない。音楽上の後継者や身近な後輩という文脈と、実際の親子関係は区別したい。

BMSG移籍と「SOBER ROCK」でのメジャーデビュー
2020年9月、SKY-HIの新会社BMSGの第一弾アーティストとして発表された。GRAND MASTERを離れ、BMSGとavexの共同レーベルB-MEから、10月16日に「SOBER ROCK」でメジャーデビューする。信頼する先輩のもとでデビューできることを誇りに思う、という本人の言葉にも、SKY-HIとの関係が表れている。
BMSG移籍は、バトルをやめたから歌手になった、という単純な区切りではない。インディーズ期から歌とラップを行き来しており、その表現をより大きな制作体制で進める転機だった。2024年1月には日本武道館の単独公演を完売させ、2025年2月には初のアリーナ単独公演へと進んでいる。
「月とオオカミちゃんには騙されない」とHinaとの共演
2020年1月から放送されたABEMAの恋愛リアリティーショー「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演。番組ではFAKYのHinaに思いを伝え、告白が成立した。その後の私生活を、番組の結末だけから推測することはできない。音楽では同年12月に「天気雨 feat. Hina (from FAKY)」を発表し、共演が続いた。
番組の出演者たちへの思いを曲にしたのが「I KNOW IT WOLF」だ。本人はブログで、特定の一人だけではなく、自分を含む11人に向けた曲だと説明している。恋愛番組の印象だけで、作品を一組の交際や別れの記録に限定しないことが大切になる。
CHAPTER 06Novel Coreの現在|2026年の作品とライブ
2026年10月19日(日本時間)時点、Novel Coreは新作の発表とライブ活動を並行している。1月14日にはメジャー4作目のアルバム「PERFECTLY DEFECTiVE」をリリース。5月20日の「名前」は映画「名無し」の主題歌で、6月24日にはJESSEとJUBEEを迎えた「ビリビリ -Remix-」を発表した。
| 発売・開始日 | 作品・公演 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 2026年1月14日 | PERFECTLY DEFECTiVE | メジャー4作目のスタジオアルバム |
| 2026年5月20日 | 名前 | 映画「名無し」主題歌 |
| 2026年6月24日 | ビリビリ -Remix- feat. JESSE (RIZE / The BONEZ), JUBEE | 客演を加えたリミックス |
| 2026年7月29日 | F4K3 | KERENMIとのEPから先行配信 |
| 2026年8月26日 | チート | KERENMI×Novel Core名義の3曲入りEP |
| 2026年9月16日 | PERFECTLY DEFECTiVE TOUR 2026 (Live at 豊洲PIT 2026.6.26) | 初のライブアルバム、全26曲 |
| 2026年10月15日 | BLACK TiE TOUR 2026開幕 | 全国5都市8公演のライブハウスツアー |
「チート」は蔦谷好位置のプロジェクトKERENMIとの共同名義で、「ええっしょ」「F4K3」「スクラップヒーロー」を収録する。一方、9月の作品は既発曲のライブ録音であり、新しいスタジオアルバムではない。ソロ、共同EP、ライブ盤を分けてたどると、2026年の活動が見えやすい。
6月26日の豊洲PIT公演では全27曲が披露されたと公演レポートにあり、後に配信されたライブアルバムの収録は26曲。公演全体の曲数と、発売された音源の曲数は同じではない。客席には、激しく楽しむアクティブゾーン、自分のペースで観るセーフティーゾーン、指定席、ファミリーエリアが設けられた。音楽のジャンルだけでなく、ライブの楽しみ方も一つに限定しない試みだった。
「BLACK TiE TOUR 2026」は、10月15日の渋谷WWW Xでmuqueとの対バンからスタート。翌16日はメジャーデビュー6周年当日のワンマン公演で、東京2公演は完売した。THE WILL RABBITSには、このツアーからベーシストの後藤マサヒロがサポートメンバーとして加わった。確認時点で今後の予定は10月23日・長野、24日・岐阜、11月4日・大阪、22日・東京で、最終日は25歳以下と26歳以上に分かれた2公演となる。
本人はこのツアーを、メインストリームの中心に自分のミクスチャーを届けるための段階と位置づけている。ハウスバンドとは、ライブで継続して演奏を担うチームのこと。THE WILL RABBITSとともに、生演奏を含む編成で表現を広げている。公演の最新案内は公式ニュースで確認できる。
CHAPTER 07Novel Coreのラップスタイル|滑舌とミクスチャー
Novel Coreのラップを聴くうえで注目したいのは、言葉の聞き取りやすさと、リズムの細かさを切り替えるところだ。速いフレーズでも輪郭を保ち、強く言葉を打ち出すラップから、透明感のある歌やささやくような表現へ移る。バトル時代の技術と、歌で感情を運ぶ方法の両方が持ち味になっている。
ビートアプローチは、トラックのリズムに言葉をどう乗せるかという技術を指す。倍速で細かく刻む処理や、じゃんけんに勝っても先攻を選んで自分の流れを作る選択には、勢いだけではない組み立てがある。冷静な計算と熱量の両方を見たい人には、百足とのU-22 MC BATTLE FINAL 2019の対戦が一つの入口になる。次の映像は2019年8月16日の試合を戦極MCBATTLEが公開したものだ。
音源ではヒップホップを土台に、ロックやポップスを取り込む。こうした複数のジャンルを混ぜた音楽性を、ミクスチャーと呼ぶ。バトルの攻撃的な姿だけを期待すると、メロディーを前に出した曲に驚くかもしれないが、どちらかを捨てたのではなく、曲ごとに表現の幅を使っている。
CHAPTER 08Novel Coreのおすすめ曲|初期作品から2026年の新曲まで
初期の3曲に、BMSG移籍期の2曲、2026年の2曲を加えて紹介する。バトルの印象から入るなら「Metafiction」、歌と言葉の距離を知るなら「I KNOW IT WOLF」、現在へ進むなら「名前」と「ええっしょ」を聴き比べたい。
Metafiction|部屋の景色から始まるデビュー曲
「Metafiction」は2018年12月5日発売のインディーズデビューシングル。GRAND MASTER TVが公開した公式MVは、その前日の12月4日公開である。CHIVA from BUZZER BEATSが音楽を手がけ、ロックの荒々しさに苦悩と希望を重ねた、改名後の名刺代わりの曲だ。
ここでは大きな会場より先に、部屋の中の身近な物が出てくる。マイクがなくても音楽を想像し、日常の景色をステージへ置き換える視点がある。成功した後の強さを誇示するだけでなく、まだ何者でもない自分から始めているからこそ、後の武道館やアリーナまでの距離が伝わる。
I KNOW IT WOLF|11人へ向けた、変わらない光
「I KNOW IT WOLF」は2020年4月1日発売の1stアルバム「WCMTW」に収録。公式MVは3月28日公開で、曲名は「I KNOW THE WOLF」ではなく「I KNOW IT WOLF」だ。KMのトラックに乗せ、「月とオオカミちゃんには騙されない」で過ごした時間を歌っている。
嘘や涙に気づいたとしても、相手を照らす存在でありたいという願いが軸にある。本人がブログで説明した対象は、番組をともにした11人。疑う仕組みのある番組に対し、そこで生まれた感情まで偽物にはしないという読み方ができる。特定の相手への告白曲と決めつけるより、仲間全体へのまなざしとして聴きたい。
I Think I Guess|今日の不運と、明日への頼み事
「I Think I Guess」の公式MVは2020年2月23日公開。ABEMA「ハイスクールダンジョン」のエンディング曲で、のちに「WCMTW」に収録された。こちらもKMが音楽を担当しており、傷ついた気持ちから明日への希望をつなぐ初期の歌ものとして聴ける。
神様に文句を言いながら、最後には翌日の味方でいてほしいと頼む。強がりだけでも、前向きな結論だけでも終わらないところが、この言葉の親しみやすさだ。バトルでは相手に言い返す言葉が、ここではうまくいかない毎日を持ちこたえる言葉へ変わっている。
SOBER ROCK|BMSGから踏み出す、自分らしい生き方
「SOBER ROCK」は2020年10月16日のメジャーデビュー曲。以下はNovel Core公式チャンネルのMVで、SOURCEKEYがプロデュースし、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也がギターに参加した。新しい所属先の看板だけでなく、ラップとロックを交差させる本人の方向性を示した一曲だ。
他人の指図ではなく自分の生き方を選ぶという言葉は、移籍やデビューという転機と重なる。ただし、単に一人で勝つという歌としてではなく、違う音楽性を組み合わせながら自分の場所を作る姿勢として読むと、その後のミクスチャーへ続く意味が見えてくる。
天気雨 feat. Hina (from FAKY)|手放すことも含めた思い
「天気雨 feat. Hina (from FAKY)」は2020年12月23日発売。番組で出会ったHinaとの共演を、音楽作品として聴ける公式MVである。作詞はNovel CoreとHina。二人の声がある曲だからこそ、歌の中の関係と実生活の交際を同じものとして扱わずに聴きたい。
手を離す行為を、冷たさだけでなく相手への思いと重ねる言葉になっている。晴れと雨が同時にある題名のように、別れの寂しさと相手を大切にする気持ちは両立する。この一節は楽曲内の関係を読む手がかりであり、二人の私生活の結末を示す証拠ではない。
名前|言葉にならない感情に呼び名を与える
「名前」は2026年5月20日リリースの映画「名無し」主題歌。以下は公式公開された6月26日・豊洲PIT公演のライブ映像で、スタジオMVではない。9月16日発売のライブアルバムにも収録されている。作詞はNovel Core、作曲はNovel Core、Yuki Uchimura、Yuya Kumagai、Masahiro Gotoh、Hibiki Sato、JUGEMの共同クレジットになっている。
涙を単に悲しいと決めつけず、その感情に呼び名を求めるところが印象的だ。歌詞を読むと、まだ整理できないものを言葉へ変えようとする切実さがある。初期の「I Think I Guess」が明日の味方を求めたのに対し、ここでは今ある感情をどう受け止めるかが前に出る。上の映像はライブ版なので、配信シングルと同じ録音ではない。
ええっしょ|クラシックとユーモアを混ぜる共同作
「ええっしょ」は、2026年8月26日発売のKERENMI×Novel Core「チート」のリード曲。以下はKERENMI – Topicで配信されている公式音源で、実写MVではない。グリーグ「山の魔王の宮殿にて」をサンプリングし、クラシックとブレイクコア、ロック、ヒップホップを組み合わせる。作詞は雄大とNovel Core、作編曲はKERENMIと永澤和真が担当した。
飴をなめる動作と、世の中をなめる態度を重ねた言葉遊びがある。一方、曲全体では不安や助けを求める気持ちも顔を出すため、ひたすら強気な歌ではない。弱さを抱えたまま軽口をたたいて進む、その振れ幅が共同EPの面白さだ。作詞を本人一人の言葉とせず、共作ならではのユーモアとして受け取りたい。
「CORE OF THE」と、作品を選ぶときの目安
2019年3月20日リリースの1st EP「CORE OF THE」は、「Message」「Flex Zone」「Yahweh」「Love Yourself」の全4曲を収録した配信作品。他人の言うことに気を取られすぎず、自分を愛するというコンセプトを持つ。初期の考え方をまとめて知りたいときに適した一作だ。
ロックの荒さから入りたいなら「Metafiction」、メジャーデビューの転機なら「SOBER ROCK」、番組の記憶と言葉の関係なら「I KNOW IT WOLF」が入口になる。現在のバンドを含む表現は「PERFECTLY DEFECTiVE」と豊洲PITのライブ盤で追える。ブーンバップや地下の現場の質感だけを求める人には、歌やポップスの比重が大きく感じられるかもしれない。その違いを欠点と決めるより、時期や曲ごとの振れ幅として聴くほうが、この人の音楽をつかみやすい。
CHAPTER 09Novel Coreに関するよくある質問
CHAPTER 10まとめ|Core-boyから続く、自分の表現へのこだわり
Novel Coreの歩みには、指揮者を目指した中学生、一人で壁に向かってラップを練習した少年、バトルの優勝者、バンドと大きな会場に立つアーティストという複数の顔がある。GRAND MASTERとBMSGで出会った先輩たちの存在も、その転機を支えてきた。
改名してもCoreを残し、歌やロック、服、会場づくりまで表現を広げた。2026年の共同EPやライブ盤も、単に曲数を増やしたというより、その幅を別の形で聴かせる作品だ。初期の部屋の景色から、さまざまな人が一緒に楽しめる客席まで。自分の表現を広げながら、聴き手の居場所も作ろうとしているところに、Novel Coreの現在がある。

まとめの記載有難うございます!
ご本人が身長171センチとおっしゃっていたので、お手隙の際に身長の訂正をお願いいたします(^^)
コメントありがとう御座います。
ご指摘頂いた点、修正いたしました。